わたしはかもめ2008年鴎の便り(8月)

便

8月12日

オリックス5−8千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテがオリックスに連勝。ロッテは1回、橋本のタイムリーなどで2点を先制、5回には今江の8号2ランなどで6回までに計8点をあげる。先発・大嶺は5回0/3を被安打6の3失点で2連勝も、6回先頭の北川に頭部死球を与え、パでは5人目、両リーグ9人目、自身初の危険球退場。オリックスはカブレラの移籍後初の1試合2本塁打となる23号ソロ、24号2ランなどで3点差に追い上げ9回。代打・清原が、06年9月3日の本塁打以来の長打となる二塁打を放つも及ばず。先発・コロンカが、自身最短の2回1/3を自身ワーストの4失点で初黒星。

123456789R
千葉ロッテ2020220008
オリックス0110012005
今江
「手応えは十分でした。昨日手に受けた死球でまだ痛いのですが、ホームランが出たので大丈夫です。バットを短く持って不安な打席だったのですが、いい結果が出てよかったです。初戦は完璧なやられてしまったのですが、何とか勝ち越しで千葉に帰る事ができてホッとしています。まだ、連戦が続きますので明日からも勝ち続けられるように頑張ります。」(貴重な2ラン)

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塀内の頭に折れたバット直撃!生還も[ニッカン]

ロッテ塀内久雄内野手(27)がオリックス17回戦(京セラドーム大阪)で走塁中に折れたバットが頭部を直撃するアクシデントで途中交代した。6回2死二、三塁の場面で三塁走者の塀内は、サブローの左中間を破る二塁打で生還しようとしたところ、その折れたバットが右側頭部を直撃。頭を抱えながらホームインしたが、直後に倒れ込んで担架でベンチ裏に運ばれた。そのまま病院に直行し検査を受けた結果、骨、脳には異常なく打撲による裂傷と診断された。13日以降の試合出場は当日の様子を見て決める。バレンタイン監督は「あんなシーンは今まで見たことがない」と話した。

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大嶺ホロ苦2勝

2年目大嶺がほろ苦勝利を挙げた。6回途中までチェンジアップを効果的に使い、強力打線を6安打3失点に抑える力投を見せたが、6回北川への初球、内角直球がすっぽ抜け頭部を直撃。思わぬ形で降板となった。「2勝目はあんまり嬉しくないですね。北川さんに申し訳ないことをしてしまった」と喜びも半減だった。それでもバレンタイン監督は「登板ごとに成長し自信を深めている。死球はたまに起きてしまうもの」とかばった。

9人目危険球退場
ロッテ大嶺祐太投手(20)がオリックス17回戦(京セラドーム大阪)で危険球による退場処分を受けた。大嶺は6回無死二塁で北川の頭部に投球を当てた。危険球での退場者は同リーグを通じて今季9人目。

◇塀内見せたプロ魂

ロッテ塀内久雄内野手(27)がオリックス17回戦(京セラドーム大阪)で走塁中に折れたバットが頭部を直撃するアクシデントで途中交代した。6回2死二、三塁の場面で三塁走者の塀内は、サブローの左中間を破る二塁打で生還しようとしたところ、その折れたバットが右側頭部を直撃。頭を抱えながらホームインしたが、直後に倒れ込んで担架でベンチ裏に運ばれた。そのまま病院に直行し検査を受けた結果、骨、脳には異常なく打撲による裂傷と診断された。13日以降の試合出場は当日の様子を見て決める。バレンタイン監督は「あんなシーンは見たことがない」と話した。

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大嶺、2勝目も危険球退場に恐縮しきり[スポニチ]

心から笑えなかった。ロッテの大嶺が5回0/3、3失点で2勝目。プロ初勝利を挙げた7月24日の日本ハム戦に続いて連勝を飾ったが、初体験の危険球退場に恐縮しきりだ。6回無死二塁から北川への頭部死球に「内角を狙った真っ直ぐが抜けちゃいました。本当に申し訳ない。頭は選手生命にかかわるかもしれないし連絡先を聞いて謝りたい」。北川はプレーを続けたものの、心配そうな表情を浮かべた。

投球内容も今一つとあって「試合をつくれているのは良かったけど(2勝目は)そこまで嬉しくない」。それでもバレンタイン監督は「登板ごとに成長している」と評価。上位進出へ大嶺が一本立ちしたのは大きい。3位・日本ハムとは2.5ゲーム差に接近。暑い夏に本領を発揮し始めた石垣島出身の20歳右腕が、ペナントレースを熱くする。

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大嶺「申し訳ない」プロ初危険球退場も2勝…ロッテ[報知]

大嶺の顔が凍りついた。6回無死二塁。北川の懐を狙った初球ストレートがすっぽ抜け、ヘルメットを直撃。プロ初の危険球退場。「ボールが抜けてしまった。申し訳なく思う」。5回0/3、6安打3失点で手にしたプロ2勝目。しかし、試合後も表情は複雑だった。

若さが出た。6回の攻撃では、サブローの折れたバットが三塁走者・塀内の頭部を直撃し、病院へ直行する事態となった。6点差あったが、試合が荒れる予感が漂った。危険球はその直後。ゲームを落ち着かせたい場面だった。「頭なので選手生命にかかわるかと思った。後で連絡先を聞いて謝ります」と、反省しきりだった。

一方で、若さが光るシーンもあった。5回のカブレラとの対決だ。前の打席、直球を右中間席まで運ばれた。対戦した3試合すべてで被弾している天敵に、同じ球種で真っ向勝負に出た。「本当に思い切り投げた」この日最速の145キロで右飛。精神的なたくましさは、着実に増している。

