1月12日1月12日千葉ロッテの小林宏之投手（29）が12日、自主トレーニングを公開。冷たい雨の中、ランニングやキャッチボールの軽めの動きで汗を流した。「去年は悔しい思いを何回かした。去年以上にやってやろうという気持ちが強い」と力強い言葉で言い切った。
昨季は13勝3敗、防御率2.69の好成績を納めたが「負け数を減らし（勝ち数を）貯金したい。僕が投げる試合は負けない、とみんなが思うようにしたい。1試合も負けたくない。ファンの声援に応えて日本一になりたい」。
投球の幅を広げるため、去年テーマに掲げたカーブの習得を今年も挑戦する。「去年は投げて1試合3球ぐらい。もっとカーブをつかえるようにチャレンジしたい。理想は小宮山さんのカーブ」。キャッチボールではカーブのほか、スライダー、チェンジアップの感覚も確かめた。
去年は開幕投手を狙うと公言したが、「今年は狙っていない。それよりも任された試合にきっちり投げたい。監督が決めたところで投げるだけ。自分でもチームを引っ張っていく立場を自覚している。チームを助けるピッチングをしたい」。初の大役よりもチーム第一を口にした。
ロッテ小林宏之投手（29）が開幕投手より無敗投手を目指す。12日、千葉マリンで自主トレを公開し、小雨が振りしきる中ランニング、キャッチボールを黙々とこなした。「開幕投手は狙ってないです。それより自分が投げる試合は負けないピッチングをしたい」と、クールな表情の内に静かな闘志を燃やした。
昨季は13勝3敗、防御率2.69。8月は無敗でチームを支えるなどエース級の働きを見せた。年俸も2年契約4億円プラス出来高で、チーム日本人トップに躍り出た。「後ろの3人（YFK）も抜けたし、チームを引っ張る立場ということは自覚しています」。昨年16勝1敗でパリーグの最高勝率を獲得した成瀬を超える究極の数字にチャレンジする。
揺らぎかけた自信も取り戻した。昨季終盤戦は生命線のスライダーのキレが悪く、クライマックスシリーズでも手痛い1敗を喫した。昨年の北京五輪予選中に復調のきっかけをつかみ、この日のキャッチボールでもスライダーを投げ本来のキレを確認していた。「今年は1年通して活躍することが目標。北京五輪にはもちろん選ばれたいし、先発したいですからね」といつになく熱い口調で話した。
ロッテ・小林宏之投手（29）が12日、千葉マリンスタジアムで自主トレを公開した。「僕が投げる試合は負けないと、みんなに思わせたい」と話し、今季の目標を“無敗”に設定。初のタイトル獲得を視野に入れ、並々ならぬ決意を漂わせた。
昨季は13勝3敗、防御率2.69の好成績。だが、脳裏に浮かぶのはクライマックスシリーズでの自身のふがいない姿だ。ソフトバンクとの第1ステージ、日本ハムとの第2ステージともに第2戦に先発してKO。「最後に情けない試合が2試合続いた。あんな思いは2度としたくない」と唇をかんだ。
だからこそ高い目標を掲げた。「去年よりも負け数を減らし、最低10以上は貯金したい」。弟分・成瀬が昨季、1敗（16勝）しかしていないことから「1個も負けたくない。チームを引っ張っていけるようになりたい」と“無敗”でエースの座を勝ち取る構えだ。
昨季まで3年連続2けた勝利ながら、タイトルには無縁。「初のタイトルも狙いたい」と意欲を見せた。「今年は優勝しないとファンに申し訳ない。日本一になりたい」。“無敗の男”を目指し、小林宏が08年のスタートを切った。
ロッテ・小林宏が千葉マリンで自主トレを公開。雨中でランニング、キャッチボールを行い「小宮山さんのカーブが理想。あれだけ打者のタイミングをずらして、制球もいい」とキャンプで“小宮山カーブ”習得に挑戦する考えを明かした。
小宮山のカーブは球速100キロ前後で大きな弧を描くのが特徴。昨年も習得に挑んだが失敗し、終盤には宝刀スライダーの切れまで失った。レギュラーシーズンは13勝3敗ながらクライマックスシリーズでは3試合で1敗、防御率13.50に沈み「あんな思いは二度としたくない」と屈辱にまみれた。しかし、日本代表合宿と自主トレを経て「スライダーは感覚を取り戻した」。先輩から秘伝のカーブを盗み、新旧2つの武器で「最低貯金を2ケタ。成瀬は去年1敗しかしていない。無理だろうけど理想は1個も負けたくない」と無敗をもくろむ。
