わたしはかもめ2008年鴎の便り(4月)

便

4月23日

千葉ロッテ2−1埼玉西武(千葉マリン)

ロッテは今季3度目の3連勝、貯金を今季最多タイの2とし、首位・西武とのゲーム差を0.5に縮めた。ロッテは1点を追う4回、橋本の2点タイムリーで逆転すると、小野−川崎−荻野の投手リレーでそのまま逃げ切った。先発・小野は7回を5安打、6奪三振、3四球の1失点で自身2連勝。千葉マリンでは昨年9月20日から4連勝。荻野は5セーブ目。西武は1回に石井義のタイムリー二塁打で1点を先制するが、その後は三塁も踏めず、逆転負けで連敗。千葉マリンでは7連敗。先発・涌井は8回を8安打2失点でリーグワーストタイの3敗目。

123456789R
埼玉西武1000000001
千葉ロッテ00020000x2
バレンタイン監督
「勝利に必要な点は挙げたが、ミスを無くしていきたい。」
西武・渡辺監督
「(5回1死一、二塁で)追加点を取っていたら展開も変わっていただろう。」
橋本
「決勝打は強烈に詰まったのですが、思いっきり振り切ったのでいい所まで飛んでくれました。今は積極的に打ちに行っているのでいい結果が出ていると思います。これからも、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。明日も勝って連勝を延ばしたいですね。」(決勝タイムリーを含む2打数2安打)

◇小野、立ち直り勝利

7回1失点と先発の役割を果たしたロッテ・小野は、お立ち台で「ナイスピッチング」と声をかけられても、「全然です。すみません」。1回、西武・赤田に11球粘られ、四球で出すと、石井義に左中間二塁打を打たれ、あっという間の失点。「自分を見失った」ため、さらに2死満塁とするが、福浦の好守で最少失点で切り抜けると、2回以降は立ち直った。「勝てたのは野手のおかげ」と感謝した。

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小野7回1失点、逆転勝ちで3連勝[千葉日報]

千葉ロッテが逆転勝ち。0−1の4回、早川、福浦の連打から2死二、三塁とし橋本が中前に2点適時打。先発小野は1回に失点したが立ち直り、7回1失点で2勝目を挙げた。西武は1回に石井義の適時二塁打で先制したが、以降は三塁を踏めず連敗。

◇橋本が勝ち越し打

千葉ロッテの橋本が、逆転の2点適時打を放った。2死二、三塁で迎えた4回の第2打席。初球の直球を見逃し1ストライクとなってからの2球目、カットボールにバットを折られながらも中前に運んだ。「強烈に詰まりましたが振り切った分、抜けてくれた。気合勝ちですね」。積極的に打ちにいく姿勢が好結果を生んだ。

◇早川持ち味発揮

千葉ロッテの早川が、攻守で持ち味を発揮した。4回の守りでフェンスに達しそうな大飛球をランニングキャッチ。試行錯誤を重ねてきた打撃でも「いい方向に向かっている」と、先頭だった直後の攻撃で中前打を放ち橋本の逆転打をお膳立てした。この日は球団が招待した母校の県立船橋高の生徒達が大勢観戦に来ており、後輩達にいいところを見せた。

◇小野“女房”支えられ2勝目

小野は今季最長の7回を投げ1失点。2回以降三塁を踏ませず2勝目を挙げた。

1回、打者2人で1点を失った。先頭にファウルで粘られ11球投げた末に四球。武器のシュートが指先に引っかかり「ものすごく意識してしまった」。制球が不安定になり、次の打者に適時二塁打を浴びた。自分の投球を見失い1回だけで3四球、35球。「何やってんだ」。不甲斐ない内容に腹を立てたが、その右腕を女房役が支えた。「初回はどうなるかと思った」と言う捕手橋本は、シュートが不安な分、スライダー中心の配球にした。「何とか修正でき粘り強く投げてくれた」と、8番細川からは3三振を奪い、長打は1本だけに抑えた。

試合後は約8年ぶりに2人でお立ち台。「ナイスピッチング」との言葉に「全然です。すみません」と投球に納得のいかない表情の小野。「将(橋本)がうまく引き出してくれた」。自分を生かすリードをしてくれ、逆転打も放った橋本に小野は感謝しきりだった。

◇リリーフ2人いい仕事

バレンタイン監督
「小野は初回こそ点を与えたが、その後はピンチを切り抜けてくれた。リリーフ2人もいい仕事をしてくれた。勝利に必要な点は取れたがミスがあった。ミスをなくしていかないといけない。」

