わたしはかもめ2004年鴎の便り(10月)

便

10月28日

ロッテ、鹿児島キャンプ地変更も[ニッカン]

来春のキャンプ地が鹿児島市から変更になる可能性が出てきた。この日、浜本球団社長、瀬戸山代表が、同市の戸川助役らと会談。その後「30年の付き合いだから来年も、とはいかない。マリンへ広告看板を出したり、チケットを買ってくれたり、物心両面で援助がないと。他にも誘致は来ているから」(瀬戸山代表)と見解を述べた。バレンタイン監督も「巨人の宮崎のように球場の隣にエアドームを作るなど、設備は向上の余地がある」と話しており、市の対応次第ではキャンプ地移転もあり得る。

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ロッテ横取り警戒で緘口令[報知]

ロッテのドラフト戦略に緘口令が敷かれた。スカウト会議が28日、千葉マリンで開かれ、指名順位などを確認。バレンタイン監督も上位候補8人のビデオをチェックした。しかし、宮田編成部長代行は「(新規参入球団の戦略が)読めないので、下位指名を含めて名前は挙げられない」と楽天、ライブドアの思わぬ“横取り”を警戒した。

新規球団の調査能力は不鮮明で、この日のシミュレーションも新球団の欄は1巡目に「ダルビッシュ(東北)」と入れただけで空白。指名パターンは50以上という混乱状態だ。新球団の動きに、宮田代行も「実際の話、怖い」と告白した。

既にロッテは自由獲得枠で松下電器・久保と新日本石油・手嶌の即戦力右腕の入団が決定的で、ドラフト参加は4巡目以降。これまでに東海大・大松尚逸外野手(22)、東北・横田崇幸内野手(18)、済美・鵜久森淳志内野手(17)らをリストアップしたが、今年は例年以上に予断を許さない状況だ。

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ロッテドラフト警戒、仙台がライバル

新規球団のドラフト戦略を警戒した。この日、編成会議を行ったが、宮田編成部長代行は「ウチが欲しい選手と重なるかもしれないし、指名方針は一切言えません」と、ドラフト当日までノーコメントを示唆した。自由枠では久保(松下電器)手嶌(新日本石油)両投手の獲得が決定的となっている。

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スカウト会議で候補選手を絞込み

ドラフト会議を来月日に控え、今日、マリンスタジアムでスカウト会議が行われ、指名候補選手の絞込みを行った。

まず、今ドラフトでは初めて自由獲得枠を行使することを決定。松下電器の久保康友投手と、新日本石油の手嶌智投手を自由獲得枠で指名することを決めた。また、4巡目、5巡目では大学、社会人から即戦力となる野手を、6巡目、7巡目で高校生を指名し、計6〜7選手の獲得を目指すことも決定した。しかし、他球団の動向もあり、臨機応変に対処していくことも改めて確認。ドラフト会議のシュミレーションは50種類以上のパターンとなった。

スカウト会議には、途中からバレンタイン監督も参加。自由獲得枠以外の数選手をビデオでチェックした。

バレンタイン監督
「会議で出てきた選手の名前は言えないが、スカウトが良い仕事をしてくれている。ビデオを見たが、2人ぐらい気に入った選手がいた。でも、2人だけで満足はしていない。良い選手が8人ぐらい獲得出来れば。」

◇外国人はまだ未定

アメリカの一部報道で、レッドソックス・金炳賢(キム・ビョンヒョン)投手を獲得というニュースが出たことについて、バレンタイン監督が「彼はまだ複数年契約の途中だと聞いている。また、レッドソックスのGMとは1度も話したことがないし、(報道の元となった)記者も会ったことがない」と苦笑いしながら否定した。

外国人選手については、既にベニーと李の残留は決定し、フランコとセラフィニの残留については未定。5人体制は決まっているものの、まだ詰めている段階。

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マスターズ・リーグが開幕−54歳兆治141キロ

◇開幕戦でいきなり!3者連続K

プロ野球OBによるマスターズ・リーグが28日、東京ドームで4年目シーズンの幕を開けた。3連覇を目指す東京は、1点差を追う9回2死三塁から、新戦力の池山隆寛(元ヤクルト)が左翼フェンス直撃の同点二塁打。結局、3−3のまま延長10回、規定により引き分けた。

◇ギネスに申請へ

11月で55歳となる村田兆治(元ロッテ)が、開幕試合で141キロをマークした。5回の1イニングだけ登板。138、140とスピードを上げ、3人目の平野謙(元中日)に対し141キロを計測した。これで3年連続の「大台越え」だがシーズン初戦では初快挙。しかも3者連続空振り三振に仕留めマサカリ兆治は「サイコー、気持ちいいね」。リーグではギネスブック申請を決めた。

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マスターズリーグ開幕、村田いきなり140キロ超え[報知]

創立4年目を迎えるプロ野球マスターズリーグが28日、東京ドームで開幕した。3連覇を狙う東京は1点を追う9回2死二塁、新加入の池山が左越えに二塁打を放ち同点。延長10回、3−3の引き分けに持ち込んだ。1年目から対東京戦12連敗中の名古屋は、初白星ならず。

