1月14日1月14日ロッテは佑ちゃんが本命だ。瀬戸山球団社長は14日、第1回スカウト会議後に「斎藤あるのみ。どれだけ競合してもぶれません」と1位指名を明言。12球団で最も早い球団トップの“所信表明”で、誠意を訴えた。
斎藤佑樹（早大）は昨秋のリーグ戦で3勝2敗、防御率3.08。直球も140キロ前後と不調だったが、松本編成統括は「頭のいい投手だし、修正してくれる」と不安視していない。
瀬戸山社長は「今年の成績で評価を改めることはない。ロッテファンが増えるのも期待しています。この時期に確定したのは、いままでにない。色々な形で誠意を尽くしたい」とエース・清水直の横浜移籍で空いた「18番」も用意。西村監督も了解済みでドラフトではくじを「絶対、引きます」と意気込んでいるという。
ロッテが12球団のトップを切って「佑ちゃん獲り」を確約した。14日、千葉マリンスタジアムで今年初のスカウト会議を開き、今秋ドラフト会議で早大・斎藤佑樹投手（21）を1位で指名すると正式表明した。瀬戸山隆三球団社長（56）は「12球団競合してもぶれません」と断言。98年の「松坂世代」以来、豊作といわれる「ハンカチ世代」。シーズン中の密着マークはもちろん、背番号も前エース清水直行（34）が横浜へ移籍して空番号となっている「18」を用意するなど、年明け早々から万全の佑ちゃんシフトを敷く。
ロッテが他球団を圧倒する先制攻撃を仕掛けた。約1時間のスカウト会議終了後、瀬戸山球団社長が予定になかった記者会見を急遽開いた。「斎藤君の1位指名を確認しました。今年の斎藤君の成績や、ドラフトで12球団が競合してもぶれません。斎藤君あるのみです」と、12球団の先陣を切って斎藤の1位指名を断言した。
ここ数年のロッテのドラフト戦略は秘密主義を貫き、ドラフト当日に指名選手が変わることもしばしばあった。それが一転、異例の早期公表の背景には、抽選とはいえ「誠意」を示して万全を期したい思いがあった。ロッテのドラフトといえば、小池、長野ら最近20年で12球団ワーストとなる3選手から入団拒否されている。石川晃副代表は「甲子園からファンを引っ張ってきた斎藤佑樹という人間に対して、また早大という伝統ある大学に対して敬意を表したかった」と、ただならぬ意気込みを語った。
「誠意」はこれだけではない。背番号もエースナンバーを用意する。同副代表は「彼のために背番号を空けて待っているんだから」と話し、入団した場合は前エース清水が移籍して空き番号になっている「18」を用意する構えだ。斎藤は昨年末に「もし選んでいただけるなら、1位で選んでもらうのは嬉しいこと。それをどこが選んでくれても、自分は行きたいと思います。12球団OK？OKです」と話しており、くじで引き当てた場合は入団に支障はなさそうだ。
その一方で、他球団からは斎藤の「伸び悩み」を指摘する声もある。早実時代から注目を集めていたが、昨秋のリーグ戦では8試合に登板するも3勝2敗、防御率3.08と苦しみ、チームも4位と低迷した。瀬戸山社長は「この1年で一回り成長してくれると信じている。マイナスのことは考えない」と一蹴した。06年夏の甲子園では楽天田中との投げ合いを制して優勝投手となったように、持っている実力は疑いようがない。松本編成統括は「元々修正能力高い選手。3年生で悪かった分、しっかり直して結果を残してくれると思う」と、成長に期待した。
人気、実力を兼ね備えた「ハンカチ王子」の存在は、2年連続Bクラスさらには観客動員数減少にあえぐロッテにとって、のどから手が出るほど欲しい逸材であることは間違いない。ドラフト会議で西村監督がクジを引くことが決まっているが、石川副代表によれば「絶対に引く」と、早くも自信を見せているという。今後は2月下旬の早大ロサンゼルスキャンプに編成部の鈴木顧問と新里スカウトを派遣して密着マークさせるほか、リーグ戦もフルカバーで獲得に全力を挙げる。
ロッテ早坂圭介外野手（25）が塚田憲司さん（59＝埼玉・戸田市在住の会社員）の次女、志保さん（27＝美容関係）と今月11日に婚姻届を提出していたことが14日、分かった。志保さんは現在妊娠3ヶ月で、昨年1月から知人の紹介で交際を始めゴールインした。早坂は「2つ年上で精神的にもしっかりしているし、料理も上手。一緒にいると落ち着きます」とのろけた。
