1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 2 | 2 | 0 | 3 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 10 |
北海道日本ハム | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 早川 | 3 | 3 | 1 |
打中 | サブロー | 2 | 2 | 1 | |
2 | 二 | オーティズ | 2 | 1 | 2 |
二 | 堀 | 3 | 1 | 3 | |
3 | 指 | ズレータ | 3 | 1 | 0 |
打指 | 橋本 | 2 | 0 | 0 | |
4 | 左 | ベニー | 3 | 2 | 0 |
右 | 南 | 2 | 0 | 0 | |
5 | 右左 | 大松 | 4 | 2 | 1 |
一 | 新里 | 1 | 0 | 0 | |
6 | 捕 | 里崎 | 3 | 2 | 0 |
捕 | 金澤 | 2 | 0 | 0 | |
7 | 三 | 今江 | 5 | 1 | 0 |
8 | 一 | 福浦 | 2 | 1 | 0 |
一左 | 神戸 | 2 | 1 | 0 | |
9 | 遊 | 渡辺正 | 2 | 1 | 0 |
遊 | 塀内 | 3 | 0 | 0 | |
計 | 44 | 18 | 8 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 森本 | 3 | 3 | 1 |
中 | 村田 | 1 | 0 | 0 | |
2 | 二 | 田中賢 | 2 | 0 | 0 |
二 | 稲田 | 2 | 0 | 0 | |
3 | 右 | 稲葉 | 2 | 2 | 0 |
走右 | 紺田 | 2 | 0 | 0 | |
4 | 指 | スレッジ | 4 | 1 | 0 |
5 | 左 | ジョーンズ | 3 | 0 | 0 |
左一 | 金子洋 | 1 | 0 | 0 | |
6 | 三 | 小谷野 | 3 | 1 | 0 |
三 | 飯山 | 1 | 1 | 0 | |
走左 | 糸井 | 0 | 0 | 0 | |
7 | 一三 | 中田 | 3 | 2 | 2 |
8 | 捕 | 小山 | 2 | 0 | 0 |
捕 | 今成 | 1 | 0 | 0 | |
打 | 工藤 | 1 | 0 | 0 | |
9 | 遊 | 金子誠 | 2 | 1 | 1 |
遊 | 陽 | 2 | 0 | 0 | |
計 | 35 | 11 | 4 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
服部 | 2 | 13 | 7 | 4 |
シコースキー | 1 | 4 | 0 | 0 |
川崎 | 1 | 4 | 1 | 0 |
小宮山 | 1 | 3 | 1 | 0 |
高木 | 1 | 3 | 0 | 0 |
アブレイユ | 1 | 3 | 0 | 0 |
神田 | 1 | 5 | 2 | 0 |
伊藤 | 0 2/3 | 2 | 0 | 0 |
荻野 | 0 1/3 | 1 | 0 | 0 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
武田勝 | 3 | 16 | 8 | 3 |
宮本 | 2 | 14 | 8 | 5 |
星野 | 2 | 8 | 2 | 1 |
中村 | 1 | 3 | 0 | 0 |
