わたしはかもめ2008年鴎の便り(12月)

便

12月8日

ロッテ伊藤0勝0Sで110%昇給2100万円[ニッカン]

ロッテのルーキー伊藤義弘投手(26)が8日、千葉マリンで契約更改交渉に臨み、1100万円増の2100万円(推定)でサインした。今季は中継ぎで51試合に登板し防御率3.05。0勝0敗0セーブながら、同期で5勝した唐川の1800万円(800万円増)を上回る同期最高年俸を勝ち取った。本多球団部長は「中継ぎは勝ち負けはあまりつかないので。1年間通して投げたことが大きかった」と話した。

伊藤は「野球は年功序列じゃないけど、社会人で3年やっているおじさんですから」と納得の笑みを浮かべた。9月以降は川崎の握りを参考にしたチェンジアップの精度が上がり、投球の幅が広がったことで被本塁打はシーズン通して1本だけという安定感も見せた。来年1月の自主トレは国学院大の先輩でもある渡辺俊と共に種子島で行う。「体の可動範囲を広げて、もっと遅いチェンジアップをマスターしたい」と新球にもチャレンジする予定。来年は荻野、川崎と共に勝利の方程式を築き上げるつもりだ。

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唐川上回った!ルーキー伊藤2100万円[スポニチ]

ロッテのルーキー伊藤が千葉マリンで契約更改交渉に臨み、1100万円増の年俸2100万円でサインした。今季は中継ぎで51試合に登板して0勝0敗0セーブながら、59回を投げて防御率3.05。被本塁打1は50回以上投げた投手ではパ最少。年俸は5勝を挙げた唐川(800万円増の1800万円)を上回った。「僕は社会人で3年やってきたおじさんなんで」とプライドをにじませた26歳右腕の来季目標はプロ初勝利とホールド王。V奪回へ勝利の方程式の一角を担う。

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伊藤0勝で1100万円増…ロッテ[報知]

経済不況が深刻視されるなか、ロッテの伊藤義弘投手(26)が勝ち星なしで年収をアップさせた。しかも倍増以上。8日、千葉マリンで契約更改し、1100万円増の2100万円でサインした。

幕張の新人年俸レースを、今季0勝0敗0セーブの大穴が制した。中継ぎの伊藤が110%アップの2100万円をゲット。唐川の1800万円(800万円増)を抜き、トップに立った。「社会人を3年やったおじさんなので」まさかの好結果を静かに喜んだ。

勝ち星こそつかなかったが、確かな数字がこの勝利を裏付けている。インディアンスに移籍した守護神、小林雅の背番号30を受け継ぎ、51試合登板し、9ホールドをマークした。特筆すべきは、被本塁打1。50イニング以上を投げたパの投手では、最も許したサク越えが少ない。5月4日に西武・ボカチカに浴びてからは、48回2/3連続で被本塁打がない。「勝ち負けではなく、投球内容を見た」と本多球団部部長は勝負強さを評価した。

今オフは国学院大の先輩の渡辺俊と鹿児島・種子島で合同自主トレの予定。「来年も中継ぎで」おいしい味をかみしめた153キロ右腕は、いっそうの飛躍を誓った。

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ロッテのルーキー伊藤が1100万円増[スポニチ]

ロッテのルーキー伊藤は8日、1100万円増の2100万円で契約を更改した。中継ぎで51試合に登板した右腕は「来季はもっと勝ち試合で投げられるようにしたい」と話した。(金額は推定)

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理事会でストライクゾーン“拡大”確認[デイリー]

セ、パ両リーグの理事会が8日、東京都内で行われ、パ理事会では試合時間短縮のため、ストライクゾーンを野球規則通りに厳格適用することが確認された。前川審判部長を交えて会議は行われ、小池会長は「際どいコースは積極的に、ストライクを取ろうと話をした」と説明。セ・リーグでは、先月17日の理事会で同様の決定がされた。またセ理事会では、来季の理事長が広島の鈴木清明球団本部長に決まった。

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コミッショナー権限強化など新協約承認[デイリー]

実行委員会が8日、東京都内で行われ、コミッショナーの権限強化、コミッショナー事務局、セ、パ両連盟の3局の統合を盛り込んだ新野球協約を承認した。

新協約は来年1月1日の発効。セ、パの会長職は廃止となり、セ・豊蔵一(81)、パ・小池唯夫(76)両会長は年内の任期を終えて退任する。これまでセ、パ会長が交互に行っていた実行委員会の議長はコミッショナーが務める。

また収益事業を行う株式会社の設立に向け、プロジェクトチームを作って検討を始めることも決定した。オールスター戦や日本シリーズなどのイベントでの広告収入増加策など、新規事業について話し合う。プロジェクトチームのメンバーは阪神、巨人、ロッテ、ソフトバンクから各1人が選ばれ、12日に第1回会合を開く。

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木興「もう1度挑戦できることに感謝」[デイリー]

阪神は8日、元ロッテの木興拓哉(22)と西宮市内の球団事務所で育成選手として契約を交わし、入団を発表した。木興は年俸360万円。

木興の目は輝いていた。聖地から程近い宝塚市の出身。子供の頃から父に連れられて観戦した甲子園。その場所でプレーできるチャンスが訪れた。自然と声も弾む。

「もう1度挑戦できることに感謝したい」。ロッテを戦力外になり、わらをもつかむ気持ちで受けたトライアウト。鳴尾浜で真弓監督以下、首脳陣がズラリと並ぶ前でのテストをクリアし、育成での入団となった。

プロ3年目にトレーナーを通じてソフトバンク・和田と合同自主トレを行うようになった。そこで教わったのは野球の技術だけではなく「人間性、どれだけ社会人として胸を張っていけるか」だという。

年明けから宮崎で和田と一緒に始動する予定。「球団から左腕は手薄。チャンスと言われました」。パを代表する偉大なエースに公私共に教えを請いながら、憧れのマウンドを目指す。

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