わたしはかもめ2004年鴎の便り(8月)

便

8月21日

千葉ロッテ6−2福岡ダイエー(千葉マリン)

ロッテは今季7度目の4連勝で、対ダイエー戦の勝ち越しを決めた。ロッテは2回、今江のプロ初となる1号ソロと里崎の5号2ランで3点を先制。さらに4回には初芝の6号ソロ、5回に西岡の6号ソロなどで着実に点を重ねた。ロッテ先発のセラフィニは7回を2失点に抑え、対ダイエー3連勝。3位日本ハムとのゲーム差を0.5と縮めた。ダイエー先発の神内は4回を4失点でプロ初黒星を喫した。ダイエーは9安打を放つも10残塁で、チームは今季2度目の4連敗。

123456789R
福岡ダイエー0000020002
千葉ロッテ03011010x6
今江
「やっと出ましたよ。3年掛かりました。ホームランだから(スイングが)思い切り良く見えたと思うけれど、自分ではまったく覚えていないんですよ(笑)。二塁打は理想にしているバッティング。2打席目にチェンジアップをレフトフライにしたんで、自分のバッティングを取り戻そうと意識しました。ボールは手元に来ました。両親にプレゼントします。まあ、いつかは出るだろうと開き直ったところはありましたね。ファームでも1本出て、続けて出るというものではなかったです。でも、勢いに乗って、2本、3本と打っていきたいですね。」
里崎
「(ホームランは)2アウトだったからね。もちろん狙ってましたよ。ストレートを上手く持っていけました。(犠牲フライは)3点差と4点差とでは大違い。しかも、追い上げられていたから、ここで1点取ると突き放すことにもなりますから。最低でも外野フライと思っていたのですが、甘いカーブが入ってきて、しっかり右に持っていきました。上手く打てて良かったです。あの右へのバッティングが僕の持ち味だから(笑)。チームの迷惑をかけたので、これからしっかり取り返さないと。頑張ります。」
初芝
「上手く上から叩く事ができました。打った瞬間は行くかなと思ったんですが、滞空時間が長ったので心配したよ。本塁打になって良かったです。」

ページトップ

ロッテ好調、後半戦勝率6割強だ [スポニチ]

ロッテは先発のセラフィニが7回2失点と好投すれば、打線は4本塁打で4連勝。今季ダイエー戦13勝9敗2分となり勝ち越しを決めた。「ホームランで勝つのは本来ダイエーのパターンだけど、今日はよく打った」とバレンタイン監督も満足げ。後半戦の勝率.633はリーグトップと調子を上げ、3位・日本ハムに0.5ゲーム差。プレーオフ進出圏は目の前だ。

◇今江プロ1号

ロッテは3年目の今江が2回、プロ入り1号となる先制ソロ。京都のボーイズリーグで対戦したというダイエー・神内の141キロの直球を左翼席に運んだ。「無我夢中で、打ったコースも覚えてません」と興奮。両親に贈るという記念のボールも「拾ったのはダイエーの応援団長で、周りの人に見せていて回収が遅れた」が、無事にゲットし、最高の笑顔を見せた。

ページトップ

ロッテが3位に0.5差!今江プロ入り初本塁打[サンスポ]

3年目の20歳・今江がプロ入り初本塁打。「ホント、やっとという感じ。打ったコースも覚えてないくらい無我夢中でした」と喜びを爆発させた。京都の中学時代、ボーイズリーグで対戦経験のある、同い年の神内から1発。「(前日)真っ直ぐでいくぞって話してたのに、初球カーブが来たから、何しとんのや!と思いましたよ」。これでダイエー戦の勝ち越しが決定。3位・日本ハムにも0.5ゲーム差に詰めより、バレンタイン監督は「選手全員が勝利に貢献してくれている。(今江、西岡ら)若手の活躍はすばらしいこと」と目を細めていた。

初芝
「打った瞬間、いくかなと思ったけど、滞空時間が長くて心配したよ。」(2ヶ月ぶりの1発)

ページトップ

3年ぶりダイエーに勝ち越し[ニッカン]

◇熱パの主役に急浮上!!

ロッテが4連勝で、借金を5月1日以来となる「2」まで戻した。3年目今江のプロ初アーチなどで優位に試合を進め、首位ダイエーに快勝。そのダイエーに3シーズンぶりの勝ち越しを決めた。3位日本ハムとも0.5ゲーム差。例年、8月以降に無類の強さ?を発揮するだけに、プレーオフ進出争いはし烈を極めそうだ。そのダイエーに、西武がゲーム差なしで接近するなど、球界再編のカギを握るパ・リーグ「現場サイド」の戦いが熱くなってきた。

◇3年目今江1号

記憶がブッ飛んだ。それほど嬉しかった。2回裏2死。今江は内角低めの141キロ直球を迷わず振り抜いた。「どこのコースだったとかあまり覚えてないんですよ」。だが「練習の虫」でならすプロ入り3年目の体が、勝手に反応した。打球は美しく高い弧を描いて左翼中段にスタンドイン。試合後のお立ち台では「ホント待たせてすいません」という歓喜の雄叫びがこだました。

今江のプロ初アーチが打線を乗せた。里崎、初芝、西岡が、どでかいアーチで続いた。先発のセラフィニは首位チームから3勝目。プレーオフ進出のため、相手打線を分析してきたアナリストのプポ氏も「こっちがダイエーみたいだったよ」と、5回終了後の花火ばりに乱れ飛んだアーチ攻勢に笑顔を見せた。

