3月17日3月17日ロッテ開幕は小林宏、成瀬、渡辺俊の3本柱でロケットスタートを狙う。昨季1度もなかった3本柱の同一カード3連戦投入を、いきなり日本ハムとの開幕カードで実践する。「去年、最後の最後で戦った相手と今年の最初に試合ができることにワクワクする」とバレンタイン監督は、昨季CS第2Sで敗れた日本ハムを強烈に意識。今春は名護キャンプに偵察部隊を派遣。密着マークを続けて対策を練ってきた成果と3本柱で借りを返し、スタートダッシュを決める。
4月20日に開校する「マリーンズ・アカデミー」の初代校長にロッテのバレンタイン監督が就任した。同アカデミーは地域の健全な野球の支援とスポーツ環境づくりを目的に設立され、インターネットと映像を使用しながら子供や指導者をサポートする。バレンタイン監督は「野球は千葉の中で大きな位置を占めている。アカデミーに参加した子がいつかマリーンズの一員に加わってくれれば」と話した。
日本ハムとの開幕試合（札幌D）で必勝を期すため、キャンプ中盤からスコアラーを派遣し、密着マークしていることが分かった。日本一軍団を丸裸にし、3本柱の小林宏、成瀬、渡辺俊を投入して一気に3タテを狙う構えだ。「開幕戦で昨年最後に負けた日本ハムと戦えるのは、いいこと」とバレンタイン監督。情報戦を制し、心理的にも優位に立って、3年ぶりのリーグVを狙う。
日本プロ野球組織（NPB）は17日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で、ドラフト制度改革に関する集中討議を行った。フリーエージェント（FA）制度とどう連動させるかなどを検討したが、結論は出なかった。
選手会が、FA権取得年数を国内移籍なら7年にするよう求めている。12球団は、どうやって「7年」という数字を盛り込むか、難しい対応を迫られている。楽天の井上智治オーナー代行が「パ・リーグは基本的に8年は譲れない」と話すなど、リーグ間でも異論があり、31日に改めて討議する。
日本プロ野球組織（NPB）は17日、環境省の「チーム・マイナス6％」と協力して、地球温暖化防止活動「グリーン・ベースボール・プロジェクト」を立ち上げると発表した。過去10年間の平均試合時間3時間18分の6％減にあたる3時間6分を今季の目標試合時間に設定。各球場の選手ロッカーなどに「攻守交代は全力疾走」「むやみにタイムは要求しない」などスピードアップ11か条を掲げ、試合時間短縮によるエネルギー消費削減に励む。
都内で行われた発表会見には巨人・高橋尚、ロッテ・バレンタイン監督らが出席。同監督は、球団として今後植林活動に取り組む意向を明かした。
日本プロ野球組織（NPB）・12球団は17日、都内で代表者会議を開き、今秋からのドラフト制度を高校・大学・社会人の一括開催、入札抽選方式で行う方針を固めた。巨人、阪神などは大学・社会人の「希望反映方式」を主張しているが、フリーエージェント（FA）取得年限を7年に短縮する代替案でまとまる見通しとなった。
新ドラフト制度策定の焦点は大学・社会人の上位指名だった。巨人、阪神、広島、ソフトバンクは従来通り「選手の希望を反映すべき」と主張。他8球団は入札抽選方式を望んだ。そこで根来泰周コミッショナー代行が「論議は尽くした。平行線なら採決でもいい」と発言。NPBは全会一致を慣例としており採決の前例はない。厳密な採決は実行委員会に諮る必要があるが、今月31日の代表者会議で多数派の入札抽選方式で決着する方向で調整している。多くの出席者が「次で決まる」と認めた。
着地点はFA制度との連関だった。大学・社会人には権利取得期間を現行9年から7年に短縮する代替案で合意の見通しが立った。希望反映派の巨人も「入り口（ドラフト入団）で希望を反映させない場合は出口（FA）を広く（期間短縮）すべき」と訴えていた。FAで巨人などの主張を、ドラフトで多数派を採用した折衷策と言える。パ・リーグ理事長の楽天・井上智治オーナー代行は「パは基本的に8年は譲れない」と話すが、歩み寄る構えを示している。現時点で現役選手のFA取得期間は対象外となるが、16日の労使交渉でも明らかなように、プロ野球選手会がFA期間を国内移籍7年と求めている点も考慮した。
