わたしはかもめ2004年鴎の便り(11月)

便

11月19日

契約更改

選手名年俸前年比
喜多1016▼254
田中雅950▼50
塀内550▼20
早坂500±0
青野470±0
富永460±0
金沢460±0
杉山440▼60

[注]年俸は推定で単位は万円。

喜多
「今シーズンは1度も1軍に上がることが出来ずに、今まで野球をやっていて、1番悔しい年でした。でも、この悔しさをしっかり来年に活かしていきたいですね。精神的にも強くなれたと思います。このオフは、もう1度自分を見直して、体作りをしっかりやって、バットを振りたいです。」
田中雅
「1軍に上がらないと、どうにもなりませんね。リードを含め守備面である程度はと思っていたのですが…。キャンプ前の腰痛も響きました。とにかく、成績を残して1軍に上がりたいです。キャッチャーには、見える部分と見えない部分があるので、全体的にレベルアップしたいです。」
塀内
「球団から『守備は1軍レベル』と評価してもらいましたが、『バッティングをもっと頑張れ』とも言われました。はっきり言って、今シーズンの内容には納得していません。1軍には上がりましたが数試合だったし、納得もしていない。この悔しさを来年にぶつけたいです。来年の契約更改では、ダウンを取り返す気持ちでやっていきたいです。」
早坂
「今年は細かいケガが多かったです。ファームでのゲームにも、もう少し出たかったですね。とにかく、全ての面でレベルアップさせていかないと。走塁、打撃、守備と全ての面で極めていきたいです。」
青野
「バッティングは、あと1打席でファームの規定打席に届きませんでしたが、結果を残せたと思っています。でも、守備はまだまだ。課題が多いです。球団からは『うかうかせず、しっかり頑張れ』と言われました。頑張ります。」
富永
「今シーズンは、ファームながら3割を越える数字を残すことが出来ましたが、ほとんどがシングル。来シーズンは、もう少し長打も打てるように、技術、体力をしっかり鍛えていきたいと思っています。このオフは、ランニング、ウェイト、そして、バットも休まず振りたいと思います。」
金沢
「課題はバッティングです。このオフには、バッティングを強化したいです。球団からは『4年目までに、少しでも早く1軍に上がるように』と言われました。年数に関わらず、1日でも早く上がれるように頑張るだけです。」
杉山
「シーズン途中での現役復帰で戸惑ったところもありましたが、結果を残せていないので、仕方がないですね。体も一旦緩めてしまったので、きつかったです。このオフはもう1度見直して、体を作ることから始めたい。やるからには、代打でも1軍に上がって、結果を出したいです。」

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ドラフト指名選手交渉状況

5巡目指名・大松尚逸外野手に宮田編成部長代行と井辺スカウトが、東海大学野球部寮で、7巡目指名の青松敬鎔捕手には、上宮太子高校で松本スカウトがそれぞれ指名の挨拶を行った。

選手名所属交渉経過と契約金、年俸
久保康友松下電器18日に指名挨拶
手嶌智新日本石油22日、会社で契約予定
竹原直隆三菱自動車岡崎契約金8000万円、年俸1300万円
大松尚逸東海大寮で指名挨拶
木興拓哉北海道栄20日、学校で指名挨拶
青松敬鎔上宮太子学校で指名挨拶

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ボビー発案、選手総出で募金活動[報知]

ロッテのボビー・バレンタイン監督と選手全員が、21日に開催されるファン感謝デー(千葉マリン)で、新潟県中越地震被災者義援金の募金活動を行うことになった。

指揮官の発案で実現したもので、午前10時半から千葉マリンの外で、11時からの30分間は、ナインが入場ゲートとグラウンド内に分散。これまでにもチームとして100万円や衣類、福浦も個人で義援金を送ってきたが、球団として積極的に復興を手助けする。

バレンタイン監督は27日まで日本に滞在する予定で、営業ミーティングにも何度も出席。自らのプランを提案していた。その1つが今回の募金活動だった。「プロ野球の球団は、率先して被災者を助ける活動を行っていくべきだ」と話す指揮官は、ナインにグラウンド外での活躍も期待している。

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新潟中越地震の募金活動

ロッテは21日に千葉マリンで行われるファン感謝デーで、バレンタイン監督と選手が新潟県中越地震の災害義援金の募金活動を行う。午前10時半〜11時は球場外、同11時〜11時半はA・D・Rの入場ゲートとグラウンド内で行う予定。

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前ロッテ鈴木がテスト

前ロッテ鈴木貴志投手(25)がヤフーBBスタジアムでオリックスの入団テストを受けた。合否は近日中に通達される。

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パ日程会議

パ・リーグは19日、東京・銀座の事務局で日程会議を開き、来季日程の大筋を固めた。会議では新規参入の楽天から東北各地での主催試合を行いたいとの強いアピールがあり、宮城以外の5県で組み込めるカードの調整を行う方向となった。楽天の南壮一郎営業担当は「東北で試合をやる気持ちは強い。正直、他地方ではない」と東北をフランチャイズとする初のチームであるとの認識を強調していた。

また3月26日の開幕カードはダイエー−日本ハム、西武−オリックス、ロッテ−楽天となる。今後はオリックスと共に阪神がダブルフランチャイズにする大阪ドームの問題など球場の確定を図る。その上で理事会での承認を得て再調整し、12月初旬にも来季日程を正式発表する。

