わたしはかもめ2008年鴎の便り(10月)

便

10月23日

ロッテ慰留も清水は不信感あらわ「誠意が感じられず」[夕刊フジ]

ロッテは23日、国内フリーエージェント(FA)の資格条件を満たしている清水直行投手と初交渉し、残留を要請した。条件提示をしたが交渉は不調に終わり、清水は球団を通じ「誠意が感じられず、とてもつらかった。引き留め交渉を行っていただいている感じがしませんでした」と不信感をあらわにした。

本多幸喜球団部部長は「(来オフ海外FAの可能性がある清水は)メジャーも視野にある。彼の望むものを踏まえ提案した」と話した。今後は、条件面の見直しを検討し、慰留に努める方針を示した。

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ロッテ清水がFA宣言も、残留交渉が不調[ニッカン]

今年FA資格を取得したロッテ清水直行投手(32)が、FA宣言する可能性が出てきた。23日、千葉市内で球団側と残留へ向けた初交渉を行ったが、決裂した。清水は「残って欲しいという誠意が感じられず、とてもつらかった。(FAと言うことで)特別な思いをもって臨んだが、いつもの契約交渉と変わらなかった。これまでの思いをもって席に着いたが、どこまで伝わっているのか」と不満をぶちまけた。

今季チームトップに並ぶ13勝を挙げ、先発ローテの柱として牽引。グラウンド外では選手会長を務めるなどリーダーシップを発揮してきた。他球団もその実力と人間性を高く評価しており、阪神、横浜、楽天が調査に乗り出す可能性を示唆している。

その一方で来年、海外移籍が可能となるFA資格(9年)を取得することから、1年待ってメジャー移籍という選択肢も視野に入れていた。17日には「今年から導入された制度だから戸惑いはある。でもロッテの清水なんで、まずは球団としっかり話し合いたい」と残留をにおわせる発言もしていた。本多部長は「当然残って欲しい選手です。コメントをしっかり受け止めて近日中に対応したい」と全力で引き留めにあたる。

◇サブローFA「米で考えます」

ロッテのサブロー外野手(32)と西岡剛内野手(24)が23日、米ニューヨークへ渡米した。メッツの主治医が勤務している同市内の病院でメディカルチェックとリハビリを行い、メッツの選手と合同トレを行う予定。サブローは「太もも裏と腰をしっかり治してきます。メジャー選手と接点があれば嬉しい」。FA権の行使について「まだ方向性は決まっていない。向こうで考える時間は十分あるし気持ちが変わるかもしれない」と話した。

◇帰国

ロッテのウィンストン・アブレイユ投手(31)が米国へ帰国。来季の契約は未定だが、バレンタイン監督の戦力構想には入っているという。

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ロッテ・清水がFA初交渉不調[サンスポ]

ロッテは23日、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した清水直行投手(32)と千葉市内で初交渉したが、不調に終わった。清水は広報を通じて「(ロッテに)残って欲しいという誠意が感じられず、とてもつらかった。いつもの契約交渉と変わらないように感じた」とコメント。これまで残留を示唆していたが、今後の交渉次第ではFA移籍の可能性が出てきた。

球団の提示額と清水の希望額との間に開きがあったとみられ、「希望を踏まえて提案させてもらったが…。努力したい」と本多球団部部長。条件を見直し、近日中に次回交渉を持つ予定だ。

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清水初交渉も誠意感じず「とてもつらかった」…ロッテ[報知]

国内のフリーエージェント(FA)権を持つロッテ・清水直行投手(32)が23日、千葉市内のホテルで球団と初交渉。「残って欲しいという誠意が感じられず、とてもつらかった」と、失望感をあらわにした。

具体的な条件は明らかではないが、清水の希望とは大きな隔たりがあったと見られる。「引き留め交渉を行っていただいているという感じがしなかった」。残留した上での来オフのメジャー挑戦など様々な選択肢から絞り込む構えだったが、今後の交渉次第では今オフの権利行使に傾く可能性も出てきた。

交渉にあたった本多球団部部長は「こちらとしては当然残っていただきたい。反応はしっかり受け止めないといけない」とし、早急に条件を見直す考えを示した。

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ロッテ、清水とのFA初交渉は“決裂”[スポニチ]

国内FA権を取得したロッテ・清水の初交渉は物別れに終わった。千葉マリンでの秋季練習後に千葉市内のホテルで瀬戸山球団社長、本多球団部部長と約40分の話し合いを行った右腕は「残って欲しいという誠意が感じられず、とてもつらかった。引き留め交渉を行っていただいている感じがしませんでした」と広報を通じてコメント。不信感をあらわにした。清水は今季チームトップタイの13勝をマーク。通算87勝の成績に加えて07年から選手会長を務めるなど“チームの顔”となっているが「これまで(8年間)の色々な思いを持って交渉の席に着いたが、その思いも伝わっているかどうか分からずつらかった」。

これに対して本多部長は「(来オフの)メジャーも視野にある。彼の望むものを踏まえて提案した」としながらも、条件面の見直しも含めて慰留に努める方針を示した。

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清水「誠意感じずつらかった」…ロッテとの残留交渉不調[報知]