54歳の村田兆治が開幕戦で141キロをマークした。4番手で登板し、1回を3者連続三振斬り。テレビでは142キロと表示されるなど、全盛期と変わらぬ剛速球とフォークを見せつけ、観客をわかせた。村田は現在、史上最高齢の140キロ超投手としてギネス申請中。開幕戦でいきなりの140キロ超えに自信を深めたのか、「他の人にも141キロ出して欲しいね。そうなれば僕は142キロ出すよ」と声高に記録更新を宣言していた。

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マスターズ・リーグ、仰木氏始球式で開幕[スポニチ]

「野球原点」をテーマに掲げ、4年目を迎えたプロ野球OBによるマスターズリーグが東京ドームで開幕した。3連覇を狙う東京は名古屋と対戦し、2−3の9回裏に新加入・池山の同点適時二塁打で追いつき、延長10回引き分けスタート。4番手で登板した村田は141キロをマークした。同リーグは5チームで2回戦総当たりの計20試合を行い、来年1月22日まで熱戦を展開する。

来月27日に55歳となる村田が、開幕戦でいきなり140キロ超えを果たした。5回に4番手で登板すると1回を3者連続空振り三振に切って取る圧巻の投球。3人目の平野の3球目に141キロを計時すると、ファンの大歓声に手を上げて応えた。リーグは「野球の公式戦で140キロを投げた最年長投手」としてギネスブックに申請する予定。昨季マークした自己記録に並び「毎日欠かさずトレーニングをしてきた結果。(自己新に)1キロ足りなかったね。また狙うよ」と新たな挑戦を誓った。

◇仰木氏「広沢欲しい!」

合併新球団のオリックス・バファローズの監督に就任した仰木彬氏が始球式に登場。東京の青いジャンパーを着て、ストライクを投げ込んだ。昨季までは福岡のコーチを務めた。新チームの構想について「ノリ(中村)がメジャーに行くと言っているから、(東京の)広沢みたいなホームランを打てるバッターがたくさん欲しいな」と話していた。

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楽天一場獲り[ニッカン]

◇ダルビッシュ外れなら1位指名確実

プロ野球参入を目指す「楽天」が、明大・一場靖弘投手を11月17日のドラフトで指名する準備を進めていることが28日、明らかになった。同投手は、プロスカウトからの金銭授受が発覚し巨人、阪神、横浜入りが消滅。楽天側は、プロ参入が正式に認められた場合に備え、既に明大サイドへ接触している。新規球団のため、即戦力に重きを置くドラフト戦略がある。そのほかでは日本ハム、中日が獲得に含みをもたせている。一方、一場はこの日、都内で謝罪会見を行った。

楽天が、注目右腕の獲得に乗り出した。三木谷社長はこの日、一場について「今日会見したんですよね。何て言ってました?『楽天一場』(市場とかけて)とか言ってなかったですか?」などと冗談めかした後、まじめな顔で「今日も編成会議をやってましたが、うちとしては予算の範囲内で、一場に限らず他の選手も見ています。基本的には専門家に任せていますが、ノーということはないと思います」と、獲得に動くことを否定はしなかった。松井2軍監督も明大別府隆彦元総監督に接触しており、フロント、現場とも獲得の方針は固まっている。

新規参入が認められるかどうかが正式に決まるのは11月2日のオーナー会議。17日のドラフトまで時間もなく、既に、最初のドラフト1位は地元東北のダルビッシュ有投手を指名する方針を打ち出している。日本ハムとの競合で外れた場合、一場の1位指名は確実な状況だ。

即戦力投手が何よりも必要な台所事情がある。現在オリックス、近鉄に所属する選手を合併球団と新規参入球団で振り分ける分配ドラフト(11月4日)に向けて調査を進めている。25人のプロテクト選手から漏れた中から最初に指名できる20人は、1軍で実績のある投手を獲得することを希望している。しかし、調査段階では思うような投手が残る確率は少ない見込みだ。

そのためドラフト会議では、ダルビッシュ以外は将来性よりも即戦力を優先した指名になる。そこで急浮上したのが巨人、横浜、阪神入りが消滅した一場だった。元々、山下ヘッドコーチが横浜監督時代、松井2軍監督が阪神編成担当時代にマークしていた逸材で、実力は早くから折り紙付き。不祥事で傷ついたイメージも、楽天関係者は「ファンに支持され誕生した新しいチームで新スタートを切れば、周囲も本人もわだかまりは何もないはず」と語るなど、温かく迎えられる土壌がある。

何より楽天関係者が期待するのは新球団との運命的な相性だ。インターネット販売のホームページ名は「楽天ICHIBA」。一場問題は、思わぬ決着へと向かう可能性はありそうだ。

◇田尾監督前向き

楽天・田尾監督も一場獲得に意欲的な姿勢を見せた。東京・有楽町のニッポン放送でレギュラー番組に出演後、この日行われた編成会議について「(分配ドラフトの)40人以外をどうしようかというシミュレーションはしました」と説明。一場の獲得に乗り出す可能性について「何とかならないかなと思っています」と前向きに話した。

