わたしはかもめ2004年鴎の便り(12月)

便

12月26日

厳冬ロッテ、越年続出も

ロッテの契約更改交渉で越年者が続出する可能性が出てきた。26日、千葉マリンで藤田宗一投手が2度目の交渉に臨み、今季5800万円から1400万円増の7200万円を保留した。今年は中継ぎ左腕として62試合に登板。「数字に出ない部分を考えて欲しい。こっちはいつでも(交渉に)来ることができる。納得するまでやりたい」と話した。

希望額とは1000万円程度の開きがある。複数年契約も要求したが、球団側と折り合いはつかなかった。1回目で保留して時点で「自費キャンプ?そうなったら行かない。こっちでも練習はできる。それぐらいの覚悟を持っている」と1歩も引かない構えを見せており、3度目となる28日の交渉も不調に終われば越年交渉となる。

現在、保留者は藤田のほかに、諸積、代理人交渉を続けている小林宏、福浦と4人いる。さらに27日はエースの清水直が登場する。瀬戸山球団代表は「早くスッキリしたいという意味では早く契約を終えたいが、何が何でも年内にという訳ではない。お互い納得するまで話し合いたい」と語っていた。

藤田
「サインしていません。上積みはあったけれど…。ずっとロッテでやっていきたいと思っているので、複数年ならば球団の提示に近い金額で考えられたけれど…。複数年はしないと言われました。単年ならば譲れない。金額の差は大きいですね。出来高も言われましたが、今年の成績ですからね。あくまでも土台の部分で考えてももらいたいです。やった時に上げてもらわないと…。」

◇年末恒例「選手と一緒に大忘年会」開催

26日、年末恒例の「選手と一緒に大忘年会」が、浦安のサンルートプラザ東京で行われた。今年は渡辺俊、田中良、浅間、田中雅、青野、内の6選手が参加。ファン350人を前にホスト役を努めた。

この日の宴会部長に指名された田中良の乾杯の音頭で忘年会がスタート。選手達がステージから会場に降りると、早速大きな輪がいくつもできた。撮影会、抽選会と進む進行途中で、渡辺俊と内はショップにも顔を出し、「いらっしゃいませ」と店員を努める場面も見せるなど、ファンとのふれあいに努めた。

会場が盛り上がったのは、内と浅間の「マツケンサンバU」。マーくんが踊りをマスターし、ゲスト出演した「えちうら」のメンバーと一緒に、内と浅間のカラオケに合わせてその踊りを披露する予定だったが、機械のトラブルで歌詞がモニターに出てこず、苦笑いの2人。グランドでは見られない姿に、逆に拍手喝采。ようやく歌い終えると、頭をかきながらステージを降りた。

抽選会では、グッズや選手の用具のほかに、各選手がチョコレートで一言書き加えたケーキもプレゼント。「優勝」と記した渡辺俊は、「初めて書いたけれど、まあまあ。気持ちを入れて書きました」と笑顔を見せた。

約3時間行われた今年の忘年会。最後まで盛り上がった雰囲気の中で無事幕を閉じた。

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ロッテ格安でも放送試合数増優先[報知]

お金より、ファンを下さい−。ロッテ・瀬戸山隆三球団代表は26日、来季のテレビ放送に関し、収入より放送試合数を優先させる方針を明かした。球団は今後、地元ローカル局の「千葉テレビ」を中心に交渉を重ねていく。

地域密着につながるなら、格安料金も受け入れる。千葉テレビでの1試合の放映権料はわずか15万円程度。今季は20試合の放送だったため、同代表は「1試合でも多く放送して欲しい」と、放送試合数の増加を第1とする方針を示した。

福岡や北海道などキー局を抱える地方局の場合は競争が生まれ、放映権料は1試合600万円〜800万円になる。1試合15万円の収入だと、50試合の放送でも球団に入る金額は「15万円×50=750万円」。年間50試合の放映権料を合わせても他球団の1試合分程度となるが、瀬戸山代表は「収入より、放送してもらって露出していくことが大切」と強調した。球団側は年明けに千葉テレビと交渉を行う予定。“価格破壊”の結末やいかに…。

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ロッテ「収入より露出」放映権料値上げ見送り[スポニチ]

露出増へ“安売り作戦”に出る。瀬戸山球団代表が地元での試合中継増加を見据え「収入より露出が大事」と訴えた。近くちばテレビと同局筆頭株主の千葉県と会談。中継増を要請するが、放送権価格値上げを見送る。同局への販売価格は1試合15万円程度。全国放送で1試合1億円の巨人戦と比べて格安だが「まずは情報を流さないと」。地元でも大型ビジョンを使った無料中継で地域密着を推進する。