高校生のFA期間も8年に短縮する。いつから施行するかなど細部の詰めは残しているが、昨春の裏金問題で改定論議が強まった新ドラフトは「入札抽選方式」「FA短縮7年・8年」で4月に策定できる見通しが立った。
日本プロ野球組織（NPB）の12球団代表者会議が17日、都内で開かれ、ドラフト制度改革について集中討議した。前日16日の日本プロ野球選手会（宮本慎也会長＝ヤクルト）との労使交渉でフリーエージェント（FA）権取得期間の国内7年への短縮を強く求められたことから、ドラフトとFAを連動させて議論を進めたが、結論は出なかった。31日に改めて協議する。
日本野球機構は17日、温暖化対策を目的とした「2008NPB Green Baseball Project」の活動を発表した。
京都議定書で目標に設定した温室効果ガスの排出量6％削減に合わせ、プロ野球界も環境省が主導する「チーム・マイナス6％」に協力。「試合時間マイナス6％」を提唱し、過去10年の平均試合時間3時間18分から6％（12分）を短縮し、照明の使用電力などを抑える。年間864試合で12分の短縮を実施すれば、209トンのCO2削減となる。
根来泰周コミッショナー代行は「温暖化防止で野球にできることをやっていきたい」とプロジェクトの意義を話した。
ロッテのボビー・バレンタイン監督（57）が17日、マリーンズ・アカデミーの初代校長に就任し、千葉マリンスタジアムで就任会見が行われた。「マリーンズ・インタラクティブ・メソッド（MIM）」という映像やインターネットなどを駆使した独自の指導システムを導入し、ベースボールクリニックなどを開催する。バレンタイン監督は「とても特別な栄誉。この壮大な計画に参加できることをうれしく思います」と笑顔で挨拶した。
日本野球機構（NPB）は17日、地球温暖化防止活動「NPB 2008 Green Baseball Project」を、今シーズンを通して行うと発表した。
活動目標に掲げたのは、試合時間マイナス6％（過去10年の平均試合時間3時間18分に対し、6％＝12分の短縮）。そのため2分15秒以内の攻守交代などを守ることを徹底し、打者が打席に入る際のテーマ曲を10秒以内に抑えるなどの対策を行う。NPBのサイトでセ、パの試合時間を掲載し、目標を達成できなかった場合は球界として二酸化炭素排出権を購入する。
また各球団は植樹や雨水をトイレの洗浄に利用するなどの活動を行う。また選手が出演する温暖化防止を呼びかけるCMを球場などで放映する。根来コミッショナー代行は「野球の力で地球の温暖化ストップ、を合言葉に運動を展開したい」と話した。
日本野球機構と12球団は17日、「NPB 2008 Green Baseball Project」と称した地球温暖化防止活動を年間を通じて行うと発表した。環境省が主導する「チーム・マイナス6％」と協力して「試合時間マイナス6％」を目標に掲げる。照明エネルギー消費等の抑制が狙いで、短縮目標を過去10年間の平均試合時間である3時間18分の6％（＝12分）に設定。達成できなかった場合は球界としてCO2の排出権を購入することも公表した。また各球団もそれぞれ独自に温暖化防止への取り組みを行っていく。
日本プロ野球組織（NPB）は17日、東京都内のホテルで環境問題に取り組む「グリーン・ベースボール・プロジェクト」の概要を発表した。環境省が主導する「チーム・マイナス6％」と協力して行う。
照明などのエネルギー消費を抑えることを目的に、過去10年間の平均試合時間を6％（12分）短縮して3時間6分にすることを目標に掲げる。達成できなかった場合は球界として二酸化炭素排出権を購入する。
短縮に向けた対策としては、今季から攻守交代や投手交代時に経過時間を電光掲示板に表示。走者がいない場面では15秒以内の投球を励行するなどの施策を実施する。また、12球団が独自に温暖化防止策に取り組むことになった。
日本プロ野球組織（NPB）は17日、東京都内でドラフト制度改革について話し合い、フリーエージェント（FA）との連動などを検討したが結論は出ず、31日にあらためて討議することになった。
NPBは、選手会側がFA権取得期間を国内移籍の場合は7年に短縮するよう強く求めていることを受け、ドラフトにFAを絡めた譲歩案を模索したようだ。しかし、楽天の井上智治オーナー代行が「パ・リーグは基本的に8年は譲れない」と話すなど、出席者間での合意には至らなかった。