わたしはかもめ2008年鴎の便り(11月)

便

11月16日

ボビーすっきり帰国

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)は16日、「去就騒動」に終止符を打って帰国した。同監督は来季が4年契約の最終年。続投は規定路線も、再来年以降の契約延長交渉が思うように進まず、9月に球団との確執を自ら表面化させていた。だが、今月の秋季練習中に来季の契約書にサインしていたことを明かした。「09年の契約を正式に結んだ。来年も優勝を目指して指揮を執れることを幸せに思う」と笑顔で話した。

マリナーズなど複数の大リーグの監督候補に名前が挙がった米国での報道についても、きっぱり否定した。「この(早い)時期に米国に帰るのは、私が主催するチャリティーイベントがあるから。向こうでマリナーズの関係者と会うのではないか、と書こうと思っている人がいたら、やめた方がいい」。来年も日本に帰ってくることを約束し、スッキリした表情で飛行機に乗り込んだ。

◇ノリ&ブラ無関心

バレンタイン監督はFA権行使を表明した中日の中村紀について「人間的なものも含めて素晴らしい選手だと思うが、うちのチームにフィットするとは思っていない」と、獲得に興味を示さなかった。また、一部報道で名前が挙がった西武ブラゼルについても「考えていない」ときっぱり否定。

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ボビー続投正式決定、千葉ロッテ[千葉日報]

千葉ロッテ・バレンタイン監督の続投が正式に決まった。16日、同監督が米に帰国する際に成田空港で会見し「2009年シーズンの契約を結んだ」と自ら明らかにした。

来季は4年契約の4年目。指揮官は「来年また戻ってこられることに喜びを感じている。優勝目指してチームを率いることは幸せ」と話した。

バレンタイン監督は9月に「球団フロントから“辞職すべきだ”と言われた」と発言し球団側が否定するなどシーズン中に去就問題が表面化。一時、米大リーグのマリナーズの新監督候補にも名前が挙がっていたが「(ロッテとの)契約をほごすることはあり得ない」とした。

また、フリーエージェント(FA)権行使を表明した中日・中村紀や西武退団が決まったブラゼルについて「チームにフィットするとは思っていない」と獲得に消極的。22日のファン感謝祭を待たずに帰国する理由を「以前から決まっていた自分が組織しているチャリティーイベントがある」と説明した。

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ボビー、ロッテと正式契約も“溝”ありあり[スポニチ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が成田空港発の日航機で米国に帰国した。指揮官は同空港で4年契約最終年となる来季について、13日に正式契約したことを明かすと同時に「もうフロントも(正式契約を)発表したんでしょう?してないんですか!?」などと球団を批判。10年以降の契約延長の確約が得られない焦りからか不信感をあらわにした。

早期帰国で22日ファン感謝デーも初めて欠席するが「米国で毎年チャリティーイベントをやっていて、日程は球団に事前に伝えている。その前にファンフェスタをやれば出席できた」と責任を球団に押しつけた。一方で、意欲を見せていたドラフト2位指名のホンダ・長野の入団交渉に再出馬する意向は「他球団の監督も行っていない」とあっさり撤回した。球団側では来季続投は再三明言してきた。ファン感謝デーも例年同様11月下旬の開催とあって、指揮官のわがままぶりだけがあらためて浮き彫りとなっていた。

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ボビー、長野交渉は球団“丸投げ”…ロッテ[報知]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が16日、米国へ帰国。ドラフト2位で指名したホンダ・長野の入団交渉を球団に一任した。

巨人入りを熱望し態度を保留している長野へは、10月30日のドラフト当日に電撃訪問。再出馬にも強い意欲を見せていたが、出発前の成田空港では一転、否定的なコメントを残した。「ほかの11球団の監督が指名した選手に会いに行くケースは見受けられない。何故私だけが行くと思われるのか分からない」。本格交渉は社会人野球の日本選手権後に開始予定。ボビーの再来日は来年1月下旬の見込みで、瀬戸山球団社長ら、交渉のプロにゲタを預けた格好だ。

長野には「ロッテの一員としての時間を楽しんでもらいたい。大切な機会を、最大限に生かして欲しい」とメッセージ。太平洋の向こうで、交渉の行方を見守る。

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続投決定のボビー、ノリには興味なし[サンスポ]

ロッテのバレンタイン監督は16日、米国に帰国する前の成田空港で、4年契約の最終年となる来季について正式契約したことを明らかにした。

同監督は一時、米大リーグ、マリナーズの新監督候補にも挙がっていたが、「(ロッテとの)契約をほごにすることはあり得ない。来年も優勝目指して指揮を執れることを幸せに思っている」と話した。

一方、フリーエージェント(FA)権行使を表明した中日の中村紀については「素晴らしい選手だが、うちにフィットするとは思っていない」と興味を示さなかった。

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アジアシリーズ存続危機…冠スポンサーなく動員も苦戦[夕刊フジ]

アジアシリーズは昨年までの冠スポンサーが降りるなど、大会存続が危ぶまれている。

今大会は、昨年まで3年3億円で冠スポンサーとなっていたコナミが撤退。地上波のテレビ中継局もつかなかった。そのため総額1億円の賞金や運営費用は日本プロ野球組織(NPB)が負担。12球団からも開催に異論が出るなど、苦しい運営となった。

観客動員でも苦戦している。決勝こそ1万8000人余りを集めたが、1次リーグの6試合は1万人に満たなかった。それでも、加藤コミッショナーは「日本が世界のチャンピオンを目指すためには必要なステップ。意義のあるシリーズを何としても続けたい」と訴えた。継続に向けては新スポンサー探しや賞金の減額なども議論されることになるが、この不況の中、今回の西武の優勝を最後に、大会が消滅する可能性もある。

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