◇藤田、2度目も保留

藤田が千葉マリンで2度目の契約交渉に臨み、1400万円増となる年俸7200万円の球団提示を保留した。前回から200万円の上積みがあったが、希望額との差は依然1000万円以上。「“その額なら複数年で”とお願いしましたが断られたので」。出来高による補填も拒絶し、あらためて徹底抗戦を主張。「納得がいくまでは」とあらためて越年も辞さない構えを示した。

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ロッテが必死の訴え!ちばテレビさん中継増やして[サンスポ]

地元密着へ向け、ファン拡大を図るロッテが悲痛な叫び。瀬戸山隆三球団代表は26日、本拠地戦の地元テレビ局の放送拡大を訴えた。今季20試合だった『ちばテレビ』の放送数を来季、1試合でも多く増やして欲しいとお願い。放映権料は1本15万円程度ながら、切実です。

ファンサービスを充実させ、地域密着を図るロッテが、必死の訴え。

瀬戸山代表
「まずはマリーンズを露出していくことが大事。1試合でも多く放送していただきたい。」

瀬戸山代表が地元メディアへお願い。今季のちばテレビの放送は、全主催試合の半分にも満たない20試合。これを1試合でも増やし、地元ファンへのPR活動を充実させたいのだ。

他球団の場合、一般に地方局の放映権料は1試合600〜800万円ともいわれるが、ちばテレビとの契約は15万円程度。それでも同代表は「収入云々ではなく、まずはマリーンズの情報が露出すること」と、料金据え置きでも放送試合数の増加を訴える構え。現在は千葉県、千葉市も加えて交渉中で、年明けにも会合が開かれる予定。

船橋市にオープンしたショッピングモール『ビビットスクエア』に、試合中継を流す大型ビジョンを設置する計画もあり、着々とチームの露出拡大を進めているロッテ。収入増より露出増。小さいことからコツコツと、ですな。

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藤田が徹底抗戦…7200万円増を再び保留[サンスポ]

中継ぎで今季リーグ2位の62試合に登板した藤田が26日、2度目の契約更改交渉に臨み、前回提示から200万円増の7200万円を再び保留した。「まだ(希望額とは)1000万円以上(差が)あります。次回(28日)向こうが何て言ってくるかですね。納得いくまで何度でも来ます」と徹底抗戦の構え。ロッテは藤田以外にも5人の未更改選手がおり、越年続出の可能性も出てきた。

◇イベントを開催

ロッテが、千葉・浦安市内のホテルで「選手と一緒に大忘年会」のイベントを開催。渡辺俊介投手ら6選手が、ファン約350人と抽選会などで盛り上がった。

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孫オーナー、総年棒100億円計画![スポニチ]

福岡ソフトバンクホークスの孫正義オーナーが26日、近い将来にチームの選手年俸総額を100億円以上にする意向を明らかにした。米大リーグのワールドチャンピオンとの対戦を究極の目標に日本球界に参入した同オーナーは、まずは選手の待遇面でメジャー級を目指す。

世界一を目標に掲げる孫オーナーならではの改革案だった。

「私は日本の選手年俸は安すぎると思う。だから優れた選手がメジャーに行くんです。メジャーの上の方は(チーム年俸総額が)100億円以上のチームもあるが、日本の国力からいっても向こうのトップと十分サシで戦える力を持ってもおかしくはない」。孫オーナーは自信満々に言い切った。04年のダイエーの選手年俸総額は約25億5000万円。これはリーグトップ、12球団中でも5位と決して安くはない。しかし同オーナーが指摘するようにメジャーではヤンキースの約190億円を筆頭に、レッドソックス、エンゼルス、メッツの4球団がチーム年俸100億円以上。「私はワールドチャンピオンシリーズこそが目指すべきゴールだと思う。そのためにも(年俸面でも)ガンガン意地を張り合えばいい」と、世界一に向けてまずは選手の待遇面の改善を図る。

決して大風呂敷ではない。04年の球団売上高は約175億円だが、今後の目標に300億円を設定。このノルマをクリアすれば、100億円軍団構想も夢ではない。

そして孫オーナーが金に糸目はつけない方針を打ち出したことで、来季にFA権を取得しメジャー移籍も視野に入れる城島の引き留めにも大きな光が差し込む。孫オーナーは「ずっととどまって欲しいスター選手です」と城島を評し、日本人初の年俸10億円を提示する用意もあるといわれる。

世間の不景気など、どこ吹く風の孫発言。新生ホークスが名実ともに“日本のヤンキース”を目指す。

◇孫オーナー、球界維新への思い語る

孫オーナーはテレビ朝日「サンデープロジェクト」に王監督と共に生出演。「コミッショナーは国民投票で選べばいい」、「裏金を渡したチームや、10年間で5、6位を何度か続けたら親会社が入れ替わる」など球界維新へ独自の思いを熱く語った。その一方でダイエーのこれまでの観客動員数について触れ「内部資料を見た結果、3万4000席弱しかないのに、4万8000人で発表していた」と、水増し発表が行われてきた事実を認めた。

