わたしはかもめ2006年鴎の便り(9月)

便

9月11日

千葉ロッテ2−6東北楽天(千葉マリン)

楽天が連勝、5位・オリックスとのゲーム差を4に縮めた。楽天は2点を追う2回、鉄平と牧田の連続適時打で同点とすると、6回には山崎武の19号ソロで勝ち越し、鉄平の2点適時打でこの回3点。9回にもフェルナンデスの適時打で突き放した。先発・グリンは6回まで投げ2失点、自身3連勝で6勝目を挙げた。ロッテは1回、福浦の4号2ランで連続無得点を31イニングでストップさせるも、楽天を上回る11安打を放ちながら12残塁の拙攻。今季2度目の6連敗で、借金は4月14日以来の5となった。

123456789R
東北楽天0200030016
千葉ロッテ2000000002

◇32イニングぶり得点

千葉ロッテは1回、福浦の先制2ランで、5日の西武戦(千葉マリン)の5回以来32イニングぶりの得点。平下の内野安打で1死一塁、カウント2−3からの7球目、126キロのスライダーをものの見事に振りきった。福浦は「ストレートにタイミングが合っていなかったので、変化球を狙っていました」。約3ヶ月ぶりの4号アーチ。「(昨夜で)プレーオフ進出が消えてしまい、本当にファンの方に申し訳ない気持ちでいっぱい」。

この日3安打し、打率3割2分2厘でリーグ2位に浮上。2度目の首位打者のタイトル獲得への期待も膨らむ。「最後までマリーンズらしい戦いをして、ファンの喜ぶ試合をしていきたい」。5年連続して打率3割の好打者は言葉に力をこめた。

福浦
「打ったのはスライダー。ストレートにタイミングがあっていなかったので変化球を狙っていました。昨日(10日)の敗戦でプレーオフ進出が消えてしまい、本当にファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、試合はまだ残っていますので最後までマリーンズらしい戦いをして、ファンの方が喜ぶ試合をしていきたいです。」(初回、6月3日の広島戦以来となる先制の2ラン)

◇踏ん張れず5失点

8月23日の西武戦(インボイス西武)以来の先発した成瀬だったが、味方の失策などもあり、6回途中を6安打5失点(自責3)。「久し振りの登板だったので丁寧に四球を出さないように心掛けた」。しかし山崎武に勝ち越しアーチを浴びるなど踏ん張れなかった。「(本塁打は)自分の失投で高めに抜けたボールを打たれてしまった。次回は今日悪かったところを課題として、いい投球がしたい」。

バレンタイン監督
「(9回のミスに)移動などで選手達も疲れていると思うが、もっといいプレーができるはず。チャンスを作って得点圏に走者を出した後あと1本が出なかった。」

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やる気なし?ロッテ3失策

前日にプレーオフ進出の可能性をたたれたロッテが、最下位楽天に逆転負けした。初回に福浦の2ランで32イニングぶりの得点を挙げたが、守れない。ワトソンと塀内がフライを落球するなど、計3失策。12球団で唯一順位が確定し、目的意識がなくなったと言われても仕方のない内容になってしまった。バレンタイン監督は「連戦の疲れもあるけど、こういう内容よりはいい野球ができるはず」と嘆いた。結局10安打を浴びて6失点。打撃陣も2回以降チャンスを生かせず、泥沼の6連敗になった。

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福浦イッキ2位

首位打者争いをする福浦が3安打の猛打賞で、打率を3割2分2厘に上げた。1位のソフトバンク松中に7厘差に迫り、5位から2位にランクアップ。初回には先制4号2ランを放った。「最後までファンの方が喜ぶ試合をしていきたい」。

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ロッテはPL前田か鷲宮増渕か…[ニッカン]

ロッテ瀬戸山球団代表は、斎藤の進学表明を受け「プロ入りを志望していただけるのであれば、ぜひマークさせていただきたいと思っていました。残念な思いもありますが、仕方がない」と話した。1日のスカウト会議では、バレンタイン監督が「高校生のトップグループに入っている選手」と高く評価したが、元々進学を想定してドラフト戦略を進めてきた。1巡目候補には前田(PL学園)、増渕(鷲宮)らの名前が挙がっていたが、最終的にはバレンタイン監督の意向が大きく反映される。瀬戸山球団代表は「今はまだ4〜5人の中から絞っている段階」と、明言は避けている。

