わたしはかもめ2004年鴎の便り(10月)

便

10月23日

バレンタイン監督、韓国選手の情報収集[ニッカン]

現在、宮崎でフェニックスリーグ視察中のバレンタイン監督が、今オフ2度目となる韓国でも選手獲得の情報収集を行う。同監督は来月3、4日にアマチュア指導者対象の講演会のため訪韓する予定。だが「韓国に行く目的は講演会のためだが、もちろん向こうの選手の情報は集めるよ」と、来季のチームづくりへ関係者と情報交換することも視野に入れている。

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11・3東西対抗戦出場メンバー発表

日本野球機構は23日、セ、パ両リーグの12球団が6チームずつに分かれて11月3日(試合開始午後1時)に東京ドームで行う東西対抗戦の出場メンバー各24選手を発表した。日本ハムと首都圏5球団で構成する東軍は、松坂(西武)上原(巨人)小笠原(日本ハム)らが選出され、名古屋以西のチームで組む西軍は、中日が誇る荒木、井端の二遊間コンビや、岩隈(近鉄)らがメンバー入り。東軍は堀内(巨人)、西軍は王(ダイエー)の両監督が指揮を執る。選手は12球団選手会長、今季タイトル保持者、アテネ五輪代表らの中から選抜された。

東軍西軍
氏名球団背番位置氏名球団背番
堀内恒夫読売88監督王貞治福岡ダイエー89
伊東勤西武83コーチ岡田彰布阪神80
若松勉ヤクルト75山本浩二広島東洋8
松坂大輔西武18投手新垣渚福岡ダイエー18
清水直行千葉ロッテ18和田毅福岡ダイエー21
小林雅英千葉ロッテ30岩隈久志大阪近鉄21
横山道哉北海道日本ハム15山口和男オリックス18
上原浩治読売19本柳和也オリックス34
五十嵐亮太ヤクルト53久保田智之阪神30
石井弘寿ヤクルト61山本昌中日34
吉見祐治横浜21河内貴哉広島東洋24
阿部慎之助読売10捕手城島司福岡ダイエー2
古田敦也ヤクルト27三輪隆オリックス2
相川亮二横浜8西山秀二広島東洋32
中島裕之西武3内野手本間満福岡ダイエー10
小坂誠千葉ロッテ1北川博敏大阪近鉄46
小笠原道大北海道日本ハム2大島公一オリックス52
金子誠北海道日本ハム8鳥谷敬阪神1
仁志敏久読売8今岡誠阪神7
岩村明憲ヤクルト1関本健太郎阪神44
宮本慎也ヤクルト6荒木雅博中日2
井端弘和中日6
和田一浩西武5外野手柴原洋福岡ダイエー1
森本稀哲北海道日本ハム46礒部公一大阪近鉄8
高橋由伸読売24大西宏明大阪近鉄50
真中満ヤクルト31赤星憲広阪神53
金城龍彦横浜1嶋重宣広島東洋55
多村仁横浜6

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岩隈合併球団入り微妙[ニッカン]

◇「気持ちの整理ついていない」

近鉄岩隈久志投手が23日、合併新球団オリックス・バファローズ入りに否定的な姿勢を示した。前日22日に大阪市内でオリックス小泉隆司球団社長と初会談し、25人のプロテクトの方針を伝えられたが、「気持ちの整理がついていないので何とも言えませんでした。今後も会う予定はないです」と話した。

本来はFA以外の近鉄選手に対し、近鉄球団サイドと相談の上で一方的にプロテクト枠入りを決められるはず。だが合併というショッキングな事情を考慮し、小泉社長は個人面談により可能な限り選手の希望を聞く姿勢を示してきた。しかし熱意は伝わらず「内容については今のところお話するようなことはありません」と球団広報を通してコメントするにとどまった。

岩隈がこのまま強硬姿勢を貫けば、合併新球団入りが暗礁に乗り上げる可能性もある。プロテクト拒否、またはプロテクトされた上で他球団へのトレードを求めることも考えられ、今後は波乱含みだ。

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一場、シリーズ終了後に謝罪会見[ニッカン]

金銭授受問題で渦中の明大・一場靖弘投手(4年=桐生一)が、日本シリーズ終了後にも「謝罪会見」を開くことになった。明大の別府隆彦・元総監督と、OBの横浜・松岡功祐スカウトは23日、東京6大学リーグ戦の行われている神宮球場に、日本学生野球協会の長船麒郎・常務理事を訪ねて、一連の騒動を陳謝した。

