ロッテが延長戦を制し9度目の3連勝で4月10日以来の貯金を1とし、4位日本ハムとのゲーム差を2に広げた。ロッテは、9回フランコの適時三塁打で同点に追いつくと、延長12回に里崎と西岡の適時二塁打で2点を奪い勝ち越しに成功、そのまま逃げ切った。4人目に登板した小林雅が7勝目を挙げた。
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 4 |
大阪近鉄 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
日本代表の守護神が“駆けつけ勝利”を飾った。この日、小林雅が球場入りしたのは、試合開始とほぼ同時刻の午後2時ごろ。もちろんゲーム前練習はできなかった。だが「僕の場合、こういう場面の方が気合が入るので」と、延長11回裏からいきなりマウンドに上がった。
その回を3者凡退に仕留め、12回表の味方の勝ち越しにつなげた。疲れが残る体ながら最速は152キロを記録し、登録即今季7勝目を挙げた。試合後は「まさかこんな展開になるとは。でも準備はしてました。時差ぼけはもう大丈夫ですよ」と、笑顔を見せた。
緊張する場面であるほど力を発揮するタイプだ。独特の体を揺するセットポジションがボークを取られる可能性があるため、国際試合では動きのないセットに変える。それでも五輪予選から活躍し、胴を獲得したアテネでの3位決定戦・カナダ戦で見事に試合を締めた。メダルという1つの目標は達成した。今後は「チームの優勝しか考えていません」という、五輪前の言葉を実践するだけだ。
ロッテの指定席に、守護神が帰ってきた。延長12回のマウンド。星野を三振で仕留めて、いつも通りのハイタッチを交わした。アテネから凱旋した翌日に即登録。疲れをものともせずに同点の延長11回からの2イニングをゼロで封じ、救援7勝目を挙げた。
「時差ボケを感じるほどでもない。いきなり大事なところだったけど、そのぐらいの方がいい」この日朝、新幹線に飛び乗って大阪入り。スーツケースを抱えたまま大阪ドームに到着した午後2時には、もう試合は始まっていた。それでも土壇場の同点劇で盛り上がった27日ぶり舞台に、MAX152キロの快速球で応えた。
長嶋ジャパンの旗のもと、悔しさと感動が同居した銅メダルは、心に封印した。「久しぶりの日本で、僕が帰ってきて負けたという訳にはいかないから」3連勝を遂げたチームは、プレーオフ戦線の真っただ中。1つの仕事を終えた右腕は、もう1つの山場を迎える。
3連勝で4月10日以来の貯金「1」。好投した渡辺俊から藤田、藪田と早めのリレーで反撃を断ち、延長11回からはこの日午後にチームに合流したアテネ五輪日本代表の小林雅が登板。バレンタイン監督は「藤田、藪田はこれ以上ない投球。小林雅はこのチームで投げることの大切さを分かっている」と手放しで褒めた。
ロッテは3連勝で7月10日以来の貯金1。投手陣の獅子奮迅の働きで延長戦を制した。好投した渡辺俊から藤田−薮田と早めのリレーで反撃を断ち、延長11回からはこの日合流したばかりのアテネ五輪組の小林雅が登板。疲れを感じさせない切れのある投球で締め、延長12回の勝ち越しを呼び込んだ。バレンタイン監督は「藤田、薮田はこれ以上ない投球をしてくれた。小林雅はこのチームで投げることの大切さを分かっている」と手放しで褒めた。
ロッテの7年目、渡辺正人内野手が鋭い打撃を見せた。調整でファーム落ちしているが、6回に一時は逆転となる二塁打を放つなど3安打の猛打賞。さすがは1軍経験者と思わせる「いぶし銀」の打撃を見せた。高沢2軍打撃コーチも「いい感じでバットを振っていた。好調を続けて欲しいね」とニッコリ。
オリックス、近鉄に続くもう1つの合併話に暗雲が漂ってきた。ダイエーの佐藤賢二球団代表は28日、もう1つの合併話について、30日の実行委員会では表面化しない、との見通しを語った。パ・リーグ側h、9月6日に臨時実行委員会の開催を折衝中で、9月8日のオーナー会議まで何とか間に合わせたい模様。しかし、セ・リーグ側の理解を得られるかどうかは微妙で、時間切れの可能性も出てきた。
混沌としてきた。ダイエー佐藤球団代表は「もう1つの合併が具体的に出ることはないだろう。我々のレベルの話ではない」と話し、30日の実行委員会では再編問題に進展のない見通しを明かした。23日の代表者会議でパ・リーグ側は「30日に提示するよう努力する」と出席者に伝えていたが、難しい状況に陥った。