昨年は同期で親友の西岡のアドバイスで外野に転向したことが功を奏し、自身最多の103試合に出場。得点圏打率2割7分3厘、俊足を生かした走塁や堅守が光った。今年は外野手の即戦力新人2人の加入で激しいポジション争いが予想される中、早坂は「生まれてくる子供に活躍している姿を見せたい」と、決意も新たにレギュラーどりを誓った。
新外国人の金泰均内野手（27）が「幕張のプーさん」になる。この日、千葉マリンで自主トレを行い、ファンにニックネームを募集した。韓国では約500のあだ名を付けられ、「クマのプーさん」とも呼ばれていたという。「幕張のプーさん？それもいいね。日本でもたくさんニックネームを付けられたいよ」と笑顔で話した。体重は来日時より4キロ減の106キロまで落とし、ランニングと筋力トレをこなした。
ロッテの瀬戸山球団社長は14日、今秋のドラフト会議で斎藤佑樹投手（早大）を1位指名すると明言した。千葉マリンスタジアム内で行われた今年初のスカウト会議後に「高校時代からマークしている。斎藤投手でいくと確認した」と話した。
この時期に1位指名を決定するのは異例だが、瀬戸山社長は「1年間で全体的に大きくなってくれることを信じている。マイナスのことは考えない」と口にした。
約200人をリストアップする中、この日は斎藤の話題がほとんどだったという。石川球団副代表は「（背番号18を）空けて待っている。（今後指名が）ぶれる要素がない」と話した。
今秋ドラフトの超目玉、早大・斎藤佑樹投手（21）の争奪戦に名乗りをあげているロッテは14日、今季初のスカウト会議を千葉マリンスタジアム内で開き、瀬戸山隆三球団社長（56）が早くも1位指名を明言した。すでに1位指名を宣言しているヤクルトをはじめ、プロ側は斎藤に熱視線を送っているが、ロッテはエース番号『18』を用意するなど超VIP待遇で待つ。
今季初のスカウト会議。ドラフト候補約200人がリストアップされる中、話題のほとんどは斎藤だった。
「高校（早実高）時代からマークしている。斎藤投手でいくと確認した」。瀬戸山球団社長は会議後、1位指名を明言した。春季リーグ戦さえ開幕していない時期での指名公表は異例。同社長は「1年間で全体的に大きくなってくれることを信じている。マイナスのことは考えない」と“斎藤命”を強調した。
背番号『18』は伊良部や清水（現横浜）らエース格の投手が着けてきたが、石川球団副代表は「（「18」を）空けて待っている。（今後指名が）ぶれることはない」と、超VIP待遇で迎える方針を明らかにした。
斎藤は12球団OKの姿勢を表明済みで、5日の始動日には9球団のスカウトが集結。ロッテと同様、ヤクルトが1位指名を宣言しているほか、日本ハムも「1位指名候補の1人」（大渕スカウトディレクター）と大きな関心を寄せており、佑ちゃん争奪戦は激化の一途だ。
何が何でも斎藤獲りだ―。ロッテの瀬戸山隆三球団社長（56）が14日、今秋ドラフト会議で早大・斎藤佑樹投手（21）を1位指名すると明言した。
「あらためて早稲田大学の斎藤投手を1位でいくことを確認した。斎藤投手あるのみ」と最愛の恋人に向けて強烈にアピール。昨年の時点で1位指名の方針は固めていたが、この日行われた今年初のスカウト会議であらためて「斎藤1位」を確認。球団トップが正式表明することで早大、斎藤側に誠意を示した。
この時期に“候補”の2文字もない、1位指名を決定するのは異例中の異例。昨年は不調だった斎藤が今季復活する保証はなく、故障する可能性もある。さらに今年のドラフトは大学生投手に逸材がそろう大豊作と言われており、中大・沢村拓一（21）、早大・大石達也（21）ら150キロ超えの即戦力投手も目白押しだ。それでも構わない。早実時代から5年越しの恋人に瀬戸山社長は「この1年で一回り成長してくれる。マイナスのことは一切考えていない」と言い切った。
巨人、ヤクルトなども斎藤を1位指名候補としてリストアップ。今年の活躍次第でさらに競合も予想されるが「12球団競合しても関係ない。（今後指名が）ぶれる要素がない」と石川副代表。西村監督も「絶対クジを引き当てる」と語っているという。背番号は「18」を用意。さらに、2月下旬に米ロサンゼルスで行われる早大春季キャンプに、松本編成統括と新里スカウトの2人を派遣して密着マークすることも決めた。全ては斎藤のため。ロッテは信念を貫き通す。
