わたしはかもめ2008年鴎の便り(9月)

便

9月30日

俊介は験担ぎのジグソーバズル

渡辺俊がジグソーパズルで験を担ぎ、1日の西武戦(千葉マリン)に臨む。この日は千葉マリンでランニングとキャッチボールを行い、最終調整。その合間に寺社もののパズルをせっせと埋め込んだ。「6月からパズルをつくっているときは連勝しているんですよ。完成してもすぐに取り寄せています」と約1000ピースに祈りを込めた。CSマジックは3で、残り3戦全勝すれば自力で出場が決まる。3位日本ハムが1日の楽天戦で敗れれば、2勝1敗でもOK。渡辺俊は「相手は関係ない。3試合で3つ勝てば問題ない訳ですから」と力強く話した。

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負けられないロッテ、俊介“全部勝つ”[スポニチ]

ロッテが総動員で残り3試合を勝ちにいく。CS進出マジック3も、日本ハム次第で1敗もできない厳しい状況。1日西武戦は渡辺俊、2日楽天戦が久保、3日楽天戦は今季チーム初の中5日で清水が先発。成瀬、小林宏、小野の先発組も中継ぎ待機する。千葉マリンで調整した渡辺俊は「3つとも勝てば問題ない。最近はCSみたいな(1つも負けられない)試合が続いているし、気持ちはCSを戦っている感じ」と気合十分だ。6月中旬から千葉マリンのロッカー室で約1000ピースの寺社のジグソーパズルを始めてチームは上昇。“パズル効果”でCS最後のピースに名乗りを上げる。

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背水の戦い、ボビーはピリピリムード…ロッテ[報知]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が30日、運命の西武戦(1日・千葉)を前に、緊迫したムードを漂わせた。

クライマックスシリーズ(CS)進出マジック3はロッテについたままだが、自力進出には残り3戦全勝が条件。西武に負けるか引き分け、3位・日本ハムが楽天に勝てば終戦となる。「明日、3勝できる訳でも3試合する訳でもない。目の前の1試合にベストを尽くすだけだ」とボビー。それ以上の質問をさえぎり、背水の戦いへの決意を表した。

一方、先発の渡辺俊は対照的。この日は千葉マリンで軽めの調整を行ったが、ロッカールームでは知人からもらったパズルに興じるなどリラックスしていた。西武は今季5勝1敗とお得意様。「3つ勝てば問題ない。成瀬も(小林)宏之もいい投球をしていたので、いい流れに続きたい」と前向きだった。

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西武、CSの相手オリックス&ロッテだと「ヤバイ」[夕刊フジ]

◇Vで兜の緒緩む

このままじゃホントにヤバイかも…。4年ぶりリーグ優勝を決めながら失速ムードに陥っている西武に危機感が漂っている。

まるで燃え尽き症候群だ。優勝マジック1で臨んだ22日の楽天戦から目下7連敗中の西武。26日の札幌ドームで歓喜の胴上げこそ果たしたが、やはりこの試合では日本ハムに完敗している。とても優勝を決めたとは思えないチーム状況に、渡辺監督は「きっちり立て直していきたい」と締め直しを明言している。

だが、チーム周辺は「ホント、リーグ優勝だけで満足してしまったように見える。燃え尽きたなんて言われても仕方がない。勝ちに行こうとしている試合で勝てないんだから重症。こんなときこそ、コーチ陣や周りの人間が何とかしなくちゃ。ガツンとカミナリを落とすことも必要。このままCSに入る訳にはいかない」と危機感アリアリだ。

西武は6日から14日まで宮崎・南郷でミニキャンプを張りつつ、フェニックスリーグに選手を出場させ、CS第2Sに向けて試合感を維持させる方針だが、「締め直し方が問題。シーズンと同じことをしていたら、短期決戦では勝てない」(関係者)と厳しい声も挙がっている。

今季の西武は12球団ダントツの194本塁打&703得点(30日現在)をマークしているが、「連打で取った点じゃないからね。しかも一線級が来たらやられている。一発狙いのスイングでは一線級は打てない。単打でいいから、ポイントをギリギリまで呼び込んで打つ感じで行かないと。今の首脳陣はそういう指示を徹底させていないから心配」(同)と指摘する。

さらに「第2Sの相手に日本ハムがきてくれればいいけどね。ダルビッシュは打てなくても仕方がないと切り替えられるし他の先発なら何とかなる。でもオリックス、ロッテがきたらヤバイ。オリには金子、小松。ロッテは渡辺俊、成瀬と苦手がそろっている。このままの状態でどちらかが来たらヤラれてしまう」(同)と危惧する。

とはいえ、西武の全日程が終了するのは4日の楽天戦。締め直す時間は十分あるだけに、湿り付いた闘志に再点火させたいところだ。

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