2月5日2月5日ロッテにテスト合格した前阪神の今岡誠内野手（35）が5日、年俸1500万円（推定）出来高払いなしで正式に1年契約を結んだ。昨季の年俸1億6000万円から約10分の1にダウンしたが「自分から球団に（金銭面を）話すことは全くない。今回契約してもらい感謝しかない」と話した。今後は単身赴任でチームに帯同する。「ロッテファンの方には『今岡なら何かやってくれそうだな』というものを見せたい」と意気込んだ。
瀬戸山球団社長は「打撃の技術に加え、もちろん守りでも頑張って欲しい。他の選手の刺激にもなる」と期待を寄せた。ポジションは指名打者か三塁で、新外国人の金泰均も一塁か指名打者のため、昨年のスタメン福浦（一塁）と今江（三塁）を含めた激しい争いとなる。西村監督が目指す、チーム内競争からの底上げにも大きく貢献することになりそうだ。
ドラフト1位の荻野貴司外野手（24＝トヨタ自動車）、2位大谷智久投手（24＝トヨタ自動車）、4位清田育宏外野手（23＝NTT東日本）のルーキー3人が、キャンプ休日のこの日、石垣市内で八重山舞踊に挑戦した。民族衣装に着替え、豊作を願うマミドーマという踊りを披露。女装した荻野貴は「女装は初めて。結構いけるなと思った」と照れ笑い。プロ1年目から実りの多いシーズンにする。
ロッテのキャンプにテスト生として参加し、3日に合格した元阪神の今岡誠内野手（35）が5日、正式契約を結んだ。1年契約で年俸は1500万円。「1年勝負だし、前だけ向いて自分の力を出してやっていくだけ」と誓った。
阪神時代の年俸1億6000万円から約10分の1となっても、35歳の表情は晴れやかだった。「条件の話はしないと心に決めていた。チームに貢献することが感謝になると思います」。お金より、野球ができる喜びが何よりと強調した。
阪神時代のチームメートらからは電話で祝福を受けた。兵庫在住だが、千葉へは単身赴任する。「ファンの方に、今岡はやってくれそうだというのを早く見せたい」。ロッテの新背番号2が復活ロードを着実に歩む。
ロッテ・荻野貴、大谷、清田の新人3選手が石垣島キャンプ初の休日に八重山舞踊「マミドーマ」に挑戦した。豊作を願う踊りで、荻野貴は「伝統ある踊りができて幸せ」。真っ赤な口紅を塗って女性役を務めたことには「恥ずかしい」と言いながらも美に目覚めた様子で、選手宿舎に戻るとアロマテラピー、全身泥パックなどで疲れを癒やしていた。
ロッテは5日、沖縄・石垣市のキャンプ宿舎で前阪神・今岡誠内野手（35）と契約を結んだと発表した。
1年契約で、年俸は昨季2億円の10分の1以下となる1500万円。テスト生として石垣島キャンプに参加し、3日に西村監督から合格を伝えられていた今岡は「（金額）条件は関係ない。感謝の気持ちでいっぱい。何が何でもチームに貢献する気持ち」とあらためて強い意気込みを示し「これからは試合で結果を出すためにどうするか、具体的な気持ちで練習できる」と続けた。
「ロッテ・今岡」が正式に誕生した。ロッテは5日、沖縄・石垣市のキャンプ宿舎で前阪神・今岡誠内野手（35）と契約を結んだと発表。1年契約で、年俸は昨季2億円の10分の1以下の1500万円で出来高もない厳しい条件だが、今岡は「感謝の気持ちでいっぱい。何が何でもチームに貢献する気持ちです」とあらためて強い意気込みを示した。
瀬戸山球団社長との契約交渉後、スーツ姿で現れた今岡の表情は晴れやかだった。「全く条件の話はしていない。トライアウト前から、とにかく野球が続けられれば、という気持ちでしたから」。先月28日に石垣島入り。テスト生として1日からキャンプに参加し、3日に西村監督から合格を伝えられていたが、契約を結んだことで早くも次なる戦いに目を向けた。「これからは試合で結果を出すためにどうするか、具体的な気持ちで練習できる」。首脳陣は指名打者での起用も検討しているが、三塁手としてもPL学園の後輩・今江とのレギュラー争いに負けるつもりはない。
3日の入団決定後は金本ら古巣のチームメートやスタッフにも報告し、祝福と激励を受けた。家族を安心させることもできた。「1年1年の勝負ですし、前だけ向いて自分の力を出すだけ。ロッテファンにも早く試合で認めてもらい“何かやってくれそうだ”というものを見せたい」。キャンプ後は当面、単身赴任となる“さすらいの天才ヒットマン”が千葉に新風を吹き込む。
ロッテの沖縄・石垣島キャンプで入団テストに合格した今岡誠内野手（35）が5日、正式契約を結んだ。年俸は1500万円で、契約金や出来高などはなし。晴れてチームの一員となった今岡は、打撃だけでなく、三塁守備にも意欲を見せた。
お金じゃない、勝負する場所が欲しかった。プロ14年目の再出発。過去最高年俸の3億3000万円（2006年）、昨年の1億8000万円から大幅ダウンの1500万円。出来高払いや契約金でのカバーもない。
だが今岡は、晴れやかな笑顔で抱負を語った。「やるからには打つだけじゃなく、守備など色々な面で頑張っていきたい。これまではテスト。今度は試合で結果を出すためにどうするか、具体的な気持ちで練習できる」。入団テスト時に不安視されていた守備面に問題はない。ノックの動きも軽快だ。
