わたしはかもめ2010年鴎の便り(2月)

便

2月3日

ロッテ・テギュン爆発、逆風でも22発[ニッカン]

ロッテの新外国人の金泰均(キム・テギュン)内野手(27=ハンファ)が3日、フリー打撃で48スイング中22本の柵越えを含む36安打と大当たりだった。逆風をものともせず5連発、6連発をマーク。「前日よりタイミングが取れるようになってきた。でも練習で打っても意味がない」と淡々と話した。西村監督は「1日1日慣れてきている。李承Y(巨人)がロッテに来た時より、確実性のある打撃ができる」と評価していた。

◇小林に「江夏魂」

新守護神の小林が、視察に訪れた元阪神・江夏豊氏からストッパーの心構えを伝授。「心がずぶとくないといけないと言われた。色々経験して乗り越えたい」と話した。この日はキャンプ初日から3連投で105球を投げ込み、シーズン本番を見据えた。「3連投は7年ぶり。最初はしんどかったけど感じがつかめてきた」とすがすがしい表情で話した。

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今岡合格、目潤ませロッテに骨うずめる[ニッカン]

前阪神の今岡誠内野手(35)がロッテで骨をうずめる覚悟を固めた。3日、入団テストを受けていた沖縄・石垣島のキャンプ地で合格決定。背番号はバレンタイン前監督がつけていた「2」で再出発することになった。フリー打撃終了後、西村監督から合格を告げられ「心の底から感謝という気持ちです。ここが最後の球団になることは間違いない。この思いを必ずバットに込めて結果を出したい」と、少し目を潤ませた。

阪神では首位打者や打点王のタイトルを獲得。だが昨年、ここ数年の守備の不安から戦力外通告を受けた。11月の12球団合同トライアウトに参加したが契約には至らなかった。このオフは「ユニホームを着るか着られないかの勝負」と、シーズン中と全く同じ練習メニューをこなしてロッテの入団テストに備えた。

キャンプ初日から打撃では持ち味の右方向への当たりを連発し、この日も柵越え1本をマーク。課題の守備、走塁ではノックを難なくこなして動けるところをアピールした。

当初は第1クール最終日の4日に合否を決定する予定だったが、4日にサインプレーがあることから1日早い発表となった。西村監督は「実績のある選手。1番の魅力は打撃。パ・リーグはDHがあるのでやってくれる力がある」と期待を寄せた。

4日に石垣島入りする瀬戸山球団社長と入団交渉を行う。年俸は昨季1億6000万円の10分の1以下となる1500万円まで落ち込むとみられる。背番号は球団から「2」と「44」を提示され、自ら若い番号を選んだ。「前監督の番号を背負うということは期待もあるし、責任もある。それだけの覚悟です」と言い切った。阪神で一時代を築いた男が新天地で意地を見せる。

今岡
「とにかく感謝の気持ちで一杯です。テスト期間は本当に緊張しました。また野球がやれる幸せを実感しながら日々を過ごせたらと思っています。1球1球、1打席1打席に魂を込めていきたいと思います。」

◇井口「いい競争」

アトランタ五輪で今岡と二遊間を組んだ、同期生の井口は入団を歓迎した。「誰もが認める選手。同じチームでプレーできるのは嬉しい。お互いに長くいい競争をしてチームを引っ張っていきたい」と話した。

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今岡がロッテ合格!背番号はボビーの「2」[サンスポ]

阪神を戦力外となった今岡誠内野手(35)が、ロッテの沖縄・石垣島キャンプで行われていた入団テストに合格した。3日、球団が獲得を発表した。背番号はボビー・バレンタイン前監督(59)が付けていた「2」に決定。年俸は1500万円前後になる見通しで、自身の最高年俸となる2006年の3億3000万円、昨年の1億8000万円から大幅ダウンで4日に正式契約を結ぶ。

ようやく緊張から解放された。この日の練習中に、西村監督から直接合格を告げられた今岡は、会見でユニホームを着られる喜びを口にした。「内に秘めている思いをバットに込めて、必ず結果を残したい。最後の球団になることは間違いない」。

野球を続けるため、プライドを捨てて入団テストにを受けた。通常2人1組で行うティー打撃も、自分でボールを置きながら黙々とバットを振った。不安視されていた守備面も他の選手と変わらない動きを見せ、合格を勝ち取った。