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楽天は「事前交渉」否定

ラミレスの獲得交渉に当たり、ヤクルトから事前交渉(タンパリング)があったと指摘された楽天の米田純代表は19日、全面否定した。この日「ルールは守っている」と語った。ヤクルト側が神経質になるように、今後はマネーゲームになることは必至。しかし「あまり高くなるようだと引くことだってある。できる範囲で精一杯お願いするだけ」と、常識を逸脱しない獲得競争にしたいことを明かした。

この日、秋季練習にメキシカンリーグで現在打率1位のリノ・コネル内野手(32)が参加した。ラミレスら大物候補の獲得に失敗した場合、正式に入団交渉を行う予定で「見てみたい」という田尾監督の希望で来日した。

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岩隈説得へ長期戦覚悟

合併球団入りに難色を示している岩隈久志投手に対し、オリックス小泉隆司球団社長が近日中に2度目の会談を行うことになった。前日18日には中村GMが同投手と階段したが、気持ちを動かすには至らず。19日、報告を受けた小泉社長は「残ってほしいというより、彼はウチの選手。オリックスの選手が会いたいと言ってくれば喜んで会います」とオリックス入りが動かないことを強調した。

さらに同社長は「彼は我儘を言っていることも分かっていると思う。ほかの選手は落ち着くところに落ち着いているし、納得してもらえれば。リミット?いつまで、というものはありません」と話し、長期戦となっても説得を続ける構えもみせた。また20日には大阪市内のホテルで行われる近鉄OB会で仰木彬監督と岩隈が同席することになっており、事態の推移が注目される。

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ヤクルト、ラミ獲りで調査要求[スポニチ]

ヤクルトは19日、アレックス・ラミレス外野手をめぐる獲得交渉において楽天にタンパリングの疑いがあったとして、非公式ながらセ・リーグ連盟に報告を行った。

同球団では、ラミレスとの独占交渉権が切れる16日(米国時間15日)までに楽天が事前交渉を行ったとの疑念を抱いており、この日も中島国際部長が「随分と前からマスコミに楽天の名前が流れている訳でしょ。(根拠は)それだけじゃないけどね」と発言。早ければ22日にも野球協約第73条にのっとり、豊蔵セ・リーグ会長に正式に文書で事実の調査を求めた上で、コミッショナー提訴に踏み切る方針だ。

一方の楽天側は、米田球団代表が「16日以降からしか交渉していないと編成の方から聞いています。タンパリングと言われるのは心外。ウチは正々堂々とやっています」と強い不快感を示した。

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セ・パ交流戦初戦に楽天vs巨人?[ニッカン]

パ・リーグの営業担当者会議が19日、都内の連盟事務所で開かれ、来季の公式戦日程について検討案をまとめた。担当者レベルでは5月6日のセ・パ交流試合開幕日に、新規参入の楽天と巨人、近鉄と合併したオリックスと中日が対戦する案が浮上している。 今回、まとめられた案は来週の持ち回り理事会で修正作業をした上で、12月初旬に正式発表される見通しとなった。

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交流試合開幕戦に楽天vs巨人[報知]

パ・リーグは19日、東京・銀座の事務所で営業担当者会議を開き、来季の日程を作成した。初めて開催される交流試合の開幕戦となる5月6日に、楽天対巨人、オリックス対中日のカードが組まれることが濃厚となった。

交流試合については12球団の営業者担当会議で詰められていたが、この日の会議ではパのレギュラーシーズンも含めた日程の調整が行われた。東北初の球団となった楽天は、記念すべき交流戦初戦を本拠地の宮城球場で巨人と実施する方向。近鉄と統合した新生オリックスも、交流戦初戦を大阪か神戸の本拠地でセ・リーグ覇者の中日と戦うことで話がまとまっている。日程は8割以上が決まり、残りは地方球場開催分の調整を残す程度だ。

パの村田事務局長は「大筋では固まった。細部調整をして理事会で決定です」と説明した。今後は理事会の承認を得て、12月上旬にも正式に発表される。

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岩隈「オリックス投手会懇親会」欠席へ[報知]

合併球団「オリックス・バファローズ」でのプレーに難色を示している岩隈久志投手は19日、大阪市内のホテルで20日に行われる「オリックス投手会懇親会」に欠席することが19日、分かった。同投手は当日に開催される近鉄OB会から招待されており、歓迎ムードを演出しようとした新球団の投手陣は、肩透かしを食らった。

合併球団のイベントへの参加には消極的だった岩隈が、礒部と共に現役代表として、早くから招待されていた近鉄OB会への参加を優先した。本人にすれば、気まずいムードを感じないで済む、正当な理由が見つかった格好だ。

発案した赤堀投手コーチは「もちろん彼には来て欲しい。でも、難しいでしょうね」と、他の投手陣は全員参加しても、肝心の主役の不参加に、無念の表情を浮かべるしかなかった。

10月22日に続き、近日中に2度目の直接会談を行う小泉球団社長は「既にオリックスの選手。会いたいと言われれば、何度でも会う。何でも答えるし、いつまでかかってもいい」と、説得に自信を見せたが、前日(18日)の中村GMとの初会談でも、岩隈は態度を硬化。他球団でのプレーを希望するかたくなな心を、解きほぐすことはできなかった。

近鉄OB会には、仰木監督も出席。指揮官とエースは再び、顔を合わせるが、ナインとの接触にも難色を示す最多勝右腕を説得する切り札は、オリックスには見つかりそうにない。

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