わたしはかもめ2008年鴎の便り(1月)

便

1月7日

ロッテ、平日ナイターの動員増やしたい[スポニチ]

千葉マリンに隣接するロッテの球団事務所で瀬戸山球団社長が「知恵を出し、汗をかいていきましょう」と挨拶。ボールパーク化構想第4章など5つの目標を掲げ、平日ナイターの観客動員を課題に挙げた。また、今オフにもロッテが中心となり、千葉マリンでアジア版ウインターミーティングを開催させたい意向を示した。

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ビデオ効果で渡辺俊、15勝超え狙う[スポニチ]

ロッテ・渡辺俊介投手(31)が7日、グアムで本格始動し、下半身中心の自主トレを約3時間こなした。トレーニングの模様を記録する“自作ビデオ”作製を徹底し8年目で自己最高記録を狙うことを誓った。

巨人・矢野、楽天・嶋ら国学院大の後輩達との合同自主トレ。グアムに到着すると、トレーニングウエアに着替えジムに直行した。秘密兵器はビデオカメラだ。同行している平岩トレーナーは「動きを記録しておくことによってバランスのチェックに役立ちます。表情の変化だけでもいいんです」と狙いを説明した。

昨季は25試合で9勝6敗と2年連続1ケタ勝利に終わった。それでも焦りはない。「今年はゆっくり仕上げてやっていきます。05年の時がそうだったので」と渡辺俊。05年にマークした15勝を更新し、記録に残るシーズンにする。

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西岡、後輩・中田への助言拒否[スポニチ]

顔は笑っていたが、後輩へのアドバイスは手厳しかった。ロッテ・西岡がプロ6年目で初めて母校・大阪桐蔭で始動。中田からプロの心構えなどの助言を求められると「それは教えられない」と言い放った。

「日本ハムは2連覇している。教えることでロッテが不利になる」。自分で見て学べという辛口エール。中田の凄さを背中越しに感じ取ったからこそだが「注目されてしんどいと思うけど壁を乗り越えて欲しい。全部聞いていると失敗する。自分を貫かないと」と激励の言葉も忘れなかった。

雨の中での本格始動。西岡は北京五輪出場、V奪回、盗塁王奪回を目標に掲げた。登録名も「TSUYOSHI」から「西岡」に戻すことを発表。体重も約4キロ増の80キロとボリュームアップした球界屈指のリードオフマンが、中田から大きな刺激を受けて08年を走りだした。

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「TSUYOSHI」から「西岡」に再改名[報知]

ロッテ・西岡剛内野手(23)が7日、母校・大阪桐蔭高で始動。昨季、「TSUYOSHI」としていた登録名を、再び「西岡」に戻すことを明かした。

五輪仕様の再改名だ。昨年は5年目という区切りのシーズンで「何かを変えたい」という思いからローマ字表記にした。しかし、昨年12月の北京五輪アジア最終予選ではこの登録名が認められず方針変更。「(五輪)本番もあるし『西岡』の方がいいかなと思いました。また名前を広めていきたい」と本名で勝負する理由を説明した。

五輪に向けてハードな日程に挑む態勢は整っている。3年前から長期計画で取り組んできた肉体改造の成果で現在、体重は80キロ。昨季の公称76キロから4キロ増やし、夏バテに悩まされることもなくなってきた。「盗塁王をぜひ取り返したい。やるべきことをその日その日でやっていく」プロ入り後、初めて訪れた母校で決意を新たにした。

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ハム中田にロッテ西岡アドバイス拒否[ニッカン]

人気面でも最強のデブを目指します。日本ハム高校生ドラフト1巡目の中田翔外野手(18=大阪桐蔭)が7日、大阪府大東市の大阪桐蔭グラウンドで自主トレを行った。同時刻に姿を見せた先輩のロッテ西岡剛内野手(23)には「(ライバル球団なので)教えられない」とアドバイスを拒否されたが、球界でもトップクラスの人気を誇る同内野手と別の路線で人気を獲得し「もてぷよ」として渡り歩くつもりだ。

中田が憧れの先輩から思わぬ“先制パンチ”を浴びた。同校OBの中日平田と3人で並んだインタビューでのワンシーン。西岡に入団前の過ごし方を尋ねると、即座に「教えられません」とぴしゃり。まさかの展開に怪物の表情も固まった。通常なら「何でも聞いてこい」などと、先輩が後輩に気を使うケースが多い。実際、テレビカメラ前で緊張する姿を見かねて「(発言が)堅い」と、助け舟を出してくれたほど。ただ本業の野球の話題は別だった。西岡にしてみれば「日本ハムは連覇しているし、そのチームに入る選手ですから。ロッテが不利になることは教えられない」と、プロとして当然のことをしたまでなのだ。