◇裏金謝罪「日本のプロでやりたい」

一場はこの日、都内の日本記者クラブで一連の騒動に対する謝罪会見を行った。テレビカメラ10台、多数のカメラのフラッシュにさらされる中、深々と頭を下げた。自らの口で「合計で横浜から60万、阪神から25万もらいました」などと説明し、「この度は自分の不注意な結果で、このようなご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と猛省。これまでの茶髪を黒く染め、短く切り揃えた頭髪でみそぎの姿勢を示した。

今後については「自分がこのような立場で一切言えないことですが、できるものなら日本のプロ野球でプレーしたいと考えております」と語った。

現時点で日本ハム、中日、楽天などが獲得の可能性を示していることには「大変ありがたいこと。自由獲得枠へのこだわりはありません。下位指名だとしても仕方ないと思っています」と話した。その中で楽天については「1からやれるという意味で面白そうですね」と、自分の現状と重ね合わせ好感触を口にし、日本ハムについては「先輩がいるので」と、明大OBでGMに就任した高田繁氏の存在を挙げた。

明大関係者は「セ・リーグのオーナーが3人も辞めたんだから、一場本人もやりづらいだろう」と話しており、パ・リーグ入りを示唆。ケジメの会見を終えたことで、今後、進路が絞られることになりそうだ。

◇「借金返済」週刊誌報道を否定

29日発売の写真週刊誌「フライデー」に掲載される、借金返済のため巨人に裏金を要求したとの記事について、一場が完全否定した。「そんなことを言ったことは1度もありません。借金は確かに50万円程度ありましたが、4年春には全て完済しています」と潔白を強調した。借金の理由は後輩に食事をおごるなどしてできたものだという。

◇中日、救済なら

中日は、一場について「救済」ならば獲得の可能性はある、というスタンスをあらためて示した。井手編成担当は「うちのドラフト戦略を崩すことがないのが絶対条件。その上で及第という形ならば、下位指名ということもあるかもしれない」と話した。また中田スカウト部長は「あくまでも、たくさんいるドラフト対象の選手だという認識です」と話した。

◇日本ハム、静観です

一場の後見人的な立場である別府隆彦下総監督から「ラブコール」を受けている日本ハムは、この日も静観の姿勢だった。三沢チーム統括本部長は「ドラフト下位の指名も構わないということは聞いた。ただし、うちがすぐ獲るという話ではない」と話し、あらためてダルビッシュの1巡目指名を明言した。また、高田繁GMも「うちは、既にドラフト方針を固めている。明大のOBとして、何とかして後輩を救ってあげたいけれど、今は推移を見守るしかない」と語り、獲得に乗り出す場合でも“外れ1位以下”になりそうだ。

◇その他の球団、獲らない

楽天、日本ハム、中日以外では、スカウトの不正行為が発覚した球団以外でも一場獲得の動きはないとの方針を示した。ロッテはバレンタイン監督が「テレビで観たけど好きな投手。下位で取れるなら考えればとは(編成会議で)言いました」としたが、宮田編成部長代行は「本来、自由枠の選手で、下位で安く買い叩くのは失礼。今日の会議でも彼については議論していない」として。また広島松田オーナーは「今の段階では獲得の意思はない」と語り、オリックス中村GMも「今年はずっと、彼はリストから外していました」と話した。

◇根来コミッショナー、問題ない

根来泰周コミッショナーは、今後の一場のドラフト指名について支障はないとの見方を示した。「過ちを改めるにはばかることなかれ、というからね。球団が入れるというなら問題はない。私が言える立場ではないがね。若いし、過ちはある」と話した。

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楽天、一場&ダルビッシュ両獲り[スポニチ]

新規参入を目指す楽天が今秋のドラフトで東北のダルビッシュ有投手と元明大野球部の一場投手のダブル獲りを狙う方針であることが28日、分かった。この日東京・六本木の本社で編成会議を行い、新人候補のドラフト指名の選定を行ったもので、楽天関係者は「2人の力は群を抜いている。両投手とも欲しい」と語った。既に関係者が明大側に新規参入正式決定後の一場との会談希望を伝えている。

楽天は本拠地となる地元・仙台の顔として、ダルビッシュの1巡目指名を目指すが、外れ1位に一場の指名を予定。さらに抽選で引き当てたとしても、他球団が3巡目まで指名を見合わせた場合は一場を指名する。この日都内のホテルで取材に応じた三木谷浩史社長は「(一場投手は)会見をやったんですか?楽天“一場”とか言ってなかったですか?ウチとしては予算の範囲内でやる。NOということはない」と獲得に支障はないことを強調した。

一場もこの日「(楽天は)一からやり直すという意味ではいいと思う」と話し、新規参入球団・楽天の獲得方針に歓迎の意向を示した。

◇西武も獲得に前向き

西武が明大・一場獲得に前向きな姿勢をみせた。一場が国内の球団でのプレーを望んでいることについて、球団首脳は「慎重に(獲得を)検討していく。うちは前から評価している」と説明。巨人からの金銭授受が発覚した際には、後見人の明大・別府元総監督に獲得の意向を伝えた経緯もある。既に、横浜・涌井、東京ガス・片岡を上位で指名する方針を固めているが、流動的な状況だ。

