わたしはかもめ2006年鴎の便り(9月)

便

9月4日

ロッテ・渡辺俊の本発売『アンダースロー論』[サンスポ]

ロッテ・渡辺俊介投手(30)の投球術に迫った『アンダースロー論』(光文社新書、735円)が、15日から発売されることが4日分かった。学生時代の話から、下手投げの技術的な部分まで、幅広く書かれている。まさに、サブマリンになるための“参考書”で「アンダースローに関する情報が少ない時代。自分の知っていることが、少しでもお役に立てれば」と説明した。下手投げ投手を目指す選手や、指導者にとってはバイブルとなりそうだ。

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出版

ロッテ渡辺俊介投手(30)が15日に「アンダースロー論」(光文社新書)を出版する。217ページで735円(税込み)。

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瀬戸山球団代表、黒木は戦力

ロッテ瀬戸山球団代表(52)が4日、黒木知宏投手(32)が来季も戦力構想に入っている方向性を示した。同代表は2日にロッテ浦和球場を訪れ、現在2軍調整中の黒木と直接面談。バレンタイン監督や重光オーナー代行の意向もあるとしながら「まだ若いし、うちでもう一花咲かせて欲しい」と期待した。

黒木は今季、7月28日のオリックス戦でプロ初セーブをマークしたが、右肩痛が再発し、8月4日に登録抹消。現在は投球練習を再開している。黒木は登録を抹消された際に「野球人として、だめと言われるまで投げたい」と話していた。

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リプレー判定補助を検討

セ・リーグで明らかな誤審など審判問題が噴出する中、改善に向けて本格的な議論を進めることになった。この日の実行委員会で今後の論点を整理した文書が配布された。テーマは6点あり

(1)
6人制の導入
(2)
評価制度の導入
(3)
競争原理の導入
(4)
リプレー映像による判定補助
(5)
審判学校の創設
(6)
アマチュア球界との連係

と明記されている。今後は事業委員会で検討される。同会で委員長を務める巨人清武代表は「あくまで私案だが、例えば、オープン戦で試験的にやってみるという方法もある」などと語った。

セでは今季、判定に関するトラブルが続出している。8月21日にはセ豊蔵会長が審判幹部を連盟事務所に呼んで、訓示するなど異例の事態もあった。リプレー映像の導入には賛否が出ているが、何らかの改善が必要という意見は強い。改善には経費の問題も発生するため簡単にはいかないが、重要な議論となる。

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ついに導入!セパ同一形式でPSG[デイリー]

プロ野球実行委員会が4日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、セ、パ両リーグが来季から同一形式のポストシーズンゲーム(PSG=仮称)を初開催することが正式決定した。試合数も、交流戦24試合、リーグ戦120試合の144試合制で統一。昨年の交流戦導入に続く新たな試みで、球界のさらなる活性化を目指す。

セ、パの利害が対立し、難航してきたPSGの開催がようやく正式に決まった。実行委員会で最終協議の末、4年ぶりに両リーグが試合数を統一し、同一形式で初開催することで合意した。

最大の焦点だった試合数は、交流戦を現行36試合から24試合に削減し、リーグ戦120試合と合わせた144試合制でまとまった。ただ交流戦数は2年間の暫定とし、「想定外の問題が出てくればその時点で検討する」(豊蔵セ・リーグ会長)と将来的な見直しに含みを残す形となった。

またリーグ優勝の決定法に関しては紆余曲折があった。パから「現行のプレーオフで決める形を維持したい」との声がこの日、再び上がり、議論は一時、平行線をたどった。ただ、レギュラーシーズン1位を優勝とすることは23日の検討小委員会の合意事項でもあり、最終的にパが矛を収めた。

PSGの実施方式は、パの現行プレーオフを踏襲する。まず2位と3位チームが3試合制の第1ステージを戦い、その勝者が1位チームと5試合制の第2ステージを戦う。詳細日程は後日決まるが、パがセよりも1週間早い3月24日に開幕するため、PSGの開幕もパが数日早くなる見込みだ。PSGに代わる新名称や、上位チームへのアドバンテージの有無など、詳細は9月末の事業委員会で検討される。

交流戦に続いて打ち出す「新機軸」は、ファンの支持を得られるか−。来季は球界の真価が問われる1年ともなる。

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日本シリーズ消滅、ポストシーズン導入[ニッカン]

