わたしはかもめ2008年鴎の便り(4月)

便

4月29日

千葉ロッテ2−3北海道日本ハム(千葉マリン)

日本ハムが連敗を3で止め貯金を1とした。日本ハムは3回森本のタイムリー二塁打で先制。7回には陽のプロ初本塁打で1点を追加。同点の9回に森本の今日2本目のタイムリーで勝ち越し。武田勝は練習中の左手親指骨折で、リーグ24回目の予告先発回避。急遽先発のスウィーニーは6回5安打無失点。4人目のMICHEALが昨年8月8日楽天戦以来の白星。ロッテは8回にベニーの2点タイムリーで追いつくも、リリーフ陣が崩れシコースキーが1敗目。日本ハム戦プロ入り無傷の6連勝中の先発・成瀬は6回1/3を2失点で勝敗つかず。

123456789R
北海道日本ハム0010001013
千葉ロッテ0000000202

◇ベニー「複雑」

ベニーが試合前も試合中もキーマンになった。試合前のフリー打撃ではベニーの打球が武田勝を直撃するアクシデントがあった。「打球の行方を見ていなかったので、後から聞いて驚いた。複雑な心境です」と話した。気持ちを切り替えた8回には、2死満塁から一時は同点となる2点適時打。「スウィーニーがいい投球をしていたので後半のチャンスをものにできて良かった」と話した。

◇成瀬、痛い先頭四球

成瀬が今季最短の6回1/3、2失点で降板した。調子は悪くなかったが、3回先頭に四球を出して1死二塁のピンチから森本にチェンジアップを左前へ運ばれ先制点を許した。「最も出してはいけない四球。反省するところです」。昨年は24試合に登板して先頭打者への四球はわずか1度だったが、今季はすでに3度目で初の失点に結びついた。「これを見直して次回登板に備えたい」と口元を引き締めた。

バレンタイン監督
「同点に追いついたのは良かったが、前半でタイムリーが出ても良かった。先発投手が変わったが影響はなかった。成瀬の先頭打者四球は彼らしくなかったね。」(1点差負けに)

◇唐川運転も◎

ルーキー唐川が試合前に千葉マリンで行われたゲームイベントに清水と共に出席した。車の運転で競うゲームに参加し、唐川が2位、清水が3位だった。いつも子供とゲームを楽しんでいるという清水は「いつも安全運転だからちょうどいい」と苦笑い。唐川は「清水さんには勝てたけど難しかった。野球の方では一生懸命頑張るので応援よろしくお願いします」と、ファンから大きな拍手がわき起こった。

ページトップ

痛い連敗[千葉日報]

千葉ロッテは競り負けた。先発成瀬が一発を浴びるなど7回途中2失点で降板。8回2死満塁でベニーの2点適時打で追いついたが、9回に勝ち越された。日本ハムは、急遽先発したスウィーニーが6回無失点と好投。森本が決勝打を放ち連敗を3で止めた。

◇四球から失点反省

千葉ロッテの成瀬は「与えるかたちが悪すぎた」と四球から先制されたことを反省した。3回、先頭の8番打者を歩かせた。簡単に二塁に送られ、森本には「悪い球ではなかった」と言う外角へのチェンジアップを体勢を崩しながら左中間に運ばれ、先制された。

7回には、高めに浮いた球を高卒3年目の陽に左中間席にたたき込まれた。黒星こそつかなかったが、今季最短の6回1/3で降板。「少し勝負を急ぎ過ぎてしまった」。次回への課題となった。

◇前半の得点機逃す

千葉ロッテは8回に2点差を追いつく粘りを見せたが勝ち越せず。得点機を逃し続けた前半の拙攻が響いた。1、2階に一、二塁の先制機をつくり、5回には西岡、早川の連打で1死一、三塁としたが後続の福浦、ズレータが凡退。急遽登板した相手右腕の不安定な立ち上がりを攻め切れなかった。

8回にようやく3番手投手を攻め立て2死満塁。守護神・マイケル中村を引きずり出し「執念で打った」と言うベニーが外の変化球を右前にはじき返したが同点止まり。

勝ち越せないでいると、9回にシコースキーがバント処理に向かった際に右太もも裏を痛め予定外の降板。「肩はできていた。気持ちもバタついてはいなかったけど…」とマウンドに上がった川崎は、制球が安定せず勝ち越し打を許してしまった。

バレンタイン監督は「前半にもっとタイムリーが出てよかった。いったん追いついたのはいいかたちだったのだが…」。あと1本が出なかった打線を悔やんだ。

ページトップ

ロッテ成瀬“制球力”に陰り…日の丸コーチがハッパ[夕刊フジ]