40歳の高木、42歳の小宮山らが後を締め、2位ソフトバンクに3差と接近。「2勝目?そこまで嬉しくないです…」。会心の笑顔は、次の白星までとっておく。

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ロッテ・堀内の頭部に折れたバットが直撃[サンスポ]

ロッテ・塀内が6回、三塁走塁の際にサブローの折れたバットが右側頭部に当たり、途中交代した。大阪市内の病院で検査を受け、打撲による裂傷と診断された。脳や骨に異常はなく、13日の出場は当日の様子を見て決める。

バレンタイン監督
(折れたバットを頭部に受けた塀内に)「あんなシーンは見たことない。無事であるのを祈るだけ…。」(検査の結果、異常なし)

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大嶺が危険球退場も2勝目[ニッカン]

ロッテの2年目右腕・大嶺祐太投手(20)がほろ苦勝利を挙げた。5回までチェンジアップを効果的に使い、強力打線を5安打2失点に抑える力投を見せたが、6回北川への初球、内角直球がすっぽ抜けて頭部を直撃し危険球退場。「2勝目はあんまり嬉しくないですね。北川さんには本当に申し訳ないことをしてしまった」と喜びも半減だった。

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ロッテ・大嶺が危険球で退場[サンスポ]

ロッテの大嶺祐太投手が12日、オリックス17回戦(京セラ)で危険球による退場処分を受けた。危険球での退場は両リーグを通じて今季9人目。大嶺は6回無死二塁で北川の頭部に投球を当てた。

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星野監督激怒!メンバー交換後も交代OK[ニッカン]

闘将が開幕前日から「燃える男」となった。北京五輪野球は13日に開幕し、日本はキューバと対戦する。12日は北京市内で監督会議が行われ、星野仙一監督(61)はIBAF(国際野球連盟)から発表されたルールに異議を唱えた。「先発メンバー交換後もプレーボール5分前まで2人以内の選手交代が可能」とする取り決めに、スポーツマンシップに反すると激怒し、正々堂々と戦って悲願の金メダルを獲得することを誓った。

金メダルへの熱い思いを込めた。午後10時すぎ、最終調整を終えた星野監督は、肩から提げたバッグについた日の丸のマークにブチュッとキスをした。「もう開き直った。痛いとか、かゆいとか、言ってられないんだ!俺達は解き放たれた。野性に戻るしかないんだ!総決算だ!」とほえた。

闘将のハートに火がついた。この日、午前9時から北京市内にある五ヶ松球場で開かれた監督会議は、予定を1時間以上オーバーするほど議論が白熱した。IBAFからルール説明などが行われたが、星野監督がその不可解な決定事項にかみついた。「スポーツマンシップというけど、そこが中途半端でしょ。ドーピング、ボール、時間短縮…と、あらゆる規制をするのに、どうしてそこだけがあやふやなんだ!」。

IBAFのダーリン技術委員の発表は「開始1時間前に両軍の先発メンバーを交換するが、それ以降もプレーボールの5分前まで2人以内の選手交代を認める」というもの。アクシデントに関係なく代えられ、最初のメンバー表に記載されて直前に外れた選手も途中出場ができる。また3人目以降は1人につき1000ドル(約11万円)の罰金が科されるが、戦略上の理由で大幅な変更も可能だ。

昨年12月アジア予選(台湾)で、対戦相手の韓国が、開始直前になってスタメンから6選手を入れ替える姑息な手段を使って勝ちにきた。これを受けて、今回の会議で星野監督は直前のメンバー変更をやめるように提案した。「ノックが終わって、メンバー交換して、さあ試合というのは、日本もメジャーも同じでしょ」。だが、退けられた。

ダーリン技術委員の回答は「フェアプレーの精神だから、そう(変更の)ないようにありたい」の一点張り。星野監督は「そうならないようにというなら、きちっと決めたらええやないか。向こうはそのルールでやってもかまわん。うちは正々堂々と戦う。俺はその時になると(闘志点火の)スイッチが入る。我々の歴史を刻む」と覚悟を決めた。ルールにひるむことなく、運命のプレーボールを迎える。

西岡
「先頭なんで、初回からデッドボールでもエラーでも、何でもいいから(塁に)出られるように頑張ります。」
宮本
「やるだけのことはやったし、大丈夫でしょう。『金メダルを取りたい』という気持ちが強いチームが勝つと思う。」
青木
「やり残したことはない。合宿が始まってから長く感じた。明日からは短く感じるんでしょうね。」
新井
「万全かどうかは分からないけど、全力で動く準備はできました。」
稲葉
「状態よく本番に入っていける。右臀部?ここまできたら、痛いとか痛くないとかは関係ない。気持ちです。」
G.G.佐藤
「まだ気持ちの高ぶりはありませんが、当日になってから緊張するかもしれまでん。スタメンかどうかは分かりませんが、頑張ります。」
阿部
「さすがにここまで来ると、メチャメチャ気持ちが高ぶっています。」
里崎
「どうせキューバとは対戦するんだから、早いうちに戦って、たたいた方がいい。僕に風が吹いていると思う!」
川崎
「足の具合はもう大丈夫です。勝利のため全力で、精一杯プレーしたい。」
和田
「いよいよ始まりますね。与えられたところで投げるだけ。食事もしっかり取れているので、何の問題もない。」
村田
「時間はあまりなかったですけど、自分のやるべき準備はできたと思います。頑張りますよ。」
大野投手コーチ
「(早めの継投かと問われ)「点を取られる前に、間をとっていい形の継投パターンに持ち込みたい。」

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