5月25日5月25日広島が06年9月8日以来の5点差からの逆転勝利。昨年からのロッテ戦連敗を4で止め、今季3度目、交流戦では06年5月20〜23日以来の3連勝。広島は5点を追う4回、前田の4号2ランと代打・嶋の1号3ランで同点。1点を追う8回には代打・緒方の06年9月3日以来の1号2ランで逆転。6人目・シュルツが来日初勝利、永川が5セーブ目。ロッテは3回に根元、里崎、サブローの三者連続タイムリーなどで5点を先制。5回には再びサブローのタイムリーで勝ち越すが、4人目・アブレイユが2敗目。チームは借金9で再び最下位転落。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
| 広島 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 2 | x | 7 |
この日1軍登録されたばかりの里崎が3番、サブローが4番に座り、2人で5安打3打点と打線を牽引した。里崎は「長い間チームに迷惑をかけていたので復帰戦はタイムリーを打とうと思っていた」と3安打の猛打賞で存在感を見せ付けた。サブローは「結果的に打てたのは良かったけど、負けたくなかった。1人1人がきっちり仕事をするしかない」と巻き返しを誓った。
4月23日以来約1ヶ月ぶりに1軍登録された久保が、4回1/3、5失点で降板した。3回まで無安打に抑えたが、5点リードの4回に突如崩れ、前田智、嶋に本塁打を浴びて同点に追いつかれた。「いいボールと悪いボールがはっきりしていた。打線が大量点を取ってくれたのに、申し訳ない」。バレンタイン監督も「久保は急に制球を失い、全て悪い方に作用した」と疲れ切った様子だった。
千葉ロッテは逆転負け。3回に根元の先制適時打など集中打で5点を先行し、追いつかれてもサブローの適時打で5回に勝ち越したが、4番手アブレイユが一発を浴びた。広島は、8回に代打緒方の逆転弾など3本塁打で3連勝。
右ひじ痛から復帰したばかりの千葉ロッテの里崎が、3回1死一、二塁で左前適時打。「打ったのはチェンジアップ。復帰初戦は絶対にタイムリーを打ちたいと思っていたので、いい形のヒットが打ててよかった」。3月23日の日本ハム戦以来の先発マスクをかぶり、第1打席でも中前打。頼もしい主将がチームに戻ってきた。
ロッテは里崎、サブローの復帰もカンフル剤にはならなかった。5点リードを守れず逆転負け。再び最下位に転落した。右ひじ痛が完治した里崎が3安打、左太腿裏痛が癒えたサブローは適時打2本も投手陣が踏ん張れない。バレンタイン監督は5失点KOされた久保について「急に制球を乱した。（4回の攻撃で）塁に出て準備できずにマウンドにいき、すべてが悪い方に作用したかも」と渋い表情だった。
ともに故障で戦列を離れていた里崎とサブローが復帰し、活躍した。里崎は5打数3安打1打点、サブローは4打数2安打2打点。しかし、逆転負けで1日で最下位に逆戻り。「（打撃の調子は）悪くない」と里崎。サブローは「ヒットを打てたのは良かったけど負けたくなかった。2人いっぺんに上がってきたので（里崎と）何とかしなきゃと話していたんだけど…」と声を落とした。
ロッテが1日で最下位に逆戻りだ。5点差の4回に久保が2発で追いつかれると、1点を勝ち越して迎えた8回には、アブレイユが緒方にまさかの逆転２ランを許した。5月に入ってから、5点差以上をひっくり返されたのは3度目。バレンタイン監督は「久保が全て？そうですね」と怒りをかみ殺しながら話した。
この日、1軍登録されたばかりの主軸が活躍し、勝ちパターンだった。右ひじ痛が回復した里崎が、今季初の猛打賞をマークすれば、左太もも裏痛から復帰のサブローも2打席連続適時打。2人で挙げた計5安打3打点は、チームを鼓舞するには十分のはずだったが…。
3月23日の日本ハム戦（札幌D）以来、約2ヶ月ぶりにマスクをかぶった里崎は「本塁打？あんな真ん中に投げたら、誰でも打ちますよ」とぶぜん。サブローは「1人1人、できることをやるしかない」と訴えた。
右ひじ痛で戦列を離れていたロッテの里崎が復帰し、3月23日以来の捕手としての出場を果たした。3安打で打線には活力を与えたが、最近乱調の投手陣は計7失点と1番手捕手でも立て直せなかった。先発の久保は5点をもらいながらも4回に5失点。里崎は「変に完投しようと思うからやられる。5回を目いっぱい投げれば0点に抑えられる」と苦言。さらに30球全て速球で、最後も直球で逆転弾を浴びたアブレイユには「ストライクが入らないから投げさせる球もない」と話した。
里崎が右ひじ痛から復帰し、捕手では約2ヶ月ぶりの出場。3安打で打線には活力を与えたが、最近乱調の投手陣は計7失点と1番手捕手でも立て直せなかった。先発の久保は5点をもらいながらも4回に5失点。里崎は「変に完投しようと思うからやられる。5回を目いっぱい投げれば0点に抑えられる」と苦言。さらに30球全て速球で、最後も直球で逆転弾を浴びたアブレイユには「ストライクが入らないから投げさせる球もない」。リードで補うのも限界があったということか。
右ひじ痛で戦列を離れていたロッテの里崎が復帰し、3月23日以来の捕手としての出場を果たした。4日に2軍落ちするまでも指名打者としては出ており「打撃の方は問題ない」と話していた。その通りに1打席目から安打、第2打席でも適時打を放った。
メッツのオマール・ミナヤGMが23日に突然、遠征先のデンバーを訪れたことで、ランドルフ監督解任間近との見方が出てきた。球団初の黒人監督の同監督は先週「テレビ局に人種差別されている」と発言し、その後に5連敗を喫した。24日は目立った動きはなかったが、スポーツ・イラストレーテッド誌公式サイトでは後任候補の1人にロッテのバレンタイン監督を挙げるなど、地元メディアは騒がしくなってきた。