わたしはかもめ2008年鴎の便り(12月)

便

12月19日

ロッテ3位、兄は巨人、背番号と同じ上野「15」勝だ

ロッテのドラフト3位指名の上野大樹投手(22=東洋大)が背番号と同じ「15」勝を目指す。19日、千葉マリンで契約金6000万円、年俸1500万円で契約を結び、“1人入団発表”を行った。上野は「打者を上からも見下ろす投球スタイルで、背番号と同じ勝ち星を挙げられたら最高ですね」と頼もしく話した。

兄は巨人の上野貴久投手(26)。「指名後は頑張れと言われました」と話し、1日も早い兄弟1軍対決を待ち望んでいた。担当の山下スカウトも、ドラフト2位指名のホンダ・長野久義外野手(24)の入団交渉に失敗したが、上野の円満入団でようやく笑顔を見せた。「球団には迷惑をかけてしまい、色々な意味で長かった」と苦笑い。上野には「先発でも中継ぎでもいける即戦力です」と太鼓判を押した。

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ボビー極秘来日「金東柱騒動」球団に釈明[ニッカン]

ロッテ・バレンタイン監督が19日、極秘来日した。本人はブログで「来季の外国人補強についてフロント陣と話し合うため」と説明した。これまでシーズン終了後に帰国後は、キャンプ前まで来日しなかったことから、この時期の再来日は異例のこと。というのも今月上旬に韓国の大砲・金東柱(キム・ドンジュ)について球団の了承を得ないまま身分照会したことで混乱を招き、14日の自身のブログで経緯を説明し完全否定している。フロント陣との誤解を解くためと、新外国人の最終的な絞り込みを行うため、約1週間の予定で瀬戸山球団社長、石川副代表らと会談する予定だ。

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韓国大砲獲りでロッテ激怒!ボビー退団危機[スポニチ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が19日、成田空港着の航空機で米国から緊急来日した。同監督は韓国の大砲、金東柱(キム・ドンジュ)内野手(32=斗山)獲得を希望し、渉外担当者に指示して身分照会の手続きを行ったが、球団側は事前に報告を受けていなかったとして強く反発。20日にも同監督と球団首脳が話し合う見込みだ。今年9月には自身の契約問題がこじれ、感情的な対立もある。両者の溝は深く最悪の場合、退団騒動に発展する可能性もある。

成田空港の到着ロビー。バレンタイン監督は満面の笑みを浮かべて姿を現した。突然の再来日。「2、3日滞在します。色々な人とコミュニケーションを深めるためです。滞在中に瀬戸山球団社長とも会うつもり」。そう説明した指揮官だが、球団関係者の出迎えはなく、1人でタクシーに乗り込んだ。

再来日の背景には金東柱側との交渉のもつれがある。米国でのウインターミーティングを視察したバレンタイン監督と球団が派遣した渉外担当が金東柱の代理人と交渉。その後、指揮官は球団に報告もせず渉外担当に指示して身分照会の手続きを取った。球団への報告は手続き完了後で、まさに“寝耳に水”の球団側は渉外担当から事情聴取した上で厳重注意を与え、金東柱側との交渉にもいったんストップをかけた。

関係者は「ボビーが球団の許可を得る前に交渉を進めたのは大問題」と指摘。球団側は了承なしの身分照会に強い不快感を示しているという。事実、14日付のスポーツ朝鮮では「バレンタイン監督は獲得を承諾。しかし、フロント内部には反対意見が根強い」とし、同紙はこの日「日本から消息なく斗山残留急浮上」と報道。獲得は微妙な状況となっている。

再来日の連絡を受けた球団関係者は「外国人補強についての編成ミーティングをするため」と説明。だが、当初の予定にはなかった来日であることは明らかだ。

11月16日に米国へ帰国した指揮官は同22日のファン感謝イベント、同25日の球団納会も欠席し、再来日は来年1月下旬を予定していた。これまでも帰国後の編成ミーティングは電話やメールで行っており、緊急来日は事態の深刻さを物語っている。

来季が4年契約の最終年を迎える指揮官は10年以降の契約延長を熱望するあまりに今シーズン中も過激発言を連発。「契約が来年までで、その後はないとか、今年までで来年がないというのなら、ここにいようという気にはならない」などと退団の可能性まで示唆した。

それに加えて今回の問題が浮上。球団内には以前から指揮官のワンマンぶりに反発する声があり、契約延長を認めず、来季の結果を見て判断するとした、シーズン中の去就問題同様にき然とした態度を取るものとみられる。今回も指揮官が退団をちらつかせることは十分に予想されるだけに、会談の成り行きが注目される。

ロッテ・バレンタイン監督と球団側の対立
95年の前回就任時は広岡GMと練習方針をめぐって対立。9年連続Bクラスのチームを10年ぶりの2位へ押し上げたが、1年限りで解任された。04年に復帰すると05年に31年ぶりの日本一に導くも、そのオフに残留交渉が難航。その結果、4年総額20億円の大型契約を結んだ。昨年は野球界の底辺拡大のため、四国アイランドリーグのチーム買収計画を明言したが、瀬戸山球団社長が否定した。

