わたしはかもめ2008年鴎の便り(2月)

便

2月4日

大嶺が名誉市民候補に

沖縄・石垣島出身のロッテ大嶺祐太投手(19)が名誉市民候補に挙がっている。同市関係者は「これまでの功績を考えれば十分に資格はある」と今後検討される。八重山商工時代はエースとして島初の甲子園へ導き、入団後は球団初の石垣島キャンプを実現させるきっかけをつくった。

貢献度は高く、プロボクシング元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏も受賞した名誉市民に選ばれる可能性は高い。

キャンプ休日のこの日、大学・社会人ドラフト1巡目の服部泰卓投手(25=トヨタ自動車)同5巡目の下敷領悠太投手(24=日本生命)と共に竹富島を訪れた。2人に島の周辺情報を教えるなど“案内係”を務め、水牛車に揺られ島内を一周。「水牛車は初めて乗ったけど楽しかった」と話した。

◇久保は強行移動

ロッテ久保康友投手(27)が4日午後、神戸からキャンプ地石垣島に戻ってきた。義理の兄にあたる森永彰さん(30)が大阪市北区の商業施設「D・Dハウス」で1日夜に殺害されたことを受け、3日の練習後にキャンプ地を離れ、悲しみにくれる家族と対面し対応にあたった。後日行われる告別式にはキャンプ中で出席できないため、強行日程での移動となった。5日からの第2クールで通常メニューをこなす予定。

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大嶺ら、休日は水牛車でリフレッシュ[千葉日報]

沖縄・石垣島でキャンプを行っている千葉ロッテの大嶺、服部、下敷領の3投手が休養日だった4日、高速船で竹富島に渡り、水牛車で島内を散策し気分をリフレッシュした。

連日の雨もこの日は降らず、3投手は水牛車に乗り約30分間ゆっくりと島内を巡回。赤い屋根がわらの上にシーサーが置かれ、石垣と防風林が立ち並ぶのどかな風景を満喫した。

大嶺は何回か竹富島を訪れたことはあるが水牛車は初めて。「意外と速かった」と驚き、服部は水牛を怖がりながらも「癒やされた」。旅好きと言う下敷領は「イメージしていた沖縄の風景だった」とカメラ付き携帯電話で何枚も写真を撮っていた。

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ロッテ“カタツムリ警報”発令[デイリー]

ロッテが4日、選手に対し“カタツムリ警報”を発令した。1月中旬から降り続く雨の影響で、沖縄・石垣島に生息する「アフリカマイマイ」が大量発生。触れると寄生虫に感染する恐れがあり最悪の場合は死に至るため、球団は選手達へ注意を呼びかける方針だ。

「アフリカマイマイ」は大きいもので体長20センチ程度になる、世界最大級のカタツムリ。地元住民は安易に触れることはないが、初キャンプ地のため、選手たちに十分な知識がないのが現状だ。

球場周辺の草むらはもとより、雨上がりには繁華街などでも見られるという。新人の下敷領は「(宿舎の)ベランダにもいましたよ」と証言。球団関係者は「選手へ注意を促さないといけない」と警戒を強めた。キャンプインから降り続く雨が、思わぬ難敵を呼び込んだ。

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ロッテキャンプが大ピンチ!?恐怖のカタツムリ異常繁殖[報知]

ロッテのキャンプ地である沖縄・石垣島で、危険な寄生虫を体内に持つカタツムリの一種「アフリカマイマイ」が大量に繁殖していることが4日、分かった。

「アフリカマイマイ」は体長10〜20センチにも達する、世界最大級のカタツムリ。石垣島ではよく見かけられる生物だが、注意が必要なのは、高い確率で潜伏しているといわれる広東住血線虫という寄生虫だ。人間の体内に入ると脳障害を起こし、死に至るケースもある。直接はもちろんのこと、地面や植物に残された粘液に触れるだけでも感染する可能性があるという。

石垣島は1月半ばからほとんど晴れ間が見られず、雨が降り続いているため例年以上に繁殖。ロッテ・ナインが物珍しさから触れてしまうと、シャレでは済まされなくなる。

大学・社会人ドラフト5巡目ルーキーの下敷領(日本生命)は「そういえば、ホテルの部屋のベランダでカタツムリを見た」と、冷や汗の目撃談を語った。ロッテではこれを受け、「選手らには気をつけるように伝えます」(球団関係者)と警戒を強めていた。

アフリカマイマイ
原産地がアフリカ東南部で、重さ100グラムにもなる大型カタツムリ。1930年代に人為的に日本へ持ち込まれたが、外来生物法で「要注意外来生物リスト」に指定され、世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれている。日本では奄美大島以南にのみ生息するとされ、未発生地域への持ち出しは禁止。しかし、07年10月には鹿児島県内でも発見され、駆除作業が行われた。カタツムリとしては驚異的な速度を持ち、一晩で50メートル以上も移動する。

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大嶺、リベンジだマー君出てこい! [スポニチ]

