わたしはかもめ2008年鴎の便り(3月)

便

3月8日

横浜0−4千葉ロッテ(山口西京)

ロッテの成瀬は4回1/3を投げて無失点。課題の変化球の精度が増し、開幕に向けて順調に仕上げている。大松が2点本塁打を含む3安打で外野のレギュラー取りをアピール。横浜は新外国人右腕のウッドが4回無失点と好投した。

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横浜0000000000

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成瀬また無失点、登板4試合得点与えず[ニッカン]

打たれなさすぎて不安です…。ロッテ成瀬善久投手(22)が8日、シーズン開幕へ向け万全の仕上がりをアピールした。緩急自在の投球で4回1/3を投げて2安打無失点。16勝1敗という驚異の成績を残した昨季、唯一の黒星を献上した横浜相手にも付け入るすきを与えなかった。これで紅白戦を含め4試合で11回1/3無失点。あまりの順調ぶりに「打たれていないことが怖いです。打たれて勉強することもあるので…」と贅沢な悩みも告白した。

3回裏、先頭の大西を高めの変化球で空振り三振に仕留めた直後、不満げに首をひねった。「抜けた変化球。狙ったところに投げられなかった自分に腹が立った。逆球で空振りを奪うより、納得いく球を投げて打たれた方がいい」。公式戦で“無失点男”にならなければ意味はない。綺麗にゼロが並んだスコアボードに満足することはなかった。

昨年の成績に浮かれることなく、オフから課題を1つ1つクリアしてきた。4日からはキャンプ中にもなかった3日連続のブルペン入りを敢行。変化球のリリースポイントなどを納得いくまで再確認した。「次がオープン戦最後の登板になる。試すとかじゃなく、より実戦的な緊張感を持って投げたいと思います」。今のローテーション通りにいけば、小林宏に続く開幕2戦目(日本ハム戦)での先発が濃厚だ。

◇大松1号3安打

4番に座った大松が3安打の大暴れで外野のレギュラー争いから一歩抜け出した。2回に中前打、4回に右前打とまずはコンパクトなスイングをアピール。そして8回の4打席目では、甘いスライダーを右翼ポール際に運ぶ2ランを放って長打力も見せ付けた。「早いカウントから積極的に打とうと思った。左投手から打てたことも、いいアピールになりました」と笑みを浮かべていた。

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ロッテ完成ハム3タテローテ…小林宏開幕!成瀬!俊介![報知]

ロッテが「3タテローテ」で、3連覇を狙う日本ハムの出はなをくじく。昨年2冠(防御率、勝率)をつかんだ成瀬善久投手(22)が先発し、4回1/3を無失点。0封をオープン戦3試合、9回1/3に伸ばし、22日の日本ハム第2戦(札幌ドーム)へ順調な仕上がりを見せた。20日の開幕戦は小林宏が確定し、23日の第3戦は渡辺俊が浮上。バレンタイン監督は3本柱で開幕カードを3連勝し、3年ぶりのリーグ優勝へ好スタートを切る。

ロッテの誇る投手陣は盤石だ。この日、順調な仕上がりを見せたのは成瀬だった。4回1/3をゼロに抑え、オープン戦は3試合で9回1/3を無失点。「やっとゲームができる状態になってきた」と手応えをつかんだ。

1、4回に先頭打者に安打を許し、変化球が抜けるなど、絶好調とは言えなかった。それでも結果を残すところが、昨季16勝1敗で最高勝率(9割4分1厘)、最優秀防御率(1.817)の2冠に輝いた男の真骨頂。「打たれて覚えることもあるので、打たれてないことが逆に怖い」と、贅沢な悩みを漏らすまでに仕上げてきた。

バレンタイン監督も同じだ。先発投手陣は、オープン戦から原則的に中6日登板。開幕投手は小林宏で、ほぼ確定的だ。成瀬は順当なら第2戦の先発となる。しかし、2冠左腕の安定を無視できないボビーは、「開幕投手はまだ決めていない。渡辺俊もいるしね」と嬉しい悲鳴を上げた。

この豪華3本柱を開幕カードで投入するプランを、ボビーは頭の隅に描いている。渡辺俊は24日のソフトバンク戦(ヤフードーム)に回ることもできるが、オープン戦の登板順を考えれば、日本ハムとの第3戦に先発する可能性が高い。3人は昨季、日本ハム相手に合計13試合で7勝1敗と相性抜群。3年ぶりV奪回へ弾みをつけるため、王者の足もとをすくう。

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絶好調すぎて怖い?ロッテ・成瀬が制球安定しまたまた無失点[サンスポ]

成瀬は3試合目の登板も無失点。結果とともに内容も伴ってきており「いいアピールになっているかな」と満足感を漂わせた。前回の登板後、課題だったスライダーを中心に投げ込み、この日は制球が安定した。しかし「逆球で三振を取るとか、悪くても抑えている。打たれていないのが怖い」とも。開幕まであと1試合に登板する予定だが「最後は実戦的に投げたい」と話した。

◇ハートでは負けない!前回退場の伊藤が1回無失点

新人の伊藤(JR東海)が1回無失点。ハートの強さを証明した。前回登板では頭部への死球で退場。「(球が)抜けたりしたら意識していることになるので、しっかりした投球をしたかった」。最初の打者の内角にシュートを投げ込むなど、精神的なダメージを表さなかった。「あえて厳しいところに投げようと思った」という右腕は開幕1軍は当確か。

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「腹が立つ」成瀬抑えてなお不安[スポニチ]

3回。大西を空振り三振に仕留めたロッテ・成瀬は、マウンド上でしきりに首をひねった。「スライダーが抜けたりしていた。納得いかないボールだと腹が立ちますね」。4回1/3を2安打無失点。これでオープン戦は3試合で9回1/3を投げ5安打無失点と、はた目には完璧な調整に見える。それでも本人は「打たれて学ぶこともある。悪くても抑えちゃうのは怖い。今は不安の方が大きい」。抑えてなお不安。左腕エースの理想は高い。

前日までの浦和での調整では「キャンプでもなかった」という3日連続のブルペン入り。その結果直球の切れが増し、MAXは前回登板(1日)の132キロから140キロにアップした。オープン戦登板はあと1試合。その後は「札幌で登板することになると思う」(バレンタイン監督)と22日の日本ハムとの開幕カード第2戦に備える。

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左腕エース成瀬は開幕へ順調[ニッカン]

ロッテ先発の成瀬善久投手(22)がシーズンへ向け順調に仕上がってきた。抜群の制球力で4回まで2安打無失点。5回先頭の横浜ジェイジェイを中飛に打ち取ったところで予定の60球を超えたためマウンドを降りた。紅白戦を含め、ここまで4試合に登板して11回1/3を無失点。昨季に続く大活躍を予感させる左腕は「ゼロで抑えられたのはよかったけど、いいボールだけじゃなく悪いボールもあった。シーズンに入るまでに修正したい」と浮かれた様子はなかった。

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成瀬3試合連続の無失点!確認作業は終了…ロッテ[報知]

ロッテ・成瀬善久投手(22)が8日、横浜とのオープン戦(山口西京)に先発し、4回1/3を2安打無失点に抑えた。これでオープン戦は3試合、9回1/3を無失点となった。初回と3回に先頭打者に安打を許したが、動じることなく後続を断った。昨季のセ本塁打王・村田にはオール直球で勝負し2打数無安打に仕留めるなど、シーズンへ向けての確認作業も順調。「試すのは今日でやり切った」と、コメントにも力強さが出てきた。

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