◇王監督、巨人人気低迷原因は大型補強に

王監督は番組内で巨人の監督復帰の可能性を問われると「1度辞めさせられているから、まず戻る気はないですね」とホークスから離れる考えはないと語った。また、テレビ視聴率など古巣が低迷する原因には「V9の時は日本の選手だけでやっていた。今は生え抜きの選手も少ない」とFAや外国人らの大型補強が、人気凋落の要因だと指摘していた。

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ホークス年俸総額100億円に引き上げ[報知]

◇孫オーナー「年俸安すぎる」…06年までに“世界5位へ”

ダイエーを買収したソフトバンクの孫正義オーナーが26日、2006年以降に選手年俸の総額を100億円に引き上げる意向を示した。豪華軍団化でスター流出に歯止めをかけ、メジャーに対抗していきたい考えだ。また、この日、王貞治GM兼監督と共にテレビ朝日系「サンデープロジェクト」に生出演し、様々な球界改革案も披露した。

12球団NO.1の年俸総額を誇る巨人の2倍近い資金を注ぐドリーム軍団。この日、全国放送の生番組で「世界一のチーム」を目指すと公言した孫オーナーが番組出演後、でっかい計画を明かした。年俸総額を100億円にまで高騰させるのだ。

縮小均衡に進路をとり始めた球界に、孫オーナーが真っ向から挑戦状を叩きつけた。「年俸が安すぎる。メジャーの上の方は、100億円のチームもある。日本は20から30億円ぐらいでしょ。国力からいっても、向こうのトップとサシで十分に戦える力を持っていてもおかしくない」来年にはグループの連結売り上げが1兆円を超えるIT企業の旗手が、堂々の拡大路線を宣言した。

日米の年俸ギャップをなくせば、相次ぐスター流出にも歯止めをかけられると考えている。「日本の優れた選手がメジャーに行ってしまって、総2軍化になっている。ある程度、出ていくのは仕方がないが、向こうからもトッププレーヤーを連れてきて、お互いが意地を張ってガンガンやればいい」と米球界にも果たし状を叩きつけてみせた。

札束攻勢の最初のターゲットとして考えているのは、来季にFA権を取得する城島だ。「ぜひ、とどまって欲しいし、とどまってもらえるよう、話し合いが必要だと思う」と、引き留めへ全力を挙げることを明言した。

城島は既に今オフは複数年契約を結ばない意思を明確にしているが、28日の第1回契約更改交渉では、破格の条件提示は確実。もし、単年契約に終わっても、来オフには凄まじい残留工作が行われるのは間違いない。

惜しみない投資をする一方で、回収するプランもしっかり持っている。“リアル・ワールドシリーズ”開催の放映権、インターネットを駆使したチケット販売などで、現在175億円の球団売り上げを将来的には300億円にまで伸ばす計画も披露。ヤンキースに匹敵するドリームチーム結成へ、孫ホークスが球界の歴史を塗り替えそうだ。

◇巨人へ王監督「戻る気ない」

王監督が将来の巨人復帰を完全否定した。孫オーナーと共にテレビ生出演した指揮官は、仮に巨人から監督就任を要請された場合の去就を問われ「戻る気はないです」ときっぱり言い切った。古巣・巨人の人気回復の方法に関しては「中心選手には生え抜きの選手を育てた方がいい。ファンも成長の過程を楽しみにしていると思う」と、自前のスター輩出に力を注ぐべきとのアドバイスを送っていた。

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年俸100億円超!孫オーナー球界常識覆す仰天プラン

「福岡ソフトバンクホークス」のオーナーで、通信大手ソフトバンクの孫正義社長と王貞治監督が26日、テレビ朝日「サンデープロジェクト」(日曜午前10時)に生出演。孫社長は、将来的にチーム年俸総額をメジャーに匹敵する100億円以上まで引き上げるプランをぶち上げた。オーナー会議での積極発言も約束。そのほか、次々と斬新なアイデアを披露し「拡大均衡路線」で、球界に新風を吹き込む意欲をあらためて語った。

孫オーナーのプランは、現在の球界の枠組みをはるかに大きく超えていた。ダイエーは今季、選手の年俸総額が日本人選手だけでパ・リーグ最高となる約25億5000万円。外国人選手も含めると30億円超だった。12球団トップの巨人(04年度は日本人選手だけで約40億円)をも、孫社長の考えは軽々と上回っていた。「メジャーには100億円のチームもある。日本は20億円くらい。国力からいっても、向こうのトップと十分に戦える力があってもおかしくない。かかる金があれば、入ってくる金を増やせばいい」。将来的な構想ではあるが、チームの年俸総額を100億円超とするアイデアをぶち上げた。