日本プロ野球の歴史が来季から大きく変わる。4日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で実行委員会が開かれ、来季からの交流戦24試合と両リーグ合同でのポストシーズン制の導入が正式決定した。シーズン1位がリーグ優勝で、あらためて各リーグ3球団ずつで日本一を競う。新たな名称も定める予定で、歴史ある「日本シリーズ」という名前が今季限りとなる可能性もある。様々な危惧も抱えてのスタートだが、一方で新たな試みへの期待感も大きい。

ポストシーズン導入に関する現状の合意事項は4点。

(1)
交流戦は24試合(12試合減)、リーグ戦と共に120試合の計144試合制とする。
(2)
シーズン1位をリーグ優勝とする。
(3)
開幕はパが3月24日、セが同30日もしくは31日とずらす。
(4)
ポストシーズンは第1ステージ(リーグ2位と3位の対決)を3試合制、第2ステージ(第1の勝者とリーグ1位の対決)を5試合制とする。

交流戦数は基本的に2年間維持する方向だが、想定外の事態が起きた場合は再検討する。

リーグ上位を有利とするアドバンテージなど詳細は今後の事業委員会(清武委員長=巨人代表)で検討される。出場権のない下位球団への利益分配や、冠スポンサーをつけるなどの案も出ている。だが、来季はシンプルな形で行い、利益や観客動員などを検証して新たな方法を導入する可能性が高い。

また、名称もポストシーズン制ではなく、一般公募も含めて検討する。楽天井上オーナー代行は「ぐっとくるネーミングにしようという話になった」と話した。現在の日本シリーズを含めた名称になるため、歴史ある「日本シリーズ」という呼び名が今年で最後となる可能性もある。リーグ3位同士で日本一を争うこともあり、根来コミッショナーは「みなし日本一となってしまう。権威を落とさぬために努力する必要がある」と発言した。

確かに懸念材料は多い。交流戦24試合により日程や移動が厳しくなる。日本シリーズになじんだファンから反感が出るかもしれない。だが、球界は新たな1歩を踏み出す道を選んだ。その勇気は評価すべきだろう。歴史を打破する限りは責任も伴う。各球団代表が我田引水ではなく、球界全体の発展を考えて新制度をつくり上げることを期待したい。

中日落合監督
「こっちは決められたことをやるだけなんだけど、何でプレーオフをやるのかいまだに分からない。アメリカでやってるからって、何でも日本でやるっていうのはどうかな。これからプロ野球がどういう方向へいくのか、話し合う人も時間も少ないんじゃないかな。交流戦だって24試合でどうやって日程を組むんだ。」
広島ブラウン監督
「セパ統一ルールは野球界にとってとてもいいこと。野球が面白くなるし、ファンも喜ぶだろう。うちの選手は今年もプレーオフがあるつもりで上位チームを追いかけて欲しい。」
巨人原監督
「プロ野球は一層エキサイティングなものになると思う。ポストシーズンゲームに出場した場合、全体の試合数は増えることになるので、選手層を厚くすることが必要になってくる。」
パ小池会長
「パとして現プレーオフにこだわりがあった。3年間やってメリットがあったし、セもそれは評価していた。日本シリーズの権威が低下する懸念材料もある。未来永劫この形ではなく、不測の事態があれば見直す。」
ロッテ瀬戸山代表
「正しいもの(現プレーオフ)でも捨てる勇気を持たなければいけない。こだわりはあるが、よりよくしていかなければならない。決まった以上は球界として努力する。名称も検討することになった。日本シリーズという名称は今年が最後かも…。」
日本ハム小嶋オーナー代行(パ理事長)
「パはプレーオフ存続という意見があったが、形態を同じくする大命題のもと2年間やってみる。チャンピオン(リーグ優勝)が途中で負けたら(日本シリーズの価値を)疑問視することもあるだろう。」
オリックス小泉球団社長
「いいか悪いかというより、やってみようということ。シーズン1位を優勝とすることになった。優勝規定で歩み寄った?コミッショナーが、どっちでも同じじゃないかということでしたので…。ポストシーズンのやり方については、まだこれからです。」
中日伊藤代表(セ理事長)
「3位と3位のチームの対戦が何年も続けば、ファン、また放送権の収入面で、どういう反応が出てくるかという懸念はある。」
広島松田オーナー
「賛成です。消化試合が少なくなり、興行的にもチームにも1試合1試合が貴重になる。交流戦については、ペナント(同一リーグ対決)を尊重して、少ない試合数でやるのが理想と思う。」