大先輩がグラウンドに現れた時から、オーラを感じていた。フェンス越しにカメラを抱えて黄色い声援を送るギャルファンまで登場。「西岡さんは野球選手じゃないですよね。モデル系です。それで野球もできるし、女の子からしたら完璧なんじゃないですか?」と羨望の眼差しで見つめていた。

だからといって、単純に真似はできない。180センチ、76キロのスマートな体で茶髪をなびかせるイケメンに対し、182センチ、100キロの巨体。「あの髪形をしても似合わない。それに僕が(ルイ)ヴィトンを持っていたりしたら偽物だと思われますよね」と苦笑いで、勝ち目はない。

そこで浮かんだのが、若い女性以外のファン層の開拓。「たくさんの人に応援してもらいたい。注目を集めると、自分の力にもなる」と話すように、狙うは子供&おばちゃん層。この日は今年初のマシン打撃で71スイングし、室内練習場に快音を響かせた。「小っちゃい子に『中田君』って応援されたら嬉しい。それに大阪のおばちゃんはどんどん前に来る感じで、球場ではパワーをもらっていました」と胸を躍らせる。

世間ではモデル土岐田麗子との交際が報じられるお笑い芸人のインパルス堤下や、ホンジャマカ石塚ら“もてぷよ”が大人気。8日には千葉・鎌ケ谷の勇翔寮に入寮し、11日からは新人合同自主トレが始まる。動けるデブを目指しながら、人気面でも「最強のデブ」の称号を得る。

◇大阪桐蔭先輩あえて助言拒否「全部聞くと失敗する」

怪物に愛のムチを振るったロッテ西岡だが、可愛い後輩への思いやりからの言動だ。プロに入れば注目ルーキーということもあり、監督、コーチ、野球関係者から多種多様なアドバイスを受けることになる。全て聞き入れて自分を見失った選手は数多くいる。「色んなアドバイスを全部聞くと失敗する恐れがある。自分の思うままに、自分を貫いて欲しい。だから僕は、何も言うことはないです」と、あえてアドバイスを送らなかった。

根底には「ロッテ愛」も流れていた。昨年末の契約更改交渉で、3年最高7億円(推定)の契約を結んだ。球団史上最年少の1億円突破で「ロッテの顔」としての自覚も備わった。「今年の目標は日本ハムに勝つこと。去年は悔しい負け方したからね」。3年ぶりのV奪回をにらみ、敵に塩を送っている場合ではなかった。

「注目されてしんどいと思うけど、この壁を乗り越え、一緒にパ・リーグを盛り上げていきたい」とエールも忘れない。自らの登録名を「西岡の方が合っているかな、と急に思い付いて」との理由で「THUYOSHI」から「西岡」へ戻すことも発表。初心に戻り、6年目のシーズンに突入する。

◇入寮

ロッテの大学・社会人ドラフト4巡目・伊藤義弘投手(25)と育成枠の池田健投手(17)宮本裕司捕手(25)小林憲幸投手(22)白川大輔内野手(19)がさいたま市内の合宿所に入寮した。

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茶髪したい!日本ハム・中田が大胆発言、ロッテ・西岡に感化[サンスポ]

日本ハムの高校生ドラフト1巡目ルーキー・中田翔選手(18)=大阪桐蔭=が7日、大阪・大東市の大阪桐蔭グラウンドで約2時間の自主トレを行った。高校の5年先輩のロッテ・西岡剛内野手(23)も同校で練習を公開したが、中田は西岡の茶髪に注目。「(髪の毛を)薄い茶色に染めたい」と“変身”を宣言した。

怪物と呼ばれる男も18歳。中田がスポーツ刈りの頭をなでながら、無邪気な笑顔で切り出した。

「西岡さんのような髪形は似合わないけど(髪の毛を)薄い茶色に染めたい。『染めてんのかな〜』ぐらいに」。この日は2年先輩の平田(中日)と練習。ランニングとキャッチボールを終えると室内へ移動。今年初となるマシン打撃では快音を響かせた。

そこへ自主トレのため現れた西岡が打撃練習を開始。中田が食い入るように見つめていたのは頭髪だった。「西岡さんはモデルみたい。野球もすごいけど、ファッションも格好いい。女の人から見たら完璧ですよね」。

大胆な茶髪宣言には理由がある。注目されることが「自分の力になる」と中田。高校時代も大阪の“おばちゃん”の声援をパワーにかえた。もちろん、野球には真剣に取り組む。2月の沖縄・名護キャンプでは梨田新監督に猛アピールする。