夏の北京五輪には「先発として選ばれたら本戦では先発したい」とアジア予選で中継ぎに回った悔しさをぶつける。年俸2億円で更改し日本人チーム最高俸となった右腕の瞳は、昨年のリベンジにたぎっていた。
ロッテ・小林宏が12日、自主トレを公開。キャッチボールでは課題のスライダー、カーブを交えるなど感触を確かめた。今季の目標として「負け数を減らして貯金を増やしたい。最低でも10」と昨季の13勝3敗に匹敵する数字を掲げた。成瀬とともに左右の二枚看板となるが「やって当たり前の目で見られる。チームを引っ張っていけるように」と意欲的だった。
ロッテ・小林宏之投手（29）が12日、今シーズン無敗の決意を明かした。7歳年下の成瀬が昨季16勝1敗の驚異的な成績を残したが、「僕は1個も負けたくないですね」と対抗心を燃やした。
07年はエースらしい働きを見せた。自己最多の13勝（3敗）を挙げ、12月の北京五輪アジア予選にも出場。しかし、チームが優勝を逃したこともあって、満足はできなかった。クライマックスシリーズでも、先発した2試合で勝ち投手になれなかった。「1年間何やってきたのか、と情けなかった。今年は日本一になるまで、自分の投球をしたい」詰めの甘さをなくすため、究極の目標を掲げて自分に重圧をかけた。
この日は、千葉マリンで自主トレを公開。雨中でのキャッチボール、ランニングには、今季にかける意気込みがにじんでいた。「開幕投手？今年は狙ってないです。それより任された試合に集中して、チームを助ける働きをしたい。最低でも貯金は10以上、（昨年2.69の）防御率も2点台をキープしたい」8月の五輪本番で先発する夢を叶えるためにも、白星街道をひた走る。
1981年に日本ハムの間柴茂有が15勝0敗をマーク。史上初の開幕15連勝、戦後プロ野球唯一の勝率10割を達成した。戦前では阪神の前身であるタイガースの御園生崇男が、37年秋のシーズンに11勝0敗で勝率10割を達成。38年春のシーズンも勝ち続け、37年春から3シーズンをまたいで連勝記録を18まで伸ばした。
ロッテ小林宏之投手が12日、千葉マリンスタジアムで自主トレを公開し、今季の目標として「負け数を減らして貯金を増やしたい。最低でも10」と昨季の13勝3敗に匹敵する成績を掲げた。成瀬とともに左右の二枚看板になった。小林宏は「やって当たり前の目で見られる。チームを引っ張っていけるように」と意気込み、冷たい雨が降る中、キャッチボールの段階から課題のスライダー、カーブを交えていた。初の開幕投手にこだわりはなく「シーズン通して安定した成績を残すのが1番」。北京五輪については「もちろん選ばれたい。しっかり自分の投球をすれば大丈夫だと思う」と自信をみせた。
日本野球連盟の「08年度指導者研修会」が12日、静岡市内のホテルで開かれた。今年のスローガンを“一人一人が行動します！！マナー向上、スピードアップJABA2008 すべては誇りとファンのために”と定め、各指導者に競技力と人気の向上を説いた。
野球は2012年ロンドン五輪の競技種目から外れるが、川島勝司副会長は16年（開催地未定）の五輪復帰へ向け、野球途上国での国際貢献に力を入れていくことを明かした。「世界に野球の魅力を知らしめることが大事」と指導者派遣や用具提供、親善試合開催などを目指す。今年10月には移民100周年イベントが開かれるブラジルに社会人チームを派遣する方向で進めている。
マナー向上のための規則改正が発表され、新たに“3禁”が加わった。「すそ巾の広いズボンの禁止」、「貴金属の露見禁止」、「本塁打・投手交代などでの出迎え禁止」の3つで、規則・審判委員会の麻生紘二委員長は「大人にこんなことをいうのかと思われるが、アマチュア最高の社会人野球で模範を示したい」とルール徹底を強調した。