千葉ロッテの成瀬善久投手(24)が19日、千葉マリンで自主トレを公開。初の開幕投手が濃厚な7年目左腕は「当然そこに照準を合わせている。『成瀬なら確実に1勝が計算できる』と言われるくらいになりたい」とさらなる飛躍を誓った。
この日は約3時間にわたって体を動かし「プロ入りしてからのオフで1番いい状態。予想以上に球もいっている」と、昨季より2週間早い開幕に向け順調な調整ぶり。左脚のケガで途中離脱した昨年のキャンプを反省し、下半身を意識しながらキャッチボールやノックなどを精力的にこなした。
今季から千葉ロッテに加入した金泰均内野手(27)が19日、千葉マリンでフリー打撃を行った。18日から始めており「2回目にしては調子がいい。思った通りのペースでできている」と手応えを口にした。
ロッテ成瀬善久投手(24)が開幕投手を志願した。19日、千葉マリンで自主トレを公開し、ランニングとキャッチボール、ノックをこなした。「開幕投手に照準を合わせている。行けと言われたら快く引き受けられるよう準備を怠らないようにしたい」と話した。エース清水が抜け、チームトップの11勝を挙げた左腕は「13勝以上ならタイトル争いができると思うので頑張りたい」と、初の最多勝を目標に掲げた。
新外国人の金泰均内野手(27)が、つなぎを意識した右方向への打撃を披露した。この日、千葉マリンで今年2度目のフリー打撃を行い、1キロのマスコットバットで65スイング。サク越えはなかったが、約9割は中堅から右への当たりだった。「5〜6割の力で打った。久しぶりなのでバランスを合わせている段階」と話した。来日時より体重4キロ減でキャンプへ向けた調子も順調だ。「韓国時代より早い仕上がり。今後は実際に日本の投手と対戦していく中で変えるべきところは変えていきたい」と柔軟に対応していく。
新外国人ブライアン・コーリー投手(36=前パドレス)が、04年巨人時代の同僚でもあるソフトバンク小久保と同じグラウンドで練習を行った。07年から2季にわたって松坂、岡島と一緒にレッドソックスでプレーするなど、温厚な人柄の親日家。「また日本でプレーすることで、西村新監督のチームですごくエキサイトしている」。25日に日本へ出発。キャンプでは、薮田と並ぶ救援陣の「再輸入コンビ」として注目を集めそうだ。
ロッテ的場直樹捕手(32)の佐也香夫人(33)が18日、大阪市内の病院で第2子となる長女を出産した。3270グラムで母子ともに健康。
独立リーグ、四国・九州アイランドリーグ(IL)の徳島はロッテから戦力外となった白川大輔内野手(20)と大谷龍次外野手(21)がトライアウトに合格し、入団に合意したと発表した。
ロッテ・金泰均が19日、来日後初めてフリー打撃を披露した。「打撃練習は3ヶ月ぶり。5割ぐらいで打った」とサク越えこそなかったが、中堅から右方向中心に65球。昨年3月のWBCでは松坂から特大弾を放つなどパワーヒッターのイメージが強いが、逆方向に打ち返す器用な一面も見せた。「思った通りのペースでできている。キャンプ、オープン戦でも調子を維持したい」と順調な調整をアピールした。
ロッテ・成瀬が19日、本拠地で自主トレを公開。「タイトル争いをしたい。(1番欲しいのは)最多勝」と力強く語った。年末年始も体を動かしており、ノックやダッシュなどを精力的にこなした左腕は「プロに入ってからのオフで1番(状態が)いい」と笑顔。清水が横浜へ移籍して開幕投手の最有力候補となり、「そこ(3月20日、対西武)に照準を合わせているつもり」と自信を見せた。
ロッテの新外国人・金泰均が千葉マリンでフリー打撃を行った。約1キロのマスコットバットでミートを心掛けたとあって65スイング中柵越えはなかったが、右方向へ鋭い打球を連発。18日にもフリー打撃を行っており「いい感じ。移籍したばかりだしオープン戦から結果を出さないと。早めに仕上げる」と話した。
ロッテの成瀬が19日、千葉マリンで自主トレを公開。初の開幕投手と最多勝のタイトルを目標に掲げた。清水が横浜に移籍し、新エースとしての期待が懸かる左腕は「開幕に照準を合わせている。07年のようにタイトル争いしたい。一番欲しいのは最多勝」。昨季後半戦から7連勝中で、パ相手に無敗だった07年の再現に意欲十分。元々安定している制球力に磨きをかけ「究極の目標は年間与四死球1ケタ」と意気込んだ。
