わたしはかもめ2006年鴎の便り(6月)

便

6月8日

中日16−0千葉ロッテ(ナゴヤドーム)

中日が今季最多の18安打で16得点を挙げ、9度目の完封勝利。4カード連続の勝ち越しで、貯金を最多タイの9とし2位に浮上した。中日は4回、森野の今季初本塁打などで4点を先制すると、5回と6回に5点ずつ追加しロッテを大きく突き放した。先発・佐藤充は被安打7で自身初の無四球完封、今季2度目の完封。チームでは99年野口以来の3試合連続完投勝利となった。ロッテは先発・久保が今季ワーストの6失点。16失点は04年5月15日ダイエー8回戦の21失点以来で今季ワーストの失点となった。

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2カード連続負け越し

◇リーグ&交流戦共に並ばれた

今季ワーストの16失点を喫し、2カード連続で負け越した。単独首位だったパ・リーグ、交流戦共に同率首位に並ばれた。久保の後に2番手で登板した新外国人ミラーが、またしても炎上。1回を投げて5安打3四球で7失点。防御率は29.45になった。試合展開によっては名古屋に宿泊する予定だったが、主力選手の多くが9日の巨人戦に備えて急いで千葉に戻った。

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発売

ロッテ里崎智也捕手(30)のオリジナルTシャツを9日から、千葉マリン内のマリーンズストアで発売する。里崎自身がデザインしたもので全4種類。2900円。

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連盟とコ事務局統合効率化合意

協約改定委員会の作業部会が8日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、2点で大筋合意した。

(1)
セ、パ・リーグ連盟、コミッショナー事務局を統合して効率化を図る
(2)
コミッショナーの権限を強化する

という2点で、もう1つの柱の「会議の権威」については意見が割れる部分もあり検討を続ける。根来泰周委員長(コミッショナー)は1について「国際試合やコンプライアンスなど中央でやるべき仕事が増えた」、2については「コミッショナーは各種会議の司会となり、要請された事項の執行責任を負うことになる」と説明した。会議の権威については、現在のオーナー会議、実行委員会を1本化したい意見と、さらに球団社長レベルの経営会議を増やしたい意見も出ている。根来委員長は「7月の実行委員会、オーナー会議で報告し、今年中には完成に持っていきたい」と意欲的に語った。

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ロッテ大惨敗でボビーマジック…主力に試合中帰京許可[報知]

襲いかかる竜の牙に、ロッテ投手陣が粉砕された。先発・久保が崩れ、ミラー、小宮山、高木もつるべ打ちに遭った。今季ワーストの16失点。リーグ、交流戦共に首位タイに並ばれたバレンタイン監督は「ここ2週間くらい、順位のことは聞かれなかったのに」と、悔しさを押し殺すように話した。

16失点は、2004年5月15日、対ダイエー戦(千葉マリン)の21失点以来。ボビーと選手が球場のファンに謝罪した試合だった。2年ぶりの大量失点。打線も佐藤充に完封を許し、明るい材料は何1つなかった。「向こうのように多くのヒットは出なかった」指揮官は冷静さを保ったまま振り返った。

目を覆いたくなる惨状に、ボビーは明日への一手を打った。中盤から次々と主力を下げ、名古屋から帰京を許可した。午後10時過ぎの東京行き最終の新幹線までに、多くの選手が乗車。試合中、タクシーに乗り込んだ選手もいた。9日からは、昨年から8勝1敗と相性の良い巨人3連戦(千葉マリン)。移動ゲームを避けたこの日のマジックが吉と出れば、大敗ショックは1日で振り払える。

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ロッテ・久保、突然乱調6失点…「修正できなかった」[サンスポ]

先発の久保が突然崩れた。3回まで1安打に封じたが、4回にアレックスに中前適時打、森野には3ランを許し、5回途中まで6失点。「打たれた球は全て高めの球。修正することができなかった」。久保につられるように救援陣も失点。2番手ミラーはストライクを取るのがやっとで7失点。今季最多の16失点で2カード連続の負け越しとなった。

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ロッテ、ミラーまた炎上[スポニチ]

今季ワーストの18安打16失点。打線も佐藤充に零封されて完敗だ。リーグではソフトバンク、交流戦ではヤクルトに首位に並ばれたバレンタイン監督は「相手投手と攻撃がよかった。この2週間、順位の話題はなかったのに、何故今日は聞くんだ」と不機嫌そのもの。先発・久保の後を受けた2番手のミラーは1回を5安打3四球で7失点と炎上。指揮官自らが獲得に動いて5月に途中入団した新助っ人の今後の起用法について「見ていれば分かる。いいプランを考えていく」として2軍再調整の可能性も示唆した。

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コミッショナー職の権限、司法から行政へ…作業部会[サンスポ]

プロ野球の野球協約改定委員会の作業部会が都内で開かれ、コミッショナー職の権限について、現行の司法的な役割から、決定事項に関する執行責任を持つ行政的な役目に移行させる方向で意見が固まった。このほか、国際化などの諸問題に効率的に対応するため、コミッショナー事務局とセ、パ両事務局を統合する方針でまとまった。

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プロ野球、3事務局統合へ[スポニチ]

野球協約改定委員会は8日、都内で作業部会(部会長=巨人・山口寿一顧問)を開き、懸案としていたコミッショナーとセ・パ両リーグの3事務局統合を推進する方針で一致した。

委員長の根来泰周コミッショナー(73)は「3局は間違いなく一緒にすべきとの結論に達した」と語った。「国際試合や選手会対応など中央での仕事が増えたため、統合で効率化を図る」。連盟会長や審判部のあり方など具体案を詰める。

会議構成では現状2層構造のオーナー会議と実行委員会を1本化する単層案と、さらに球団社長級の経営会議を設ける3層案があり、次回7月まで12球団に意見を募る。「司法から行政」がテーマのコミッショナー権限強化では執行権限を付与する方針を確認した。

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今季ワーストの16失点で大敗[ニッカン]

ロッテは今季ワースト16失点で、2カード連続で負け越した。パ・リーグ、交流戦共に同率首位に並ばれ、バレンタイン監督は「今日は良くなかった」と話すしかなかった。久保の後に2番手で登板した新外国人ミラーが1回を5安打7失点とまたしても炎上した。

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先発久保が今季最短のKO[ニッカン]

ロッテ先発の久保が4回3分の1を投げて8安打6失点で降板した。4回には中日森野に1号3ランを浴びるなど、今季最短でマウンドを降りた。「球が高かったです。打たれたのは全て高めの球。それを修正することができませんでした」と話した。

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