プロ12年目で初の開幕投手を務めるロッテ小林宏之(29)が完封宣言だ。19日、札幌ドームでいつも通りノースローで最終調整を行った。「今から楽しみでしょうがない。自分のピッチングをしてゼロに抑えるだけです」とサラリと言った。13日のオープン戦最終登板では5回2失点でも、キャッチボールからフォーム修正。前日18日のブルペンでは約50球を投げ込み、松井ブルペン捕手は「変化球の切れが戻り、すごく良かった」と太鼓判を押した。
ダルビッシュとの投げ合いになる。小林宏は「僕にもプライドがある。やすやすと勝たせる訳にはいかない。ハム集中力がすごいし、足のある選手も多い。先頭打者を出さないようにしたい」と力を込めた。エース対決で、存在感を見せつける。
ロッテ・小林宏之投手(29)が開幕戦の完封を宣言した。19日、先発する日本ハム戦(20日)に向け、札幌Dで最終調整した後、「ゼロに抑えて少ないチャンスを生かせるようにしたい」と強気に言い放った。
12年目で初めて射止めた大役。普段は温厚な男も、さすがに闘争心を隠さなかった。「ダルビッシュはいい投手。でも、僕にもプライドがあるし、やすやすと負ける訳にはいかない」と親交がある8歳年下の右腕相手だけに語気を強めた。
誰よりもこの日を心待ちにしてきた。先発ローテに定着した04年ごろから、「いつかはやってみたい」と開幕投手に憧れを抱き始めた。05年から3年連続の2ケタ勝利を挙げて、ようやく手にした栄誉。「投手陣の中心として1年間引っ張っていかなくてはいけない。チームを助けられるようにしたい」。エースとして、白星発進こそが絶対条件だと自覚している。
バレンタイン監督は「今季、真の飛躍を遂げられれば、日本のトップの投手として活躍できる」と、さらなる進化に大きな期待を寄せる。「緊張はあまりない。楽しみで仕方ない」という背番号41が、3年ぶりV奪回への道を札幌から切り開く。
ロッテは今年もダル恐怖症?!昨季の対ダルビッシュのチーム打率が.123の打線が腰を引き気味。19日、選手の間では「攻略する自信はないよ」とお手上げムードだ。
昨年の開幕戦で、ダルビッシュから満塁弾を放ったズレータは「攻略できるようにバトルするのみ」と昨季は行った“予告本塁打”を封印。バレンタイン監督も「出塁して得点を取って降板させる作戦だ」と自嘲気味に話した。
闘志をむき出しにしたのは西岡。ダルビッシュの「ロッテを相手に投げるのは楽しい」との発言を伝え聞くと「楽しくないと言わせるように頑張りたい」と気合を入れていた。
プロ12年目で初の開幕投手を務める小林宏は「楽しみでしようがない。早く投げたい」と開幕が待ち遠しそう。練習でも笑顔を見せながらリラックスムード。ダルビッシュとの投げ合いには「良い投手なので(得点)チャンスは少ない。最少失点に抑えるしかない」と0封を宣言した。
はやる気持ちを抑えきれない。「早く投げたいです」。プロ12年目で初の開幕投手を務めるロッテ・小林宏之投手(29)が19日、“剛腕”ダルビッシュとの初対決に並々ならぬ思いを語った。
「投手陣の中心になる人が投げるのが開幕。やりたいと思っていた」。目標にしてきた初の栄誉。さらに相手がダルビッシュとなれば、いやが上にも気合が入る。この日は札幌ドームで最終調整し「1度も投げ合ったことがないので楽しみ。ゼロに抑える気持ちでやる」と目を輝かせた。
星野ジャパンでチームメートだったダルビッシュからは、開幕での対戦を熱望されてきた。小林宏は「嬉しいですね。注目される試合でやすやすと負ける訳にはいかない。僕にもプライドがある」という。まずは打倒ダルビッシュを果たし、V奪回への道を切り開く。
12年目で初の開幕投手を務めるロッテの小林宏が、完封宣言だ。初めてのダルビッシュとの投げ合いに「やすやすと負けられない。僕にもプライドがあるし、勝ちたい。そんなに点は取れないだろうからゼロに抑えます」と言い切った。日本ハムには昨年開幕2戦目で9回11奪三振無四球で無失点。シーズン通しても5試合で1勝0敗、防御率2.13と相性は悪くない。キャッチボールなど軽めの調整で仕上げた右腕は「楽しみでしようがない。自分の投球をする以外は何もできない。自分のペースに持ち込みたい」。昨年のクライマックスシリーズで最後に敗れた相手、球場からのスタート。まずは借りを返して新エースの存在感を示す。
プロ12年目で初の開幕投手が決まった小林宏をはじめ、渡辺俊、小野、久保といった先発投手陣は、概ね順調。昨季、防御率と勝率の2冠を獲得した成瀬が、14日のオープン戦で5回7安打7失点したのは気がかり。だが、妻の急逝で初めて2軍キャンプから始動した清水は、調子を上げている。
小林雅、薮田の大リーグ挑戦などで空席となった救援陣は、新たな顔ぶれがそろった。アブレイユ、シコースキーといった新外国人に、若手の荻野、川崎、新人の伊藤らも加わり、競争は激しい。とはいえ、絶対的な抑え役は見当たらず、首脳陣は当面、複数の投手を併用しながら、様子を見る構えだ。
打線に大きな戦力の上積みはない。しかし、故障の影響で振るわなかったズレータ、今江、7シーズンぶりに打率が3割を割った福浦らが本来の活躍を見せれば、他チームにひけはとらない。優勝争いの主役を務める力は十分にある。
清水直行投手
ロッテの小林宏は19日、札幌ドームで調整。12年目で初の開幕投手にむけて「早く投げたい気持ちでいっぱい。楽しみでしょうがない」と話した。
投げ合うのは日本ハム・ダルビッシュだが「僕にもプライドがある。そうやすやすと負ける訳にはいかない」と大役を任された自覚を見せた。「僕がゼロに抑え、(味方打線が)少ないチャンスを生かせるようにしたい」と語った。
12年目で初の開幕投手を務めるロッテの小林宏は「早く投げたい気持ちでいっぱい。楽しみでしょうがない」と、はやる気持ちを抑えるように話した。
投げ合うのはダルビッシュだが「僕にもプライドがある。そうやすやすと負ける訳にはいかない」とエースの自覚がのぞく。「僕がゼロに抑え、(味方打線が)少ないチャンスを生かせるようにしたい」と描いたゲームプランに、球界ナンバーワン投手に真っ向から挑む決意がにじんだ。
12年目で初の開幕投手を務めるロッテの小林宏は「早く投げたい気持ちでいっぱい。楽しみでしょうがない」と、はやる気持ちを抑えるように話した。
投げ合うのはダルビッシュだが「僕にもプライドがある。そうやすやすと負ける訳にはいかない」とエースの自覚がのぞく。「僕がゼロに抑え、(味方打線が)少ないチャンスを生かせるようにしたい」と描いたゲームプランに、球界ナンバーワン投手に真っ向から挑む決意がにじんだ。