わたしはかもめ2008年鴎の便り(11月)

便

11月2日

ボビー、早過ぎるサブロー海外

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が2日、客員教授を務める千葉商大での抗議終了後、FA権を行使して海外移籍も視野に入れているサブローへ異例の慰留を行った。「中堅程度のレベルでやっているより、本来持っている最大限のプレーをすべきだ。日本でできた上で(メジャーへ)行くべき」と力説した。

これまで同監督は「選手が長年プレーして得た権利」と、FA権行使に関しては選手の意思を尊重してきた。それでもメジャー経験監督として、規定打席に到達し打率3割以上を記録したシーズンがない同選手には時期尚早と冷静に分析している様子だ。貴重な戦力の流出阻止もさることながら、サブローの今後の野球人生も考えた上で、まずは1年を通して活躍してからという「残留のススメ」となった。

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ロッテ・ズレータ退団決定的、ボビー示唆[ニッカン]

ロッテのフリオ・ズレータ内野手(33)の今季限りでの退団が2日、決定的となった。千葉商科大で講義を行ったバレンタイン監督が、受講生との質疑応答の中で「この2年間のミスは、1番高い額を使ってズレータという、1人の選手に頼ってしまったこと。本来なら若い選手に使うべきで、大きな失敗」と話した。シーズン終了後、同監督の起用法について批判的な発言をしていたズレータの去就が注目されていたが、指揮官の来季戦力構想から外れていることが明らかとなり、退団は確実となった。

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ボビー痛烈巨人批判「金で集めたチーム」[ニッカン]

ロッテのバレンタイン監督が、日本シリーズを戦う巨人を痛烈に批判すると共に、相手の西武へエールを送った。客員教授を務める千葉商科大での講義内で「大きなお金を稼ぎながら球界に分配せず、多額なお金で選手を集めたチームはどうしても応援する気にならない」とバッサリ。講義後も「批判するつもりではなく、事実を述べただけ」と鼻息は荒かった。

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ボビー痛烈巨人批判!“利益分配しない”[スポニチ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が2日、客員教授を務める千葉商大で講演し、痛烈な巨人批判を展開した。「巨人は利益を球界全体に分配する考えがない」とし「潤沢な資金で4番、先発投手、抑えなど獲得しているのはどうなのか。日本シリーズも応援する気にならない。頑張れ西武となるのはパの代表だからだけじゃない」と補強戦略を一刀両断。約400人の聴講者からは大拍手が起こった。

また、今ドラフトで2位指名したホンダ・長野(ちょうの)をはじめ、巨人入り熱望の声が絶えないドラフトについても「選手が特定の球団を希望してはドラフトの意味がない」。球界発展を思うがゆえの提言。「巨人批判しているつもりはない。事実を述べただけ」。最後までボビー節は止まらなかった。

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