12月23日12月23日来年3月26日のパ・リーグ開幕戦で楽天を迎え撃つロッテが、千葉マリンで「楽天歓迎セレモニー」を検討していることが23日、明らかになった。この日、韓国視察から帰国した瀬戸山隆三球団代表が、羽田空港で「来年の開幕戦は特別なものにしたいね。せっかく相手は楽天なんだし。一緒になって盛り上げることができたらいい」と語った。
本拠地開幕戦といえば、主催球団が力を入れて自軍をアピールするセレモニーを企画するのが通例。だが、パ・リーグは大きく生まれ変わろうとしている。野球人気の復活へ、リーグ全体で団結していく考えを示した。同代表は「試合前に楽天を歓迎するようなイベントができたらいいね。お互いの選手を紹介？そういうことができればいい。具体的には、これから考える」と前向きに話した。
また楽天の開幕投手は、岩隈が予想される。「望むところですよ。負ける訳にはいかない」と同代表。岩隈との相性は決して悪くなく対戦打率2割9分9厘、今季15勝2敗の右腕の「2敗」もロッテ戦だった。試合が始まれば攻略モードに転換。「連勝して、勢いに乗りたい」と先輩球団の貫禄を見せつける。
ヨン様が「野球解説」もやっちゃう！？来年6月28、29日に韓国で日本プロ野球初の公式戦（対ホークス）で、始球式に内定している韓国人気俳優のペ・ヨンジュンがテレビ中継のゲスト解説者をするプランが浮上している。開催地の釜山と仁川の球場や韓国野球委員会（KBO）などを訪問していたロッテ瀬戸山代表が23日に帰国。親会社のCMに出演しているペや女優のチェ・ジウを始球式に起用するために韓国ロッテ本社に打診し、さらに野球解説プランも明かした。現地では釜山文化放送が生中継する予定で「相手の都合によるが、解説をやってもらえたらいいね。日本でも中継できたら」と話した。球場の収容人数は約3万人だが、日本からもツアーを組む予定。「ぜひとも満員にしたい」と成功させるつもりだ。
来季の韓国公式戦（6月28、29日）に向けた視察のため、渡韓していたロッテ・瀬戸山隆三球団代表が23日、羽田着の日航機で帰国。2試合を韓国で生中継するプランを明かした。
韓国での試合については日本で絶大な人気を誇るヨン様こと俳優のペ・ヨンジュンを始球式に起用する案が既に検討されている。瀬戸山代表は韓国ロッテ本社の関係者を通じて女優のチェ・ジウとのダブル始球式を打診。また、地元テレビ局も2試合の中継に乗り気で「ヨン様にはゲスト解説者をしてもらうのもいい」（同代表）と新プランも浮上している。
今回の訪問では現地で選手が宿泊するホテルや球場、KBO（韓国野球委員会）を視察。釜山の社稷（サジク）球場はビジター側のトレーナー室にベッドがないなどの不備があったが「対応は可能」と施設は概ね合格点。「あとは（スタンドを）満杯にしたい」と意気込んでいた。
岩隈の楽天移籍決定でロッテ・瀬戸山球団代表が3・26開幕戦（千葉マリン）登板を熱望した。「話題性もあるし、望むところ。うちも最初に叩いて波に乗らないといけないし」。9年ぶりの地元開幕で大入り満員を目指す中、注目度が高い新規参入球団の初戦に岩隈デビューが重なれば効果は倍増。西村ヘッドコーチも「苦手意識はないからね」と話す。15勝右腕が今年唯一負けたのがロッテ戦で5戦1勝2敗に防御率4.95。6月5日に2ランを放った橋本も「打てば目立つし、気合も入る」と歓迎していた。
来年6月のホークス戦開催のため、韓国入りしていた瀬戸山球団代表が羽田空港着の日航機で帰国した。釜山と仁川で球場を視察し、KBO（韓国野球委員会）も訪問。「韓国では選手の兵役（忌避）問題もあってお客さんが少ないようですが、ぜひ成功させたい」。ヨン様こと俳優ぺ・ヨンジュン招聘に関連し、韓国ロッテの関係者とも会談。始球式案に加え、日本での中継も視野に「ゲスト解説も考えないと…」と話した。
