わたしはかもめ2008年鴎の便り(5月)

便

5月6日

オリックス3−1千葉ロッテ(京セラドーム)

オリックスが2連勝、2カードぶりの勝ち越しで借金は9。1点を追う4回、浜中の4号2ランで逆転。7回に下山の二塁打で1点を追加し逃げ切った。先発・山本は、7回を5安打1失点で負けなしの3勝目。セーブは加藤で9個目。なお、浜中の4本の本塁打は全て山本の登板試合。ロッテは今季3度目の3連敗。3カード連続の負け越しで、借金は今季ワーストタイの3。ロッテは3回に西岡の2試合連続となる3号ソロで先制するが、逆転負け。先発・成瀬は7回3失点で2敗目。自身の連勝は2、06年からのオリックス戦の連勝は5でストップ。

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千葉ロッテ0010000001
オリックス00020010x3

◇ロッテ悔しい1回

ロッテは1回の拙攻で流れを呼び込めなかった。連打で無死一、二塁のチャンスを作ったが、大塚の送りバントは捕邪飛に。続く4番・ズレータは変化球で空振り三振に仕留められ、三塁を狙った西岡も刺されて併殺に終わった。3回に西岡が2日連続の先制本塁打を放ったが、その後も好機に1本が出ず逆転負け。バレンタイン監督は「1回のミスが響いたね」と苦い表情だった。

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拙攻続きにバレンタイン監督あきれ顔[スポニチ]

ロッテは先発・成瀬を打線が援護できずに今季3度目の3連敗。借金は最多タイの3に膨らんだ。「ひどいイニングだった」とバレンタイン監督がやり玉に挙げたのは初回。無死一、二塁から大塚が犠打を失敗。ズレータも空振り三振に倒れ、スタートを切っていた二塁走者の西岡が三塁で憤死した。スタメン復帰した“グラブ投げ男”オーティズも3三振。9連戦は1試合を残して1勝7敗となった指揮官は「打線はヒットを打つために給料をもらっている」とあきれ顔だった。

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昨季1敗のロッテ・成瀬、7回3失点で早くも今季2敗目[サンスポ]

昨季1敗しかしなかった成瀬が、7回3失点で早くも2敗目を喫した。4回の浜中の2ランと7回の下山の適時二塁打はいずれも2死から。内角の厳しいところへ投げようとした球が甘く入って痛打された。「調子は良くも悪くもなかったが、内角に投げきれなかった。ど真ん中にいって棒球になった」と悔やんだ。

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ロッテ・成瀬、詰め甘くオリックスに2シーズンぶりの敗戦[サンスポ]

成瀬は詰めが甘かった。失点した4、7回はいずれも2死から。早いカウントで、狙った内角直球が真ん中に入って長打を浴びたのも同じだった。「投げ切れなかった」と肩を落とした。

オリックスには2シーズンぶりの敗戦。相性の良さに慢心があった訳ではないだろうが「変に余裕ができたのか…」とも。要所で似たような制球ミスを繰り返した一因には、過信があったのかもしれない。

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西岡2戦連続の本塁打[ニッカン]

ロッテの西岡剛内野手(23)が、2試合連続の本塁打を放った。3回表1死、真ん中高めにきた速球を左翼スタンドへ運んだ。5日の2ランに続く3号ソロ。打った直後は「完璧な本塁打。地元の関西で2試合連続を打てて嬉しい。何とか成瀬を援護して、ゴールデンウイークをいい形でしめたい」と喜んでいた西岡だが、前日同様に勝利には結び付かなかった。

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