わたしはかもめ2008年鴎の便り(3月)

便

3月5日

オリックス7−1千葉ロッテ(スカイマーク)

123456789R
千葉ロッテ0100000001
オリックス00000214x7

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ロッテ清水妻の四十九日に3回無失点[ニッカン]

ロッテ清水直行投手(32)が1月に亡くなった妻明美さん(享年32)の四十九日を迎えた5日、オープン戦に初先発し、3回1安打無失点の復活投球を見せた。オリックスの主軸ローズ、カブレラ、ラロッカを内野ゴロに打ち取るなど、緩急自在の投球を見せた。「自分では徐々に良くなっていると判断している」と話した。

前回登板した2月28日のソフトバンク戦は1回1安打無失点に抑えたが、直球のキレに不満を感じていた。その後はブルペンで直球だけを投げ込み、体の微妙な使い方を修正。この日は球威の増した直球主体の配球で、坂口をフォーク、下山をスライダーで空振り三振に仕留めるなど持ち味の変化球がさえた。バレンタイン監督も「昨年よりシャープな投球を見せてくれた」と高く評価した。

今キャンプはプロ9年目で初の2軍スタートだった。首脳陣が妻を亡くしたことによる精神面、体調への影響を考慮。出遅れが心配されたが、開幕を前にしっかりと仕上げてきた。「今年は心の底からやらなきゃいけないと思っている」と言い切った。複雑な思いを胸にしまいこみ、背番号18が定位置に戻ってきた。

◇出直し服部結果

大学・社会人ドラフト1巡目の服部泰卓投手(25=トヨタ自動車)がこの日のオリックス戦で2回1安打無失点とリベンジを果たした。先月23日の日本ハムとの練習試合で初先発したが、大物ルーキー中田に2ランを浴びるなど2回4失点で2軍降格。出直しのマウンドで最速144キロ直球とチェンジアップで強気に内角を攻めた。「どんな形でも上に残りたい」と闘争心を口にした。

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清水、思い出の地で完全復活へ一歩[スポニチ]

ロッテの先発の清水が3回1安打無失点で、開幕ローテーションへまた一歩前進した。「今できることを精いっぱいやった。状態は良くなっている。開幕1軍?監督の判断に任せて、焦らずやります」。雪がちらつく悪条件の中で直球は最速143キロ。予定の2回を完全投球し、3回に1安打2四球も併殺でピンチを脱した。この日は1月17日に急死した明美夫人(享年32)の四十九日。明美さんとは兵庫・西宮市の高須中時代の同級生で、スカイマークは02年にチームの開幕連敗を11で止めた球場。思い出の地で完全復活への足掛かりをつかんだ右腕にバレンタイン監督も「非常にシャープな投球内容を見せてくれた」と評価した。

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清水、亡き妻に捧ぐ3回無失点…ロッテ[報知]

ロッテの清水が亡き妻にささげる熱投を見せた。オリックス戦でオープン戦初先発し、3回1安打無失点。1月17日に急死した明美夫人(享年32歳)の四十九日にあたるこの日、完全復活への着実な一歩を記した。

雪がちらつき、吐く息も白くなった。しかし、どんな状況下でも結果を残すのがエースだ。2回までを6人で片づけると、3回に安打と2四球で背負った1死満塁のピンチも、大引を計算通りの遊ゴロ併殺に仕留めた。直球は最高143キロをマーク。「いいボールがよみがえってきた。どんどん野球ができる体になってきている」と納得の表情を浮かべた。

悲しみをひた隠しにしてきた。精神的な影響を考慮され、キャンプはプロ9年目で初の2軍スタート。だが、自分の殻に閉じこもるようなことはしなかった。10歳以上年齢の離れた高卒新人達とも積極的に会話を持った。「現状に満足するな」とプロの心構えを説いた。チームの柱としての役割は見失わなかった。

