わたしはかもめ2006年鴎の便り(9月)

便

9月28日

大嶺「納得するまで」話し合う[デイリー]

ロッテから1巡目指名された八重山商工・大嶺祐太投手が進路について、来週中にも意思を固める可能性が出てきた。兵庫国体の高校野球・硬式の部の公開練習後「国体期間中、監督に時間をかけて相談し(石垣島に)帰ってからじいちゃん、ばあちゃんと話して決めたい」と語った。

自身の気持ちについて「白紙?そうです」と答え「納得した結果にならないと自分の人生は決まらない」と、とことん話し合う構えだ。「監督と話し合いが終わらないと(ロッテ側と)会えないということ」と、自分の中で答えが見つかれば球団関係者の挨拶を受ける可能性を示唆した。

伊志嶺吉盛監督は「今晩か明日に大嶺と話し合い、彼の意思を尊重したい。私が見る限り、ある程度気持ちの整理が付いているようだ」と話した。

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ロッテが大嶺に“ボビー本”送る…「ぜひ読んで欲しい」[サンスポ]

ロッテに1巡目指名を受けながら、ロッテ入団について態度を保留している八重山商工・大嶺に、球団は“ボビー本”を送ることを検討している。28日発売の『「バレンタイン流マネジメント」の逆襲』(講談社)を含め、これまでボビーに関する書籍は数冊発売されており、球団関係者は「ロッテや監督の良さが分かってもらえる。ぜひ読んで欲しいですね」と大嶺や伊志嶺監督の心変わりを期待した。

◇交渉は長期化

高校生ドラフトで意中ではないロッテが交渉権を獲得した大嶺(八重山商工)は、国体期間中にも伊志嶺監督と話し合いの場を持つ。「監督としっかり話し合って、石垣島に戻ってからまた(家族と)話し合いたい。これからの自分の人生なので、時間をかけます」と大嶺。ある程度の方向性が定まるまでロッテ側との交渉に応じるつもりはなく、長期戦となりそうだ。

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誤審対策、本塁打ビデオ判定導入化[ニッカン]

審判問題やポストシーズン制度などについて検討する事業委員会(清武英利委員長=巨人球団代表)が28日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、部分的なビデオ判定の試験導入を12球団に提案する方針を固めた。今季セ・リーグで明らかな誤審が続発し、改善点を話し合っていた。審判の評価や競争、6人制など多方面から検討しており、リプレー映像を利用した判定も議題の1つだった。清武委員長は「賛否両論あった。まずは本塁打か否かという判定に限定し、オープン戦で試す提案をしたい」と語った。

具体的な方策は今後検討されるが、清武委員長は「私見だが、予備審判がリプレー映像を見て、判定補助するなどが考えられる」と説明した。10月2日の実行委員会で提案し、12球団で細部を議論していく。

その他、審判の「評価制度」「競争原理」については趣旨に賛成する声が多かったため、来季からの導入を目指して検討を続けていく。6人制や審判学校の設立については継続審議となった。ビデオ判定を含め、個々の議題では様々な意見が出たものの、何らかの改善が必要という認識は共通している。「誤審と言われるものが多く、何らかのアクションを起こすべきという意見は多かった」(清武委員長)。ただ、慌ててビデオ判定に走れば、野球そのものが変わってしまう危険性が高い。まずは審判のレベル向上を目指していく必要があるだろう。

◇シリーズ残す

事業委員会では来季から導入するポストシーズン制度についても検討された。「日本シリーズ」という呼び名は残し、出場権を争う第1、2ステージを総称する名を議論。今後は参考意見として一般公募も予定している。リーグ3位と2位が対戦する第1ステージは3試合制、その勝者と1位が対戦する第2ステージは5試合制で、おおむね合意した。上位チームが有利となるアドバンテージは意見が割れたため、実行委員会で検討される。

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大嶺やっと笑顔、気持ちの整理ついた!?[ニッカン]

高校生ドラフトで予想外のロッテから1巡目指名を受けた大嶺祐太(3年)と伊志嶺吉盛監督(52)は、国体開幕までじっくり話し合いを行う。28日、兵庫国体に向けての公開練習後、会見に臨んだ伊志嶺監督は「今夜(28日)明日(29日)の晩にじっくり話をして、結論は出ないと思うが、彼の意見を尊重したい」。この日の大嶺は、練習中、何度も笑顔をみせてグラウンドを駆け回ったが、そんな表情に伊志嶺監督は「彼の中ではある程度、気持ちの整理がついたのかな、という気がするが、明るく気丈に振舞っていて私のほうがつらいのかな」と話した。

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来季ポストシーズンゲームの名称を一般公募へ[サンスポ]

来季からセ、パ両リーグが同一形式で日本シリーズ出場権を争うプレーオフとして実施するポストシーズンゲーム(PSG=仮称)について議論する事業委員会が28日、東京都内で開かれ、名称を一般から公募する方針などで一致した。

事業委では約20の案が挙がったが、今後は球界外にも候補を求める。このほか冠協賛社や上位チームのアドバンテージの有無も協議した。

今季は判定に関するトラブルが目についた審判員問題も議論し、新しい評価制度の導入を前向きに検討することで合意。また、判断が難しい本塁打を対象に試験的にビデオ判定をオープン戦で実施する案を実行委へ提言することになった。

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PSGの新名称を一般公募も[スポニチ]

事業委員会が28日、都内で開かれ、来季セ・パ両リーグ合同で導入するポストシーズン試合(PSG)の具体的協議に入り、PSGに代わる新名称を一般公募も参考に定める方針を固めた。日本シリーズ(日本選手権)の名称は残す方針で一致。「プレ日本シリーズ」「チャレンジシリーズ」などPSGの新名称について巨人・清武球団代表は「ファンの声も聞きたい」と説明した。日本シリーズ進出を争う前段階は2位−3位の第1ステージが3試合制、同勝者と1位(優勝)が争う第2ステージが5試合制で内定。今季パが採用する「1位に1勝」のアドバンテージは意見が分かれた。

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