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唐川25日初先発へ[千葉日報]

千葉ロッテの新人、唐川侑己投手(成田高)が23日、1軍出場選手登録され、25日のソフトバンク戦(ヤフードーム)に先発登板する。バレンタイン監督が「福岡に移動した試合で投げることになる」と明言した。

唐川は22日に1軍に合流。23日はブルペンで45球ほど投げ込みを行った。「調子は悪くない。呼ばれた時点で先発すると思っていたので楽しみ」と初登板に向けて緊張した様子もなく笑顔を見せながら話した。

「ストレートも変化球も素晴らしく、マウンドで落ち着いて投げていると聞いている」と指揮官。16日の2軍戦では7回を3安打無失点と好投し、開幕1ヶ月で1軍切符をつかんだ。

今年入団した高卒新人でビッグスリーと騒がれた中田(日本ハム)由規(ヤクルト)に先駆けての1軍デビュー。「毎日やるべきことをやってきた結果。2人どうこうより、自分のできることをやっていくだけ」と自信をのぞかせた。

ソフトバンクについては「いいバッターばかりだが、真っ直ぐ中心の投球になると思う」。強力打線に真っ向勝負で挑む。

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ロッテ唐川プロデビュー!中田、由規より一足先に[夕刊フジ]

◇バレンタイン監督「準備できている」

鉄仮面をかぶれ−。今季の高卒新人“ビッグ3”の1人、ロッテ唐川侑己投手(成田高)が25日、ソフトバンク戦でプロデビューを果たすことになった。

昨秋ドラフトでともに注目を集めた日本ハム中田、ヤクルト由規の2人より、一足先に1軍のマウンドで先発デビューすることに。「(1軍で)投げることを目指してきた。毎日やってきたことが生かされたと思う。中田と由規より早い?チーム事情もあるし、2人よりも早いとか(意識は)ありません」と淡々と語っている。

確かに今回の昇格には、それなりのチーム事情があった。先発の一角、久保が開幕から不調で、出場登録を抹消。しかも、ゴールデンウイークで9連戦に突入し、コマ不足となる先発陣の穴を埋める役割だ。そうはいっても、ロッテの若手投手陣の中で唐川はピカ一の推奨株。イースタン3試合で1勝1敗、防御率1.80。MAX147キロの直球とキレのあるスライダーで安定感も抜群だ。バレンタイン監督も「マウンドで落ち着きをもって投げていると聞いている。1軍のマウンドは今までと違うし、相手のホークスは厳しい打線だが、唐川の準備はできていると思う」と、潜在能力に期待をかけている。

とはいえ、デビューの舞台は博多。鷹党が埋め尽くすスタンドは異様な重圧を与えるはずだ。そんな敵地に乗り込むルーキーへ、アドバイスを送ったのが左腕エースの成瀬。

「プロの1軍の試合は、高校のときと全然違う。ピンチのとき、いかに自分の投球ができるか。そのためには(マウンドで)無表情でいければいいんだけど」と、鉄仮面のススメだ。

昨季ブレークした成瀬の最大の原動力は、絶妙な制球力とマウンド上での無表情。「どんなに打たれても顔色1つ変えずに、淡々と投げるのがすごい」とパ各球団の打者に脅威を与えたほどだ。

「(ピンチで)ツライ顔をしたらバッターにつけ込まれますからね。いい球を打たれても打者がうまかったといい方に考えて欲しい。気付いたことは(本人に)言ってあげたい」と全面支援を約束。23日の西武戦でロッテは、2−1と快勝し、3連勝で首位西武に0.5差に迫った。この勢いを借りて、プロ初勝利も“ビッグ3”1番乗りといきたいところだ。

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橋本バット折り決勝2点打でロッテ3連勝[ニッカン]

ロッテ橋本は、バットが折れた感触で逆転を確認した。1点を追う4回裏2死二、三塁。2球目にきた内角へのカットボールに対し「思い切って振ったら思い切り詰まった」。バットが折れた。普通ならばイヤな感触だが、橋本は「最近バットが折れてヒットになることが多いので、嬉しかった」。打球は中前へ抜ける逆転打となった。

「技術もついてきていると思うし、今は自信を持って打席に入れている。だから折れても安打ゾーンに飛ぶ。環境破壊になってしまうけどヒットだからねえ」。先発の小野とそろってお立ち台に上がった。「2人でお立ち台は多分8年ぶりじゃないかな。晋吾さんとは長く一緒にやっているし、思い入れが深い。一緒にお立ち台に上がれて本当に嬉しいです」。チームは3連勝で首位西武に0.5ゲーム差。今日も勝てば首位に立つ可能性も出てきた。