◇実行委員会その他の審議事項

(1)
フェニックス・リーグに韓国プロ野球の斗山、LGが参加する。
(2)
球場の安全に関する委員会が、選手会からの要望を聞いて検討する。
(3)
合同トライアウトは11月6日にフルキャスト宮城、同27日に千葉マリンで開催。

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優勝なしでも「日本一」の可能性[スポニチ]

「優勝」なしでも「日本一」の日本シリーズ改革が決まった。12球団は4日、都内で実行委員会(議長=豊蔵一セ・リーグ会長)を開き、来季セ・パ合同で初めて導入するポストシーズン試合(PSG)など新試合方式を決議した。両リーグとも交流戦24試合を含めた公式戦144試合で優勝を決めた後、1〜3位であらためて日本シリーズ進出を争う。セ・パ対立で難航した新制度は、2、3位でも日本一になれる苦肉の策で落着した。

ロッテ・瀬戸山球団代表は「ひょっとしたら」と漏らした。「“日本シリーズ”は今年で最後かもしれない」。2リーグ分立の1950年(昭25)から続く日本シリーズ改革が決議された。

実行委員会で決議した来季の新試合制度は次の通り。

(1)
公式戦(レギュラーシーズン)は1球団144試合(交流戦24試合+リーグ内対戦120試合)。
(2)
公式戦1位を優勝。
(3)
1〜3位でポストシーズン試合(PSG=仮称)を行う。試合方式は2位〜3位で第1ステージ(3試合制=2戦先勝)、同勝者が1位と第2ステージ(5試合制)を行い、勝者が日本シリーズ(7試合制)で日本一を争う。
(4)
公式戦、PSGともパが先行開幕。

つまり、公式戦で決めるセ・パ優勝とPSGで争う日本一が異なる可能性が出てくる。2位や3位でも日本一になれる逆転現象が起きる。

セ・パ優勝同士の対戦と定めた日本シリーズ規程第1条、野球協約改定は「皆さん、承知の上」(長谷川コミッショナー事務局長)だ。「新日本シリーズとでも言うか」と小池パ・リーグ会長は話す。パは今秋まで3年間のプレーオフで優勝を争う方式を主張したが、セ案に応じた。優勝規定は論議の過程で譲歩していた。「セ・パ同一形式が望ましい」と新制度での活性化を選んだ。

セが今春3月に制度導入を決めて半年、さらに球界再編騒動の04年から続くセ・パ対立と議論が収束を迎えていた。

今後はまず、PSGの新名称を定める。公募も念頭にある巨人・清武球団代表は「“プレ日本シリーズ”や“日本シリーズチャレンジマッチ”とか」と話す。冠スポンサー、収益分配も検討し、新制度の充実をはかる。

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来季からセ、パ同一形式でポストシーズンゲーム実施…交流戦は減少[サンスポ]

プロ野球実行委員会が4日、都内で開かれ、来季からのセ、パ同一形式によるポストシーズンゲーム(PSG)の実施が正式決定した。交流戦24試合、リーグ内対戦120試合のレギュラーシーズン144試合でリーグ優勝を決めた後、2位と3位が3回戦制の第1ステージ(S)、第1S勝者と1位が5回戦制の第2Sを行い、セパの第2S勝者が日本シリーズで対戦する。来年から2年間の暫定とし、名称や実施方法などは28日の事業委員会で議論する。

半年間にわたる議論の末、PSG導入がようやく決まった。3時間半にわたったこの日の議論では、日程確保のための交流戦24試合(現在36試合)への削減をパ側が了承。一方でパはレギュラーシーズンを3月24日、PSG第1Sを10月12日と、いずれもセより早い開幕を要望し、セ側が受け入れた。