前日27日、巨人渡辺前オーナーが、ダイエー本社の経営再建問題に触れ「まだロッテホークスの話が進んでないから分からない」と合併球団候補を初めて公にした。ダイエー本社が産業再生機構を活用し、事実上「国有化」された場合、税金を使っての球団保有には問題が多く、一気に球界再編が進む可能性をほのめかした。
しかし、ダイエー本社の高木社長は、産業再生機構活用を強く求める主力銀行団に対して自主再建を強く主張。話し合いは平行線をたどり、来週以降に持ち越された。この日、ダイエー本社の土谷忠彦常務(球団担当)も「再建に産業再生機構の活用は考えていない」とした上で、球団についても「福岡を本拠地とし、今後も継続保有する」と述べ、従来の方針に変化がないことを強調した。
4球団になる方向では一致しているパ・リーグ側は表面化の遅れを予期し、9月6日に臨時実行委員会の開催を折衝中。そこで具体化すれば、9月8日のオーナー会議に間に合う、と踏んでいる。しかし、再編のカギを握るとみられるダイエーは、合併しない方針を崩していない。佐藤代表も渡辺前オーナーの発言に「親会社がないと言っているのだから、ない。(渡辺氏は)球界の外の人なのだし…」と戸惑う。パ・リーグ側の足並みの乱れも見えてきた中、タイムリミットだけが刻々と迫ってきた。
中日の西川球団社長が28日、巨人の渡辺前オーナーが語った新たな球界再編プランに不快感を示した。前日27日夜、渡辺前オーナーは10球団を5対5に分ける新2リーグ構想を明かした。西川社長は「よく聞いていないから分からない」と前置きした上で「オーナーでもないあの人がそういうことを言うのはおかしいんじゃないかな」と話した。
共同通信社が27、28の両日、全国電話世論調査を実施し、プロ野球再編問題に対する意識を探った結果、「2リーグ制維持」「選手会のストライキ」などを支持する声が多数を占めた。「2リーグ制維持か、1リーグ制への移行か」との設問では、74.6%が「2リーグ制がよい」と回答し、「1リーグ制がよい」とした12.0%を大きく上回った。年代別で見ると、「2リーグ維持」は20代と60代が80%以上で最も多かった。選手会のストライキ権行使については「支持する」が68.8%、「支持しない」は22.0%だった。また「最近のプロ野球を面白いと思うか」の問いには、「面白いとは思わない」が71.1%に達し、「面白いと思う」の23.3%の3倍以上となった。
阪神が合併新球団のドラフト参加希望を一蹴した。28日、オリックス小泉球団社長が阪神球団事務所を訪れ、野崎球団社長と会談。近鉄との合併承認に向け理解を求めた。約1時間30分に及んだ会談の中で小泉社長はドラフト参加への支持を要請した。しかし野崎社長は「ご遠慮された方がいいと申し上げました」と一蹴したことを明かした。23日の代表者会議で中日伊藤代表から「救済ドラフトで他球団に選手を引き取ってもらうのだから、(ドラフト参加は)おかしい」と声が上がったが、阪神も初めて同様の姿勢を表明した。小泉社長は「有意義な話ができた。ドラフトの話の続きは30日の実行委員会で話そうということになった」とした。29日は中日を訪問する予定だ。
スポーツライターの金子達仁氏ら著名人70人以上を発起人として発足し、プロ野球1リーグ制に反対する「野球の未来を創る会」が28日、都内で第1回会合を開催。司会として参加した民主党の鈴木寛参院議員が、26日に根来泰周コミッショナーと会談した際「根来氏が『有識者の会をつくる』と話した」と明かした。メンバーや時期など詳細については話さなかったというが、日本相撲協会の諮問機関「横綱審議委員会」のような会になる可能性もある。鈴木氏は「『創る会』の発起人からも、何人か入るだろう」と指摘した。
一方、鈴木氏が事務局長を務める民主党議員を中心とした懇談会は30日、東京・永田町の議員会館に公正取引委員会の担当課長を呼び、球団経営の新規参入加盟料(60億円)と譲り受け参加料(30億円)に関する公聴会を行う。新規参入を目指すライブドアの堀江貴文社長も参加する予定。懇談会は「高額な加盟料は、独占禁止法に抵触する可能性がある」とし、撤廃を要求している。鈴木氏は「30日は公取委を問い詰める?そうですね」と“臨戦態勢”だ。
小泉隆司球団社長が、阪神の球団事務所に野崎勝義球団社長を訪ね、27日に近鉄と契約締結した合併について説明した。横浜、広島に次いでこれで3球団目。選手救済ドラフトなどについて、野崎社長は「説明自体は理解できた」としながらも、従来のドラフトに関しては、合併球団は参加を遠慮するよう求めた。また、野崎社長は巨人・渡辺前オーナーが5対5の2リーグ方式を示したことについて「仮定の話。球団としてきっちり説明を受けていないし、中身がよく分からない。それよりもう1つの合併の方が気になる」と明言を避けた。