◇小野、2勝も反省

小野が立ち上がりに苦しみながらも、2勝目を挙げた。初回の先頭赤田に四球を出すと、続く石井義の二塁打であっさり先制された。シュートが決まらなかったが、試合中に修正できた。お立ち台では「全然ダメです。すいません」とファンへ謝罪。「打者2人で先制されて自分を見失った面もあるが、バックにもり立てられ、将(橋本)のリードに助けられた」。チームメートに感謝しきりだった。

◇唐川“ビッグ3”先陣デビュー「自分の投球したい」

ロッテのルーキー唐川侑己投手(18=成田)が、昨年の高校生ドラフト「ビッグ3」の先陣を切ってデビューすることになった。23日に1軍登録された唐川は、25日のソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)で先発が決まった。バレンタイン監督は「地元千葉でデビューできれば1番よかったが、ロッテファンには特別な日になるだろう」と語った。抜擢した理由については「ファームの試合で速球も変化球もよく、マウンドでも落ち着いていたと報告があった」と評した。

キャンプでは「ビッグ3」の日本ハム中田、ヤクルト由規の2人が1軍で話題になっていたが、唐川は2軍にいた。デビューはトップとなったが、唐川は「チームの事情もあるので、2人より早くても特別な思いはない。結果はどうなるか分からないけど、どんな状況でも自分の投球をしたい。調子はいいし、楽しみです」と気負った様子もなく決意を語っていた。

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唐川「高卒ビッグ3」1軍1番乗り[デイリー]

ロッテの新人・唐川が「高卒ビッグ3」1番乗りで1軍に昇格した。バレンタイン監督は16日の湘南戦で7回3安打11奪三振と好投した右腕を久保に代わり登録。25日のソフトバンク戦での先発も決めた。2軍で結果を残した唐川は「自分の力が通用すると思う」と自信の表情。日本ハム・中田、ヤクルト・由規より早い昇格に「チーム事情もある」とコメントした。

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唐川25日ソフトバンク戦先発で1軍デビュー…ロッテ[報知]

ロッテの高校生ドラフト1巡目ルーキー・唐川侑己投手(18)=成田=が、25日のソフトバンク戦(ヤフーD)でプロ初先発することが23日、決まった。この日1軍登録され、バレンタイン監督が「福岡に移動した日の試合で投げる。挑戦する準備は出来ていると思う」と、明言したもの。

日本ハム・中田、ヤクルト・由規と形成する“BIG3”の中で、最速1軍デビューだ。千葉のブルペンで45球の投球練習を行った唐川は「たくさんいい打者がいるけど、自分の投球ができれば。このままずっと1軍にいられればいい」と、ローテ定着を誓った。

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里崎の“代役”橋本が逆転打…ロッテ0.5差接近[報知]

嬉しい手のしびれだった。1点を追う4回2死二、三塁。昨季のパ最多勝右腕・涌井から、橋本がバットを折りながら中前へ逆転2点適時打。「バットが折れるとよく安打になるので、気持ちよかった」。3連勝にいつものポーカーフェースが崩れた。

里崎が右ひじに違和感を訴えているため、23試合連続で先発マスクをかぶる。「好機に回ってくることが多いけど、自信を持って打席に入れている」。16打点は大松に次ぐチーム2位。守っても渋い働きを見せた。初回だけで35球も費やした小野を、苦心のリードで2勝目に導いた。「2人でお立ち台に上がるのは8年ぶりかな?長い付き合いなので嬉しいですね」と感慨にふけった。

首位・西武に今季最少となる0.5差まで接近。「明日勝たないと本当の強さじゃない。チーム一丸で勝ちにいく」背番号33が威勢よく3タテを宣言した。

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ロッテ・橋本、環境破壊なんの!バット折り逆転適時打![サンスポ]

橋本が4回、涌井の内角球にバットを折りながらも中前に落とし、逆転の2点適時打。これが決勝打となった。「最近バットが折れると安打になる。環境破壊になるかもしれないが、折れて安打になるなら何本折れてもいい」とニンマリ。

小野
「相手は涌井君なので厳しい戦いを予測していた。調子は良くなかったけど、感覚を信じて投げた。」(2勝目)
バレンタイン監督
「川崎は3人で退けて、荻野もチームが必要としたアウトを取ってくれた。」(継投で逃げ切り)