来年3月26日のパ・リーグ開幕戦で楽天を迎え撃つロッテが、千葉マリンで「楽天歓迎セレモニー」を検討していることが23日、明らかになった。この日、韓国視察から帰国した瀬戸山隆三球団代表が、羽田空港で「来年の開幕戦は特別なものにしたいね。せっかく相手は楽天なんだし。一緒になって盛り上げることができたらいい」と語った。
本拠地開幕戦といえば、主催球団が力を入れて自軍をアピールするセレモニーを企画するのが通例。だが、パ・リーグは大きく生まれ変わろうとしている。野球人気の復活へ、リーグ全体で団結していく考えを示した。同代表は「試合前に楽天を歓迎するようなイベントができたらいいね。お互いの選手を紹介？そういうことができればいい。具体的には、これから考える」と前向きに話した。
また楽天の開幕投手は、岩隈が予想される。「望むところですよ。負ける訳にはいかない」と同代表。岩隈との相性は決して悪くなく対戦打率2割9分9厘、今季15勝2敗の右腕の「2敗」もロッテ戦だった。試合が始まれば攻略モードに転換。「連勝して、勢いに乗りたい」と先輩球団の貫録を見せつける。
遅れてきたエースに全てを任せる。楽天田尾監督が23日、オリックスから金銭トレードで楽天入りする岩隈を来季の開幕投手に指名した。
この日、ニッポン放送「ショウアップナイターストライク」の終了後、「よほどのことがない限り、開幕投手は岩隈で行きます」と迷いなく答えた。前夜、会見で「開幕投手と20勝」の目標を掲げた岩隈の姿をニュースや新聞で見て、決意はさらに固まったという。
田尾イズムで外国人もベテランも横一線で競争させる方針に変わりはないが、「ほかの投手のことは頭に描きませんでした」と2年連続15勝の右腕だけは別格だった。「すっきりしたいい表情でしたね。近鉄時代から全てを知る小野投手コーチもいる。彼らに全てを任せて、ゆっくりしっかり開幕に合わせて欲しい」と全幅の信頼を置いた。
球団も騒動が一件落着した岩隈が安心して新年が迎えられるよう、オリックス側から連絡が入り次第、最優先で移籍交渉を行う。年内には全ての手続きを終え、楽天元年のエースを迎える態勢を整える。
オリックスから楽天へ金銭トレードで移籍する岩隈久志投手の背番号が「21」になることが23日分かった。球団ではオリックスとの交渉に備えて書類を作成中だが、背番号はこの日決定。近鉄時代からつけている番号を用意し、受け入れ態勢を万全に整えた。
待ちに待った大黒柱の獲得に、球団サイドの動きは迅速だった。「たまたま空いていた。でも、本人にとってもちょうどいいでしょう」と球団関係者。昨年、背番号が48から21に変わった岩隈も今季15勝を挙げ最多勝を獲得した背番号だけに快諾することは間違いない。既に田尾監督も「楽天のエースです」と明言。開幕投手を示唆するなど、岩隈には大きな期待を寄せている。
オリックス側との交渉は、早ければ24日から本格的にスタートする。移籍金については1億5000万円から2億円の間になる見込みで、米田球団代表は「あまり先延ばししないで、早く決めたい」と楽天・岩隈の年内中の正式誕生に意欲的だった。
田尾監督が岩隈の開幕投手を明言した。ニッポン放送のレギュラー番組出演後、3・26ロッテ戦（千葉マリン）について「開幕戦はよっぽどのことがない限り岩隈でいきます。彼を中心にローテーションを組む訳ですからね」と話した。さらに今回の移籍騒動で全く体を動かしてない点を考慮。キャンプの調整について「ゆったりと体をつくってもらって構わない。本人に任せます。3月中旬のオープン戦に出てきてくればいい」とエース特権を与える考えを示した。