プロ野球実行委員会が19日、都内のコミッショナー事務局で開かれ、来季からのセ・パ両リーグでの使用球統一に向けて検討を開始した。席上では1社限定で独占禁止法に抵触する恐れがあるなど慎重な意見も出たが、下田事務局長は「試合球の統一ということだから、コンセンサスは1社にするということ。問題点の洗い出しを含めて事務局でやっていきたい」と説明した。
今季はミズノなどメーカー4社のボールが使用されているが、8月には結論を出せるように実行委員会で議論していく。まずは国内使用球を統一し、その後で国際大会使用球に近づけていく方向だ。
また、この日、試合時間短縮に向けてイニング間の投手交代の制限時間が3分15秒から2分45秒に短縮されることや、世界大学野球選手権の壮行試合を7月26日(東京ドーム)に実施し、プロ野球選抜が大学日本代表と対戦することなどが決まった。
プロ野球の実行委員会が19日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、公式戦の使用球統一の具体的な検討に入ることを決めた。
来季から統一する方向で、提案した加藤コミッショナーは「私はいつもそう(統一すべきと)思っていますから」と話した。
五輪、WBCなど国際大会で日本のプロ選手は国際試合の使用球への対応に苦慮。加藤コミッショナーはかねて「国際基準に合わすべき」との見解を示しており、13年のWBCを見据えてローリングス社製(WBCの使用球)に反発係数などを近づけたボールで統一したい考えだ。日本野球機構(NPB)はメーカー側と意見交換し、統一するための準備期間、不測の事態に備えて1万ダースの在庫が必要となることを確認。統一の方法は今後の実行委で検討されるが、NPB・下田邦夫事務局長は「基本的なコンセンサスは1社への統一」と説明。今季の1軍の使用球はミズノ、ゼット、アシックス、久保田の4社だが、今季は12球団が使用するミズノ社製への統一が有力だ。
12球団1、2軍で使用されるのは年間約2万4000ダース。1社統一による独占禁止法への抵触も考慮した上で、8月までに基準設定して1社に絞り、来春キャンプからの統一を目指す。
全日本アマ野球連盟から申し入れのあったアジア大会(11月、中国・広州)へのプロ派遣については、実行委では結論が出なかった。
同様にプロの派遣依頼を受けたインターコンチネンタル杯(台湾)、台湾で開催が検討されるアジアシリーズに加え、MLB選抜との日本代表強化試合も同時期に開催が提案されたためで、NPB・下田事務局長は「それぞれの国際試合の兼ね合いを考える」と説明。巨人、阪神、ソフトバンク、楽天の4球団による特別委員会を2月3日に開いて検討することになった。
ロッテ成瀬が19日、千葉マリンスタジアムで練習を公開した。「07年のようにタイトル争いをしたい。(1番欲しいのは)最多勝」と力強く話した。年末年始も体を動かしていたという。「プロに入ってからのオフで1番(状態が)いい」と、ノックやダッシュ走などを精力的にこなした。清水が抜け、開幕投手の最有力候補。「そこに照準を合わせているつもり。行けと言われればいく」と自信を見せた。
今季からロッテに加入した金泰均が19日、千葉マリンスタジアムでフリー打撃を行った。18日から始めており、「2回目にしては調子がいい」と明るく話した。「バランスを合わせるために」と、右方向への打撃を繰り返した。時折鋭い打球を見せた強打者は、例年に比べ調整のペースが早いという。「外国人として新たにチームに加わった。オープン戦でも調子を維持しないといけないので、もっと早く(体を)つくろうと思う」と意欲的だった。
ロッテ・成瀬が千葉マリンで自主トレを公開。ランニング、キャッチボールなどに精力的に汗を流して順調な調整ぶりを示した。清水が横浜にトレード移籍し、開幕投手大本命の左腕は投手陣のリーダーの自覚十分。「開幕に照準を合わせているし、行けと言われれば行けるように準備を進めます。今年は勝利にこだわって(16勝1敗、防御率1.82だった)07年のようにタイトル争いしたい」と意気込んだ。