明美さんとは兵庫・西宮市立高須中の同級生だった。神戸はいわば地元も同然。「ここは好きな球場。天然芝で気持ちよく野球ができた」十分な調整ができていなくても、開幕ローテ入りが見える位置までこぎつけた。「1軍の名に恥じないように頑張らないと」マウンド上での心からの笑顔をファンも待っている。

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悲しみシャットアウト!ロッテ・清水、思い出の地で0封好投[サンスポ]

ロッテの清水直行投手(32)が5日、オリックスとのオープン戦(スカイマーク)で先発。3回を1安打無失点と好投した。この日は1月17日に急逝した夫人の明美さん(享年32)の四十九日。02年に開幕12連敗を阻止した思い出の球場で、エースは復調の手応えをつかんだ。

復活のきざしが見えた。「球のキレがよみがえってきた。投げてて指から伝わってきた」。

オープン戦2度目の登板。清水は3回に安打と2四球で1死満塁のピンチを招いたが、大引にはカットボールを引っ掛けさせ、遊ゴロ併殺打に仕留めた。3回を1安打無失点。雪が降る寒さを吹き飛ばす熱投だった。

昨季は6勝10敗と不本意な成績に終わった。さらに、1月17日には愛妻の明美さんを亡くし、キャンプは初の2軍スタート。若手と一緒に汗を流し、先月26日に1軍に合流した。

スカイマークでは02年4月14日のオリックス戦に先発。7回途中1失点で勝利投手となり、チームの開幕からの連敗を「11」で止めた。その試合を機に先発ローテに定着し、エースにまで上り詰めた。さらに明美さんは西宮市立高須中の同級生。兵庫県は縁のある土地だった。

「(02年)当時から神戸の人は温かい。良い投球ができてよかった」。思い出の地での登板は、天国の明美さんが背中を押してくれたに違いない。

◇開幕1軍へ!服部は2回0封

大学生・社会人ドラフト1巡目の服部(トヨタ自動車)がオープン戦に初登板。2回を1安打無失点と好投し、開幕1軍に一歩前進した。対外試合初登板の日本ハムとの練習試合(名護)では、2回4失点と結果を残せなかったが、「下(教育リーグ)で投げて開き直れた。ストライクが先行したのが良かった」と笑顔を見せた。

◇唐川、卒業式も涙は見せず決意新た

高校生ドラフト1巡目の唐川が成田高の卒業式に出席。「感謝の涙?泣いていませんよ」と笑顔で3年間を過ごした母校を巣立った。現在は2軍で調整しているが「仲間や先生達に久し振りに会い、感謝の気持ちをもう1度確認した。いい結果を残すことで恩返しがしたい」とプロでの決意を新たにしていた。

◇今江が左ひじに違和感

今江敏晃内野手(24)=オリックス戦(スカイマーク)の2回、左ひじに違和感を訴えて代打を送られた。6日の中日戦(ナゴヤドーム)は出場予定。

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今江が左ひじの張りで交代[ニッカン]

ロッテ今江が5日、オリックスとのオープン戦で左ひじの違和感を訴え、初回の守備が終わったところで早々に交代した。4日のオリックス戦で張りを感じたもので、この日は大事を取って打席に立たなかった。今江は「少し違和感がある程度。大丈夫です」と話した。6日の中日戦はベンチ入りする予定。

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清水3回無失点!開幕ローテ入りへ手応え…ロッテ[報知]

ロッテ・清水直行投手(32)が5日、オリックス戦(スカイマーク)でオープン戦初先発し、3回を1安打無失点に抑えた。清水は2回まで1人の走者も許さず。3回に安打と2四球で1死満塁のピンチを背負ったものの、大引を遊ゴロ併殺に仕留めて切り抜けた。1月17日に明美夫人(享年32歳)が急逝した影響で出遅れていたが「どんどん野球ができる体になってきている」と、開幕ローテーション滑り込みへ向け、手応えを感じていた。

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