尊敬する幕末の志士・坂本竜馬が常識にとらわれなかったように、球界の常識を覆す発言でもある。今季の球界再編問題は、選手の年俸高騰が球団経営を圧迫していることにもかかわっている。だが、孫社長はこの日、王監督と生出演したテレビ番組内でもきっぱりと言い切った。「(現在のチーム年俸総額は)安すぎる。日本の選手がメジャーに行ってしまう。日本が(メジャーの)総2軍化になる。向こうからも(スター選手を)取ってくればいいし、いい意味でガンガン、意地を張ってやればいい」。年俸抑制を目指す各球団から反発される可能性もあるが、それでもオーナー会議での積極発言を約束し「意見がぶつかり合うのが議論」と言葉に力を込めた。

もっとも、収入面を将来的にチケット、グッズ販売などで300億円近くまで増やす計画達成が前提だ。孫社長の目標は、常々口にしている「世界一」。高いレベルの視点に立ち、孫オーナーは球界改革を働きかけていく。

◇改革プラン続々

ドラフトの裏金問題対策
裏金への厳格なルールづくりを提案。「裏金を贈ったチームの経営母体変更を求めるくらいの厳しい対策が必要」
下位低迷チームへの罰則
10年間で一定期間5、6位だった場合、オーナー企業変更も辞さない程度の罰則づくり
コミッショナーの国民投票
選挙のように、立候補して国民投票を反映させる
オーナー会議の公開
テレビやインターネットで公開するなど開かれた議論を要望

◇王監督「心強い」

孫社長と共に王監督もテレビ出演し、強力タッグ結成をアピールしていた。王監督は「(孫社長は球界のことを)前向きに考えていただいているし、心強い」と、早くも新オーナーに大きな信頼を寄せている。テレビ番組内では王監督が、巨人監督復帰や、巨人の人気低迷の打開策を聞かれる場面もあったが「戻る気がないのに」と返していた。

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プロ野球どこへ-1

◇各球団首脳へのアンケート

激動の1年を終えた日本プロ野球は、これからどう変わっていくのか。それぞれの球団と共に、球界全体をも運営する12球団にアンケートを行った。発足70年、球界はグラウンド内外で巨人が牽引役を担った。今後もその図式は変わらないのか。巨人清武英利球団代表は「球界の盟主」として誇りを持ち、巨人改革と共に球界改革にも執念を燃やす。一方、新規参入の楽天三木谷浩史オーナーは、巨人中心の球界構造を変えようと意気込む。プロ野球は、どこへ行くのか。

設問西武
星野オーナー代行
ソフトバンク
角田球団代表
日本ハム
小嶋オーナー代行
千葉ロッテ
瀬戸山球団代表
東北楽天
島田球団社長
日本球界に適したドラフト制度は? 他制度と一緒に考えるべき [完全ウエーバー制]高額契約金は社会通念上不自然 [完全ウエーバー制]戦力均衡の意味でも理想 [完全ウエーバー制]戦力均衡化のため
FAについてどう考えるか? ルールを明確化すべき 補償金の減額、撤廃 [補償金の撤廃]代替選手獲得の制度化必要 [取得までの期間を短縮]金のかかる制度はダメ [取得までの期間を短縮]選手のピークがずぎる
大リーグへのレンタル移籍をどう考える? [賛成だが実現困難]協約見直しなど時間がかかる [賛成]日本球界のレベルアップになる [どちらともいえない]優勝を争っていたら… [賛成]野球は国際化の時代 [賛成]交換留学制度あればいい
全体的に見た選手年俸は適正か? [高い] [適当] [高い] [高い] [高い]
球団にとって、選手総年俸は? [適正な利益還元] [経営を圧迫している] [経営を圧迫している] [経営を圧迫している]
年俸減額の限度は何%にしたい? [制限なし]色々なケースがあるから [制限なし]実績に応じて上げ下げすべき [制限なし]年俸配分を設定すべき 具体的な数字はない。下がる部分に工夫欲しい [現行通り25%]落ち着ける環境必要
パ導入のプレーオフをどう考える? [現行通りでいい]ファンが喜んでくれたから [パも廃止すべき] [現行通りでいい]独自性出しているから セも議論していい [セも導入すべき]野球好きにはいい制度
セでもプレーオフをやるとしたら? セパのたすきがけなど新しい形式を [たすきがけ方式]
プレーオフのアドバンテージをどう考える? [現行通りでいい] [もっと差をつけるべき] [現行通りでいい] [現行通りでいい] [現行通りでいい]
パの優勝決定方式をどう考える? [現行通りでいい] [現行通りでいい] [現行通りでいい] [現行通りでいい]
プレーオフの問題点、意見は? 営業面で考えたい プレーオフ制度廃止 細部は永遠の課題 アドバンテージの付け方
来年予定のアジア杯への期待度は? [大いに盛り上がる]国を代表する戦いだから [まあまあ盛り上がる]国のプライドをかけて戦うから [まあまあ盛り上がる]国際試合は注目度高い [大いに盛り上がる]国際化に取り組むべき [まあまあ盛り上がる]アジアはおもしろい
アジア杯を盛り上げるには? シーズンの延長と考える 金銭的な問題をクリアする シーズン後に落ち着いて
06年開催予定のW杯の時期は? [シーズン前] [シーズン後] [シーズン前] [シーズン前] [シーズン後]
W杯開催に向けての問題点は? 開催時期、ルールなど プロ野球のある国が少ない コンディショニング アジア杯と両方は難しい
使用球についてどう考える? [現行通りでいい]各球団が考えればいい [国際球に統一]国際大会増加を踏まえ [国際球に統一]ボール不統一は野球だけ [国際球に統一]米国と違う球は良くない [年間を通じメーカー1社]同じ弾み方のボールで
ファン獲得に方策があるか? [具体的方策がある]地域密着、イベント参加 [具体的方策がある] [具体的方策がある]飽きない試合を提供 [具体的方策がある]球場をボールパークへ [具体的方策がある]できるだけファンと交わる
選手としての野球経験は? [なし] [本格的にはなし] [大学、社会人まで] [大学、社会人まで] [本格的にはなし]
野球が好きですか? [大好き] [大好き] [大好き] [大好き] [大好き]
野球を理解していると思う? [思う] [思う] [思う] [思う] [大体は理解している]
今の仕事にやりがいと誇りは? [持っている] [持っている] [持っている] [持っている] [持っている]
球団としてGM制度は? 日本に合うか今後検討 [近く導入する考え] [既に導入済み] [導入する考えはない] [既に導入済み]
フロント体制での問題点は? ない、あれば改善する 営業面を強化したい 人数が足りない
球界として改革すべき点は? [コミッショナー権限]、[ドラフト] [ドラフト]、[年俸]、[FA]、[3軍制] [ドラフト]、[年俸]、[3軍制] [ドラフト]、[金銭システム]、[FA]
その理由と具体的方策は? 総合的に考えるべき 並列に改革を 積極的に呼び掛ける
選手と話す構造改革協議会への期待度は? [非常に期待している] [期待している] [期待している] [非常に期待している] [非常に期待している]
その理由や選手会への要望は? 協調し話し合うことが大事 現状と利害が一致するように 選手のアイデア重要 一緒にいい方向を考えたい
今後の球界発展に向け意見は? ファンと共存したい 本拠地が適正な形で分散すべき ファームも再考すべき 若返りを図った方がいい