◇ハムは静観

一場の会見内容を伝え聞いた日本ハムの三沢チーム統括本部長は「彼が日本でやるのはいいことだと思うけど、うちは静観するだけ」とこれまでの方針を強調した。また、桐生一で1年先輩にあたる正田は「今日の会見で何か動くんですかね」と報道陣に“逆取材”。「一緒にプレー?ぜひやりたいです」と熱いラブコールを送っていた。

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楽天が一場獲り[報知]

◇会見で涙「日本でプレーしたい」

プロ野球スカウトからの現金授受が発覚し明大野球部を退部した一場靖弘投手が28日、都内で記者会見。「ルールを破り恥ずかしい。自分の不注意でご迷惑をかけ申し訳ありません」と謝罪した。現金を授与した巨人、横浜、阪神の各球団オーナーが辞任に追い込まれる異常事態となったが、今後については「できれば日本のプロでプレーしたい」と悲そう感を漂わせながらも野球を続けたい気持ちを明らかにした。

大学NO.1右腕の表情は、憔悴しきっていた。一場が公の場に姿を見せるのは、9月10日に阪神・星野仙一オーナー付シニアディレクター(SD)の明大合宿所訪問を受けて以来。この日の一場には、今秋ドラフトの超目玉として神宮を沸かせた力強さは感じられなかった。剛腕は会見場に到着すると、深々と頭を下げた。

「この度は、自分の不注意の結果でご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ありませんでした」カメラのフラッシュが、容赦なく襲う中、一場は自らの“罪”を告白し始めた。

「自分は今回、プロ野球関係者に何度か食事に誘われました。その中でタクシー代とか食事代と言われ、封筒に入ったお金を渡されました。こんなことをしても大丈夫かなという不安に襲われ、とても眠れない日が続きました。返さなくてはならないと思っていましたが、自分の常識を超え、いつしか断る言葉を失ってしまったのは事実です」ドラフトの超目玉と祭り上げられ、自制心を失った自分の非を、ただ悔やむしかなかった。

受け取った金額は巨人から200万円、横浜から60万円、阪神から25万円。主に飲食代やタクシー代に充てたという。「栄養費として受け取った巨人軍からのお金は(別府隆彦・前)総監督に立て替えてもらいましたが、横浜、阪神からのは銀行に預けており、近々返済する予定です」現金は返せども、失われた信頼は簡単に戻って来ない。

今後の進路についても、悲壮な決意を口にした。「野球は一生の生き甲斐としてやってきましたが、野球を奪われるというのも覚悟の上です」そして振り絞るように、こう続けた。「こういう立場で、一切言えないことも分かりますが、できることなら日本でプレーしたいと考えております」ただ、一途に野球がやりたい。捨てきれない情熱を涙目で口にした。ドラフトまであと3週間。ケジメをつけた剛腕の行く末に、視線が集まる。

◇一場、下位指名「仕方ない」

≫阪神、横浜からどれほどの金額を受け取った?
一場
「横浜からは12月から5月の間に計60万。阪神からは1月から3月にかけて25万。食事の際にいずれも渡されました。」
≫発覚した22日当日の心境は?
一場
「頭の中がパニックで、何も考えられない状態でした。」
≫現在の体のコンディションは?プロでやれる自信はあるか?
一場
「母校の桐生一で、原点に戻って練習してきた。ブランクはあるけれどプロでやっていく自信はあります。」
≫中日、日本ハムが獲得へ興味を示しているが?
一場
「たいへんありがたいが、今の立場から言うと答えられない状態です。」
≫入団するのはどの球団でもいいか?
一場
「今は何も考えられない。別府さん(前総監督)と話し合って考えていきたい。」
≫ドラフトでは下位指名でも入団するのか?
一場
「自分がこういう結果なので仕方ないと思います。」
≫自由獲得枠へのこだわりは?
一場
「正直、今はありません。」
≫在京志向は?
一場
「今は何も考えておりません。」
≫メジャーという選択肢については?
一場
「自分の罪をつぐなわない限りは、考えるものではないと思っております。」
≫これからドラフト会議までの過ごし方は?
一場
「桐生に帰り、原点に戻って高校生と練習したい。」

◇三木社長前向き

プロ野球新規加盟を申請中の楽天・三木谷浩史社長が28日、都内でカルチュア・コンビニエンス・クラブの増田宗昭社長と共同会見を行い、一場投手獲得に前向きな発言をした。

気になって仕方がなかった。会見後、一場投手について尋ねられると「(会見で)何て言ってました?」と逆取材。この日、巨人に続き横浜、阪神からも金銭授受問題に巻き込まれた明大・一場投手が「日本の球界ならばどこの球団でも入りたい」と発言。これまでに見せていた在京志望などのこだわりを捨て去った。これを受けて三木谷社長は「私は野球の専門家じゃないし、予算のこともある」と前置きしながらも「我々としてはNOじゃない」ときっぱり。“楽天一場”誕生に前向きな姿勢を示した。