◇中田、ヨシノリお先に!唐川1軍デビュー

高校生ドラフト1巡目ルーキーの唐川(成田)が、25日のソフトバンク戦(ヤフードーム)でプロ初先発することになった。バレンタイン監督が唐川を出場選手登録し、起用法を明言した。高卒新人ビッグスリーの中では中田(日本ハム)、由規(よしのり、ヤクルト)に先駆けての1軍デビュー。唐川は「チーム事情もあるから(早いからといって)どうってことはない。このまま上にいられればいい」と話した。

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唐川が初昇格!25日に1軍デビュー[スポニチ]

ロッテの高校生ドラフト1巡目ルーキー・唐川侑己投手(18)が、25日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で1軍デビューする。久保に代わり、23日に1軍に初昇格。バレンタイン監督が「福岡に移動した日(25日)に投げると思う」と明言した。

日本ハム・中田、ヤクルト・由規との“高校ビッグ3”の中ではキャンプは唯一の2軍スタートだったが、1軍デビューは1番乗り。16日の湘南戦では7回無失点11奪三振をマークするなど、イースタン3試合で1勝1敗、防御率1.80の安定した投球を見せていた。当初は29日からの9連戦での先発が有力だったが、久保が1勝3敗、防御率11.25と不振のため“前倒し”。杉内と投げ合う148キロ右腕はこの日、ブルペンで45球を投げ「この1試合だけで終わらせたくない。次はマリンで投げたい」と先発ローテーション定着を誓った。

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小野が2勝目、試合中に修正[ニッカン]

ロッテ小野晋吾投手(33)が2勝目を挙げた。初回、先頭打者に四球を出し続く石井義の二塁打で先制された。「打者2人で先制され自分を見失ったが、バックにもり立ててもらった」。捕手の橋本は「1回はどうなるかと思ったけど、試合中にシュートを修正できたのでスライダーも生きてきた」。バレンタイン監督は「初回こそ点を失ったが、以降は球数も少なく、いい投球をしてくれた」と評していた。

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ロッテ唐川25日ソフトB戦で初先[ニッカン]

ロッテのルーキー唐川侑己投手(18)が、25日のソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)でプロ初先発することになった。23日に1軍登録された。バレンタイン監督が「福岡へ移動した日の試合で先発することになる。地元千葉でデビューできれば1番よかったが、それでもロッテファンにはエキサイティングな日になるだろう」と語った。唐川は「1軍に呼ばれた時点で、どこかで先発することになると思っていた。ファームと1軍は違うだろうし、結果は分からないが、精一杯自分のできる投球をしたい」と意欲を語った。

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ロッテ・橋本がバット折ながら決勝打、名付けて環境破壊打法?[サンスポ]

ロッテ・橋本が4回、涌井の内角球にバットを折りながらも中前に落とし、逆転の2点適時打。これが決勝打となり「最近バットが折れると安打になる。環境破壊になるかもしれないが、折れて安打になるなら何本折れてもいい」と冗舌だった。

守備でも小野を好リード。「(相手に死球を与えた)昨日のことがあって、なかなか(内角に)いきづらい部分はあった。苦労したね。きっちり投げてくれて試合が壊れずに済んだ」と攻守で奮闘した充実感に浸っていた。

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ロッテ、攻守で奮闘の橋本[スポニチ]

ロッテの橋本が4回、涌井の内角球にバットを折りながらも中前に落とし、逆転の2点適時打。これが決勝打となり「最近バットが折れると安打になる。環境破壊になるかもしれないが、折れて安打になるなら何本折れてもいい」と冗舌だった。守備でも小野を好リード。「(相手に死球を与えた)昨日のことがあって、なかなか(内角に)いきづらい部分はあった。苦労したね。きっちり投げてくれて試合が壊れずに済んだ」と攻守で奮闘した充実感に浸っていた。

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3連勝で首位西武に0.5差…ロッテ[報知]

ロッテ先発の小野は1回に先制を許しながら、その後は内外角を広く使う投球で7回を1失点。チームの3連勝に貢献した。4回に橋本が逆転の2点中前打を放った。

橋本が、涌井の内角球にバットを折りながらも決勝打。「最近バットが折れると安打になる。環境破壊になるかもしれないが、折れて安打になるなら何本折れてもいい」と舌もなめらかだった。

守備でも小野を好リード。「(相手に死球を与えた)昨日のことがあって、なかなか(内角に)いきづらい部分はあった。苦労したね。きっちり投げてくれて試合が壊れずに済んだ」とお立ち台で胸を張った。

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