その後、別府元総監督は会見に応じ、一場投手の近況を説明した。横浜砂原オーナーの退陣は承知していたが、阪神久万オーナーの辞任を知ったのは前夜8時ごろ。直後に一場から電話が入った。「阪神のことが明らかになって、泣きながら電話してきた。相当、混乱していた。やったことは悪いが、本人は猛省している。いまはそっとしておいてあげたい」と話した。

一夜が明けてから、一場とは連絡を取っていない別府氏だが、新聞報道で「一場救済」の動きがあることを知り、感謝の気持ちを示した。「中日の落合監督が『一場の野球の道を閉ざしてはいけない』と発言されたそうだが、本当にありがたいこと。私からもコミッショナーに働きかけたい思いだが、出過ぎる訳にはいかない。何とか彼に野球を続けさせたい」。その上で「週明けにも、きちんと謝罪の場を設けたい」と一場の謝罪会見を約束した。別府氏は、プロ球界最大行事の日本シリーズ最中に騒動が起こったことを憂慮しており、謝罪会見はシリーズ終了を待って行われる見込みだ。

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阪神にも警告文書、一場断念後に届く[ニッカン]

明大野球部を退部した一場靖弘投手への金銭授与の責任を取って22日に辞任を表明した阪神の野崎勝義球団社長は23日、甲子園球場内で記者会見し、今月中旬に阪神関係者宛で金銭授与に関する匿名の警告文書が届いていたことを明かした。

文書は一場投手の獲得断念を事実上表明した15日以降に届き、内容は阪神が絡んだ金銭授受の証拠を示す録音テープや、領収書の存在が記載されていたという。文書が届いた時点では既に獲得を断念した後だったことから、調査を開始しなかったと説明した。22日に横浜が一場投手に金銭授与していたことが発覚したことを受け、初めて詳細な調査を行い、不正が分かったとしている。

野崎社長はコミッショナー事務局に報告書を提出する予定で、来週の実行委員会に出席するかは未定。今後に関しては「辞表は提出したが、後任は決まっていない」とし、阪神電鉄本社に一任する考えを示した。

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阪神にも告発書届く

阪神にも明大・一場への「裏金」を告発する手紙は届いていた。この日、野崎球団社長が、内部調査によって新たに分かった事実を公表した。「球団には届いていませんが、関係者の元にはきていた」と存在を明らかにした。同社長の手元に届いたのは「10月中旬」で、一場の獲得を断念した後。同社長は「獲得から撤退していて関係ないと認識した」と、22日まで事実確認を怠っていたことを認めた。文面は、横浜や明大・別府元総監督に届いたものを「全く同じではないが五十歩百歩」と説明していた。

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楽天「イーグルス」飛べず?[ニッカン]

◇1日早くライブドア「イーグルズ」

プロ野球への新規参入を目指しているIT関連企業の「楽天」(三木谷浩史社長)と「ライブドア」(堀江貴文社長)に新たなバトルが勃発した。楽天は22日に新球団名「東北楽天ゴールデンイーグルス」(通称楽天イーグルス)を発表したが、ライブドア側は既に21日に、インターネット公募で応募が多かった「イーグルズ」の名前で商標登録を済ませていたことが23日に判明。「ス」と「ズ」の球団名をめぐって両者に問題が発生した。

こんな偶然があるのだろうか。前日22日に楽天が新球団名「東北楽天ゴールデンイーグルス」(通称楽天イーグルス)を発表し商標登録申請していたが、実は新規参入のライバル・ライブドアが、1日早い21日に「イーグルズ」の名前で商標登録の申請をしていたことが判明した。

ライブドア関係者は「楽天さんが同じような名前を発表されるとは思いませんでした。こんなことがあるんですね」。一方、楽天関係者は「ライブドアさんがイーグルズで出願されてるとは知りませんでした」と困惑した様子だった。ライブドア側は、インターネットのホームページ上で球団名を公募。約6万件の中から「イーグルズ」など応募数が多かった10件の名前を出願した。現在は再びインターネット上で決戦投票を行っており、26日にも正式決定の運びとなっている。

「現時点の応募で、イーグルズは上位ベスト3に入ってます。このままいけばイーグルズに決定する可能性はあります」とライブドア関係者。楽天関係者は「出願前には弁護士と相談してあります。イーグルスの上に、楽天をつけてあるので大丈夫だとは思います」と強調した。昨年の阪神優勝の際に第3者が「阪神優勝」を事前に商標登録していて問題となったケースがあったが、類似と判断された場合、一般的には先に出願した方が認可される。