また、根来コミッショナーは「リーグ覇者同士が日本シリーズを戦うのが、伝統であり理想」としてきたが、この日までに「理想も大切だが、球団経営の現実もある」とレギュラーシーズン勝率1位を『リーグ優勝』とすることに同意。このため、年度連盟選手権(リーグ優勝)チームが日本シリーズに出場しないこともあるため、野球協約の「日本選手権シリーズ試合規程」を改正することになった。

今後は28日の事業委員会で名称や主催権、アドバンテージなどの実質議論に入る。この日は第1Sの3回戦制、第2Sの5回戦制も決まったが、セ、パ共に複数球団が優勝チームへのアドバンテージ導入を主張している。

◇その他の審議事項

若手による秋季教育リーグ「フェニックスリーグ」(10月9日から、宮崎県内)に、韓国の斗山、LGが参加し14球団で行う。審判問題について、事業委員会が6人制、評価制度、リプレー映像による判定補助、審判学校創設、アマ球界との連携などのたたき台を示し、各球団が持ち帰って今後議論する。戦力外を通告された選手による合同トライアウトを、11月6日にフルスタ宮城、同27日に千葉マリンで行う。

豊蔵一セ・リーグ会長
「優勝はペナントレースで1番いい成績を挙げたチーム。今までポストシーズンゲームと呼んできたが、仮称として、もう少しいい名前を考えようということになった。」
小池唯夫パ・リーグ会長
「パは今まで通りの優勝決定方式を主張した。日本シリーズの権威についてもコミッショナーに質問があった。そういう懸念材料はあるが、よりいいものにセ、パで工夫していこうということだ。名称は決まってない。新日本シリーズといったらいいのかな。」
巨人・清武英利球団代表
「最終的にはセ、パ両リーグが共通してやった方がスポンサーが取りやすいし、新しい催しだから共通でやろうということで一致した。」
ヤクルト・倉島球団専務
「(交流戦、プレーオフの方式などが決まり)『これなら完璧』という案はないと思うが、大枠が決まったことでまずは1歩踏み出せた。」
楽天・井上オーナー代行
「両リーグで同一方式でやることが野球界全体にとって1番いいんじゃないか、ということだと思う。新しい方式に賭けてみよう、ということでしょう。」
巨人・原監督
「新しいステージの誕生によってプロ野球はいっそうエキサイティングなものになると思うし、我々も成功のために努力しなければいけない。ポストシーズンゲームに出場した場合、全体の試合数は増えることになるので選手層を厚くすることが必要になってくる。」

◇PSGは5、7回戦制にすべき…記者の目

ようやく決まったポストシーズンゲーム。これを機構や各球団がどこまで新しいビジネスモデルに転換できるか。

コミッショナー事務局の長谷川事務局長は「PSGの導入はそれぞれの球団の収支改善が目的だ。今後の推移を見ながら冠スポンサーなども検討して、下位球団にも収益分配できればいい」と期待した。ただ下位球団に分配できるレベルまで収益拡大を目指すなら、試合数を増やすという選択肢があっても良かったのではないか。

第1、第2Sは3、5回戦だが、仮にこの試合数をメジャーリーグのように5、7回戦制にすれば、日本シリーズを含め最大23試合の現状案が、最大31試合まで膨らむ。放映権料を現在の日本シリーズ同様、機構が管理するとしたら、23と31では大きく異なる。

実際、選手会も「実力差が出る」という理由で5、7回戦を主張している。PSG自体は敗者復活戦の意味合いがぬぐいきれないが、それでも試合数が増えれば、公式戦で位置づけられた実力差が、運や勢いで逆転してしまう確率も低くなる。

試合の価値とビジネスとしての可能性、その両面での向上を目指さなければ、PSGが球界全体の経営を改善する切り札とはならない。

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来季セパ同一ポストシーズン導入決定…プロ野球実行委員会[報知]

プロ野球実行委員会が4日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、来季からセ・パ両リーグで同一形式によるポストシーズンゲーム(PSG)導入を決めた。現行の36試合から24試合にすることで合意。リーグ戦120試合と合わせレギュラーシーズン144試合制をセ・パ共に採用する。

2年間の暫定制度で、セ、パの総試合数がそろうのは03年以来4季ぶり。各リーグでシーズンの勝率1位を優勝と決めた後、日本シリーズへの出場権をかけて各リーグでPSGを実施、日本一を決める。またリーグ優勝チームが日本シリーズに出場できない可能性があるため、野球協約のシリーズ規定を改定する必要がある。