福岡にサンタクロースならぬ「孫タクロース」が舞い降りる。24日、臨時オーナー会議が都内で開催され、ダイエーから通信大手ソフトバンクへの球団譲渡が正式承認される。新球団誕生に合わせ、ソフトバンク孫正義社長が福岡入り。地元財界への挨拶や福岡ドーム視察、共同記者会見、テレビ出演…と分刻みのスケジュールをこなし、自ら新球団名を発表する。また来年1月30日には福岡ドームでファンを招き、大々的な「発足式」を開催予定。いよいよ孫ホークスが動き出す。
ビッグなクリスマスプレゼントを手土産に、ソフトバンク孫社長が24日、福岡入りする。ダイエーホークス買収に名乗りを上げた10月18日から約2ヶ月。ついに新球団がオーナー会議で正式承認され、産声を上げる。ソフトバンク関係者が孫社長の心境を代弁するかのように話した。「忙しくなりそうですが、明日が楽しみです」。記念の1日をチームが本拠地にする福岡で迎えるため、新オーナーとなる孫社長は、多忙なスケジュールをぬって午前中のうちに飛行機に飛び乗るという。
まさに分刻みのハードな日程が組まれている。福岡入りすると、そのまま地元財界への挨拶に回る。ちょうどオーナー会議が開催される午後3時からは初めて本拠地・福岡ドームに足を踏み入れ、王監督と球場見学する予定。夕方には市内ホテルに移動し、山崎広太郎福岡市長らも参加する「市民の皆様との集い」に出席。その後、共同記者会見に臨み、自ら新球団名を発表すると共に決意披露する。目の回りそうなタイトさだが、さらにテレビ出演が待ち構えている。新チーム誕生を、これでもかとばかりに強烈アピールする考えだ。
孫社長のモットーとする「清く、正しく、強く、ファンに愛されるチーム」づくりへの第1歩が刻まれる。1月30日には王監督や選手とともに「発足式」を福岡ドームで開催する予定。ビッグイベントもしっかり準備し、ファンのハートをわしづかみする。
世界一決定戦、インターネット上での試合放映、チケット・グッズオークションなど、これまでも様々なアイデアを出してきた孫社長。世界一のチームへ、いよいよ「新生ホークス」が、羽ばたく。
臨時オーナー会議が24日午後、都内のホテルで開催される。日本プロ野球組織（NPB）にダイエーからの球団譲渡を申請したソフトバンク（孫正義社長）の参入が審議される。会議ではダイエー・中内オーナーの代理で出席するダイエー本社・蓮見社長からソフトバンクの新球団名や、経営形態などの新体制が示されることになっている。20日に開かれた実行委員会ではソフトバンクの参入を全球団が了承しており、オーナー会議でも全会一致で承認される見込みだ。
孫社長は24日に福岡入りし、地元企業の幹部と会談し、福岡ドームも見学。さらに市内のホテルで王監督と共に「市民の皆様との集い」に出席。その後に記者会見を行う。球団ロゴなどをお披露目する予定となっている。
また、オーナー会議には新たに参入した楽天の三木谷浩史オーナーが初めて出席する。参入決定以来、完全ウエーバー制の導入など球界改革に積極的な姿勢を示しており、会議での発言が注目されている。
プロ野球の臨時オーナー会議は24日午後、都内のホテルで開催される。日本プロ野球組織（NPB）にダイエーからのホークス球団譲渡を申請した情報通信大手ソフトバンク（孫正義社長）の参入が全会一致で正式に承認され「新生ホークス」が誕生する。
会議では球団名や経営形態などの新体制も明らかになる。孫社長は本拠地となる福岡入り。地元企業の幹部と会談し、福岡ドームも見学。さらに市内のホテルで市民を集めたイベントを開いた後、午後6時から記者会見に臨む予定になっている。
新規参入するIT（情報技術）関連企業の楽天に続く新加盟で、親会社の変更は平成14年に横浜の筆頭株主がマルハからTBSとなって以来。