ロッテは23日、国内フリーエージェント(FA)の資格条件を満たしている清水直行投手と初交渉し、残留を要請した。条件提示をしたが交渉は不調に終わり、清水は球団を通じ「誠意が感じられず、とてもつらかった。引き留め交渉を行っていただいている感じがしませんでした」と不信感をあらわにした。

本多幸喜球団部部長は「(来オフ海外FAの可能性がある清水は)メジャーも視野にある。彼の望むものを踏まえ提案した」と話した。今後は、条件面の見直しを検討し、慰留に努める方針を示した。

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ボビー苦言!星野氏辞退に「どうして断ることができるのか」[報知]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が23日、混迷するWBC監督問題に苦言を呈した。星野仙一氏が辞退の意向を明らかにしたことに批判的で、「(HP上の発言は)真意ではないと思うが、監督を断るのは代表チーム、国に対して良くない。力量があると思われている人が、どうして断ることができるのか」と首をかしげた。

また、遅れている選考にもチクリ。「1回目は現役監督で優勝したのに、なぜ違うことをしなくてはいけないのか。100人も候補がいるわけじゃない。やってみたいというエネルギーがあり、時間がある人から選ぶ単純な作業だ」と皮肉たっぷりに話した。

自身は「選ばれれば光栄というのは前にも言った通り」と意欲十分。日本シリーズ優勝監督が就任する案には、日程的負担を理由に否定的だった。

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ボビーWBC超前向き「話があれば光栄」[スポニチ]

ロッテのバレンタイン監督は「前回大会は現役監督が指揮を執って優勝した。なぜ違うことをしないといけないのか」と疑問を呈した。星野氏が監督就任を固辞したことについては「力量があると判断された人が、どうして断る必要があるのか」と首をかしげた。

また、日本シリーズを制した監督が就任する案については「アジアシリーズのある11月中旬まで仕事をさせて、WBCのために活動させることは負担がかかる」と否定的だった。自身は以前からWBC監督に意欲を示しており「彼らが探しているのは監督で私も監督。話があれば光栄」とあらためて前向きな姿勢を見せた。

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王さん「文句がないのは日本一監督だけど…」[スポニチ]

WBCコミッショナー特別顧問を務める王貞治氏は、福岡空港で報道陣に対応。監督就任を固辞した星野氏に代わる候補は「今までの話し合いの中では出ていない」とした上で「1番、文句がないのは日本一監督だけど…。12球団の足並みがそろっていない」と見解を示した。

15日の体制検討会議では「現役監督の就任は難しい」との意見が主流となっていただけに「(第2回会議が行われる)27日に決まるのはベターだけど、こういうことになったからね。これがなければね」と長期化する可能性を示唆した。

加藤良三コミッショナーは書面で談話を発表。「星野さんの意向は確認している」とした上で「残念なことではあるが(意向を)受け入れざるを得ないと考える」とコメントした。

◇星野氏「もう気持ちは変わることはない」

阪神・星野SDがあらためて監督就任要請があっても受諾しない考えを示した。22日に加藤コミッショナーと会談したことを明かし「昨日(22日)の夜に電話で王さんとも話をした。私の心情も察してくれた。もう気持ちは変わることはない。監督は早く決めた方がいいが、誰が監督をやっても日本球界が全面バックアップをしないと勝てない」と話した。27日の第2回WBC体制検討会議には予定通り出席。今後は監督の人選や選手選考などで協力していく。

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ノムさん“イチロー・ジャパン”提案[スポニチ]

来年3月に行われる第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)体制検討会議メンバーの楽天・野村克也監督(73)が23日、日本代表監督にマリナーズのイチロー外野手(35)を兼任監督とする“独自案”を披露した。大本命だった北京五輪日本代表監督の星野仙一氏(61)が就任を固辞したことを受けての発言。その他にも日本一監督を推す声など意見が百出した。

星野氏の就任固辞で出口が見えなくなったWBC監督問題。「まだ何も決まってないのに、断るってどういうことや」と苦言を呈した野村監督の口から“仰天プラン”が飛び出した。

野村監督
「イチローにプレーイングマネジャーをやらせりゃいいじゃねえか。」

南海時代に兼任監督を経験している指揮官ならではの発想。裏を返せばそれだけ問題が混迷を深めている証拠でもある。

野村監督は第2回WBCのスタッフを含めたチーム編成に関し「チームをまとめるには、いかにイチローに気持ちよくやらせるか」とポイントを挙げる。前回の優勝で中心的な役割を果たしたイチローは、今回の監督問題でも「現役監督から選ぶのは難しいというのでは、本気で最強チームをつくろうとしているとは思えない」と発言。監督問題が白紙に戻るきっかけにもなった大きな影響力を逆手に取った“イチロー監督案”は野村流の逆転の発想だった。