◇復調の兆しも昨年の勢いなし

兆しは見えても結果はついてこない。29日の日本ハム戦でロッテは2−3と惜敗。悔しい敗戦に先発・成瀬は頭をかくしかなかった。「調子は悪くなかった。前回(オリックス戦)は甘いコースがファウルになっていたけど今日は打たれた。でもキッチリ投げ切れた球があったんで悪くはないと思います」。

7回途中で散発5安打2失点。ゲームは作った。でも要所で制球が甘くなった。3回には先頭・鶴岡に四球を与え、迎えた1死二塁のピンチで森本に先制打を許した。7回にも1死から陽にソロを被弾。抜群の制球力がウリの左腕は112球での降板となった。

「何とか形にはなっていたが、成瀬にしては球数が多かった。最初の失点も先頭打者を歩かせたところからだった。らしくないね」。試合後のバレンタイン監督が評したように、今季の成瀬の悩みは制球力。3勝目をあげた20日のオリックス戦で8回無失点と上昇ムードではある。が、16勝をあげた昨季は先頭打者へ与えた四球から失点したケースはわずか1回。だが今季はこの日の3回の失点のように、パのスラッガーを沈黙させたコントロールが披露できていない。

理想のフォームを追求する一方で他球団の研究も進んでいる。防御率こそ6試合で1.55だが、大ブレークした昨年ほどの勢いはない。

それだけに「ギリギリのコースを狙った球や、決め球のチェンジアップを粘られた。研究されてるといったら言い訳になる。それ以上の技術をつけないといけない」と反省しきりだ。

あと100日に迫った北京五輪に万全の体制で乗り込むためにも、完全復調が待たれる。前カードのソフトバンク戦で、成瀬は日本代表の大野投手コーチから辛口の激励を受けた。「だいぶ、悩んでいるらしいな。中継ぎの用意もしておけよ」。

昨年のアジア予選で先発を努めた左腕にとって、何とも手厳しい中継ぎ要請だが、これは日の丸コーチがしかけたハッパ。悩める左腕へ奮起を促すためだ。

それでも「ボクは先発しかできないんで、しっかり頑張ります」と成瀬は答えたが、そのためには、エンジン全開が必要だ。

ページトップ

ロッテ・ベニー、当てちゃって「複雑」2点打で「ハッピー」[サンスポ]

ベニーが複雑…。試合前の打撃練習で自分の打球が日本ハム・武田勝の左手親指を直撃した。「打球の行方を見ていなかったので知らなかった。複雑な心境です」と申し訳なさそうだった。試合では8回に一時は同点に追いつく2点右前打を放ちながらもチームは敗れ「チャンスをものにできたのはハッピー。執念で打った」と淡々と話した。

◇唐川「刺激しあう」5・3登板へ気合

26日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で初勝利をあげた唐川は試合前、ファン交流イベントに参加。テレビゲーム「マリオカート」をファンとともに楽しみ「ゲームはあまりやらないけど面白かったです」と笑みを見せた。試合後、ヤクルト・由規、日本ハム・中田の活躍を聞き「みんなで刺激しあって頑張れたら良いと思います」と次回の登板予定の5月3日の西武戦(千葉マリン)へ気合を入れていた。

ページトップ

ロッテ、8安打も2点止まりの拙攻[スポニチ]

ロッテは8回にベニーの2点打で同点も直後の9回、負傷したシコースキーの緊急降板から失点して連敗を喫した。先発・成瀬は今季最短6回1/3で2失点降板。自身は黒星を免れたが、昨季から18度目となる小林宏−成瀬の2枚看板先発では初の連敗だ。打線は相手を上回る8安打も2点止まり。バレンタイン監督は「いい形で追いついたが、前半にもう少しタイムリーが出ていれば」と序盤の拙攻に敗因を求めた。

ページトップ

成瀬は7回途中2失点降板[ニッカン]

成瀬が今季最短となる6回1/3、2失点で降板した。3回先頭に四球を出した後、森本に先制の左前打を浴びた。「最も出してはいけない四球。悔しいです」とガックリ。だが左打者への直球の制球は良くなっており「相手に研究される分、僕も成長しないといけない」と話した。

ページトップ

ロッテ、日本ハムに競り負け、ボビーは逸機悔やむ[サンスポ]

ロッテは8回にベニーの2点適時打で1度は同点としたが、直後の9回に救援陣が踏ん張れずに競り負けた。1回の1死一、二塁と、5回の1死一、三塁で4番ズレータらの中軸が凡退し、成瀬を援護できなかったことが痛かった。バレンタイン監督は「8回に追いついたが、前半にもう少し適時打が出ていれば…」と悔やんだ。

ページトップ