オリックスはアンケート未回答。なお、アンケートは選択式。[ ]は選択された答え。それ以外は意見など。

西武星野オーナー代行
「今は球界の変革期。球団と選手が一体となってファンのニーズに応えていかなければならない。オープンにできることがあればしていくし、その中には当然、できないことも出てくる。肝心なのはファンとの共存。プレーオフはファンも盛り上がってくれたし、ある程度、下位チームもペナントを諦めず応援できたと思う。アジア杯、W杯の開催にも賛成。国を代表する戦いで盛り上がらない訳がない。ただしマスコミの協力やスケジュールなど雰囲気、環境、システムをつくらなければならない。」
ソフトバンク角田球団代表
「(選手会総会で話題になった)大リーグへのレンタル移籍案には賛成。日本野球界のレベルアップになるだろう。アジア杯も盛り上がると思う。(一部で)力の差はあるが、国のプライドをかけて戦うことになるから。使用球については、国際大会が増えていく中、同一条件で戦えるベースをつくるべきだと思うので、国際球に統一すべきだと思っている。」
日本ハム小嶋オーナー代行
「各球団がフランチャイズを充実させることが大事。首都圏は球団数が多い。適正に分散していくことが良いと思う。球団数は10球団の2リーグが妥当。今はプロとしての技量、能力を兼ね備えた選手が不足している。外国人枠の見直しがあってもいい。メジャーのように1A、2A、3Aのようなシステムもつくるべき。ドラフトではなく、プロの卵をつくる、安いお金で受け入れるというのもいい。またW杯は、プロ野球のある国が少な過ぎる。しっかりした代表を構成できなければ五輪と変わらない。」
ロッテ瀬戸山球団代表
「ファーム制も再考すべきだと考えている。社会人チームも減ってきている。今と同じシステムの3軍制という意味ではなく、新たな3軍制を考えてみては。球団職員的な立場で、3軍に所属するというアイデアはどうか。そうすれば給料や支配下選手という枠にとらわれなくて、野球という、裾野を広げていけると思う。プロ野球だけでなく、野球そのものを考えていく時代だ。球団、選手、チームが一体となって球界の将来を考えていかなくてはいけない。地域貢献という面も大切になってくる。」
楽天島田球団社長
「球界は若返りを図った方がいい。お年を召した方が能力的に…ということではない。私は今まで企業をつくってきたが(上場企業の経営を2社、投資家として18社)必ずどこでやめるかを決めてやってきた。軌道に乗せて若い人に譲るという形で実際に上場1年後にやめた。企業には際限があり、適正ラインが想定できたら次の転換を迎えないといけない。私は野球の知識はプロから見ると子供だが、ビジネスマンとしては何ら引け目を感じていない。そういう視点で野球に触らないと、変わらないと思う。」
設問中日
西川球団社長
ヤクルト
多菊球団社長
阪神
野崎球団社長
広島
鈴木副本部長
横浜
峰岸球団社長
日本球界に適したドラフト制度は? [完全ウエーバー制] [完全ウエーバー制]裏取引がなくなる 2巡目までは入札制を [入札制]米国流出を防ぐため 選択肢が山ほどあり、かつそれぞれの懸案は複雑に絡み合っている。既存の制度からでなく、制度そのものから考えなければ…。よって回答できず
FAについてどう考えるか? 取得までの期間短縮 研究する必要がある [取得までの期間を短縮]入り口が不自由だから [現行通り]選手を育てる期間が必要
大リーグへのレンタル移籍をどう考える? [どちらともいえない] まだ大リーグとの力の差があり難しい [反対]米球界との話し合い必要 [どちらともいえない]年俸の問題が残る
全体的に見た選手年俸は適正か? [高い] [高い] [高い] [高い] 経営の見地でいえば、売上げの半分が選手の総年俸が理想。成績だけで決まらないので回答できず