現時点では今後の編成会議で一場獲得に正式に乗り出すか否かを決めていく方針だが、戦力面で圧倒的不利が囁かれる新球団にとって、MAX154キロ右腕は十分な戦力になり得る。

◇斉藤氏、駒田氏、入閣に意欲的

楽天の来季コーチングスタッフとして名前が挙がっている斉藤明夫氏と駒田徳広氏が、新規参入が決まり次第、入閣に応じる姿勢を示した。投手コーチ就任が確実な斉藤氏は、田尾監督とキーナートGMから直接打診があったことを認め、「向こう(楽天)と話をしてからになるが、参入が決まれば前向きに考えたい」と話した。関係者を通じて打撃コーチ就任の打診を受けた駒田氏も「苦労するかもしれないが、挑戦してみたい」と意欲的。また、斉藤氏は「(春季)キャンプからの指導では厳しい。自主トレをまとめてやるとか、(早い段階で)選手と接触できるようにしたい」と来季に向けた指導プランも披露した。

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一場投手謝罪「ルールを破り恥ずかしい」[ニッカン]

プロ野球スカウトからの現金授受が発覚して日本学生野球憲章違反となり、巨人、横浜、阪神の各球団オーナーが辞任する異常事態に発展した明大の一場靖弘投手(桐生一)は28日、東京都内で記者会見し「ルールを破り恥ずかしい。自分の不注意でご迷惑をかけ申し訳ありません」と謝罪した。

今後について「生き甲斐である野球を奪われるのも覚悟の上。自分から言える立場ではないが、できれば日本のプロでプレーしたい」と悲壮感を漂わせながら深々と頭を下げた。米大リーグ入りには「罪を償わない限り、考えるべきではない」と否定した。

一場投手によると、横浜からは昨年12月から今年5月まで60万円、阪神からは今年1月から3月までに25万円を食事代、タクシー代として受け取ったと言う。近々、全額を返還する予定。

一場投手は東京6大学野球で通算26勝した、プロ注目の速球派右腕。既に明大野球部を退部しており、今秋のリーグは出場できなかった。

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沈痛な面持ちで一場「日本でやりたい」…金銭授受謝罪会見[サンスポ]

巨人、横浜、阪神の3球団のスカウトからの金銭授受が発覚し、日本学生野球憲章に違反した元明大野球部・一場靖弘投手が28日、都内で会見。各球団のオーナーが辞任する異常事態に至った一連の騒動を謝罪した上で、日本のプロで野球を続けたい希望を口にした。

責任を償うため自ら設定した記者会見で、一場が重たい口を開いた。8月の巨人に続き、22日に横浜、阪神からの金銭授受が相次いで明らかになってから6日目。伸ばしていた髪を短く切り、沈痛な面持ちで深々と頭を下げ、10分間の会見をスタートさせた。

一場
「この度は自分の不注意で、このようなご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ありませんでした。」

一場投手によると、タクシー代、食事代として横浜からは昨年12月から今年5月まで60万円、阪神からは今年1月から3月まで25万円を受け取った。いずれも銀行に預けてあり、近日中に返却予定という。

今後については「野球は一生の生き甲斐としてやってきましたが、野球を奪われるというのも覚悟の上」とした上で、「できることなら日本のプロでプレーしたいと考えております」と正直な思いを口にした。

ここまで興味を示してきた中日は、この会見を受け「リストに名前はある。ドラフト当日に他球団から指名されない場合は考えます」(中田スカウト部長)と改めて獲得の可能性を示唆。一方、関心を寄せる日本ハムは「球団だけで決められることではない」(三沢編成部長)と静観の構えを示した。大リーグではメッツが名乗りあげているが、一場は「自分がしっかりしない限り、考えるものではないと思う」と現段階では否定した。

今後は実家の群馬に戻り、母校・桐生一高で練習に励み、11月17日のドラフトに備える。運命の日まで3週間。出直しを誓った剛球右腕だが、その未来は不透明だ。

◇阪神・野崎球団社長がお詫びと激励「頑張ってもらいたい」

一場の謝罪会見を受けて、金銭授受事件を起こした阪神・野崎球団社長がお詫びと激励の言葉を送った。

「私どものほうからお金を渡さなければ、こんな問題にはならなかった。(入団先が)ウチではないことは残念だが、頑張ってもらいたい。我々はこれを教訓にして、制度の改正を考えていきたい」。既に引責辞任することが決まっているが、年内はドラフト制度改革などに最後の力を振り絞る。

根来泰周コミッショナー
「過ちを改めること、はばかることなかれだね。僕は良い悪いと言える立場ではないけど、それ(謝罪)はいいこと。獲得しようという球団があるならば、いいんじゃないかなあ。」
明大・別府隆彦元総監督
「今回のことは、総監督だった私の指導不行き届きで力不足。一場も精神的に落ち着いてきたし、皆さんの前でお詫びしたいと言うので会見することになりました。」