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ロッテ、零敗阻止も…[スポニチ]

初回に福浦が右中間へ4号2ランを放ち32イニングぶりの得点を挙げたが、その後はまたしても8個の「0」を重ねた。「(10日の福岡から千葉)移動もあり、選手は疲れていたのかもしれない」とバレンタイン監督。今季2度目の6連敗。球団史上ワーストの4試合連続零敗は免れたが、借金は今季ワーストタイの5に膨らんだ。

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ロッテ今季2度目の6連敗…32イニングぶり得点も実らず[サンスポ]

今季2度目の6連敗を喫したバレンタイン監督は「今日の内容よりはいい試合ができるチームのはずだが…」と肩を落とした。1回に福浦の2ランで32イニングぶりに得点した後は拙攻の連続で計12残塁。守備陣は3失策と乱れた。この日複数安打を記録したのは首位打者奪還に挑む福浦と、規定打席到達を目指す里崎だけだった。

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ロッテ、バレンタイン監督に続投要請へ[デイリー]

ロッテの重光昭夫オーナー代行(51)が11日、東京都内で取材に応じ、シーズン終了後にもボビー・バレンタイン監督(56)に来季続投を要請する考えを示した。

チームは10日のソフトバンク戦に敗れ、今季の4位が確定。昨年の日本一から一転、プレーオフにも進出できなかった。しかし重光代行は、チームの低迷には「WBCで8人も抜けたのはどうかと…」と戦力面でのハンディを強調。「まだ残り試合があるので、来季に備えてしっかり頑張って欲しい」と、バレンタイン監督の続投を前提としてエールを送った。

昨オフ、バレンタイン監督には米大リーグ球団からオファーがあり、再契約交渉が難航した。しかし重光代行は「(昨年、新たに結んだ複数年の)契約もありますから」と引き留めに自信をみせ、正式な要請は「シーズン終了後になると思う」とした。

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成瀬が6回途中、5失点でKO[ニッカン]

ロッテ成瀬が8月23日の西武戦以来の先発も、5回3分の2を6安打、5失点(自責点3)で降板した。「今日は久しぶりの1軍での登板だったので、丁寧に四球を出さないように心掛けてマウンドに上がったのですが、四球から点を取られてしまうダメな投球でした。ホームランも自分の失投で高めに抜けたボールを打たれてしまいました」。

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ハワイウインターリーグ32選手決定

コミッショナー事務今日は11日、ハワイ・ウインターリーグに派遣される10球団32選手を発表した。同リーグは資金難なとの理由で97年を最後に中断されていたが9年ぶりに復活する。選手団は27日に日本を出発し10月1日から11月22日まで米国ハワイで行われる。日本選手は4球団に分かれ、各チーム40試合を戦う。巨人辻内、阪神能見、楽天一場といった注目選手も参加する。派遣選手は以下の通り。

投手
三島輝史、林啓介、川崎雄介、木輿拓哉(以上ロッテ)、山崎敏、山本歩(以上西武)、高木康成、松村豊司(以上オリックス)、菊池和正(日本ハム)、一場靖弘、有銘兼久(以上楽天)、能見篤史、筒井和也(以上阪神)、丸山貴史(ヤクルト)、辻内崇伸、加登脇卓真、木村正太、東野峻(以上巨人)
捕手
青松敬鎔(ロッテ)、中西健太(ソフトバンク)、河田寿司(楽天)、浅井良(阪神)、加藤健(巨人)
内野手
森山周(オリックス)、尾崎匡哉(日本ハム)、堂上剛裕(中日)、飯原誉士(ヤクルト)
外野手
江川智晃(ソフトバンク)、坂口智隆(オリックス)、鵜久森淳志(日本ハム)、中村一生(中日)、亀井義行(巨人)
青松
「1つでも何かを掴めるように必死にやっていきたいです。」
木興
「登板する試合では全て0点に抑えられるよう、気合で投げてきます。」
三島
「初心に戻って自分自身を見つめ直してきます。」
川崎
「日本では得られない事がたくさんあると思うので、しっかり勉強してきます。」
「色んなことを経験してこれからに繋げていきたいと思います。」

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