わたしはかもめ2008年鴎の便り(4月)

便

4月2日

東北楽天6−3千葉ロッテ(Kスタ宮城)

楽天が球団史上初の6連勝、貯金を球団史上最多の2とし、2位をキープした。楽天は1回無死満塁からフェルナンデスと山崎武の連続タイムリー二塁打で4点を先制。6回には嶋のスクイズと渡辺直の犠飛で2点を加点。先発・永井は8回2/3を145球、被安打10、奪三振5、四球3、失点3、昨年9月1日西武戦から自身4連勝で2勝目。9回2死一、二塁から登板の青山が3セーブ目。ロッテは8残塁、昨年9月9〜11日以来の3連敗で借金1。先発・清水直は5回1/3を8安打、3四球、5失点で2敗目。

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千葉ロッテ0100000023
東北楽天40000200x6

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清水、初回崩れて連敗

ロッテの「背番号18」清水が、楽天の連勝記録をアシストしてしまった。初回にまさかの4失点。渡辺直、高須の連打と草野の四球で無死満塁のピンチを招くと、4番フェルナンデス、5番山崎武に連続二塁打を浴び、1死も取れないまま16球で4点を失った。

「初回が全て。ボールが真ん中に集まってヒットを打たれたので、コースを広げたら四球になり悪循環だった」と肩を落とした。2回以降は立ち直ったものの、序盤の失点が響き開幕から2連敗を喫した。

打線も2度の併殺でチャンスをつぶすなど援護できず、チームは3連敗で借金1。救いは9回、橋本の2号ソロと今江、西岡の連打などで2点を返したこと。バレンタイン監督は「最後にいい形はつくってくれたし、このままいけば勝利をつかめるだろう」と前向きに話した。3日の楽天3回戦でエース岩隈を攻略し、楽天戦初の3連敗を阻止するつもりだ。

◇新ルール初適用、竹原の盗塁幻に

9回の竹原の盗塁が記録されなかった。2−6で迎えたこの回1死一塁から根元の4球目に盗塁成功。だが、嶋捕手に投げる意思がなかったため、今季から導入された「大きく点差が開いたケースで、走者が守備側に阻止する意思がない状態で盗塁したと記録員が判断した場合は、盗塁を記録せず野選による進塁とする」ルールが初適用された。竹原は「盗塁にならないのは知っていたが、行けと言われていた。併殺が嫌だったので」と話していた。

橋本
「守備で頭がいっぱい。初回にへぼい配球で打たれてしまい(清水)直さんに申し訳ないことをした。」(今季2号を含む2安打1打点)

◇小宮山頭丸めず

ベテラン小宮山が頭を丸めないでベンチに入った。1日の楽点戦で勝ち越し3ランを浴び、試合後には「頭を丸めて出直す」と話していた。小宮山は「家族会議の結果、切らないことになりました。それくらい反省しているという例えです」と苦笑いだった。

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清水、5失点KO…ロッテ3連敗[デイリー]

ロッテ・清水が5回1/3を5失点でKOされた。初回に連打と四球で無死満塁とし、フェルナンデス、山崎武の連続二塁打で1死も取れずに4点を献上。「真ん中に集まってヒット。(コースを)広く使って四球。悪循環だった」。チームは3連敗。バレンタイン監督は「初回の4失点は容認できない」と、エースの背信投球にいら立ちを隠せなかった。

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清水初回4失点で打線も拙攻重ねる[スポニチ]

ロッテの清水が5回1/3で5失点KO。打線も中盤の拙攻が響いて今季初の3連敗を喫し借金1となった。初回に4失点した清水は「立ち上がりが全て。丁寧にいって甘くなって打たれて、慎重に投げて四球の悪循環。出ハナをくじかれて攻撃のリズムもできなかった」と反省。2回以降立ち直った点は評価したバレンタイン監督も「不運もあったが、初回に4失点は容認できるものではない」と厳しい表情だった。

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バレンタイン監督も苦言…ロッテ・清水4失点「もったいない」[サンスポ]

先発の清水はボールが高めに浮き、1回に4連打で4失点。「マウンドの感覚がつかめなかった。悪循環のまま点を取られてしまった」と悔やんだ。その後は持ち直したが6回途中8安打5失点で降板。バレンタイン監督は「1回の4失点は容認できるものではない」と険しい表情だった。

橋本
「守備でいっぱいいっぱい。捕手として試合をつくれるようにしたい。打撃のことは聞かないで。」(9回の2号ソロ)

◇新ルール初適用

4点を追う9回1死一塁。一走の竹原がカウント2−1から二進したが、公式記録員は「一塁手がベースから離れており、捕手も送球しなかった」などの判断で「盗塁」ではなく「野選」と記録した。今季からの野球規則の一部改正に伴い、公式記録員の判断で盗塁と認められないプレーが想定されていたが、両リーグを通じて初めて適用された。竹原は「盗塁にならないことは知っていた。併殺が嫌でベンチが行けということだったので」と話した。

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清水立ち上がりの4失点悔やむ…ロッテ[報知]

ロッテの清水は「立ち上がりが全て。マウンドの感覚がつかめなかった。本当にもったいない」。2回以降は立ち直っただけに、1回の4失点が悔やみ切れない様子だった。

頼みの先発陣が踏ん張れないのだから、この3連敗も仕方ない。「チームのリズムをつくれなかった」と清水。バレンタイン監督も「1回に4失点は容認できるものではない」と手厳しかった。

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“盗塁認めない”新ルール初適用…ロッテ[報知]

今季からの野球規則の一部改正に伴い、公式記録員の判断で盗塁と認められないプレーが想定されていたが、この試合で両リーグを通じて初めて適用された。

ロッテの2−6の9回1死一塁の攻撃。一塁走者の竹原がカウント2−1から二進したが、公式記録員は「一塁手がベースから離れており、捕手も送球しなかった。投手の牽制があれば、(盗塁を)考えても良かった」などの判断で「野選」と記録した。適用については「点差やイニングのしばりはない」(同公式記録員)ことになっている。

竹原は「盗塁にならないことは知っていた。併殺が嫌でベンチが行けということだったので」と話した。

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