わたしはかもめ2008年鴎の便り(5月)

便

5月23日

千葉ロッテ0−2東京ヤクルト(千葉マリン)

ヤクルトが今季初の延長戦を今季3度目の完封勝ちで、借金を1とし3位に浮上。ヤクルトは0−0で迎えた延長12回、畠山の適時二塁打、今江のエラーで2点を先制。先発・石川は9回120球3安打5奪三振4四球の無失点。3人目・林昌勇が来日初勝利、4人目・押本が開幕から22試合連続無失点でプロ初セーブをマーク。ロッテは先発・成瀬が9回125球2安打6奪三振2四球無失点も、3人目の根本が2敗目。チームは昨年6月25日から交流戦4連敗、今季5度目の延長戦で4敗目。今季4度目の4連敗で借金は04年7月26日以来の9に。

123456789101112R
東京ヤクルト0000000000022
千葉ロッテ0000000000000

ページトップ

交流戦3連敗

交流戦に入って3連敗。リーグ公式戦から4連敗で早くも30敗目を喫した。バレンタイン監督は「投手(成瀬)は立て直してくれたが、打線が援護できなかった」と振り返った。先の巨人2連戦で20失点の投手陣だったが、この日は成瀬が9回を被安打2本で零封。しかし12回、四球をきっかけに福浦、今江の失策が出て勝利を逃した。「四球は2−0と追い込んでから、福浦は捕るべき球(ファウルフライ)だった」。同監督はミスを悔やむばかりだった。

◇成瀬援護なし

成瀬がどうしても勝てない。この日は9回を2安打に抑えながら、援護なくマウンドを降りた。先月20日に3勝目を挙げて以来、これで1ヶ月以上勝ちに見放されている。成瀬は「投げていくうちに思い通りに投げられた」と話した。125球を投げたところでの降板。「行ける限り投げたかったが、球数が多くなったんで。前半の2四球がもったいなかった」。援護のなさより、自らの球数を悔やんだ。

ページトップ

泥沼の4連敗[千葉日報]

千葉ロッテは終盤の好機を逸した。8回に2死一、三塁とし、9回には相手失策と連続四球で2死満塁としたが大塚が捕邪飛。2失策が失点につながった。成瀬は9回2安打無失点の好投。ヤクルトは12回1死一塁で4番畠山が決勝二塁打を放った。

◇好投成瀬を援護できず

千葉ロッテは0−0からの延長戦の末に敗れ4連敗。9回を2安打無失点に抑えた成瀬の好投に報いることが出来なかった。

試合は両左腕が互いに一歩も譲らない意地のぶつかり合いだった。相手はすでに5勝を挙げている石川。切れのある変化球で外角を丁寧に投げ込み、一方の成瀬は、追い込んでから右打者の内角を突く強気の投球。5回を終わって互いに許した安打は1。成瀬は4回2死から中越え三塁打を浴びたが、後続を右飛に打ち取った。

「最初は無駄な四球が多かったけど、まとまって投げることができた」と尻上がりに制球が定まり、5回以降許した安打は一塁線へのセーフティーバントだけ。9回125球の力投。打線の援護がないままマウンドを去った。

ここ数試合は大量失点を続けていた投手陣。5回を終わって無失点だったのは11日の楽天戦以来9試合ぶり。「全体的に調子がよかった。何とか連敗を止めたいという強い気持ちがこういうピッチングにつながったと思う」。左腕の意地が自らの黒星だけは遠ざけた。

ページトップ

暗闘ボビーに唯一の光明…“救世主”里崎、合流間近[夕刊フジ]

暗雲が振り払えない。23日のヤクルト戦で延長12回の末、0−2と敗れたロッテ。全てがかみ合わない。

「一昨日(21日巨人戦)の試合後、(報道陣に)投手陣の立て直しについて聞かれたが、今日は素晴らしく立て直してくれた。いい投球をしていた成瀬と、アブレイユに援護ができなかったのが残念だ…」。

過去5試合で48失点と倒壊モードに入っていた投手陣だが、この日は奮投。先発・成瀬が9回を2安打無失点、10回から代わったアブレイユが、2回無失点の好リリーフ。だが、打線が援護できない。

ヤクルト石川−松岡−林のリレーの前に延長11回まで散発4安打でゼロ行進。最後は12回にリリーフ陣が捕まり2失点。悪夢の4連敗で借金も9に。試合後のロッテベンチでは、指揮官が発する放送禁止用語の叫び声が飛び交った。

どうにもチグハグ。投打がかみ合わない。打線が爆発しても先発が火ダルマと化し、リリーフ陣がひっくり返される。また逆に先発陣が試合を作り、中継ぎ陣が粘投しても、打線が沈黙に陥ってしまう。まさに負の連鎖。98年の近藤監督時代に築き上げてしまった日本記録の18連敗を思い起こさせる状況と雰囲気だ。