「毎日泥まみれになるまでやります。梨田さんの前では全力疾走しますよ」。茶髪宣言&泥まみれ宣言。気合十分の中田は8日に上京し、千葉・鎌ケ谷の「勇翔寮」へ入る。

◇ロッテ・西岡が登録名戻す…後輩の中田に優しいエールも

ロッテの西岡が母校で始動。雨中のグラウンドでダッシュを繰り返すなど約2時間、汗を流した。同校で練習を行っている後輩の中田には「(周囲の)アドバイスを全部聞き入れるとつぶれることもある。自分を貫いて欲しい」とエールを送った。また、自身の登録名を『TSUYOSHI』から『西岡』に戻すことを発表。「もう1度、盗塁王をとりたい」と06年以来3度目のタイトル獲得を目指す。

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中田、先輩西岡に教え願うも“空振り”[デイリー]

日本ハムの高校生ドラフト1巡目新人・中田翔(18)=大阪桐蔭=が7日、大阪・大東市の同校グラウンドで08年のマシン初打ちを披露した。同じく母校で始動したロッテ・西岡剛内野手(23)、中日・平田良介外野手(19)の先輩に交じりながら大物ぶりを発揮した。

「久しぶりだったけど、結構とらえられました」。中田の今年初となるマシン打撃は計71スイング。快音を残し、鋭い打球を飛ばし続けた。これには隣のケージでティー打撃をしていた西岡が「背中から雰囲気が出ていた」と絶賛。平田も「思い切りの良さを学ばせてもらった」と、感嘆の声を上げたほどだ。

先輩達の賛辞に「嬉しいの一言」と気を良くし、その勢いで「プロ入り前に何をやればいいかを聞きたい」と助言を求めたが、西岡は「2連覇の日本ハムに入る選手。教えるとロッテが不利になる」と拒否。思わぬプロの洗礼?に苦笑いを浮かべた。

入団会見で「ダルビッシュさんと対戦したい」と自軍のエースに挑戦状をたたきつけ「ダルビッシュさん、僕のこと嫌いですよね」と頭をかいたが、それも全てが規格外の中田らしさだ。

プロでの“キャラ設定”も考え済み。西岡を見て「モデル系ですよね。僕はあの(金髪の)髪形は似合わないし、僕がヴィトンを持っても偽物と思われるし…」。それならばと「僕はちっちゃい子に声を掛けられると嬉しい。大阪のオバちゃん達の声援も力になる」と“癒やし系”で老若男女に売り込む構えだ。

梨田監督の減量指令を「デブでも動けたら最強」と“拒否”したが、それも「僕は監督を絶対に怒らせない。梨田さんの前では全力疾走。毎日、泥まみれになるまでやろうと思う」と力で指揮官を納得させるつもりだ。

8日に入寮し、11日からは新人合同自主トレが始まる。「(高校生活で)仲間の大切さを知った。今の自分があるのは、仲間のおかげ。僕は1番幸せな高校球児だった」。思い出を胸に、中田がプロの道を歩み始めた。

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根来氏が機構改革に意欲、セ・豊蔵会長は金メダル獲得に全力[サンスポ]

プロ野球は7日、コミッショナー、セ、パの3事務局が08年の業務を開始した。根来コミッショナー代行は年頭の会見で、「大リーグに選手が流出する現状など、将来的な問題を議論する場を作って責任を持って実行する組織にしなければならない」と機構改革に意欲を示した。またセ・リーグの豊蔵会長は北京五輪での金メダル獲得に「きちんとした協力体制を確立することが必要だ」とコメント。パ・リーグの小池会長は「各球団に有望な新人選手が入団し、一層の盛り上がりが期待できる」と展望した。

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今秋ドラフトは10月上旬開催か[報知]

日本高野連の田名部和裕参事(61)は仕事始めの7日、今秋のドラフト開催時期が10月上旬になるとの見通しを示した。今年は大学・社会人と高校生ドラフトが一本化されるが「まだ固まっていないが、クライマックスシリーズ前の10月あたまごろ」と説明。進路が早く決まるメリットがあり、昨年のドラフト後から早期開催を訴えているが「大学も社会人も異存はないと思う。あとはプロ側次第」と話した。

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コミッショナー事務局、まず組織整備を

セ・パ両連盟とコミッショナー事務局が7日、東京・銀座の各連盟事務所および事務局で仕事始めを行った。根来コミッショナー代行は年頭の挨拶で「山積する宿題はいっぱいあるがこなしきれていない。まず組織、入れ物をつくることが必要」と組織整備の必要性を強調。豊蔵セ会長は北京五輪での金メダルを目標とし「両リーグがきちんと協力体制を確立することが必要」と訴えた。小池パ会長は西武の裏金問題に揺れた昨年の反省から「明るい話題を提供できるようにしたい」と語った。

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