わたしはかもめ2008年鴎の便り(2月)

便

2月19日

勝負ミット、里崎本番モード

雨で紅白戦が中止になったが、キャプテン里崎は本番モードに突入だ。第5クール初日、シーズン用ミットを今季初めて使用した。シート打撃に登板した投手陣の球を受け、感触を確かめた。シーズン用ミットは今年で7年目に突入した。キャッチャーミットは消耗度が激しいだけに毎年新調する選手が多い中、修理しながら使い続けている。「自分の手のようにしっくりなじむ。このミットが使えなくなったら引退するかも知れない」と言う。21日から対外試合が始まる。最高のミットを手に、今年も強気なリードで引っ張っていく。

◇パウエル問題、ボビー、オリックス指示

ロッテ・バレンタイン監督が19日、パウエルの二重契約問題についてオリックスの正当性を後押しした。キャンプ地を訪れたパ・リーグ小池会長に、正しく対処すべきと提言した。同監督は「外国人選手との契約は通常ファックスでやり取りするが、今回のようにオリックスとサインしながら別のチームと大きい金額で契約とするというのは疑問。あってはならない」と話した。外国人選手の条件を一律にするなと持論を展開した。またメジャー流出が止まらない状況下、育成組織を強化することの重要性をあらためて会長に訴えた。

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小林宏、五輪先発へ猛アピール[スポニチ]

北京五輪での先発の座を狙うロッテ・小林宏が猛アピールだ。日本代表の大野投手コーチが視察に訪れた中、ブルペンでは完全習得を目指すカーブを交えて46球。雨のために室内練習場で行われたシート打撃では、打者10人を安打性2本に封じた。

予定された紅白戦2度目の先発こそ流れたものの「感じは良かった。ここまで順調にきている」と小林宏。大野コーチも「落ちる球で空振りが取れるのは国際大会では大きな武器。カーブも消える感じで使えそうだし、投球の幅が広がる」と絶賛し、昨年12月の予選から先発投手枠が増える北京五輪では「先発も十分ある」と期待を寄せた。チームでは初の開幕投手も確実な状況。アジア予選のフィリピン戦は2番手で1回完全、2奪三振の小林宏は「もちろん五輪では先発したい」と意気込んだ。

◇成瀬“ロッテの顔”に

ロッテの成瀬が今季、各球場で流されるNPBのCMに出演することが決定。練習後に収録が行われた。日本ハム・ダルビッシュ、西武・涌井ら各球団1人ずつ出演するが、日本代表経験者が並ぶチームで成瀬が抜てきされた。ブルペンで30球、室内練習場のシート打撃で打者10人に42球を投げて安打性2本に抑えた左腕は「腕が振れるようになった。状態は良くなってきている」と手応えを感じていた。

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ボビー、パウエル問題で持論を展開[スポニチ]

パ・リーグの小池会長が石垣島キャンプを訪問。パウエル問題について意見交換したバレンタイン監督は「ソフトバンクと契約するならオリックスが提示したのと同じ条件で契約すればいい。今後の外国人との契約には金額の水準をつくってはどうか」などと持論を展開した。20日夜に帰京する小池会長は根来コミッショナー代行から求められた勧告内容の説明について「帰ったらすぐ出します」と、21日にも回答書を提出する考えを示した。

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“アンタッチャブル”効果!?ロッテ・成瀬が投球復調の兆し[サンスポ]

ロッテ・成瀬が19日にシート打撃に登板し、打者9人に対し、2安打2奪三振とまずまずの投球。17日のブルペンでの内容は絶不調だったがこの日は「腕が振れるようになり良かった」。練習前にフジテレビ系の人気番組「たまッチ!」の収録でお笑いコンビ、アンタッチャブルと対面、「この選手、すごいなと思われたい」とキャッチボールにも熱が入ったという。“アンタッチャブル効果”が出た?!

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川崎がシート登板「10点」[ニッカン]

昨年セットアッパーとして48試合に登板したロッテ川崎雄介投手(26)が19日、キャンプ初の実戦形式となるシート打撃に登板した。打者10人に対し約40球を投げてヒット性2本とまずまずの内容だった。「コントロールも真っ直ぐのキレもダメ。10点くらい」と厳しく自己採点。第3クールで左足首をねんざしてやや出遅れたが、24日から始まるオープン戦で実戦を重ねて開幕に合わせていく。

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バレンタイン監督が苦言[ニッカン]

ロッテ・バレンタイン監督が視察で訪れたパ・リーグの小池会長に苦言を呈した。パウエル問題では「なぜオリックスだけが罰則を受けるのか理解できない」とした上で「代理人が同じことを繰り返さないように、ある程度の規範をつくらないと」と訴えた。

また、パの開幕後に日本で米大リーグの公式戦が行われることには「よろしくない」。さらにメジャーのようにマイナー組織を充実させる持論も展開し、これには小池会長も「基本的には監督の言う通り」と同調した。

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ボビーが外国人契約で私案、どの選手も同じ金額で交渉[報知]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(57)が19日、ジェレミー・パウエル投手(31)の二重契約問題に触れ、外国人選手との契約について私案を披露した。

バレンタイン監督は「状況を全て知っている訳ではない」と前置きした上で、「オリックスだけが、なぜ損をしなければいけないのか」とソフトバンクに優先権ありとするパ・リーグ裁定に疑問符。「新外国人選手との契約はどの選手も同じ金額にして、車や住居などを用意しないようにすればいい。そうすれば、値段のつり上げはできなくなる」と持論を展開した。

また、“後出しじゃんけん”による強奪を防ぐため、先に交渉していた球団の提示額で、遅れて獲得に乗り出した球団も交渉するというルールづくりも提案。「今回の問題は非常に憂慮すべきこと」と話した。

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パ・リーグ小池会長がロッテのキャンプ視察[報知]

パ・リーグの小池唯夫会長(75)が19日、ロッテのキャンプ地・石垣島を訪問した。室内練習場での調整を視察し、大浜長照・石垣市長(60)らとも会談。「サポートしようという気持ちが伝わってくるし、恵まれた環境」と、島の第一印象を語った。また、チームについて「小林雅、薮田、藤田は退団したが、里崎らが健在だし、大嶺にもだんだん風格が出てきた。大いに活躍してくれると思う」と、地元出身の19歳にリーグ人気アップの起爆剤として期待を寄せた。

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成瀬アンタッチャブルに大喜び[ニッカン]

お笑い芸人アンタッチャブルが19日、石垣島のキャンプ地を訪れ、大浜市長から石垣島親善大使に任命された。任命証書と名刺を受け取ると早速、成瀬、大嶺両投手に名刺を手渡した。成瀬は「アンタッチャブルが出ているテレビを見ていました。まさか会えるとは思わなかった」と大喜び。アンタッチャブル山崎も「これから石垣島とロッテを世界的に有名にしたい」と張り切っていた。

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