7月21日7月21日ロッテ西岡剛内野手（23）が有名写真家、山岸伸氏とタッグを組んだ。このほど千葉マリンでユニホーム姿の写真撮影を行い、10月に東京と大阪で開かれる同氏の個展「瞬間の顔」に出展されることになった。西岡は「有名なカメラマンに撮ってもらえて嬉しいです」と話した。これまでマドンナや安室奈美恵など女性タレントを撮影してきた山岸氏は「去年から男性を撮り始めた。西岡選手は髪をなびかせて素敵な方。オーラがあるね」と好感触のようだった。
ロッテが“ノーモアYFK”を掲げ、今オフの主力大量流出を阻止する。フリーエージェント（FA）権の取得年数が今季から国内移籍に限り9年から8年に短縮。球団幹部らは21日、資格を得た清水、小野、橋本らの引き留めに全力を注ぐ構えを明かした。
FAは選手の希望を尊重するのが球団の方針だが、昨オフに小林雅（インディアンス）、薮田（ロイヤルズ）が米国へ。戦力外の藤田（巨人）を含めて救援3本柱を失った。今季前半、3人の穴が埋まらず最下位に低迷した苦い教訓を生かす。「みんな大事な選手。残ってもらえるよう努力する」と球団幹部。球団は慢性的な赤字で引き留め資金に乏しいため、対話路線で心情に訴える。
すでに権利を持つ福浦、サブローも今季で複数年契約が切れる。「人数も多いのでシーズン中、早めに話すこともある」（球団関係者）と、時間をかけて誠意を尽くす。
ロッテの西岡がモデルになった。安田成美、持田香織ら主に女性タレントの写真集300冊以上を手掛ける写真家・山岸伸氏（58）が既に千葉マリンで西岡の表情を撮影。「彼（西岡）にはオーラがある」という同氏が開催する写真展（10月2〜8日、東京。同17〜30日、大阪）に採用される。「有名な写真家に撮ってもらえて嬉しい。プレーでも頑張ります」と西岡。チームと星野ジャパンでフル回転が期待される“絵になる男”はグラウンド内外で魅せる。