球団にとって、選手総年俸は? [経営を圧迫している] [経営を圧迫している] [経営を圧迫している] 付帯する総費用含め圧迫
年俸減額の限度は何%にしたい? [制限なし] [制限なし]価値がなければ半分でも [30%(1億円超は50%)]上がる時は2〜3倍 [制限なし]ただ何らかの仕組みは必要
パ導入のプレーオフをどう考える? [現行通りでいい] [現行通りでいい]ポイントを上げるべき [現行通りでいい]パのことに口出しせず [現行通りでいい]パのものに良い悪いは言えない 正解はないのだから、やってみよう、は大切。パの決断は偉い。交流戦もあり、来季はより不公平感が加速する恐れもある。反省と分析が大切だ。
セでもプレーオフをやるとしたら?
プレーオフのアドバンテージをどう考える? [もっと差をつけるべき] [もっと差をつけるべき] [もっと差をつけるべき]
パの優勝決定方式をどう考える? ダイエー優勝で、プレーオフ 今季ダイエー優勝の実績残すべき
プレーオフの問題点、意見は? おもしろうが、今年のやり方には矛盾感じる パの試みは長続きしない シーズンと短期の1勝差価値違う
来年予定のアジア杯への期待度は? [あまり盛り上がらない] [予想がつかない]時期や試合数の問題がある [あまり盛り上がらない]戦力格差が大き過ぎる [まあまあ盛り上がる] 中国はレベルが落ちる。勝って当たり前の大会は選手がかわいそう
アジア杯を盛り上げるには? 年間スケジュールとして考える必要あり 隣国のレベルアップ 参加国が増えればおもしろい
06年開催予定のW杯の時期は? [シーズン後] [シーズン後] [シーズン前]将来的にはシーズン中 [シーズン前] 威信をかけた大会にすべく、回数を重ねないと
W杯開催に向けての問題点は? まず1度やってみないと 世界的な組織が必要
使用球についてどう考える? [現行通りでいい] [国際球に統一]当たり前のこと [国際球に統一]国際試合をやるなら 統一には時間がかかる 飛ぶ、飛ばないの次元では話はできない問題
ファン獲得に方策があるか? [具体的方策がある] [具体的方策がある]ヤクルト愛飲者を攻める [具体的方策がある]ファンの動向を把握 [具体的方策がある]子供ファンへの取り組み ライバルはディズニーランド。参加型非日常空間
選手としての野球経験は? [本格的にはなし] [なし] [本格的にはなし] ラグビー一筋
野球が好きですか? [好き](になった) [好き] 好き、嫌いの次元ではない
野球を理解していると思う? [大体は理解している] [大体は理解している]分からないことは聞く [思う] 年100試合スタンド観戦
今の仕事にやりがいと誇りは? [持っている] [持っている]儲け主義ではなく世のためになっている [持っている] 自分が楽しまなくちゃ
球団としてGM制度は? 将来建徳するが今は… [将来的には導入する] [導入する考えはない] 山中専務がGM的役割
フロント体制での問題点は? まだ古い体制がある [スカウトなどの編成能力] [広報体制の見直し] 受け身でなく、もっと前へ
球界として改革すべき点は? [選手年俸]、[ドラフト]、[国際化]、[ポスティング] [コミッショナー権限] [コミッショナー権限] [金銭システム] マネーゲームからの脱却。外国人は2年目以降年俸に上限を
その理由と具体的方策は? ジャッジできる人は必要 立場が曖昧 全て連動させながら改革
選手と話す構造改革協議会への期待度は? [期待している] [期待している] [非常に期待している] [期待している] 有意義なものにしないと
その理由や選手会への要望は? 改革し続けることが必要 選手会の意見は個々まで浸透を 総論賛成。各論反対は…
今後の球界発展に向け意見は? 自由な発想でやるべき 組織、協約を見直すべき 地道にファン拡大 硬直化せず柔軟な考え方を