また楽天の愛称は、サッカーJ2仙台のキャラクター「イヌワシ(ゴールデンイーグル)」ともバッティングしている。仙台を運営する東北ハンドレッドでは「(発表後に)楽天側から事前の配慮が足りなかったとの電話があった。全く同じキャラクターにはならないだろうし、特に問題にはしてない」と話していたが、相手がサッカーJ1神戸のオーナー会社となると…。「ゴールデンイーグルス」は、果たして東北の空を飛ぶことができるのか。

◇J神戸戦観戦三木谷社長無言

楽天の三木谷社長はこの日、所有するJリーグ神戸のナイター観戦のため神戸ウイングスタジアムを訪れた。大阪空港から午後7時ちょうどに到着し、試合終了前の8時45分に離れるという短時間滞在。「またあとで」「今日はすみません」と報道陣には一切、対応せずに立ち去り、関西空港発の最終便で東京に戻った。神戸は勝てる試合を引き分けで終えただけに、表情はやや硬かった。

◇「類似性ない」と判断するのでは

専門家によると、楽天の「楽天ゴールデンイーグルズ」とライブドアの「イーグルズ」は、最終的にはともに商標登録申請が認められる可能性が高いという。都内の商標登録事務所によると「14文字中『イーグル』の4文字しか一致していないため、特許庁は7割程度の確率で、『類似性はない』と判断し、後に申請した方も認めるのではないか」という。

約3割の確率で特許庁が「類似性がある」と判断した場合も、楽天側が裁判に訴えるなどすれば、裁判所は申請を認める可能性が高いという。「特許庁は類似性の判断に厳しいが、裁判所は、この2チーム名だと『類似していない』と判断する可能性が高い」(同事務所)。また、ライブドアが申請した日(21日)の時点で、楽天が既にチーム名を決めていたことを証明できれば、商標法上、後に申請した側もそのチーム名を使えるという。

ただ、「略称」の問題は残る。「裁判所が、楽天側に『イーグルス』という略称を使ってはいけないと付け加える可能性はある」(同事務所)。また、ライブドア側の申請名に「東北」も含まれていた場合などは、より類似性が高まり、どちらかが申請を却下される可能性が高まるという。

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球団名めぐって楽天、ライブドアが火花[スポニチ]

プロ野球の新規参入を目指す楽天が、新球団名「東北楽天ゴールデンイーグルス」の再考を迫られる可能性が出てきた。同社は22日に新球団名と通称「楽天イーグルス」の商標登録申請を済ませたが、ライブドアが「ライブドアイーグルズ」の名前で21日に申請していたことが23日、分かった。商標法は類似と見なされた場合は、先に出願した方だけを認可するとしており、楽天が認められない可能性がある。

ライブドアは球団名を公募し、応募の多かった10件を申請。現在その10件で決選投票をインターネット上で行っているが「イーグルズ」は前日の7位から3位まで上昇している。ライブドア関係者は「選ばれる可能性が出てきている。楽天さんに関係なく、ファンの声で1位となれば、それを球団名とすることになる」と説明した。

楽天広報部は「社内で、どの名前で申請すれば通るかを確認した上で出願している。変更するつもりもありませんし、認可されると思う」としたが、新規参入を目指すライバル2社が、球団名でも火花を散らすことになった。

◇J2とも…

楽天の球団名の「ゴールデンイーグル」は日本名「イヌワシ」からとったもので、サッカーJ2ベガルタ仙台のイメージキャラクターとも重なる。楽天は発表後にベガルタを運営する東北ハンドレッドに連絡し「配慮が足りなかった」と謝罪した。ベガルタ仙台関係者は「(キャラクターが)だぶって販売されても売れ行きは別問題。(売れ行きは)変わらない」と話していた。

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ライブドアvs楽天、今度は「イヌワシ」争奪戦!?[サンスポ]

プロ野球への新規参入の本命、「楽天」が決めた新球団名『東北楽天ゴールデンイーグルス』に対して、同じく参入を目指す「ライブドア」も、既に『イーグルズ』の名前で商標登録を申請していたことが23日、分かった。 楽天は22日に新球団名とともに、商標登録申請を済ませたことを発表。ライブドアは球団名を公募し、応募の多かったイーグルズなどの10件を21日に出願した。