これで今季のダイエー戦勝ち越しが決定。日本ハムにも0.5ゲーム差に迫った。バレンタイン監督は「我々の使命はプレーオフに出ることだから」と、プレーオフそのものについては発言を避けた。シーズン3位のチームが日本シリーズに出てもいいのか…。そんな否定する声もあった。だが、それもプレーオフ制度の醍醐味。実施が決まった以上、それに乗らない手はない。ダイエーに対し、精神的優位に立ったのは間違いない。

本塁打を打った神内と、京都の中学時代に対戦したことがあるという今江は「昨日『真っ直ぐでいくぞ』って言われたのに、初球カーブだったから、何してんねんと。でもきっちり直球を打ちました」とニヤリ。バレンタイン監督も「選手の初ものを見られるのは監督みょうりに尽きるね。西岡と2人でホームランで勝利に貢献してくれるなんて素晴らしいよ」と称えた。若手も成長し、いよいよプレーオフ進出に値するチームになってきた。

里崎
「甘く入ったごっちゃんカーブでした。」(2回2死一塁から5号2ラン)

ページトップ

今江&西岡の若手が1発!ロッテ4連勝[ニッカン]

ロッテが4連勝で、3位の日本ハムを0.5ゲーム差まで追い上げた。首位ダイエーにも3年ぶりの勝ち越しを決めたバレンタイン監督は「今、我々に託されている第1の仕事はプレーオフに進出すること」と興奮した気持ちを抑えるように話した。

2回に3年目の今江が左翼席へプロ1号ソロを放ち、チームに勢いをつけた。「打ったコースも覚えていないくらい、無我夢中で走った」と記念の1発を振り返った。5回には2年目の西岡が右中間へ6号ソロで続く。「今江さんが打っていたので、負けないように打ってやろうと思った」と声を弾ませた。今江と西岡。バレンタイン監督が将来を見据え、今シーズン途中から我慢して起用してきた秘蔵っ子達だ。指揮官は「昨秋のキャンプで2人を見たとき、必ず1軍に上がって貢献してくれると思っていた」と目を細めた。

ページトップ

本拠観客動員更新、ピカチュウ来る!!

千葉マリンにピカチュウがくる!22日のダイエー戦で最多観客動員数を行進する見通し。記念セレモニーの一環として、ピカチュウが千葉マリンを訪れる。ロッテ営業関係者は「球場の外ではピカチュウと握手ができますよ」とアピールした。

ページトップ

「もう1つの合併」予定通り9・8発表[ニッカン]

◇瀬戸山代表明言

ロッテの瀬戸山隆三代表は21日、千葉市内の球団事務所で「もう1つの合併」が9月8日のオーナー会議で表面化するとの見解を示した。「8日に(球団名が)出る予定で、ずっと来てるから。うまく収まるようにね」と明言した。

「もう1つの合併」については、16日の12球団代表者会議でセ・リーグ側から「9月8日」を代務リミットとすることを申し入れられ、一部球団からは、その前段の会議(12球団代表者会議、実行委員会など)で表出する必要性の声も出ていた。その後、西武星野代表が、オーナー会議で合併球団が表面化しても来季1リーグ制移行は可能、小池パ会長も9月8日以降のオーナー会議開催も可能、との見解を示していた。瀬戸山代表のコメントは、パ側の総意をあらためて示す形となった。

仮にパが4球団になった場合でも、セ球団から1リーグ移行反対の声が上がる可能性はある。それに対しても同代表は「異議があるチームは出てくるかもしれない。その時は継続審議もしていかないと。(合併が2組できても)ちゃんと落ち着いた訳じゃないんだから」とセ側への配慮を見せつつも、あくまで1リーグへの移行を強調していた。

◇会談内容ヒミツ

オリックス小泉球団社長と西武星野球団代表がこの日、オリックス−西武戦が行われたヤフーBBスタジアムで1時間会談した。ともに23日の12球団代表者会議に出席するだけに会談内容に注目が集まったが、小泉社長は「内容は話せません」。星野代表も「茶飲み話だよ」とはぐらかした。

ページトップ

「プロ野球を考える弁護士有志の会」が合併反対署名活動[サンスポ]

近鉄とオリックスの合併問題に異議を唱える大阪の弁護士グループ「プロ野球を考える弁護士有志の会」が21日、大阪市のJR大阪駅前で合併反対を訴える署名活動を行った。日本ハム戦(大阪ドーム)を終えた近鉄の選手ら約30人も参加。礒部選手会長らが通行人に署名を呼び掛け、約1時間半で2000人を超える署名が集まった。礒部会長が「反対運動を続けていきます」と挨拶すると、ファンらから「諦めるな」「応援してるぞ」と声が飛んだ。弁護士有志の会は今月末までに合併や球団再編に反対する意見書を、根来泰周コミッショナー宛に送る。

ページトップ

総勢115人、近鉄選手会が大阪で署名活動[ニッカン]

近鉄選手会が21日、大規模な合併反対署名活動を行った。参加したのは日本ハムとのデーゲームを終えた1軍選手と2軍を加えた60人、大阪弁護士会の有志25人、さらに「存続を訴える会」のメンバー30人。大阪駅前の繁華街で署名協力を呼びかけ、約1時間で2000人もの署名を集めた。礒部選手会長は「弁護士さんにも応援していただき、とても意味のある活動ができた。これからもバファローズ存続のために頑張ります」と声を張り上げた。また全面支援に乗り出した辻口信良弁護士は「オーナーは本当に野球を愛しているのか。プロセスを踏まないまま合併が進むのはおかしいし、協約にもあるように特別委員会を設置して話し合うべき。コミッショナーは我々、法曹界の先輩ですが、もっと指導力を発揮して欲しい」と話し、30日の実行委員会をメドにコミッショナーに意見書を提出する計画も明かした。

ページトップ