巨人と横浜はインタビューでの対応。なお、アンケートは選択式。[ ]は選択された答え。それ以外は意見など。

ヤクルト多菊球団社長
「世の中も構造改革している。ウチは(参入して)35年経っているが、形が変わっていないのは世の中に申し訳ない。巨人といえども、色々な問題が出て、きれいにしていきたいと思っているだろう。球団ではなくNPBとして見る目が必要なのではないか。(全体の変革は球団により利害が違うが)だから最後はある程度、コミッショナー権限でジャッジできる人が必要。悪者になってもそういう権限を持って欲しい。全部任せる訳ではなく、これはコミッショナー、これは各自と分けてやればいい。」
阪神野崎球団社長
「組織や協約そのものを見直す必要がある。ドラフト改革など目先だけではダメ。もっと深めていかないと。よく比較されるJリーグは、組織をつくり、加盟条件をつくった後でチームを募っているので筋が通っている。一方、NPBは各球団が先に存在し、そこから組織をつくった。既存の球団に強い拒否権があって組織に主導権がない。それでも競争相手がなく、日本経済の発展もあってここまで発展してきた。今は曲がり角。日本最大のスポーツという地位を維持すべく、1から取り組まないといけない。」
広島鈴木副本部長
「制度的な改革は、構造改革協議会で進めていく一方で、ファン拡大のための議論も積極的に進めていく必要がある。今までは球団側だけで決めていたが、選手会の意見も吸い上げて、いいものができていくんじゃないかと期待する。プレーオフについては、米国のようにリーグ(地区)が多く、プレーオフ進出のための地区優勝という形ならいいが、日本では何のためのシーズンなんだ、という意見がいつか出てくると思う。W杯(の開催)にはプロ、アマを含めた世界的な組織が必要かも知れない。」
横浜峰岸球団社長
「球団数、各制度など『どれがベスト』は常に流動劇に変わる。『これしかない』という硬直化した考え方は良くない。企業として赤字のない健全な経営と、野球文化の担い手としての役割。優秀な選手の育成、維持には金がかかる訳で、この相反する2つのバランスをいかに取るかが大切。崩れると、様々な問題が表面化する。12球団は巨大なタンカー。1度切った面舵は元へ戻すのに何年もかかる。絶えず話し合い、状況に応じたベストを模索して、できるだけ蛇行しないよう協力していかなくては。」

◇巨人球団代表・清武英利代表「選手の考え吸い上げる、球界は激しく議論」

≫ドラフト、FA、国際化など問題は山積み。どこから手をつけるか。
清武代表
「G(余人)改革と球界改革の両輪なんですよ。だけどG改革をやることで球界改革につながることもある。例えば(巨人が来季から採用する)実数発表なんて球界全体のテーマになっている。やれることをやって、それを球界改革につなげたいのが第1目的。」
≫球界改革では、選手も同席する構造改革協議会が発足したが、どう進むか見えない。
清武代表
「僕は来月か、それほど遠くない時期に試案をまとめようと思う。球団の、僕のポリシーは『選手の意見を聞く』。契約更改の場だけでなくキャンプでも全員に個別に話を聞いて、その意見を取り入れ、試案を叩いていきたい。単に選手会でなく選手…巨人選手とパ・リーグの某球団の選手では意見が違う。聞いてみると、選手会の意見と誓いものも遠いものもある。だから一概に選手会対球団という図式は誤り。色んな意見を出して戦うのは、これからだと思うんですよ。」
≫巨人と球界の利益が相反することもあり得る。
清武代表
「それはあるかも知れないけどね。僕は基本的に巨人は球界の盟主で、昔から一生懸命に努力してきて、今も色んな意味で他球団がやっていないことをやっているという自負がある。ここでの作業のかなりの部分が、球界のためになると思っている。」
≫実行委員会は、なかなか結論が出ない。だからコミッショナーに権限をという意見もある。まとまらない時に決断を任せたいという意見もあった。
清武代表
「結論を任せる?それは、あまりにも無責任。各球団でビジネスを競っている訳でしょう。まとまらないから、第3者に任せるというの。意見としては聞くけど、あまりにも無責任だね。僕は小委員会や実行委員会の場でも、かなり言う。口を極めて言うこともある。なぜか。僕は代表就任の直後から、有志とプロジェクトチームをつくり、忙しくても会議や勉強会をしてきた。5、6人でね。それをぶつけようとしている訳ですよ。意見がバラバラだから誰かに結論を託すなんて、それは努力の放棄。元々ビジネスというのは、それぞれのビジネスモデル、理論を戦わせるところに始まる訳だから。実行委員会も、もっと激論をするべきだと思う。小委員会なんて、少しずつ、そうなりつつある。合宿もして、もっと話すべき。絶対に他人に投げられない。投げちゃいかんのですよ。それは選手にも言っている。自分の職場だから、ファンサービスとか巨人軍はこうあるべきだと自分で考えるべき。この前、選手会弁護士とやり合ったんだけど、彼は『選手は、制度は分からない』と言うから『そんなことはない!』と。選手は分かる。というか、自分の職場のことは自分で考える責任を持ってもらう。それを俺達が吸い上げるし、提案も議論もする。そこからのスタート。その摩擦は避けない。だから若干の時間はかかりますよ。コミッショナーの権限についても検討が必要だが、それより各球団が責任を持って改革試案をシーズンが始まる前に、選手とも相談して考えて打ち出す。そういう競り合いになっているんだと思いますよ。」
≫真剣に考えていかない球団が恥ずかしい。我々もそう思って全球団にアンケートした。
清武代表
「なるほど。でも、アンケートは中間がないから難しい。傾向を示すだけで、新しい提案が出ない。なぜ改革するかといえば、1つの像を結んでいるから。日本プロ野球の究極の目標は世界選手権を争うこと。それは野球協約の第3条に書いてある。みんな見失っていた(来季開催予定の)アジアチャンピオンカップはその礎だし、最終的には世界選手権を争うようにしたい。それはどういうことかと言えば、日本はメジャーの人材の供給源にはならないよ。今はなっているかも知れないけど、一部。メジャーと戦うために日本のプロ野球はあって、特に(日本球界を通らない)直メジャーは絶対に許さない。許さないというか、許せない。そうなったら終わりですよ。巨人というのは本当に野球の専業なんですよ。最後の最後に1チームだけ残っても、2つに分けて野球をやるぐらい、野球の職業球団なんですよ。まあ、阪神は残ってくれると思うけど。撤退なんて言葉はないんだから。」

