わたしはかもめ2008年鴎の便り(11月)

便

11月18日

清水残留、FA宣言せず

今年FA権を取得したロッテ清水直行投手(32)がFA宣言せずに残留することが18日、決まった。FA申請締め切りのこの日、静岡県内で投手・野手会ゴルフコンペに参加し、申請手続きを行わなかった。阪神、楽天などが調査に乗り出す意向を示していた右腕が、来季もロッテの柱として牽引することになった。

「今の時点で、自分はマリンスタジアムで投げている姿しか想像できないという結論に達した。今年味わったBクラスという悔しさを忘れず、この借りを返すべく力となるつもりです」と話した。ただ、将来的にメジャー移籍を希望しているだけに、契約年数や条件面については代理人を立てて詳細に詰めていくことになるという。これでFA資格を持つ9人全員の残留が決定した。本多球団部長は「全員に共通していたのは、条件だけではなく、このチームでいま1度優勝したいという心意気だった。来年はいい結果を残したい」と手応えを口にした。

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ロッテ・清水直行、球団と交渉決裂…米大リーグを視野[夕刊フジ]

国内FA権を持つロッテ・清水直行投手(32)は18日、球団との契約交渉が決裂したことを明かした。同日が期限のFA権は行使しなかったが「交渉という交渉をさせてもらえていない。残留宣言はしません」と球団への不信感をあらわにした上で、「(契約の)サインは(来年の)1月でも2月でもできる」と話し、契約交渉は長期化する模様だ。

米大リーグ挑戦を視野に入れており、複数年契約を結んだ上で、2010年以降の契約解除権を清水が持つことを球団に要望。「国内FA権がなくなっただけ。色々な選択肢はある」と、今後はポスティング・システム(入札制度)や自由契約などでの移籍を球団に訴える可能性もある。

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清水はFA行使せず、残留交渉は平行線[スポニチ]

今季国内FA権を取得したロッテ・清水がFA申請締め切りの18日、静岡・熱海市の西熱海ゴルフ場で権利を行使しない意向を示した。一方で決定的だった残留について、球団との交渉が不調であることを明かし「残留宣言はしません」と明言。球団への強い不信感をあらわにし、交渉の長期化を示唆した。「交渉にならない。案を出しても断固拒否。第1回交渉から何も進展していない」。来季は国外FA権を取得する。複数年契約を結んだ場合もメジャー挑戦を視野に契約解除権を条項に盛り込みたい清水側と、応じられない球団側の主張が平行線をたどっているとみられる。「選択肢はいくらでもある。サインは(来年)1、2月でもできる」と自費キャンプを含め強硬手段も辞さない構えを示した。

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清水、ロッテとの交渉決裂、残留宣言なし[サンスポ]

国内FA権を持つロッテ・清水直行投手(32)は18日、球団との契約交渉が決裂したことを明かした。同日が期限のFA権は行使しなかったが「交渉という交渉をさせてもらえていない。残留宣言はしません」と球団への不信感をあらわにした。

清水は同日午後、静岡県熱海市のゴルフ場で「(契約の)サインは(来年の)1月でも2月でもできる」と契約交渉が長期化する可能性を口にした。米大リーグ挑戦を視野に入れており、複数年契約を結んだ上で、2010年以降の契約解除権を清水が持つことを球団に要望。「国内FA権がなくなっただけ。いろいろな選択肢はある」と、今後はポスティング・システム(入札制度)や自由契約などでの移籍を球団に訴える可能性も示唆した。

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清水残留も交渉難航、条件隔たり最終手段辞さず…ロッテ[報知]

ロッテに一難去ってまた一難だ。FA申請期限となった18日、態度を保留していた清水直行投手(32)も権利を行使せず、該当選手9人全員が宣言しなかった。しかし、清水の契約交渉が難航していることが分かり、事態は長期化の様相だ。

清水はこの日、静岡・熱海市内で行われたチームのゴルフコンペに参加。FA宣言しないことであくまで残留が前提だが「球団が断固として譲らなかったり、あれもこれも無理というんじゃ交渉にならない」と、進展が見られないことに不満をぶちまけた。

来季中に取得見込みの海外FA権を使ってのメジャー挑戦を視野に入れており、金額よりも契約年数が焦点になっている。自ら契約更新を選択できる複数年など、柔軟性のある契約を希望しているが、先例に乏しい形だけに、球団側は慎重になっているものと見られる。本多球団部部長は「これまで通り、誠意を持って対応したい」と話すのにとどまった。

「ハンコは2月までに押せばいい」と、清水は妥協しない構え。自由契約やポスティング(入札)による米移籍など、最終手段に訴える可能性も「しないとは決めつけない」と否定せず。FA宣言こそしないものの、すんなり残留とはいかないようだ。

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ロッテ・清水、FAせず残留「ロッテの力に」[サンスポ]

ロッテの清水直行投手は18日、国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、チームに残留することを明らかにした。一時は阪神などが調査していたが、同投手は「今年Bクラスの悔しさを忘れず、ロッテの力になるつもり」と球団を通じてコメントした。

来季の契約については交渉中。来季にも海外FA権を取得する清水には米大リーグ挑戦の希望があることを考慮し、ロッテは清水に選択権がある複数年契約などを提示しているとみられる。今季は13勝9敗で、年俸1億6000万円からの増額が確実となっている。(金額は推定)

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