背番号はバレンタイン前監督の「2」に決定した。脱ボビー!?いやいや、テスト生に一桁の背番号を与える超異例の待遇こそ、35歳の新戦力への期待だ。

4日、正式契約を結ぶ。契約金と出来高はなしで、年俸は1500万円前後になる見通し。これまでの最高年俸(3億3000万円)の22分の1、昨年の1億8000万円からは12分の1。大幅減は確実だが「(条件面の希望をいうことは)ない」。野球を続けられることに意味がある。

阪神では首位打者や打点王のタイトルを獲得。華やかなプロ野球人生を歩んできた35歳のスターが、最後の勝負をかける。

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本領発揮!金泰均48スイングで22発[スポニチ]

ロッテの金泰均がいよいよエンジン全開だ。48スイングしたフリー打撃で6連発、5連発を含む22本の柵越え。逆風を切り裂き左翼、左中間へ14本、バックスクリーンに3本、右翼、右中間には5本と広角に打ち分けた。

安打性の当たりも14本で打率は驚異の.750。前日の柵越え1本から一転しての大爆発にも「練習でいくら打っても意味がない。試合が全てだから」と淡々と振り返った。昨春WBCの韓国代表4番は右足だけで立ったまま1本足でのティー打撃を繰り返し、軸足のタメを何度も確認。下半身のバランスを取り戻したことで本領発揮となった。

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決まった!今岡、ロッテが“最後の球団”[スポニチ]

ロッテの沖縄・石垣島キャンプにテスト生として参加していた前阪神・今岡誠内野手(35)の入団が3日、決まった。4日にも年俸など条件面の最終交渉を行い「ロッテ・今岡」が正式に誕生する。

縦ジマから縦ジマへ。背番号のないロッテのユニホーム姿で会見した今岡は「感謝の言葉に尽きる。このユニホームを着たくてやってきた。内に秘めた思いをバットに込めたい」と決意を述べた。阪神から戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトも受験。ようやく届いた吉報に「(現役)最後の球団になることは間違いない。何でもやる覚悟です。前に進むだけだし思う存分やりたい」と口元を引き締めた。

この日のフリー打撃では“ロッテ1号”となる柵越えも披露。当初は第1クール最終日の4日に合否を決めるとしていた西村監督は結論を前倒して合格を通達した。「実績のある選手。普通に動ければ合格を出そうと思っていた。問題なかった」。阪神で首位打者や打点王のタイトルを獲得している今岡に「1番は打撃。パ・リーグはDHがあるのでやってくれる力がある」と大きな期待を寄せた。

年俸は昨季2億円から十分の一以下となる可能性が高い。だが、どん底を見た今岡は「(条件に)何も言うことはない」と新天地での活躍だけを見据えて前を向いた。

◇背番号はボビーの「2」

今岡の背番号はバレンタイン前監督がつけていた「2」に決まった。球団からは空き番として2と44を提示されたが、西村監督は「前監督の番号ではあるが、あれだけの実績がある選手だし、1ケタ番号の方が相応しい」。その助言にも従う形で、最終的に今岡が2を選択した。

オリックス岡田監督
「本当は去年のうちにハッキリさせなアカンねんけどな。でも良かったんちゃうか。ユニホーム着ている限りはチャンスがあるということやから。」
阪神真弓監督
「決まってよかったね。本当に頑張って欲しい。」
阪神南球団社長
「新天地で気分一新、頑張って欲しいです。」

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「ロッテ・今岡」が1日早く誕生[報知]

「ロッテ・今岡」が誕生した。キャンプにテスト生として参加していた元阪神・今岡誠内野手(35)に、西村徳文監督(50)が3日、直接合格を言い渡した。背番号はバレンタイン前監督が昨年まで6年間つけた「2」に決定。今岡は「感謝に尽きる。内に秘めた思いをバットに込めて、必ず結果を出す」と誓った。

当初は第1クール終了の4日に合否が出される予定だった。だが3日までの練習を見守った指揮官は、「右方向へ打つ技術は素晴らしいし、内角球もヒットにできる。技術はトップクラス」と絶賛し、前倒しで合格を発表。今岡も「阪神の頃からバットで貢献してきた自負がある」と05年打点王の意地を見せるつもりだ。

球団からは背番号「2」と「44」が提示されたが、迷わず「2」を選択。「背負うことに、それなりの責任がある」と重圧のかかる1ケタを選んだ。

大学時代から親交のある井口とも晴れてチームメートになった。「彼がいるのは心強い。ロッテが最後の球団になるだろうし、一緒に日本一になれたら最高」。4日にも瀬戸山球団社長ら球団幹部が石垣島を訪れ、正式に契約を結ぶ。