◇清武代表改革案

ファーム公募制
「来季はファームを有効に使うつもり。公募制…つまり色んなチームを募って対戦したい。ダイヤモンドの原石がクラブチームや社会人にも埋もれている。交流を深めるだけでなく、もっと刺激を互いに受けたい。」
NPBダイヤル
「なぜ今改革かといえば再編問題に加え、不祥事があったから。不正ダイヤルを設けて、匿名でも色々な情報が入るようにすれば球団間、スカウト同士、監督や後援者達への牽制となる。完全ウエーバーにすればなくなるというものではない。」
フランチャイズ制ドラフト
「地元の中から、いい選手を1人か2人獲れないか。例えば九州から新生ホークスに、東北は楽天に。地域密着で親近感が出るし、球団は地元を大事にする。巨人は全国区だが、東京とか関東周辺から。その地域で育った選手が、その球団に入るというシステムがあってもいい。」

◇楽天三木谷オーナー「黒字にする」

楽天三木谷浩史オーナーが、球界全体の改革について熱く語った。まず赤字が続くパ・リーグ球団をばっさりと切り捨てる。

三木谷オーナー
「当然、各私企業が運営する訳だから、自分達の利益が優先されるのは当たり前。だけど一方で認識すべきは、これは事業なんだということ。つまり黒字化しなければいけない。僕は赤字が大嫌いで、ヘドが出る。何で赤字で平気なのか。(事業を)縮小するという意味ではないよ。まず、そこ(縮小)も考えるけど、その上でどうしようということ。」
≫だが、黒字転化が限界と感じたからこそ、今年の球団合併→球界再編という流れにになった。
三木谷オーナー
「どうやれば、みんな黒字にできるのか。(12球団は)パートナーシップ、ジョイントベンチャーのはずなんですよね。そこに、みんな賛同するかどうか。ほかのチームも含めて、考えていくことが必要なのではないか。」
≫なかなか全球団の意見はまとまらない。実行委員会、そしてオーナー会議で新球団の意見を通していくのは難しいのではないか。
三木谷オーナー
「みんながハッピーで満足できる制度は、はっきり言って難しいと思うよ。でも、やらなければダメになる。NPB(日本プロ野球組織)がもう少しイニシアチブを取るということだろうね。プロ野球というのは読売のおかげでできたようなところがある訳だから、それは否定しないけど、これからはその構造では苦しくなりますよ。」
≫今年の再編騒動が生み出した球団への期待は高い。
三木谷オーナー
「球界の今後は、うちの球団の成否にかかっていると思うんですよね。まじめな話で。パに黒字の球団はない。僕らが黒字になれば『やればできる』となる。そうすればエクスパンション(球団数拡大)の方向に行くだろうし、失敗すれば、もう1度『ほら見ろ、ダメじゃないか』となる。僭越ながら、そう思っているよ。」

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