◇緊急来日・ボビーに聞く

≫再来日の目的は?
バレンタイン監督
「(しばらく沈黙した後)色々な人とコミュニケーションを深めるためです。」
≫現地で金東柱の代理人との交渉は?
バレンタイン監督
「話はしたけど交渉はしていない。身分照会?ノー(首を振る)。」
≫韓国でも金東柱がロッテ入団間近との報道がある。
バレンタイン監督
「(日本語で)ウソ。」
≫今回の行動で球団と対立しているようだが?
バレンタイン監督
「なぜ怒られなければならないのですか。渉外担当も私もチームのためにいい仕事をしている。」
≫誤解もある?
バレンタイン監督
「その通りだ。滞在中に瀬戸山球団社長とも会うつもりだし、話をすれば誤解も解消されるだろう。」

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ロッテ・バレンタイン監督が極秘来日[サンスポ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)が19日、成田着の航空機で極秘来日した。新外国人選手などチーム編成に関するミーティングと私用のためで、約1週間滞在の予定。同監督は11月16日に米国に帰国していた。

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ロッテ・ドラフト3位上野、VIP入団発表[サンスポ]

球界史上初?の厚遇入団発表だ。ロッテは19日、千葉マリンスタジアムでドラフト3位指名の上野大樹投手(22)=東洋大=と入団交渉を行い、契約金6000万円、年俸1200万円で契約。背番号は『15』に決まった。その後、無人の本拠地を貸し切り状態で“ひとり入団発表”。電光掲示板の歓迎メッセージや場内アナウンスによる紹介まであった。ドラフト3位の単独入団発表としては前例のない歓迎ぶりで…。

入団発表に本拠地を使用することはよくある。

しかし、ドラフト3位選手1人のためには開放しないし、ましてや「ピッチャー、上野大樹。背番号15!!」なんて場内アナウンスを無人のスタンドには流さない。電光掲示板のメッセージに、マウンドで1人きりの記念撮影。球界初といっていい仰天の歓迎ぶりだった。

「VIP待遇ですね。嬉しいです」と照れ笑いを浮かべた上野。ロッテはすでに新入団選手発表会を開催したが、東洋大の台湾遠征に帯同したため不参加。この日、ようやくお披露目された。

破格の扱いに値する右腕だ。MAX147キロの直球を武器に、今年は東都リーグの春秋連覇など大学4冠に貢献。最高殊勲選手、最優秀投手にも選ばれた。瀬戸山球団社長は、異例の歓迎を「もちろん期待が高いから」と説明した。

「ようやく(プロになったという)実感がわきました。ずっと先発でしたが、抑えもできると思っています。自分の球がどれだけ通用するか楽しみ」と上野は目を輝かせた。

今年のドラフトでは、長野(ホンダ)に入団拒否されたロッテ。上野、長野を担当した山下スカウトは「今年は色々あって長かったですね」と感慨深げに振り返った。もしかして“長野ショック”も振り払うためのオーラス大歓迎だった!?

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ドラ3上野「スマイル神社」建てる…ロッテ[報知]

ロッテは19日、千葉マリンでドラフト3位で指名した東洋大・上野大樹投手(22)と契約金6000万円、年俸1200万円で契約した。背番号は15。東洋大で史上3度目となる「全国3連覇」に貢献するなど、勝運のある巨人・上野貴久投手の実弟に、球団は“神社”の建立を示唆した。

上野様に御利益を−。東洋大の台湾遠征のため、契約が遅れていたが、上野の表情は終始、緩みっぱなし。球団関係者は「さわやかなイメージだし、活躍すれば神社を作りたい」と断言。千葉マリンの正面に設置されている球団名物の「バレンタイン神社」に続く、“スマイル神社”を建てることを約束した。

新入団発表は千葉マリンを1人で貸し切るなど、レッドソックス・松坂らが経験したメジャー級の扱い。上野は「VIP待遇で嬉しいです」とご満悦。常勝エースの強運にあやかり、ロッテは常勝軍団を目指す。

なお、ドラフトで12球団が指名した新人選手の契約交渉は、全て終了した。

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ロッテのドラ3上野、1人だけの入団会見[デイリー]

ロッテのドラフト3位・上野大樹投手(22)=東洋大=が19日、千葉マリンスタジアムで契約金6000万円、年俸1200万円で正式契約した。東洋大の台湾遠征で14日の入団発表を欠席。だが1人だけの入団会見後には、グラウンド上でセレモニーが行われる異例のVIP待遇を受けた。

まるで日本人メジャーリーガーの入団発表のような歓迎ぶりだった。場内に音楽と「上野大樹。背番号15」のアナウンスが流れ、マスコットのマー君から花束を贈呈された。期待の大きさに上野は「VIP待遇みたいで嬉しい」と笑顔で声を弾ませた。

この笑顔が、強烈な印象を与えた。瀬戸山球団社長は「笑顔がいいね」と太鼓判。笑う門には福来る。球団関係者は早くも「活躍すればつくりたい」と球場名物のボビー神社の横に、上野の「ほほえみ神社」建立を検討し始めた。

東都リーグ4連覇、史上3度目の全国大会3連覇に貢献した本格右腕は「背番号くらい勝てたら最高」と15勝を目標に掲げた。長野の入団拒否に揺れた今ドラフト。だが、Vの使者・上野がチームに福をもたらす。

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ロッテ3位上野入団決定「ようやく実感[ニッカン]

ロッテがドラフト3位で指名した東洋大の上野大樹投手(22)の入団が19日、決まった。契約金6000万円、年俸1200万円で契約し、背番号は15。東洋大の台湾遠征のため、契約が遅れていた上野は「ようやく実感がわいた。ずっと先発だったが、抑えもできると思っている。自分の球がどれだけ通用するか楽しみ」と意気込んだ。(金額は推定)

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