小嶋武士オーナー代行は、27日に近鉄が3年後に野球事業から撤退する可能性を示唆したことについて「報道で初めて知った話だが、経営が苦しいことは多かれ少なかれあること。それで立場が変わることはない」と承認に問題がないことを示した。また選手会の仮処分申請に関して「“説明を受けてない”とのことだが、現状から選手の犠牲者は出さないことなど、ずっと説明は続けてきている。経営権の問題」と東京地裁への申し立てに対し疑問を呈していた。
星野球団代表が、巨人の渡辺前オーナーの「5対5の2リーグ」という試案に関して「知りません。7月から聞いていた?何とも言いようがないですね」と言葉を濁した。また、渡辺前オーナー発言の今後への影響については「影響がないということはないのでは」と話すにとどまった。
瀬戸山隆三球団代表は、巨人・渡辺前オーナーがロッテとダイエーの合併交渉を明かしたことについて、「僕のレベルではそれについて話はできない」と話すにとどまった。30日の実行委員会で提示できるかどうかも明言を避けた。
佐藤球団代表が、巨人・渡辺前オーナーの発言に不快感を示した。前日(27日)もう1つの合併について「まだロッテ・ホークスの話が進んでいないから分からん」と言及したことに関し、「野球界を離れた人にああいう発言をされても困る。うちは親会社次第だが、身売り、合併はないというスタンスだし、それに従っていくだけ」ときっぱり。球団としての正式抗議はしないものの、突然の名指し発言に怒りを露にしていた。
馬越俊司球団専務取締役と足高圭亮球団代表はロッテ戦(大阪ドーム)後、礒部選手会長ら選手会役員の3選手に対し、前日(27日)に正式契約が結ばれた合併について事情説明した。球団側は過去7年分の経営内容を公表し、コーチを除くスタッフ全員を合併球団で採用すると約束したが、40分に及ぶ会談は平行線のまま終了した。
オリックスとの球団統合で正式契約を結んだ近鉄の足高圭亮球団代表は28日、礒部公一選手会長ら選手会に経緯を説明したが、話し合いは平行線に終わった。球団はトレーナー、スカウトなどスタッフ全員を新球団が雇用することを伝え、さらに経営状況に関する資料を開示したが、正式契約の内容は伝えなかったという。足高代表は「(合併話は)後戻りできないと伝えた。(話し合いは)平行線だった」と語り、礒部選手会長は「選手会の立場として、ストライキがあるということは伝えた」と話した。
近畿日本鉄道が近鉄球団の本拠地だった藤井寺球場(大阪府藤井寺市)の閉鎖を検討していることが28日、分かった。近鉄とオリックスの合併により2軍の拠点が神戸に移った場合、地元活性化につながるような跡地利用法について、地元自治体などと協議を進める。近鉄直営の藤井寺球場は昭和3年にオープン。近鉄のフランチャイズ球場として使用されてきた。平成9年、大阪ドームへの本拠地移転後は、2軍の専用球場や、高校野球大阪大会の会場として使われている。
共同通信社が27、28の両日、再編問題について全国電話世論調査を実施したところ「2リーグ制維持」「労組選手会のスト」などを支持する声が多数を占めた。「2リーグ制維持か1リーグ制移行か」の設問では74.6%が「2リーグ」と回答し、「1リーグ」の12.0%を大きく上回った。選手会のスト権行使については「支持する」が68.8%、「支持しない」は22.0%。
阪神・野崎勝義球団社長は28日、甲子園球場内の球団事務所を訪れたオリックス・小泉隆司球団社長と会談。近鉄との合併の正式契約についての説明を受けた。野崎社長は11月17日のドラフト会議について「ご遠慮いただいた方がいいと申し上げました」と、合併球団の不参加を促した。また、巨人の渡辺恒雄前オーナーが前夜、2リーグ制支持の発言を行ったことに関しては「直接、話をしていませんし、球団として説明も受けていないので。それより、もう1つの合併の方がはるかに気になります」とした。
西武の星野好男球団代表は28日、球界再編問題について、改めて10球団による1リーグ制が理想と語った。巨人の渡辺恒雄前オーナーが27日にセ・パ5球団ずつの2リーグ案を披露したが、星野代表は「いつも言っているように野球界全体で考えていきましょうということ」と、慎重な姿勢だった。
阪神の久万俊二郎オーナーが28日、本紙の単独取材に対し、巨人のパ・リーグ移籍計画を認める発言を行った。巨人・渡辺恒雄前オーナーは、27日にパの合併が進んで10球団になった場合は、5球団ずつによる2リーグ制維持の考えを表明。これは巨人のパ移籍を示唆したものだが、阪神・久万オーナーも容認する構えを見せたことで、9月8日のオーナー会議を前に、再編問題は新たな局面を迎えそうだ。