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アマ要請のプロ選手派遣は結論に至らず[ニッカン]

巨人、阪神、楽天、ソフトバンクの4球団の球団代表が3日、宮崎サンマリンスタジアムで特別代表者会議を開いた。アマチュア側から要請のあったアジア大会とインターコンチネンタル杯へ、プロ選手だけで組織したチームを派遣するかなどについて話し合ったが、結論には至らなかった。3月3日の実行委員会で全球団の意見を再確認し決める。アジア大会は選手の1次登録が5月31日と早く、順位が決まっていない状況のため、代表選手を選びにくいことや、選手会との合意が必要なことが、即断できない要因となっている。

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NPBがアジア大会へのプロ派遣など協議[サンスポ]

日本プロ野球組織(NPB)の「国際大会派遣などを検討する特別委員会」が3日、宮崎市内で開かれた。巨人、阪神、楽天、ソフトバンクの代表者とNPBの下田事務局長らが出席し、アマ側から要請されている10月のインターコンチネンタル杯(台湾)、11月の広州アジア大会(中国)へのプロ派遣などを協議した。

両大会には若手中心に選手を派遣する方向だが、正式決定は3月3日の実行委員会へ先送りされた。下田事務局長は「アジア大会の第1次選手登録は5月31日であまり時間がない。早く進めたい」とだけ話した。派遣決定後に代表監督などの選考方法も議論する。

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金泰均が柵越え連発22本[ニッカン]

2日の打撃練習では1本の柵越えに終わったロッテの金泰均が、この日は48スイングで22本のスタンドイン。「タイミングが取れてきた」と充実した表情だった。中越えへの豪快な一打も。4番候補が長打力を見せた。宿舎ではDVDでパ・リーグの投手の研究をして過ごすなどまじめな性格。「試合が全て」と気を引き締めることも忘れなかった。ロッテ時代の李承Y(現巨人)と比較し、西村監督は「そこまで長打力は出していないけど、確実性がある」と評価した。

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成瀬は初のノースロー調整[ニッカン]

ロッテの左腕エース成瀬善久投手(24)が3日、初のノースローで強化メニューをこなした。初日121球、2日目120球を投げ込み、やや体に張りがあることからこの日は登板回避した。「疲れはあるけど状態はいい。1クール400球をメドにして投げ込みたい」と話した。第1クール最終日の4日に150球を投げ込む予定だ。昨季はチームトップの11勝を挙げて、今季の開幕投手が確実。「そこ(開幕)に照準を合わせている」と自分のペースで仕上げていく。

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今岡の獲得を発表、背番号2[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督は3日、沖縄・石垣のキャンプ地で会見し、前阪神の今岡誠内野手(35)を獲得すると発表した。背番号はバレンタイン前監督がつけていた「2」。

阪神から昨年、戦力外通告を受けた今岡は、入団テストを受けるためにロッテのキャンプに参加していた。西村監督は「実績のある選手。普通に動ければ合格を出そうと思っていた。問題なかった」と語った。

今岡は阪神で首位打者や打点王のタイトルを獲得。西村監督は「1番は打撃。パ・リーグはDHがあるのでやってくれる力がある」と期待を寄せた。

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ロッテ、14年ぶりにあの二遊間復活[スポニチ]

ロッテの石垣島キャンプは第1クール3日目を迎え、今キャンプ初めて外野手も交えたシートノックを行った。同い年の二塁・井口と三塁・今岡は、銀メダルを獲得した96年アトランタ五輪で二遊間コンビを組んで以来となるシートノックでの共演。早朝体操後の声出しで「熱い気持ちを持って1日1日を大事に練習していきたいと思います!」と声を張り上げたドラフト4位・清田は、本塁へのダイレクト返球などレーザービームを連発して強肩をアピールしていた。

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今岡獲得、背番号2[千葉日報]

千葉ロッテは3日、沖縄・石垣のキャンプ地で、前阪神の今岡誠内野手を獲得すると発表した。練習後、会見を開いた今岡は「本当に感謝している。心の底から出てくる言葉」とすがすがしい表情だった。背番号はバレンタイン前監督がつけていた「2」。

昨年、阪神から戦力外通告を受けた今岡は、入団テストを受けるためにキャンプに参加。この日の練習中に監督から直接、合格を伝えられた。「最後の球団になることは間違いない。内に秘めた思いをバットに込めて、チームに貢献したい」と力強く語った。

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