わたしはかもめ2008年鴎の便り(3月)

便

3月21日

成瀬雪辱燃える

左腕エース成瀬が22日の日本ハム第2戦に先発し、今季初勝利を目指す。前日20日のブルペンで58球投げて最終調整。この日はウオーキングで軽く汗を流して本番に備えた。「去年は最後の試合で悔しい思いをした球場であり、相手。完封勝利を目指すつもりでマウンドに上がりたい」と意気込みを話した。昨年のクライマックス第2ステージ最終戦で敗戦投手となり、日本シリーズ出場権を逃しているだけに雪辱に燃えていた。

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西岡志願特打ち

西岡が休日返上で志願の特打ちを行った。札幌ドームで野手10人が参加したピックアップ練習に飛び入りで合流。「部屋にいてもすることがないし、リフレッシュしたかった」と、左右の打席でバットを振った。22日の日本ハム2回戦は左腕・藤井が相手となる。「右でも左でも関係ない」と開幕戦4打数無安打の鬱憤を晴らす。

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ロッテのエース小林宏に投薬計画…故障グセ解消へ[夕刊フジ]

日本ハムとの開幕戦で、ダルビッシュに完封負けで、ロッテは屈辱のスタートを切った。22日の第2戦で雪辱を狙うが、それ以上に課題がある。エース小林宏の再生だ。

「(トレーナーなどの)報告では良くなっていると聞いているよ」とバレンタイン監督は胸をなで下ろす。開幕戦で先発した小林宏が右足ふくらはぎの故障で緊急降板したが、患部が回復状態にあることを喜んだ。

だが、今後の143試合のことを考えれば安心はできない。昨季のCS第2Sでも、小林宏は同じ故障で降板。右足のトラブルがクセになりつつあるからだ。いわゆるふくらはぎのこむら返り。つった訳で、心配はないんだけど…。調子がいいときになるんだよ。軸足にしっかり体重がのっているから起きる故障なんだけどね」(球団関係者)。

悩ましい問題だ。ペナントレースはもちろん、北京五輪でも代表に選ばれる可能性が大きい。マウンドで突然襲ってくるクセの防止が、いまや重要課題。そこで「走り込みなどで地道に下半身を強化していくといってもね…。こうなったら薬でも飲ませるか。だまし薬をね」(同関係者)。

だまし薬といえば新薬の臨床実験などで、うどん粉や小麦粉などをこねて丸めたモノを実験薬とともに服用させる。「薬を飲んだから体に効く」という心理的作用、いわゆるプラシーボ効果と実験薬の効果とを比較するために使われるが、これをエースに投薬しようという訳だ。

「うどん粉でも何でも、本人が効くなあと思って故障が防げればそれでいい」(同)と本気モード。エース再生のためには、鰯の頭も信心−というところか。

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ロッテ・成瀬、CSの雪辱誓う「完封する気持ちでマウンドに」[サンスポ]

22日に先発するロッテ・成瀬はホテルで静養。昨季のクライマックスシリーズ最終戦(札幌ドーム)で敗戦投手になった左腕は「悔しい思いをした球場であり、相手。完封する気持ちでマウンドに上がりたい」と雪辱を誓った。バレンタイン監督は「1球1球に集中すればチャンスがある」と期待した。

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ロッテ・成瀬が誓った!1−0返しだ[デイリー]

1−0での完封勝利を狙うロッテ・成瀬 完封返しでハムにリベンジだ!!22日の開幕第2戦に先発のロッテ・成瀬善久投手(22)が21日、日本ハムに対して完封勝利を宣言。開幕戦で、ダルビッシュに完封負けしたチームのリベンジを誓った。

「昨日は完封負けだったので、完封勝利を目指す気持ちでマウンドへ上がりたい」。札幌は昨季、クライマックスシリーズ第2ステージ第5戦での敗戦に涙を流した屈辱の地だ。それだけに「自分自身も悔しい思いをした球場だし(日本ハムは)相手ですから」と、雪辱に燃えている。

20日のブルペンはハム打線を想定し、通常より多い58球の投げ込み。一転、この日は休養日にショッピングなどで心身の充実を図った。レギュラーシーズンではパ・リーグ相手に15連勝中、日本ハム戦は4戦4勝の成瀬。「状態もいいし、楽しみですよ」。チームと自身が受けた屈辱を、その左腕で晴らす。

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成瀬、ダル完封には完封でお返しだ[スポニチ]

ロッテの負けない左腕・成瀬が完封でのリベンジ宣言だ。22日の日本ハム戦(札幌ドーム)に先発。昨年CS第2S第5戦で敗れた相手、球場での今季初登板に闘志を燃やした。「去年は最後の試合で悔しい思いをした。それに、昨日(20日)はダルビッシュに完封されたし、完封勝利を目指す」。昨年レギュラーシーズンは日本ハム相手に4戦4勝でドーム球場も6勝負けなし。パ相手には06年から15連勝中だ。「今年もどこまで負けないでいけるか頑張る」。この日は練習を行わず、ショッピングを兼ねた約2時間のウオーキングでリフレッシュ。不敗進撃再開へ英気を養った。

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成瀬「僕も完封」!ダルにハムにお返しだ…ロッテ[報知]

昨季の投手2冠、成瀬は日本ハムへの完封返しを誓った ロッテ・成瀬善久投手(22)が日本ハムへ完封返しだ。22日の開幕第2戦(札幌D)に先発。ダルビッシュに完封負けした開幕戦から一夜明けた21日、「僕も完封勝利を目指す気持ちでマウンドに上がる」と逆襲を誓った。

プライドがくすぐられた。昨季、防御率(1.817)と勝率(9割4分1厘)部門でダルビッシュを上回った2冠左腕。同年代のライバルに快投を見せられて黙ってはいられない。「とても悔しかった。自分にとっての開幕戦で、チームに勝ちをつけたい」と語気を強めた。

20日に札幌Dのブルペンで58球の最終調整。相手打線をイメージして投げるうちに予定の球数を超えた。「状態も体調もいい。走者を置いて上位に回さなければ大丈夫」。オープン戦最終登板となったソフトバンク戦(14日)では5回7失点と大炎上したが、きっちり間に合わせてきた。

札幌Dは因縁の地だ。昨年のクライマックスシリーズ第2S第5戦。日本ハムに3回2/3で4失点KOを食らい、日本一の夢をたたれた。だが、公式戦に限ればパのチーム相手には一昨年から15連勝中。日本ハムに対しても昨季は4戦4勝、防御率1.55とカモにした。本来の投球さえできれば、リベンジは果たせるはずだ。

この日は完全ノースローで、散歩やショッピングなどでリフレッシュ。「投げるのが楽しみ」と余裕を漂わせる背番号17が、ハム打線を凍りつかせる。

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