わたしはかもめ2008年鴎の便り(9月)

便

9月8日

ロッテ・橋本キャッチセール!FA市場捕手に注目[夕刊フジ]

◇勝負強い打撃で“リーズナブル”

今オフのFA市場では、“捕手株”に球界の注目が集まっている。横浜・相川、ロッテ・橋本、中日・清水将、そして阪神・野口の4人。いずれも経験、実績が豊富な司令塔ぞろいだ。

このうちの清水、野口については「2人とも今のチームでは2、3番手。権利行使はないだろうし、本人達もチームに残留した方がいいことは分かっているはず」(球界関係者)とみられている。

目玉となるのはやはり相川。32歳で今季年俸は1億円。昨年は右肩の故障もあったが今季は回復傾向にある。だが、すでに“売約済み”の声が。「仲のいい多村のプッシュもあってソフトバンクがかなり攻勢をかけているようだ。それに年俸1億円は高い。それなりにお金の使える球団しか手が出ない。おそらくは福岡にいくんじゃないか」(同関係者)との見方がもっぱらだ。

そこで目下、クローズアップされているのが、橋本だ。

現在ロッテの正捕手は昨春のWBC、そして今夏の北京五輪で日本代表入りした里崎が務めているが、橋本は経験、実績ともにひけを取らない。ロッテが日本一に輝いた2005年、バレンタイン監督は里崎と共にツープラトンで起用し「投手王国」と呼ばれる投手陣を牽引した。年齢も相川と同じ32歳。7日のソフトバンク戦では7号代打満塁弾を放つなど勝負強い打撃は健在で、脂の乗り切った司令塔だ。しかも相川の上をいくセールスポイントが、年俸3500万円という“リーズナブル”さだ。

「年俸面でも手が出しやすい価格だし、左打者としても打っているからね。特に若い投手陣がそろっているチームには、橋本くらいの経験のある捕手がリードしたら面白いよ」(某球団編成関係者)。それだけに捕手陣の年齢層が若いヤクルトなどが、強い関心を寄せている。

まさに熱視線が注がれている橋本だが、少々手厳しい声もあがっている。「リード面では里崎の方が上。それ以上に最近ではキャッチングの荒さが目立っている。その辺りをキッチリやらないと、評価が下がってしまうんじゃないか」(パ某球団スコアラー)

チームは目下3位に浮上し、クライマックスシリーズ出場権争いが激しくなる最終コーナーは、アピールのしどころだ。

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先陣は俊介「大事な試合」

ロッテ渡辺俊が、2位浮上への足がかりを誓った。9日から2位オリックスとの3連戦。2ゲーム差だけに3連勝すれば2位浮上となる。初戦に先発する渡辺俊は「大事な試合になる。相手も調子がいいので気を引き締め、勢いをつけないようにしたい」と気合を入れた。今季の対戦成績は4試合で1勝2敗。5月16日に1回1/3を8失点KOされるなど、対戦防御率7.36と相性が悪い。「気をつけるのは西武打線と同じで、無駄な走者を出さないこと。1発がありますからね」と対策を立てていた。

昨オフ、本人が内容を知らないという珍しい出来高契約を結んだ。すでに12勝と、どの程度クリアするか気になるところ。「そう言えば、そんなのあったね。忘れていた」。投球に集中したいという契約時の気持ちは変わらない。「これまでも個人の目標設定をすると結果が悪い。チームの勝利を考えたときの方が、自分にもいい結果が出ている」。終盤の順位争いに向け、役目は重要になっていく。

◇今江代役は細谷

7日のソフトバンク戦で右腕に死球を受けて骨折した今江が8日、1軍登録抹消された。CS出場権をかけた激しい争いの中で手痛い離脱となるが、代わって3年目の細谷が昇格される見込みだ。今季11試合に出場し、4月13日の日本ハム戦ではプロ初安打初打点をマークした。細谷は「調子は悪くないです。チャンスがあれば頑張りたい」と話した。

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2位浮上へ…渡辺俊、オリ叩き先陣切る![スポニチ]

ロッテの渡辺俊が、クライマックスシリーズ出場を激しく争う2位・オリックスとの3連戦の先陣を切る。9日に先発するサブマリンは大阪市内の選手宿舎周辺で汗を流した。直接対決3連勝なら2位浮上とあって「大事な試合。気を引き締めていく」と気合十分。自身は今季1勝2敗と分が悪いオリックス相手にも「打線は破壊力がある。カブレラ、ローズの前に無駄な走者は出せない」と、丁寧な投球で強力打線を封じ込める。

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ロッテが右腕骨折の今江を登録抹消[ニッカン]

ロッテは8日、今江敏晃内野手(25)の出場選手登録を抹消した。7日のソフトバンク20回戦(福岡ヤフードーム)で右腕に死球を受け途中退場。「右尺骨骨折」と診断されていた。再登録は18日以降。

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協約改訂など審議…WBC監督は協議されず[サンスポ]

プロ野球の12球団代表者会議が8日、都内で開かれた。

コミッショナー事務局、セ・パ両リーグの3局統合などを含む協約改訂などを審議。当初10月1日に協約の発行を目指していたが、協議が難航しており、来年1月1日をめどに新体制でスタートする方針を確認。正式には11月のオーナー会議にはかるが、関係者は「日本シリーズなど年内の行事は今の体制のまま終えた方がすっきりする」と説明した。

この日は、加藤良三コミッショナー(66)に人選が一任されている来年3月の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督問題は協議されなかった。

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3局統合で来年からセ・パ会長職廃止…12球団代表者会議[報知]

プロ野球12球団の代表者会議が8日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われた。今年10月に予定されていたプロ野球協約の改定、セ・パ両リーグとコミッショナー事務局による3局統合の本格スタートが、来年1月1日に延期された。

セ・パ両リーグ会長は今年12月末で任期満了。統合以降、会長職は廃止される予定。また、新しい野球協約ではコミッショナー職の権限が実質的に強化され、任期が3年から2年に短縮されることも確認した。来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の議題はなかった。

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新協約は来年1月をめどに…プロ野球12球団代表者会議[報知]

プロ野球の12球団代表者会議が8日、東京都内で行われ、10月1日の発効を目指していた新しい野球協約と、コミッショナーとセ、パ両リーグの3事務局を統合する組織改革は来年1月1日をめどに作業を進めることになった。

1月23日のオーナー会議でコミッショナー権限強化などの野球協約改定の素案は了承されていたが、具体的な条文づくりなどに時間がかかっていた。10月6日の実行委員会で取りまとめ、11月21日のオーナー会議で承認する見通し。

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