わたしはかもめ2004年鴎の便り(12月)

便

12月25日

ロッテ開幕カードに615勝コンビ[報知]

◇金田氏&村田氏が楽天との始球式登板へ

ロッテが楽天との来季開幕カード(3月26、27日・千葉マリン)で、同球団OBの金田正一氏(71)と村田兆治氏(55)に始球式登板を打診したことが25日、明らかになった。実現すれば「2戦合計615勝」の超豪華始球式。球団は両氏の招聘に向けて全力を挙げている。

400勝左腕と215勝右腕。2人の大投手が開幕戦に花を添える。全国的に話題を集めること間違いなしの楽天イーグルスの“デビュー戦”。ロッテは本拠地・千葉マリンでの注目試合を、大々的に盛り上げる考えだ。「お二方には話をさせていただきました。偉大なOBは大事にしていかないといけませんから」と瀬戸山球団代表。6月の韓国開催(対ソフトバンク)でのペ・ヨンジュン、チェ・ジウに続き、またもビッグネームの始球式招聘に動いた。

重光オーナー代行が「新しいパ・リーグを印象づけるための大切な試合」と位置づける楽天との開幕2連戦。ロッテの代名詞とも言える金田、村田両氏の始球式以外にも、サプライズ企画を用意するという。初勝利を狙う楽天に対して、2人合わせて615勝。試合前から、ロッテがスケールの違いで圧倒してしまいそうだ。

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小泉社長に岩隈問題説明求める

◇オリックス川越、選手納得しない

オリックス川越英隆選手会長が25日、岩隈久志投手が楽天へ金銭移籍した件で、小泉隆司球団社長に説明を求める考えを明かした。神戸球場での自主トレ後「説明を求める要望がチーム内に出た場合、社長に応じてもらいたい」と語った。

22日の移籍決着は、旅行先のグアムで知った。合併球団の初代選手会長の立場から、岩隈の説得に乗り出し、自身の契約更改も保留してきたが「ある程度(岩隈の)気持ちは分かっていましたし」と冷静に受け止めた。27日に再交渉に臨み、契約に片はつける。だが、岩隈問題の事後処理がうやむやになった場合は、見過ごせない。「社長は(岩隈問題の)説明はしないといわれているようですが他の選手が納得しないでしょう」。フロント、選手が一致団結しなければ、球団イメージの回復は図れない。川越は「野球をやりづらい環境をつくらないようお願いしたい」と話した。

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