山本 | 1 | 4 | 0 | 0 |
勝負はあくまで公式戦。中田に1発を浴びたが、ロッテの捕手、里崎は不適なコメントを残した。同一リーグの注目ルーキーについて「素晴らしい打者ですね。(弱点といわれる)内角への対応も悪くない」と、称賛した。しかし、その後に言葉が続く。「オープン戦で抑えても仕方ないからね。打て、打てと思っていた。もっと(内角球を)うまく使えば、面白い結果になる。いい勉強になりました」。本塁打を浴びた第1打席は内角球を3球続けた。甘く入った球をとらえられたが、公式戦に向けて「生きたデータ」は入手できたようだ。
打たれた新人、服部泰卓投手(25=トヨタ自動車)は反省するばかり。「コースも甘く、力もなかった。打たれるべくして打たれた」。特に、打たれた速球は2イニングを通じて威力がなく「中田くんを意識する余裕もなく、ミットめがけて投げるだけでした」。バレンタイン監督だけは中田を絶賛した。「とてもスペシャルな存在で、優れた選手という印象。パ・リーグにいてくれるのは喜ばしいこと」。優勝を争うライバルだけに、今後も中田との勝負はポイントになってきそうだ。
中田の1発が注目されるが、試合はロッテ打線が大爆発で勝利した。3本塁打を含む18安打10得点。ズラリ主力を並べた打線の威力は十分だった。バレンタイン監督は「石垣島キャンプがうまくいったということ。どの選手も順調だし、今日もその成果を出してくれた」と、仕上がり具合に手応えをつかんでいた。
2年目の大嶺が、24日の横浜戦(宜野湾)でオープン戦の開幕投手を務める。この日は日本ハムとの練習試合(名護)の前に、三塁側ブルペンで投球練習。球の走りもよく笑顔で練習を終えた。大嶺は「変化球が調子いいので、真っ直ぐとのコンビネーションをうまく使いたい。特に力を入れていたチェンジアップを試したい」と話すなど、目的もしっかりしている。故郷の石垣島キャンプの成果を、存分に発揮したいところだ。
ロッテ・里崎にとっては想定内の一発だった。中田に喫した2ラン。内角直球を3球続けて要求した意図は、本番を見据えての配球だった。
「もっと早く打てよと思っていた。もう少し(内角を)うまく使えば面白い結果になる。オープン戦でいくら抑えてもしようがない。いい練習になりました」。結果的に甘く入って打たれただけ。93年、ヤクルト・高津(現カブス)が巨人の怪物ルーキー松井(現ヤンキース)の得意コースを確認しようとして、プロ初本塁打を献上したのと同じだ。里崎は4回の打席でも内角への対応をチェックした。日本ハムとは3・20開幕戦(札幌ドーム)で激突。以前に話した通り、開幕前に餌をまいて大物新人を丸裸にする狙いを実践したに過ぎないというのだ。「シミュレーション完成。本番では打ち取る」。出るクイは公式戦で叩く。
日本ハム・中田にプロ2号を喫しても、ロッテベンチは強気だった。2回、中田に左翼ポール左へ大ファウルを打たれた直後も、内角の真っ直ぐを要求し被弾したが、捕手の里崎は「打たれてもいいと思ってた。練習試合で抑えてもしようがない」。わざと打たせてやったと言わんばかりに振り返った。
昨季はクライマックスシリーズで敗れ、今季は開幕カードで対戦する相手。この日は新戦力の中田の内角に対する反応を見る狙いがあった。「悪くない」とその実力を認めながらも「うまく(内角球を)使えば、面白い結果になると思う」と攻略に自信を見せた。
バレンタイン監督は中田について「特別なものを持った、優れた選手。これだけのいい選手がパ・リーグにいてくれるのはいいこと」とほめ殺し。3月20日の開幕戦の結果はいかに?