もっとも野村監督は現時点でも王支持派。だが、現役監督を候補に含める流れにも前日は「落合、原の名前も当然、挙がってくるべき」としており、柔軟に思いを巡らせている。27日には第2回体制検討会議に出席するが「ルールになれば誰も文句は言えない。日本シリーズ優勝監督になると思うよ」と予想した。この日の“仰天プラン”披露は、監督選考における活発な議論を望む現役最年長監督の期待の表れなのかもしれない。

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バレンタイン監督、星野氏固辞に疑問呈す[報知]

ロッテのバレンタイン監督は23日、星野仙一氏がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督就任を固辞する意向を再度明らかにしたことに「力量があると思われている人がどうして断ることができるのか」と疑問を呈した。

一方で、バレンタイン監督は以前から示していた自らのWBC日本代表監督就任への意欲を失っていないことを強調。さらに、迷走する選考過程にも言及し「前回大会は現役監督だった。なぜ違うことをしないといけないのか」と現役監督を候補に加える私案を披露した。

ただし、日本シリーズを制したチームの監督を充てる案には「(アジアシリーズのある)11月中旬まで仕事をさせ、またWBCのために活動させると負担がかかる」と否定的だった。

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王さん、WBC監督は「日本一監督」…やり直し人事で私案[報知]

来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)監督選考が混迷している問題で、王貞治コミッショナー特別顧問(68)は23日、日本シリーズに勝ったチームの監督が指揮を執る私案を披露、自身は“再登板”しないと改めて明言した。また、22日にWBC監督を要請されても固辞する意向を表明した星野仙一氏(61)=北京五輪野球日本代表監督=が、固辞を決意した心境を明かした。

WBC監督の大本命だった星野氏の突然の固辞表明。星野氏を推していた王顧問は驚きを隠せなかった。23日朝、福岡空港内で取材に応じ、「ブログでウソや冗談を言うわけはないだろうけど。娘の入院?それは知っていました」と星野氏の心中を察した。

今後、誰をどうやって選べばいいのか。王顧問は「こういうのは健康な人がやらないと。選手に気を使わせたりしてはダメ。(議論が)そこに戻ることはないよ」と第1回に続いて指揮を執ることに関して改めて否定した。

そして、私案として挙げたのは、日本シリーズの勝者が自動的に監督となるプランだ。「1番文句が出ないのは日本一監督だけど、12球団の足並みがそろっていないからね」。現時点では巨人・原、中日・落合、西武・渡辺の各監督が対象となる。

この策は選考手順が明快である一方で、11月半ばまで監督が決まらず、チーム編成が大幅に遅れるデメリットがある。また、来年2月中旬のキャンプから3月の大会本番にかけて所属チームを離れることになる。全12球団の了承を得られるかどうか、難しい問題も抱えている。

星野氏の“固辞”を受けて、加藤コミッショナーが「星野さんは国際大会での経験等もあり、監督候補の1人だった。残念なことではあるが、私としてもこれを受け入れざるを得ない」との談話を発表した。これで、星野氏就任の可能性は完全に消滅した。

日本一監督になるのか、それとも第2、第3の候補が出るのか。監督人事は27日、楽天・野村、ヤクルト・高田両監督、元広島・野村謙二郎、王、星野、加藤各氏が出席する第2回WBC体制検討会議で協議される。

第2回WBC
16の国と地域が参加。A〜D組に分かれて第1ラウンドを戦い、各組の勝ち上がり2チームが米国での第2ラウンドへ進む。第2回大会は敗者復活を取り入れたトーナメント方式を採用した。第2ラウンドはA組とB組、C組とD組が「たすき掛け」方式で戦い、上位2チームが準決勝へ進む。また、第1回大会で日本が決勝に進出する決め手となった「失点率」は廃止され、試合での勝敗が直接、勝ち上がりに反映される。第1ラウンドは来年3月5〜9日まで東京Dで行われ、準決勝以降は同21〜23日まで、米ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで開催される。

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固辞一夜明け、星野氏「気持ち変わることはない」[報知]

来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を要請されても固辞する意向を22日に表明した星野仙一氏(61)=北京五輪野球日本代表監督=が、固辞を決意した心境を23日、明かした。

驚くほど、淡々としていた。星野氏は素直に胸中を明かした。「気持ちが変わることはない。自分の考えは(加藤コミッショナーに)伝えましたから」22日に自らホームページで記した通り、WBCの監督就任を要請されても固辞すると断言した。

電撃的な“辞退”だった。最有力候補に挙がっていた星野氏は22日、兵庫・芦屋市内で加藤コミッショナーと会談し、自分の意思を伝えた。「王さんにもメールを打ったら、向こうから電話をかけ直してきてくれた。オレの心情を察してくれたよ」15日の体制検討会議で、自らを監督に推薦した王顧問にも連絡。短時間の会話だったが、固辞に至った姿勢に理解を示してくれた。

27日の第2回体制検討会議には出席。出席者に自らの考えを伝えると共に、日本球界が一丸となる必要性を訴える。「誰が監督になっても、オレも協力するし、日本球界全体で全面的にバックアップしないといけない」と声を大にした。白紙に戻ったWBCの監督人事。大本命の座から降りた闘将が、今度は側面からサポートする。

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