わたしはかもめ2006年鴎の便り(9月)

便

9月15日

北海道日本ハム5−3千葉ロッテ(札幌ドーム)

日本ハムが5人の継投で1965年の東映時代以来となるシーズン76勝目を挙げた。日本ハムは1回にセギノールの23号3ラン、続く稲葉の自身最多の26号ソロで4点を先制、5回にも田中賢の犠飛で1点を追加。先発・立石が2回1/3で降板も、後を押本、伊藤、岡島、最後をMICHEALが37セーブ目をマークした。首位・西武とのゲーム差は変わらず1.5、ソフトバンクとはゲーム差なしで3位。ロッテは2回に5安打で2点を返すが、今季ワーストタイの借金6。先発・渡辺俊が6回2/3を5失点で11敗目、自身日本ハム戦5連敗。

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千葉ロッテ0200000013
北海道日本ハム40001000x5

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ボビー66敗、来日以降ワースト

ロッテが今季66敗目を喫し、バレンタイン監督にとっては来日以降ワーストの負け数になった。95年は58敗、4位だった04年が65敗で、昨季はわずか59敗だった。この日は初回に渡辺俊が2者連続本塁打を浴びるなど、いきなりの4失点。昨季15勝を挙げたサブマリンが11敗目(5勝)を喫した。今季初戦まで10連勝と得意にしていた日本ハムに、それ以降は5連敗。バレンタイン監督は「(2段フォームから)投球フォームを修正して、WBCもあり、ゆっくりと休みことなく準備をしてきた」と不調の要因を分析した。渡辺俊は2回以降は修正し、7回2死までは追加点を1点に抑えた。「1つ1つのボールは良くなったし、今日は収穫があった」と話していた。

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日本代表エースまだ5勝…ロッテ・渡辺俊が悔しい11敗目[サンスポ]

11敗目を喫した渡辺俊は「中途半端な四球から崩れた」と1回の4失点を悔しがった。緩急で間合いを外すのが持ち味だが、変化球を簡単にジャストミートされ、2者連続本塁打を浴びた。昨季は15勝(4敗)を挙げ、WBC日本代表でも先発の一角を任された男が今季はここまで5勝。2回以降は失策絡みの1点に抑え「球にいい感じが出てきた」と前向きに話すが、残りは8試合しかない。

里崎
「あのままでは終われないですから。」(9回に16号ソロ)

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ロッテ、返上ハムキラー[スポニチ]

初回にセギノール、稲葉に連続アーチを被弾した渡辺俊が6回2/3を5失点。3月29日までは4年越しで10連勝だった“ハムキラー”が4月21日に黒星を喫して以降5連敗で「(初回、田中賢への)四球からおかしくなった」とため息。バレンタイン監督は「初回は投球フォームのバランスが悪かった。相手も(これまでの負けを)取り返そうとしている」と気迫の差も口にした。

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駒苫・田中にロッテ、日本ハムも調査書[ニッカン]

今年の目玉、駒大苫小牧・田中には、15日2球団が調査書を届けるため同校を訪れた。ロッテは定詰スカウトが訪れ、原教頭と約30分間会談した。「1巡目候補の1人。トップクラスの評価をしている」と伝えた。続いて地元の日本ハムもスカウト部門の山田シニアディレクター(SD)らスカウト3人が訪問。山田SDは「ダルビッシュと同様に即戦力投手として評価しています」とこれまで通り、1巡目で指名する意向を伝えた。

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平下、大塚の適時打で反撃[ニッカン]

ロッテは平下と大塚の連続適時打で2点を返した。4点を追う2回に1死満塁から平下が右前、大塚が左前に運んだ。平下は「みんなでつないだチャンスだったので、何としてもヒットが打ちたかった」。大塚は「みんないい感じで打っていたのでオレも何とか流れに乗りたかった。初回(4失点)いきなり嫌な流れになったけど、誰も諦めてはいない」とコメントした。

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