ドラフト1巡目でロッテに入団した唐川(成田高)と服部(トヨタ自動車)が23日、対外試合に初登板。両投手ともほろ苦いデビューとなった。鹿児島で社会人チームを相手に先発した唐川は2回を無安打、4奪三振ながら暴投で1失点。2四球と制球が不安定で「不満の残る内容だった」と反省。沖縄・名護で日本ハムとの練習試合に先発した服部も中田の2ランを含む3本塁打を浴びて2回4失点。プロの洗礼を浴び「緊張、戸惑いもあった。テンポが悪かった」と肩を落とした。
先発マスクの里崎が“負けるが勝ち作戦”を強調した。中田に対し、服部に内角球を立て続けに要求したことについて「早く打ってくれと思っていましたよ」とニヤリ。「内角への対応は悪くないけれど、もっとうまい使い方をすれば面白い結果になるんじゃない」。シーズンに向けた中田対策の成果あり!?。
ロッテの“怪物・中田”への評価は様々だった。日本ハムとは開幕カードで対戦するが、バレンタイン監督には「彼は特別なものを持っている。非常に優れた選手がいるのは、パ・リーグにとって喜ばしいこと」と、集客アップの起爆剤として期待する余裕があった。
一方、正捕手・里崎は中田の内角への配球を多めにし、反応をチェック。「思ったより内角に対応してきた。逆に打たれてよかった。開幕へのシミュレーションが出来ました。今のままなら本番で抑えられる」と、攻略のシナリオを既に書き上げている様子だった。開幕投手最有力のエース・小林宏は「対戦してみないと攻め方は分からないが、いい振りをしていたし、いいバッターだと思う」と、ルーキーのバットに警戒を強めていた。
ロッテの高校生ドラフト1巡目の右腕、唐川侑己投手(18)=成田=が23日、新日本石油ENEOSとの2軍練習試合(鹿児島・薩摩川内)に先発し、対外試合デビューを飾った。2回を無安打2四球1失点。MAX142キロの直球を主体に4三振を奪ったものの、初回には自身の暴投で失点するなど、制球に苦しんだ。「思っていた投球が出来ず、不満の残る内容でした。色々な課題が見えてきたので、また明日からの練習を頑張りたい」と、次回登板での本領発揮を誓っていた。
ロッテにドラフト1巡目で入団した両新人、唐川(千葉・成田高)と服部(トヨタ自動車)が23日、対外試合に初登板し、両投手ともほろ苦いデビューとなった。
鹿児島で社会人チームを相手に先発した唐川は2回を無安打、4奪三振ながら暴投で1失点。2四球と制球が不安定で「不満の残る内容だった」と反省した。
一方、沖縄・名護で日本ハムとの練習試合に先発した服部も中田の2ランを含む3本塁打を浴びて2回4失点。プロの洗礼を浴び「緊張、戸惑いもあった。テンポが悪かった」と話した。
ロッテのオープン戦開幕投手を務める2年目、大嶺祐太投手(19)が万全の仕上がりを見せた。24日の横浜戦(宜野湾)で先発マウンドに立つ。この日は日本ハムとの練習試合(名護)の前に、三塁側ブルペンで投球練習。球の走りもよく笑顔で練習を終えた。大嶺は「変化球が調子いいので、真っ直ぐとのコンビネーションをうまく使いたい。特にキャンプで力を入れていたチェンジアップを試したい」と話すなど、目的もしっかりしていた。
ロッテの大学・社会人ドラフト1巡目左腕、服部泰卓投手(25)=トヨタ自動車=が23日、練習試合・日本ハム戦(名護)で先発した。しかし、2回に日本ハムの大物新人・中田に一発を浴びるなど、2回7安打4失点と苦い対外試合初登板となった。初回先頭の森本にいきなり左越えアーチを打たれ、その後も持ち前の制球力を欠いた。金子誠にも被弾し、計3発を献上。「ストライクを取りにいったところを打たれた。全部同じパターン。打たれるべくして打たれた」と唇をかんだ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新日本石油 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 9 |
千葉ロッテ | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 7 |
ロッテ高校生ドラフト1巡目の唐川侑己投手(18=成田)が2回4奪三振デビューだ。23日、新日本石油ENEOSとの練習試合(鹿児島・薩摩川内)にプロ初先発。初回に四球と暴投で1点を失ったが、2回を無安打に抑えた。目標に掲げた開幕1軍について「今は順調にきています。上で経験したい気持ちもあるし1つの目標にしている」と意欲を見せた。
最速は143キロをマークし、直球で1つ、宝刀スライダーで3三振を奪った。ゆったりとした独特のフォームは健在で、新日本石油ENEOS・田沢純一(21=横浜商大高)目当てで集まった他球団のスカウト陣からも「ものが違う」と絶賛の声が上がった。
この日は本家1軍が同じ「ビッグ3」の日本ハム中田に本塁打を浴びた。「注目される中で結果を出すのはすごい。自分も焦らずに、やるべきことをやりたい」と刺激に変える。サカタ2軍監督は「可能性を感じる投球だった。近い将来1軍で活躍してくれるはず」と期待した。