それは、グラウンドでプレーしている選手達は百も承知。しかし「チームが負けたのがショック。ボクとしては9回2安打は上デキだけど、無駄な四球さえ減らしていれば、もっと(長く)投げることもできた。もう少しいい雰囲気に持っていけたら…」(成瀬)と、悲壮感まで漂う。

とはいえ、唯一の光となりうるのは、攻守の要、北京五輪日本代表候補・里崎の復帰だ。右ひじ痛に悩んでいた司令塔は、24日のイースタン日本ハム戦で久々にスタメンマスクで出場。試合後の経過に問題がなければ、25日広島戦からチームに合流する予定だ。

「いるだけで明るくなる男だからね。広島で華々しく復活して目立ってくれれば、チームが盛り上がる」(球団関係者)と、救世主の登場を首を長くして待っている。

ページトップ

打てない守れない…ロッテは成瀬の力投生かせず泥沼4連敗[サンスポ]

成瀬の力投も生かせず、泥沼状態から抜け出せない。延長12回、根本が先頭にいきなり四球を出せば、福浦は邪飛を捕球し切れず、直後に決勝打を許した。踏ん張れない救援陣と拙守。今季何度も繰り返される負け方に、バレンタイン監督は「根本は(勝負球に)いい形を求め過ぎたかも。福浦は捕るべきだった」と渋い表情だった。

成瀬
「四球が多かったが、まとまって投げられた。」(9回無失点)

ページトップ

成瀬好投実らず…4度目の4連敗[スポニチ]

ロッテは0−0の延長12回、先頭打者への四球に2失策が絡んで2失点。成瀬が9回2安打無失点と投壊にストップをかけたが、打線が振るわず今季4度目の4連敗。30敗パ一番乗りで4年ぶりの借金9となった。バレンタイン監督は「成瀬はいい投球だった。援護できなかったのは残念」。帰路につく際は険しい表情で声を荒らげるなど、投打がかみ合わず、ミスも重なる悪循環にいら立ちを隠せなかった。

ページトップ

成瀬の力投を見殺し…ロッテ4連敗[報知]

ロッテは成瀬が9回2安打無失点の力投も生かせず4連敗で4年ぶりの借金9。延長12回、根本が先頭にいきなり四球。福浦が邪飛を捕球し切れなかった直後に決勝打を許し、さらに今江の失策で失点した。踏ん張れない救援陣と拙守。今季何度も繰り返される負け方に、バレンタイン監督は「根本は(勝負球に)いい形を求め過ぎたかも。福浦は捕るべきだった」と渋い表情だった。

ページトップ

4連敗で30敗目[ニッカン]

ロッテの借金が増えるばかりだ。交流戦に入って3連敗。リーグ戦からは4連敗で、30敗目となった。先の巨人2連戦で20失点の投手陣だったが、この日は先発の成瀬が9回を被安打2本で0封。しっかりと投手が投げれば、今度は打線が打てない。揚げ句、12回に2失策もあって競り負けた。バレンタイン監督は「投手(成瀬)は立て直してくれたが、打線が援護できなかった。福浦(の失策)は捕るべき球だった」と怒りを抑えて振り返っていた。

ページトップ

ロッテ、泥沼状態から抜け出せず…先発成瀬の力投無駄に[サンスポ]

ロッテは成瀬の力投も生かせず、泥沼状態から抜け出せない。延長12回、根本が先頭にいきなり四球。追い込みながら歩かせる内容の悪さが守備にも伝わったのか、福浦が邪飛を捕球し切れなかった直後に決勝打を許し、さらに今江の失策で失点した。踏ん張れない救援陣と拙守。今季何度も繰り返される負け方に、バレンタイン監督は「根本は(勝負球に)いい形を求め過ぎたかも。福浦は捕るべきだった」と渋い表情だった。

ページトップ

日米でRソックスとロッテが少年野球指導[ニッカン]

米ボストン日本協会は22日、松坂大輔、岡島秀樹の両投手が所属するレッドソックスとの間で今年夏から2年間、日米の少年野球交流プログラムを行うと発表した。

日米の12〜14歳の少年が互いの国を訪問し、野球を通して交流を深めてもらうのが狙い。日本ではロッテが協力する。

日本からはボストンの姉妹都市の京都と、千葉の少年野球チームの選抜メンバーらが今年7月25日から8月3日までボストンを訪問。レッドソックスの選手の指導を受ける予定。京都出身の岡島は、プログラムに参加する意向を示しているという。

来年はボストンの少年が日本を訪問。ロッテで指導を受け、京都を訪れる予定となっている。

ページトップ