わたしはかもめ2008年鴎の便り(10月)

便

10月7日

パ・レギュラーシーズン終了

パ・リーグは7日、今季のレギュラーシーズンを終了し、5位楽天、6位ソフトバンクが確定した。個人成績の投手部門では岩隈久志投手(楽天)が21勝、防御率1.87、勝率8割4分(最優秀投手)で3冠に輝いた。岩隈の最多勝利と最優秀投手のタイトル獲得は、ともに04年以来2度目。最多セーブは加藤大輔投手(オリックス)が初めて獲得した。打撃部門では最多本塁打が46本の中村剛也内野手(西武)が初タイトルを得た。首位打者はリック内野手(楽天)が初、最多打点はローズ外野手(オリックス)が近鉄時代の02年以来3度目の獲得となった。

また、セ、パ両リーグで3時間6分を目標に掲げていた平均試合時間は昨年より4分短縮したが、3時間14分だった。

パ・リーグ表彰選手
首位打者リック東北楽天.332(初)
本塁打王中村剛也埼玉西武46(初)
打点王ローズオリックス118(3)
最多安打栗山巧埼玉西武167(初)
片岡易之埼玉西武167(初)
最高出塁率中島裕之埼玉西武.410(初)
盗塁王片岡易之西武50(2)
最優秀防御率岩隈久志東北楽天1.87(初)
最多勝利岩隈久志東北楽天21(2)
最優秀投手岩隈久志東北楽天.840(2)
最多奪三振杉内俊哉福岡ソフトバンク213(初)
最多セーブ加藤大輔オリックス33(初)
最優秀中継ぎ投手川崎雄介千葉ロッテ31HP(初)

[注]かっこ数字は受賞回数。最優秀投手は13勝以上で最高勝率の投手。HPはホールドと救援勝利の合計。

◇パ観客動員数

パ・リーグはレギュラーシーズン終了の7日、交流戦を含む今季の観客動員数を発表し、1試合平均は前年比5.6%増の2万2118人で、総観客数は955万5016人だった。球団別では、リーグ優勝を果たした西武が昨年より29.8%増の141万3583人となり、26年ぶりのBクラスとなった昨年の6位から4位に浮上した。

パ・リーグ観客動員数
球団試合観客数1試合平均昨年前年比(%)
福岡ソフトバンク722250044312512307160−205
北海道日本ハム721873931260271833054+2.2
千葉ロッテ721601632222451558430+2.8
西武721413583196331093471+29.3
オリックス721266765175941137186+11.4
東北楽天721149061159591117369+2.8
4329555016221189046670+5.6

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ズレータ帰国、残留希望も微妙

ロッテのフリオ・ズレータ内野手(33)が7日、成田からホノルルへ向け帰国した。「ケガをしないようしっかり準備して、またロッテでプレーしたい」と話した。今季は2年契約の2年目で打率2割1分6厘、本塁打8本と不本意な成績に終わったことから契約延長は微妙。本多球団部長は「全てこれから検討します」と白紙を強調した。

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ズレータが帰国「来年も日本に戻ってきたい」[スポニチ]

ロッテを解雇されることが決まったフリオ・ズレータ内野手(33)が7日、成田空港発の航空機で米国へ帰国した。ズレータは「日本が大好きだし、来年もぜひ日本に戻ってきてプレーしたい。自分の野球のキャリアを日本で終えたい気持ちは強い」と話した。

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ドラフト1巡目候補に宮崎商の赤川ら…ロッテ[報知]

ロッテが30日のドラフトで宮崎商の赤川克紀投手(18)、千葉経大付の斎藤圭祐投手(18)を1巡目候補にリストアップしていることが7日、分かった。これまで1巡目の最有力候補として田沢を高く評価してきたが、メジャー挑戦表明を受け強行指名を断念。即戦力投手でなく、将来性豊かな高校生投手を指名する可能性が浮上した。

瀬戸山球団社長はすでに田沢の指名回避を明言。アマNO.1右腕がリストから消えたことで、関係者は「高校生を1巡目でいく選択肢はある」と方針転換を示唆した。先発左腕が成瀬1人という現状も踏まえて赤川を、唐川に次ぐ地元・千葉出身の本格派右腕として斎藤を評価。他球団の動向をチェックしながら、今月中旬以降のスカウト会議で最終リストを作成する。

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パ・リーグ観客5.6%大幅増[報知]

パ・リーグは7日、今季の観客動員数を発表した。リーグの1試合平均は2万2121人で、前年比5.6%の大幅増だった。クライマックスシリーズ進出争いが白熱したことなどが要因とみられる。球団別では、リーグ優勝した西武が平均1万9633人で前年比29.3%増。オリックスも11.4%増を記録するなど、5球団が入場者数を増やした。ソフトバンクはリーグ最多の1試合平均3万1251人を集めたが、昨年と比べるとマイナス2.5%で、唯一の減少だった。

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パ・リーグ全日程終了…岩隈3冠、5位は楽天[サンスポ]

プロ野球パ・リーグは7日、今季のレギュラーシーズンを終了し、5位楽天、6位ソフトバンクが確定した。個人成績の投手部門では岩隈久志投手(楽天)が21勝、防御率1.87、勝率8割4分(最優秀投手)で3冠に輝いた。岩隈の最多勝利と最優秀投手のタイトル獲得は、ともに2004年以来2度目。

最多セーブは加藤大輔投手(オリックス)が初めて獲得し、最多奪三振には杉内俊哉投手(ソフトバンク)が輝いた。

打撃部門ではリーグ優勝した西武勢が健闘した。栗山巧外野手と片岡易之内野手がそろって最多安打に輝き、片岡は2年連続で最多盗塁も獲得した。最多本塁打は46本の中村剛也内野手、最高出塁率は中島裕之内野手がそれぞれ初タイトルを得た。

首位打者はリック内野手(楽天)が初、最多打点はローズ外野手(オリックス)が近鉄時代の02年以来3度目の獲得となった。

上位3球団が日本シリーズ出場権を争うクライマックスシリーズは11日に開幕。第1ステージ(2戦先勝)は2位オリックスと3位日本ハムが対戦、1位西武と第1ステージ勝者が17日からの第2ステージ(4戦先勝)を戦う。

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