◇一場に聞く

≫問題を振り返ってどうか。
一場
「こんなこと(金銭授受)をしても大丈夫かという不安で夜も眠れない日が続いたが、いつしか断る言葉をなくしてしまい、監督や関係者に分からなければいいやという気持ちが生まれていた。」
≫影響は大きいが。
一場
「自分のためにプロ野球関係者が辞任され、大変申し訳ない気持ちでいっぱい。もう手遅れだけど取り返しのつかないことをしてしまった。巨人からの栄養費は別府さんに立て替えてもらったが、横浜、阪神からのお金は銀行に預けてあるので近いうちに返済したい。」
≫報道では中日、日本ハムが興味を示したが。
一場
「大変ありがたいことですが、自分の立場ではとても答えられない。」
≫ドラフトで指名されれば行くつもりか。
一場
「今は何も考えていません。総監督を通じて考えたい。自分を評価してくれるのであれば嬉しいこと。下位指名?仕方がないと思います。(自由獲得枠にも)こだわりはありません。」
≫プロでやる自信は。
一場
「多少ブランクはありますが、やっていく自信はあります。メジャー?自分の罪を償わないと考えるものではない。」

◇一場問題の経緯

8月13日
巨人は獲得を目指していた明大・一場に対し、現金約200万円を渡していたことを明かし、渡辺前オーナーの辞任、土井前球団社長らの解任を発表。一場獲得を断念した。
8月14日
一場は明大野球部に退部届を提出。別府総監督も引責辞任。阪神、横浜が一場獲得を再検討。
8月16日
明大野球部が一連の報告書と一場の退部届を東京六大学野球連盟に提出。
9月6日
日本学生野球協会の審査室会議が開かれ、処分なし。
9月10日
一場は東京都調布市の明大野球部合宿所で阪神・星野SDらに獲得挨拶を受け、阪神入りに傾く。
10月15日
一場の強い在京志向で一転、横浜入団の方向へ。
10月22日
阪神、横浜の担当スカウトが、一場にそれぞれ25万円と60万円の現金を渡していた事実を公表し、阪神・久万オーナー、横浜・砂原オーナーが辞意表明。

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一場涙の謝罪、下位指名でも日本で…[スポニチ]

巨人、横浜、阪神との金銭授受問題が発覚した元明大野球部の一場靖弘投手が28日、東京・内幸町の日本記者クラブで謝罪会見を行った。後見人である明大・別府隆彦元総監督も同席。一場は反省の態度を示した上で、日本球界でのプレーを強く訴えた。こけたほお、潤みがちな目。明大の制服姿で現れた一場は憔悴しきっていた。何度も頭を下げ、反省と謝罪を繰り返した。

一場
「学生野球憲章を守らなくてはいけない一員がルールを破り、大変恥ずかしく思います。自分の不注意でたくさんの方に迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした。」

阪神・星野SDが挨拶に東京・調布市の合宿所を訪れた9月10日以来、1ヶ月半ぶりに公の場に姿を見せた。金銭授受問題で8月の巨人・渡辺前オーナーに続き、横浜・砂原、阪神・久万両オーナーも今月22日に辞意を表明。球界首脳が3人も辞任した事実が22歳の胸に突き刺さった。体重は4キロ減った。

一場
「頭が真っ白になって、いつも胸がちくちくしました。」

阪神から25万円、横浜から60万円を受け取った事実を認めた。

一場
「大丈夫かという不安で眠れない日も続いた。返さなくてはという不安もあったけど、プロの方の話で自分の常識を超え、いつしか断る言葉をなくしてしまった。」

両球団から受け取った金銭は「銀行に預けてあるので近々返済するつもり」と話した。それでもMAX154キロを誇る実力は折り紙つき。今は中日、日本ハムに加え、楽天も獲得に興味を示している。

一場
「ありがたいことです。大変な迷惑をかけ、野球を奪われるのも覚悟の上。でもできるものならば日本のプロ野球でプレーしたい。下位(指名)でも仕方ないと思います。」

時折声を詰まらせながら日本でのプレーを熱望した。終始沈痛な面持ちだったが、こう話す時だけは胸を張った。

一場
「母校(群馬・桐生一)で練習して原点に戻ることもできた。ブランクはありますがプロでやっていく自信はあります。」

誠意の限りを尽くした謝罪会見。将来のある22歳を救えるかどうかは、あとはプロ側にかかっている。

◇借金で金銭要求を否定

29日発売の週刊誌が報じた学生ローンなどから借金があるとする記事について、会見終了後に一場が説明。記事では昨年12月、借金に困った一場の方から巨人側に金銭授与を持ちかけたとされているが、一場は「借金があると巨人に話したのは事実ですが“それなら”と言ってきたのは相手。自分からは請求してません」と大学2、3年時に最大50万円の借金があったことは認めたものの、球団側に自ら現金を請求したことは否定。その借金も今春までには完済しており「タクシー代も、食事代も、今思えば怖いものだと思います」と話した。

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堀江社長参入自信

ライブドア堀江社長が新規参入に自信をみせた。この日、福岡市内で傘下の証券会社が福岡証券取引所の特定正会員に加入した件で記者会見を開き、球界参入への質問が飛ぶと「やれるだけのことはやった。受からない理由は特に見当たらない」と話した。また、親会社が産業再生機構を活用することを決断したダイエー球団についても触れ「買収するつもりはない。仙台でやろうと思っている」と強調した。