PSGの具体的な開催方法については、今後さらに協議されるが、基本的には「ステージ制」が採用される予定。シーズン3位と2位が「第1ステージ」で3回戦に臨み、勝ち抜いたチームが「第2ステージ」に進出、リーグ優勝チームとの5回戦に挑む。両リーグでそれぞれ勝ち上がったチームが日本シリーズに臨む。

PSGの名称については、パ・リーグの小池唯夫会長は「ネーミングを公募する形になると思う」と話しており、ファンが受け入れやすい名称を模索する。巨人・清武英利球団代表は「『日本シリーズチャレンジマッチ』とか『プレ日本シリーズ』とか、斬新なやつがいい」と話しており、各球団もネーミング案を検討し、コミッショナー事務局に提出する。

28日に行われる事業委員会で開催方法や名称を協議する。今春から始まったセとパのPSG問題は期間確保やセ側の経営改善を理由に交流戦縮小に争点が移った。8月23日の代表者会議で、根来泰周コミッショナーが交流戦を24試合とする仲裁案を出していた。

巨人・原辰徳監督
「プロ野球はいっそうエキサイティングなものになると思うし、我々も成功のために努力しなければいけない。ポストシーズンゲームに出場した場合、全体の試合数は増えることになるので、選手層を厚くすることが必要になってくる。」
西武・松坂大輔投手
「これまで一向に決まらなかった話が、やっとまとまったことは前進。試合数が両リーグで同じになったことはいいことですね。個人成績にかかわることなので、リーグで違っていたことには違和感があった。試合数が増えることは、自分は問題ないです。」

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黒木に“現役続行”を要請[スポニチ]

ロッテの瀬戸山球団代表が黒木に“現役続行”を要請したことを明かした。2日に2軍本拠地・浦和を訪問し黒木と会談。「肩は疲れているが、まだ頑張れると言っていた。ロッテでもうひと花咲かして欲しいのが僕の気持ち」と話した。今季の黒木はわずか5試合の登板で防御率6.75。8月3日の西武戦後に右肩の張りを訴え、2軍で調整している。すでに投球練習を再開し、来週にも実戦復帰する予定だ。

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ロッテ・黒木が来季も現役続行へ[デイリー]

右肩痛のため8月3日の西武戦を最後に実戦登板から遠ざかっているロッテ・黒木知宏投手(32)の現役続行が4日、決定的となった。瀬戸山球団代表が実行委員会終了後、「私個人としては、ウチでもう一花咲かせて欲しい」と来季も契約を結ぶ考えを示した。

黒木は昨年、先発で2勝を挙げ、今季は完全復活を期待されていた。しかし、ここまでわずか5試合の救援登板で1セーブ、防御率6.75にとどまっている。

しかしファンの人気は絶大で、黒木自身も現役続行を強く希望。球団としては復活を期待して、契約を結ぶ方向。最終的にバレンタイン監督らと協議した上で決定する。

黒木は右肩痛も癒え、3日にファームで打撃投手を務め、今週中にもイースタンで実戦復帰の予定だ。「今は焦るというよりも急いでいる。1年、1年が勝負ですから」と今季中の1軍復帰を目指している。

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黒木は来季も戦力[報知]

ロッテの瀬戸山球団代表は4日、ファームで調整中の黒木投手が来季も戦力構想に入っているとの方向性を示した。「監督やオーナー代行の意見を聞かないといけない」と前置きした上で「うちに残り、もう一花咲かせてほしい」と語った。瀬戸山代表は2日に黒木と面談、かつてのエースが近年悩んでいる故障の回復状況を確認し「肩やひじは大丈夫だと言っていた」と明かした。黒木は今季5試合に投げ、0勝0敗1セーブ、防御率6.75。

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ロッテ代表、黒木は来季も戦力と期待[ニッカン]

ロッテ瀬戸山隆三球団代表が4日、黒木知宏投手を来季も戦力として考えていることを示した。2日にロッテ浦和球場を訪れ、現在2軍調整中の黒木と直接面談。バレンタイン監督や重光オーナー代行の意向もあるとしながら「まだ若いし、うちでもうひと花咲かせて欲しい」と期待した。

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