ロッテの新助っ人・金泰均が14日、千葉マリンで練習。太めで童顔の4番候補は韓国時代に500個の愛称があったことを明かし「“くまのプーさん”もあったね。幕張のプーさん？いいですね。活躍して愛称をつけてもらえるようにしたい」と笑った。5日の来日から夜食を控えており4キロ減量で106キロ。「思ったより体をつくれている」と手応えを語っていた。
ロッテが新外国人投手として獲得を目指すドジャースの左腕、スタルツとの入団交渉のため、石川副代表が21日に渡米することになった。先発の一角として期待しており「どうしても欲しい選手。向こうでドジャースの首脳や代理人と会ってくる」と同副代表。ただ、交渉は難航が予想されるため「他の色んな代理人とも話してくる」とした。
社会人野球を統括する日本野球連盟の鈴木義信副会長は14日、プロ野球のイースタン・リーグが育成選手で編成するチームを同連盟にクラブ登録することを決めたのに対し、現段階では今年中の登録は困難、との見解を示した。
この日、プロ側と協議した鈴木副会長は、2軍公式戦に出場可能な育成選手が、社会人大会にも出場できる状況になる点に難色を示した。その上で「育成選手とはいえプロの選手。（社会人には）プロのOBは1チーム3人以内という規定がある。この問題をどうするか」などと指摘した。2月24日に開かれる日本野球連盟の理事会で協議するという。
日本学生野球協会の内藤雅之事務局長は14日、日本野球機構（NPB）に対しプロ、アマの交流の規制を大幅に緩和する日本学生野球憲章の改正案が2月24日の評議委員会で承認された後に、プロ側と学生側による協議会を発足し、試合や練習の交流についての詳細なルールづくりを進めたい、との考えを伝えた。内藤事務局長は「（プロと）合意した枠組みの中でやっていければ」と話した。
ロッテの瀬戸山球団社長は14日、今秋のドラフト会議で早大・斎藤佑樹投手を1位指名すると明言した。千葉マリンスタジアム内で行われた今年初のスカウト会議後に「高校時代からマークしている。斎藤投手でいくと確認した」と話した。
この時期に1位指名を決定するのは異例だが、瀬戸山社長は「1年間で全体的に大きくなってくれることを信じている。マイナスのことは考えない」と口にした。
約200人をリストアップする中、この日は斎藤の話題がほとんどだったという。石川球団副代表は「（背番号18を）空けて待っている。（今後指名が）ぶれる要素がない」と話した。
複数球団が獲得を検討する今秋ドラフト最大の目玉、早大・斎藤佑樹投手（21）。ライバルに先駆けていち早く、ロッテは球団トップが「1位指名」を宣言した。
14日に行われた今年初のスカウト会議は、大半が斎藤の話題で費やされた。瀬戸山隆三球団社長は「斎藤投手あるのみ。今季の成績や、他球団との競合などで（方針を）変えることはない」と力説。背番号もエースの「18」を用意している。
機先を制された他球団はどう出るか。特に巨人はリーグを3連覇した割に、原監督をしのぐ影響力を持った選手がおらず、滝鼻オーナーが「スーパースター、抜きんでたやつ」を渇望。救世主の期待ができる斎藤を「指をくわえて、そっぽを向いている訳にはいかない」と関心を寄せる。
ただし早大とは一昨年ドラフトでもめて以来、冷戦状態にある。また昨年は今回のロッテ同様、清武球団代表が2月早々にホンダ・長野の1位指名を明言したが、その後に花巻東高・菊池の評価が急騰。日米20球団の争奪戦を「指をくわえて」見ているしかなかった。
今年も菊池のような逸材が、彗星のように現れる可能性は否めない。さらに斎藤は伸び悩みも指摘される。「じゃあウチも1位で」と応戦しづらい面があるのも確かだ。
それでもロッテは「1年間で全体的に大きくなってくれることを信じている。マイナスのことは考えない」（瀬戸山社長）。現行制度で逆指名がなくても、1位指名に向けて最大限の誠意を示していく。「12球団OK」を公言する斎藤も悪い気はしないはず。ライバル球団にとっては悩ましい揺さぶり策だ。