当初は指名打者と見込んでいた西村監督も「三塁も考えています」と、守備での起用も表明した。ロッテの三塁には生え抜きのスターで、今岡にとってはPL学園高の後輩にあたる今江がいる。いいライバル関係となりそうだ。
ロッテの石垣島キャンプは初の休日を迎え、荻野貴、大谷、清田の新人3選手が地元の八重山舞踊「マミドーマ」に挑戦した。ドラフト1位・荻野貴は口紅を塗って女性役を務め「女装は人生初です」と苦笑い。農作業で豊作を願う踊りで、今季の新人が豊作となる願いも込められていた。そんな中、第1クールで611球を投げた大谷は、6日にフリー打撃への登板が決定。「生きのいい球を投げていきたい。（同僚に）内角は投げにくいし、アウトローにビシッといけばいい」と意気込んだ。
ロッテは5日、沖縄・石垣のキャンプ宿舎で前阪神の今岡誠内野手と契約を結んだと発表した。1年契約で年俸は阪神時代の1億6000万円から大きく下がり、1500万円。今岡は「何が何でもチームに貢献する気持ち」と力を込めた。
今岡は入団テストを受けるためにキャンプに参加し、3日に西村徳文監督から合格を伝えられていた。「これまではテスト。今度は試合で結果を出すためにどうするか、具体的な気持ちで練習できる」と語った。
瀬戸山隆三球団社長は「優勝に向けて、貴重な戦力になってくれることを期待している」と話した。（金額は推定）
ロッテの石垣島キャンプにテスト生として参加し、入団の決まった今岡誠内野手（35）が5日、年俸1500万円（推定）で球団と単年契約を交わした。契約金や出来高はない。今岡は「この1年が勝負となる。あとは前を向くだけ」とすっきりした表情を見せ、「改めてチームのため、何が何でも貢献したい気持ちで一杯になった」と決意を表明。瀬戸山隆三球団社長は「V奪回へ向けての貴重な戦力として期待している」と述べた。
プロ野球界に衝撃が走った。オリックス小瀬浩之外野手（24）が5日午前11時37分、春季キャンプでチームが宿泊する沖縄・宮古島市内のホテル敷地内で転落死しているのが見つかった。ホテルの従業員が発見し、119番通報。救急隊が駆けつけた時には、死亡していた。地元宮古島警察署は事件性はなく、飛び降り自殺した可能性が高いとみて調べている。小瀬選手は左の俊足巧打で「イチロー2世」の呼び声が高かった若手有望株だった。
プロ野球のキャンプ中に選手が死亡する衝撃の事件が起きた。オリックスが宿泊するホテルの従業員が5日午前11時37分、「男性が血を流して倒れている」と消防へ通報。到着した救急隊が2階部分の屋根で、仰向けの状態で血を流している小瀬選手を発見、死亡を確認した。靴は履いていなかったという。
現場に向かった宮古島市消防本部上野出張所の担当者は「到着時には呼吸、意識がなく、死後硬直していた。特に後頭部のケガが激しかった」と話した。現場検証した宮古島警察署は「今のところ事件性はない」と判断。11階建てホテルの上階から飛び降り自殺した可能性が高いとみて、詳しい状況を調べている。
この日は春季キャンプ最初のオフだったが、午後3時過ぎに岡田監督、横田管理部長、小瀬選手と関係が深かった北川、大引、迎の3選手が、警察で事情を聴かれた。6日には由紀子夫人、父親ら遺族が宮古島に入り、警察から説明を受ける。岡田監督らがホテルに戻った午後4時から緊急ミーティング。長村編成部長らが「転落死」の事実と警察の調査が続いていることを伝えた。会場を出てきた選手の中には、目を赤くするものもいた。
球団では村山球団本部長が急遽大阪から宮古島に駆けつけ、午後8時から緊急会見を開いた。「一緒にやってきた仲間を失い、何を申し上げていいか分からない。頭の中が真っ白」とうつむいた。自殺か事故か、遺書の有無など詳細には、遺族が到着していないことや警察で調査中を理由に明言を避けたが、「若くて将来を有望視されていただけに、大変、残念な気持ちです」と肩を落とした。
前日4日、小瀬選手は普段通りに練習に参加し、精力的に特打もこなしていた。一方で、トレーニング室では元気がなく、帰りのバスでは頭からタオルをかぶり、座席に身を沈めている姿が目撃されている。激励のため球場を訪れた旧知の人物が声をかけた時も、暗い表情だったという。
08年に大学・社会人ドラフト3巡目指名で入団し3年目。昨年は外野の準レギュラーで78試合に出場、打率3割3厘だった。昨年1月にマリナーズ・イチローと合同自主トレした際には「天才肌」とセンスを認められ、「愛すべきキャラ。僕は好きなタイプ。スッとぼけているし、どんな舞台でもできそう。名前もホゼにすればいい」と太鼓判を押されていた。今季は前カブスの田口の加入で外野の定位置争いは激しくなっていたが、右翼のレギュラー候補だった。
08年12月に由紀子夫人と婚姻届を提出し、昨年12月に挙式したばかりだった。将来を嘱望された24歳の早すぎる死。岡田新監督を迎えた新生オリックスが、驚きと悲しみに包まれた。