ロッテ・大嶺が今年初の対外試合となる21日、楽天との練習試合(久米島)で楽天・田中への2年越しのリベンジを誓った。「また(田中と)投げ合う機会があれば負けないように頑張ります」。昨春は2月26日の練習試合で田中と投げ合って2回4失点。2回無失点のライバルに完敗した。シーズンでも新人王に輝いた田中に対し、自身は1軍未勝利。「去年より体の状態はいい」。マー君へ雪辱を果たして、目標の開幕1軍を目指す。

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水牛「マー君」にビックリ!ロッテ・大嶺らが竹富島を訪問[サンスポ]

キャンプ最初の休日の4日、石垣島出身のロッテ・大嶺と大学生・社会人1巡目の服部(トヨタ自動車)らが、竹富島を訪れた。石垣島からフェリーで約10分ほどで、大嶺は小学校時代に遠足で来たことがあるという。水牛車に乗って観光したが、水牛の名が楽天・田中の愛称と同じ「マー君」だっただけに、「怖い。でも負けたくないッス」とライバル心を燃やしていた?

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ロッテ・服部バッサリ!中田眼中なし[報知]

ロッテの大学・社会人1巡目ルーキーの服部泰卓投手(25)=トヨタ自動車=が4日、日本ハムの大物新人・中田翔を「どちらかと言えば打ち取りやすいタイプ」と切り捨てた。

社会人ナンバーワン左腕が、自信をみなぎらせた。「打ち気にはやるような右のスラッガータイプは、どちらかと言えば穴が多い」多彩な球種を誇り、配球パターンも豊富。高校通算87発男も、これまで築き上げてきた投球術で料理することが十分可能だという。

だが、怪物斬りで名前を売ろうという野望はない。23日には沖縄・名護での練習試合も控えているが「結果を残せるなら相手は誰でもいい」と、全く眼中になし。正捕手の里崎に「(左腕エースの)成瀬よりいいかも」と言わしめた実力派は、あくまでクールに真価を見せる時を待つ。

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ロッテ若手3投手、竹富島を散策…大嶺「水牛車は速い」[報知]

ロッテの2年目右腕・大嶺裕太投手(19)と、新人の服部泰卓投手(25)=トヨタ自動車=、下敷領悠太投手(24)=日本生命=の3選手が、キャンプ最初の休日となった4日、水牛車などで有名な竹富島を訪問した。石垣島からは高速船で10分ほど。3人はさっそく水牛車に乗り込み、30分ほど島内を散策した。この島に来たのは小学生時代以来という大嶺は「水牛車はもっと遅いと思っていたら、案外速かった」と驚いた様子。服部も「町並みなんかすごくいい感じで、沖縄らしい所。癒されました」とオフを満喫していた。

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焦らずじっくりと自分の力確かめて…唐川投手[千葉日報]

昨年10月のプロ野球新人選択会議(ドラフト会議)の高校生ドラフトで千葉ロッテは“高校ビッグ3”の1人、唐川侑己投手(18)=成田高、181センチ、76キロ、右投げ右打ち、背番号19を獲得した。将来のチームを背負う逸材と称される右腕もプロ1年目は、鴨川で行われている2軍キャンプからのスタート。新人の仕事に戸惑いながらも一生懸命こなす姿は、プロの世界でやるんだという強い気持ちがうかがえる。ふるさと球団、待望の地元出身の「期待の新星」に迫った。

「常に緊張ですよ」。そう言って屈託なく笑う顔は大物新人というより、今どきの18歳の若者そのものだ。「新しい環境というのもそうですが、1年目は色々な(新人の)仕事を覚えることあるし、やっぱり緊張はありますよ」−。

“高校ビック3”と比較されたライバルは1軍スタート。「中田君(日本ハム)や佐藤(由規)君(ヤクルト)が1軍キャンプに行くのはしょうがない。実績が違いますから」と受け流しながらも「それは(1軍キャンプに)行きたかったですよ」と本音も。

それでも「まだ体の強さが足りない。プロで1年間やるだけの体じゃない」と現状を理解し「目先の勝負にはこだわらない」ときっぱり。「これからプロ野球で自分の地位をつくっていきたい」。チームの育成方針の中で焦らずじっくりやるつもりだ。

小学3年で野球を始めた時は三塁手だったが1ヶ月で投手へ転向。理由は「ストライクが入ったから」と笑う。地元の中学に進み、軟式野球で県大会に出場。成田市の選抜チームではKボールで全国経験を持つが、「そんなにすごい大会じゃないですから」と目尻を下げる。

練習後にできるサインを求めるファンの長い列は人気選手ならではの証し。要望に応えながら1枚1枚丁寧に書く。「嬉しいです。サインできる時はどんどんしたい。でも自分のサインなんかもらって嬉しいのかなと思う」と照れくさそうに笑う。

ブルペンでは新人離れした回転のいい球を捕手のミット目掛けて投げ込むが、「実戦じゃないと力が出ないタイプ」と自己分析。「早く1軍へという思いはあるが、2軍で今の力がどれくらいか確かめたい」。高鳴る思いを胸に唐川が一歩を踏み出した。

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