楽天は申請日を明らかにしていないが、商標法では類似とみなされた場合、先に出願した方だけを認可するとしており、楽天が認められない可能性も出てきた。

ライブドアはインターネットで決選投票を実施中。「1位になればイーグルズを選ぶが、今のところ人気はなさそう。みっともないので名前で揉めるつもりはない」とし、楽天は「相手の意図が分からない。今後の対応はその都度考える」と話している。

なお、サッカーのJ2仙台のイメージキャラクターも「イヌワシ」(ゴールデンイーグル)で重なっている。楽天はJ1神戸も所有しているが、仙台を運営する東北ハンドレッドは「(発表後に)楽天側から事前の配慮が足りなかったとの電話があった。全く同じキャラクターにはならないだろうし、特に問題にしていない」と話している。

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「楽天イーグルス」認められない!?[報知]

◇ライブドア先に「イーグルズ」申請

球団名「東北楽天ゴールデンイーグルス」を発表した楽天に対し、ライブドアも既に「イーグルズ」の名前で商標登録を申請していたことが23日、分かった。商標法は類似とみなされた場合は先に出願した方だけを認可するとしており、ライブドアが先に認可されれば、楽天が認められない可能性も出てきた。

ゴールデンイーグルは東北6県に生息する国指定天然記念物の「イヌワシ」の意味。楽天は申請日を明らかにしていないが、22日に新球団名とともに、商標登録申請を済ませたことを発表した。ライブドアは球団名を公募し、応募の多かったイーグルズなどの10件を21日に出願した。

インターネットで決選投票を実施中のライブドアは「1位になればイーグルズを選ぶが今のところ人気はなさそう。みっともないので名前で揉めるつもりはない」と断言。楽天広報部も「楽天が頭につくことによって“楽天イーグルス”として商標が認められる、ということを調べてから22日に申請しました」と話した。

◇J2仙台には楽天から報告

仙台に本拠を置くサッカーJ2ベガルタ仙台のイメージキャラクターも「イヌワシ」で楽天と重なっている。楽天はJ1のヴィッセル神戸も所有しているが、ベガルタを運営する東北ハンドレッドは「(発表後に)楽天側から事前の配慮が足りなかった、との電話があった。全く同じキャラクターにはならないだろうし特に問題にしていない」と話した。

◇三木谷社長はJリーグ観戦

楽天・三木谷浩史社長は23日、自らがオーナーを務めるサッカーJ1・神戸の公式戦(広島戦)を神戸ウイングスタジアムで観戦した。多忙な三木谷社長は試合開始時刻の午後7時ちょうどにスタジアムに到着。後半40分まで観戦した。帰り際に、報道陣からチーム名の商標登録について問われたが「時間がないから」と言い残し足早に会場を後にした。

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フェニックス・リーグ第9戦

◇千葉ロッテ0−0北海道日本ハム(アイビースタジアム)

フェニックス・リーグ初先発の加藤が素晴らしいピッチング。5回をノーヒットに封じ、アウト15のうち、13個の三振を奪う力投でゲームを締めた。続く2番手・神田、3番手・川井もヒットを許しながら併殺で切り抜ければ、前田、内も得点圏にランナーを進めながら、9回を無失点に抑える完封リレーを見せた。しかし、打線が沈黙し、両チームとも得点がないまま引き分けた。

123456789R
北海道日本ハム0000000000
千葉ロッテ0000000000
加藤
「見ての通り、今日は調子が良かったです。前回の登板から、自分のボールが投げられるようになっていました。今日もマウンドで、それを維持できたと思います。来年に、この調子をしっかり維持していきたいですね。」
「フェニックス・リーグから復帰していますが、しっかり投げることが出来ています。調子はまだまだ。ボールをもっと磨きたいですね。ただ、この夏から投げているフォークが自分のものになりつつあります。頑張ります。」

◇バレンタイン監督がフェニックスリーグ視察

バレンタイン監督は今回の宮崎入りについて、「選手達はこの時期疲れている。野球から多くのことを見出そうとは思わない」と選手の視察よりも、「1年間、頑張ってくれた2軍スタッフと話しをするチャンスが少ないので、労をねぎらいながら、色々話しをしたい」と2軍スタッフとのミーティングに重点を置いている。それでも、練習から古賀2軍監督と選手達の動きに見入り、試合も最後まで見つめ、試合後の練習も見守った。

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