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堀江社長「やれるだけのことはやった」[ニッカン]

ライブドアの堀江貴文社長は28日、訪問先の福岡市でプロ野球への新規参入について「やれるだけのことはやった。受からない理由は特に見当たらない」と自信をのぞかせた。

堀江社長は、傘下の証券会社が福岡証券取引所の特定正会員に加入したことに伴い記者会見を行った。ソフトバンクが買収に名乗りを上げたダイエーについて「ホークスを買収するつもりはない。うちは仙台1本でやろうと思っている」とあらためて買収する考えのないことを表明した。

また、サッカーJ2の仙台への資本参加については「野球(の新規参入)が決まったら、協力してやっていこうという話はした。ただ、認められない場合は、難しいだろう」と話した。また、J2鳥栖から経営譲渡の打診を受けたという報道について「事実無根」と否定した。

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ライブドア自信…新規参入に堀江社長「やれるだけのことはやった」[サンスポ]

ライブドアの堀江貴文社長は28日、訪問先の福岡市でプロ野球新規参入について「やれるだけのことはやった。受からない理由は見当たらない」と自信をのぞかせた。ソフトバンクが買収に名乗りをあげたダイエーに関しては「ホークスを買収するつもりはない。ウチは仙台1本」と明言。また、サッカーJ2の仙台への資本参加には「野球(への新規参入)が決まったら、協力していこうという話はした。認められない場合は難しい」と話した。

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堀江社長自信「受からない理由ない」[報知]

ライブドアが楽天より先に“新規参入”を果たした。ライブドアの堀江貴文社長が28日、福岡市の福岡証券取引所で会見し、ライブドア証券が特定正会員として同所への加入が承認されたことを発表した。東京、大阪に続き、出身地の福岡でも認められ「福岡は大手のネット証券では楽天証券さんを除いてほとんど加入されている」とチクリ。経済記者クラブの会見ながら、プロ野球参入の質問が相次ぎ「やるだけのことはやった。運を天にまかせるだけ。受からない理由はありません」と本命の参入に自信を見せた。

この日の会見ではダイエーや、Jリーグ・サガン鳥栖の買収について聞かれたが「今は仙台でやってんだから、九州でできないでしょ」と不快感を示し、Jリーグ・ベガルタ仙台については「実際に野球の参入が決まったら協力します」と言うにとどめた。

◇組閣ほぼ決定

ライブドアの組閣がほぼ固まったことが28日、分かった。小島克典暫定GMが、同社のホームページで公開している日記で「就任以来、最初の大きなヤマだったスタッフのキャスティングに、とりあえずのメドが立ちました」と明かした。新規参入のきっかけになった近鉄・オリックスの合併問題を重視し「バファローズ、ブルーウェーブ両球団のスタッフの再雇用を念頭に置いたキャスティングを行う」としている。さらに「他球団からの転籍、コーチ復帰、新任コーチ、現役引退選手のコーチ登用などもあります」とし、11月2日の正式承認後、数日以内に全スタッフを発表する予定としている。

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楽天、近鉄2コーチ呼ぶ[ニッカン]

◇小野、山下氏に就任要請

近鉄小野和義1軍投手コーチと山下和彦同バッテリーコーチが、新規参入を目指す楽天からコーチ就任を要請されていることが28日、分かった。小野コーチはこの日、藤井寺での練習後に楽天関係者から電話があったことを認め「前向きに考えます。投手コーチの要請?そうです」と話した。また同コーチは「他にもあるんで」と複数の球団からオファーがあることも明かし、今後については明言を避けた。

山下コーチにも27日までに楽天関係者から連絡があった。同コーチは「(監督の)田尾さんとも話をして同じポスト(バッテリーコーチ)で、ということでした。家族と話はしていないけどユニホームは着たい。話をいただけるのはありがたいこと」と受諾に前向きな姿勢を示した。また近鉄に対し新規参入球団から、スコアラー、スカウトら25人程度を雇用したい旨の希望が届いていることも明らかになった。

◇楽天資料見せる

楽天の吉田敬・野球団準備室長が28日、コミッショナー事務局を訪れ、新規参入が認められた場合、これまで事務局に提出した資料の公開を了承した。「財務予測を除けば全てOKです。そのことについて詳しくご説明した」と語った。

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スカパーも参入意欲[ニッカン]

◇「パ1球団足りなくなれば」

通信衛星(CS)放送のスカイパーフェクト・コミュニケーションズの重村一社長は28日の定例記者会見で、球界再編問題に触れ「パ・リーグで球団が1つ足りなくなれば、我々が持ってもいいぐらいの気持ちでやっている」と述べた。巨人戦を中心にしたプロ野球の視聴率低下について「必ずまた上がってくる。地上波が中継をやめてくれれば、大変ありがたい。(中継には)ますます力を入れていきたい」などと語った。同社は「スカイパーフェクTV!」でパ・リーグの全試合を放送している。

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スカパー「球団持ってもいい」[スポニチ]