その瞬間、久万オーナーの声色が変わった。「巨人には何かウラがある」。質問が巨人・渡辺前オーナーが27日、明らかにした「5対5で2リーグ制」の再生私案に及んだ時のことだ。
本紙が7月23日付1面で報じた「渡辺オーナー仰天案 巨人、パ・リーグ移籍」を把握している口ぶり。一連の球界再編で久万、渡辺前オーナーは“盟友”といえる関係にあった。久万オーナーは「渡辺さんはよく勉強しておられる。考えには一理も二理もある」と理解を示し、渡辺前オーナーは「久万さんの了解を取らないと事は進まない」と認め合っていた。
それだけに久万オーナーも言葉は慎重に選んだ。パ・リーグのもう1組の合併が膠着状態のため、来季のプロ野球は依然として形が見えない。それだけにオブラートに包んだ発言にならざるを得ないのだろう。「確かに(経営的に)弱いところばかり(パ・リーグ)が集まるのは大問題。(巨人のリーグ移籍は)やむを得ないのかもしれませんが…。特に歓迎も致しません」。いつもと違う、官僚的な答えが多かった。
久万オーナーはその一方で、独自の再生私案を具体的に示した。近鉄とオリックスに続く、2組目の合併が現実となり、10球団になった場合でも「最低8球団あれば2リーグは保てる」と語り、あくまで2リーグ制維持を強調。「日本人の野球人口を考えれば最大で16球団まで増やすことができる。野球界の発展を考えれば、球団数が増えるのは大歓迎」と将来的に拡大路線を望んだ。27日には「コミッショナー自らが見解を示し、リーダーシップをとるべきだ」と根来コミッショナーに要望するなど、球界再編が大詰めに入り“西の雄”の積極姿勢が目立ってきた。
全てが決まる運命の9・8オーナー会議まであと10日。渡辺前オーナーの“豹変”により、一気に2リーグ風が強まってきた球界だが、一方で選手会による球団合併差し止めなどの仮処分申請、ダイエー本社の産業再生機構活用問題などがある。このため9・8オーナー会議当日まで、予断は禁物だ。
共同通信社は27、28の両日、全国電話世論調査を実施し、再編問題に揺れるプロ野球に対する国民の意識を探った結果、「2リーグ制維持」「選手会のストライキ」などを支持する声が多数を占めた。
「2リーグ制維持か、1リーグ制への移行か」との設問では、74.6%が「2リーグ制がよい」と回答し、「1リーグ制がよい」とした12.0%を大きく上回った。年代別で見ると、「2リーグ維持」は20代と60代が80%以上で最も多かった。オリックスと近鉄の合併に関連し、経営者側との話し合いが平行線をたどる労働組合・日本プロ野球選手会は、ストライキ権を確立したが、選手会のストライキ権行使については「支持する」が68.8%、「支持しない」は22.0%だった。また「最近のプロ野球を面白いと思うか」の問いには、「面白いとは思わない」が71.1%に達し、「面白いと思う」の23.3%の3倍以上となった。
野球ファンの著名人ら約70人が発起人の「野球の未来を創る会」が28日、東京・日比谷でファンと意見交換を行う集会を開き、約1000人が参加した。一部ファンからは12球団の応援団が9月5日の公式戦で抗議行動を計画していることが報告され、鳴り物を使わない応援や怒りを示す赤い持ち物を持参する具体案の実施を同会ホームページで呼び掛けることになった。また発起人の1人であるスポーツライターの金子達仁氏が「1番リスクを負って戦っている古田敦也を支えよう」と労組選手会の古田会長支援を訴えると場内は拍手の嵐。集会終了後は銀座などをデモ行進した。次回集会はオーナー会議前日の9月7日に行う。
近鉄がかっての本拠地・藤井寺球場(大阪・藤井寺市)の閉鎖を検討していることが28日、分かった。オリックスとの合併で2軍の拠点が神戸に移った場合を想定。今後の利用法について地元自治体などと協議を進める。
同球場は28年にオープン。近鉄は長年、フランチャイズ球場として使用してきたが、97年に大阪ドームに本拠地を移した。その後は2軍の専用球場や、高校野球の大阪大会の会場として使われている。本塁打が出やすく、80年に近鉄はチーム年間プロ野球記録の239本塁打をマーク。「いてまえ打線」の生みの親といえる球場だ。89年のリーグ優勝や巨人との日本シリーズでの激闘、新人でタイトルを総なめした野茂(現ドジャース)の活躍など、プロ野球ファンを熱くした名物球場がまた1つ消えるかもしれない。