ロッテの新外国人・金泰均が千葉マリンでフリー打撃を行った。約1キロのマスコットバットで65スイング。安打性の当たりを連発した。昨春WBCで松坂(レッドソックス)から特大弾を放った新大砲は、持ち味の豪快な柵越えこそなかったものの、的確なミートと右方向を意識した打撃で器用な面も披露。「いい感じだった。韓国時代と同じようなペースで調整できている」と納得の表情だった。
野球の独立リーグ、四国・九州アイランドリーグ(IL)の徳島は19日、プロ野球ロッテから戦力外となった白川大輔内野手(20)と大谷龍次外野手(21)がトライアウトに合格し、入団に合意したと発表した。
巨人の清武英利球団代表は19日、イースタン・リーグの育成選手で編成する連合チーム「シリウス」について、今季は社会人野球を統括する日本野球連盟へのクラブ登録を断念することを明らかにした。
14日に日本野球連盟が、今季中のクラブ登録は困難とする見解を示していた。これを受け、この構想の旗振り役である清武代表は「日本野球連盟預かりの特例チームとして(社会人の大会に)出場させる。実質的に一歩を踏み出す。粘り強く実績を作っていくしかない」と話した。
社会人野球の日本選手権、都市対抗大会、全日本クラブ選手権には出場できないが、地方大会には参加できる。実績を積むことでクラブ登録につなげたい考えだ。
19日に行われたプロ野球の実行委員会で、12球団が試合で使用するボールを来年からメーカー1社に統一する方向で検討することが決まった。
昨年から使用球統一の構想を持っていた加藤良三コミッショナーが提案した。今年はミズノなどメーカー4社のボールが使われることになっている。席上では1社に限定することで独占禁止法に抵触する恐れがあるなど慎重な意見も出た。今後は下田邦夫事務局長らが1社にした場合の問題点の洗い出しを進め、8月に結論を出せるように実行委で議論していくことになった。
「熱き思いが壁を破る」。西村徳文監督(50)が嬉しそうに教えてくれた。石垣島での春季キャンプ中の2月2日に予定されている京都・伏見工業ラグビー部・山口良治総監督(66)の講演タイトル。企画した西村監督は今から話を聞くのが待ち遠しくてたまらない様子だった。「以前から私、そして若い選手達のために話をしてもらいたいという思いを持っていた。精神面はスポーツの中ですごく重要な部分。精神的な話をしていただき、何か大事なものを発見、もしくは思い出して欲しいと思う」。
山口良治氏。1980年代にTBS系で放送された人気テレビドラマ「スクールウォーズ」のモデルとなったことでも知られる高校ラグビーの熱血監督。75年に伏見工業ラグビー部監督に就任し、当時は無名だった弱小公立校を全国屈指の強豪校に育て上げた。共通の知人を通して、何度か話をする機会のあった西村監督は監督に就任するや、真っ先に同氏の講演を企画。自らオファーを行った。
「ONE FOR ALL。ALL FOR ONE。ラグビーでも、よく使われるその精神こそ今のロッテには必要だと思う。勝つことに対して全員が気持ちを1つにしたい。それが私の求めている野球。熱い思いで、毎試合臨みたいと思っている。そのことを選手達に分かってもらうためにも山口さんの力はどうしても必要。私が監督に就任した日から講演をお願いしたいと思っていた」。
山口氏も若き指揮官の熱い思いに講演依頼を快諾。キャンプ2日目の練習後に宿舎内で監督、コーチ、選手、スタッフ全員の前で話をしていただける運びとなった。
1月12日には2010年のチームスローガン「和」を発表。今までにはないシンプルな漢字一文字のスローガンとなったが、その中にチームにかかわる全ての人の気持ちを1つにして目標に向かってひたすら突き進みたいという新監督の強い気持ちが込められている。
「熱き思いが壁を破る」。球団では異例となる選手達のための講演会。話を聞き終えた時、選手達がどのような表情を見せるか。それを私は楽しみにしている。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)