通信衛星(CS)放送のスカイパーフェクト・コミュニケーションズの重村一社長は28日の定例記者会見で、プロ野球の再編問題に触れ「パ・リーグで球団が1つ足りなくなれば、我々が持ってもいいぐらいの気持ちでやっている」と述べた。

巨人戦を中心にしたプロ野球の視聴率低下について「必ずまた上がってくる。地上波が中継をやめてくれれば、大変ありがたい。(中継には)ますます力を入れていきたい」などと語った。同社は「スカイパーフェクTV!」でパ・リーグの全試合を放送している。

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交流試合は月曜予備日

セ、パ両リーグは28日、東京・銀座の事務所で日程会議を開き、来季の交流試合日程案を固めた。全容は29日の実行委員会で審議、発表されるが、基本的にはセ146試合、パ136試合の全日程の中で、5月6日から6月17日までの間の、金土日と火水木と6週間行うことをあらためて確認。これに伴い雨天中止に対応する予備日を毎週月曜日のほかに6月17日以降5日間程度を設定する。さらに冠スポンサーをつけることから、優勝の可能性のある上位チームを優先して組み込むなどを骨子としている。なおダブルヘッダーは行わず、予備日は一部オフにずれ込むこともある。

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11・15にも構造改革協議会

日本プロ野球組織と選手会で構成する構造改革協議会が11月15日にも発足することが28日、分かった。同協議会は9月の労使交渉で選手会のストライキ回避が決まった際、合意書で設立が約束された。各球団と選手会の代表クラスで構成される見込みだ。ドラフト制度をはじめ抜本的な改革がなされるか注目される。

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東西対抗戦で義援募金活動

日本野球機構と日本プロ野球選手会は、11月3日に東京ドームで行われる12球団東西対抗戦で、新潟県中越地震の義援募金の活動を実施する。出場選手が直接呼びかけを行う。午前10時半(開門)から試合前まで、東京ドーム22番ゲート付近で数人が参加する予定。募金の受け付けは開催中随時実施。募金は大会収益金の一部と合わせ、日本赤十字社を通じ、被災者に届けられる予定。

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11・5パ緊急理事会、「仙台」加え初会合

パ・リーグは11月5日に緊急理事会を東京・銀座の事務局で開く。これは11月2日に決定する新規参入球団を加えた初会合となる。村田繁事務局長は「プレーオフの日程とアドバンテージ問題などを固める」としている。また同事務局長は、新チームの参加に伴い本拠地宮城球場を入れた日程が固まるのは11月中旬になる、との見通しも語った。

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雇用の保証など…合併後の方針説明−オリックス[サンスポ]

近鉄と合併するオリックスの小泉球団社長ら球団幹部が近鉄選手寮を訪れ、球団スタッフら約50人にオリックス・グループの概要や球団の現状などを説明。合併後の雇用の保証来季は給与を現状維持に設定する方針などを伝えた。小泉社長は「これからチームと会社をよくしていくので力を貸して欲しい、といった。理解してもらえたと思う」と話した。

◇自由獲得枠でトヨタ自動車の金子千尋投手の獲得を目指す

近鉄と合併するオリックスはスカウト会議を行い、自由獲得枠でトヨタ自動車の金子千尋投手(20)の獲得を目指す方針を固めた。担当の熊野スカウトは「右の本格派。伸び盛りで実力半分、期待半分」と評価を話した。今ドラフトでは投手を中心に3、4人の指名を予定している。

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オリックスが近鉄スタッフに処遇説明[ニッカン]

近鉄と合併するオリックスの小泉隆司球団社長ら球団幹部が28日、藤井寺球場隣接の選手寮を訪れ、近鉄の球団スタッフら約50人を対象に、オリックス・グループの概要や球団の現状、合併後のスタッフの処遇などについての説明を行った。

説明会は約1時間30分にわたり、経営状況に関する資料も配布。合併後の雇用の保証と、現在の職種からの配置転換の可能性があること、来季は給与を現状維持に設定する方針などが伝えられた。

小泉社長は「これからチームと会社を良くしていくので、力を貸して欲しいと言った。(スタッフは)適材適所でやってもらう。非常にいい雰囲気で、理解してもらえたと思う」と話した。

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四国の次は東北、06年に独立リーグ[ニッカン]

「東北インディペンデント(独立)リーグ」の実現を目指していた市民団体「仙台市民球団企業組合」(鈴木悟理事長)は28日、06年4月にリーグをスタートさせると発表した。仙台に誕生が期待される新球団と連携して、人材発掘やプロになりたい高校球児らの受け皿を目指す。

鈴木理事長は「地元企業から広く出資を募り地域に密着したリーグにしたい。将来は新球団のファームチームのような存在になれば」と説明した。

東北6県に1チームずつ置き、それぞれ年間70試合する方針だが、発足時は4チームの可能性もあるという。来春四国に発足する独立リーグとの交流戦も検討する。

各チームは選手18人で、プロ志望の高校球児や、若いうちにプロを引退した選手が中心になる。年俸の上限は120万円で、運営費は1チーム年間1億円を想定。福島を除く5県17局が加盟の日本ケーブルテレビ連盟東北支部は独立リーグ構想に協力する意向という。

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