わたしはかもめ2010年鴎の便り(2月)

便

2月12日

投内連係繰り返す[千葉日報]

千葉ロッテのキャンプは12日、小雨の降る中で午前中に投内連係を行った。若手投手陣を中心に、バント処理や一塁ベースカバーの入りを繰り返し練習。その後はランナーをつけてランダウンプレーを行った。午後は軽めのメニューで切り上げた。13、14日には紅白戦が予定されている。前日に続き体調が万全でない金泰均は、午前中のメニューのみをこなして午後は静養した。

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大嶺兄・唐川よ「西本・江川」伝説継承だ[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(21)と唐川侑己投手(20)のコンビが、80年代巨人の「西本−江川」伝説を継承する!西本聖投手兼バッテリーチーフコーチ(53)が伝説再現を指南することになった。

西本コーチ
「チーム内に強力なライバルがいることで、お互いが大きく成長する。私も9年間、江川さんと練習をともにした。キャッチボールも9年間パートナーだった。江川さんにだけは負けないように、走り続けたし。ブルペンでも一緒に投げ、1球でも江川さんより多く投げようと、先に終わることはなかったんじゃないかな。ブルペンキャッチャーも音を上げていたよね。そんな2人だから今、仲がいい。あの2人にも、そんな関係になって欲しい。」

若き右腕2人の切磋琢磨を求めた。

ドラフト外入団の西本と「空白の1日」に代表される超エリートの江川は、当時の巨人では好対照。81年の江川投手5冠で、西本沢村賞受賞は2人のライバル物語を象徴している。年齢1歳差というのも大嶺と唐川と同じ。速球派の大嶺が江川で、キレの唐川が西本といったところか。新・西本−江川のバトルで、チームを熱くしてもらいたいと、同コーチは願う。

2人に期待は伝わっている。全投手に課されたキャンプ2000投球レースも、2人が若さで牽引。12日、ブルペンで94球投げた大嶺は、ここまで1541球。唐川はこの日75球でトータル1351球。「西本さんと江川さんみたいな間柄になれればいいですね」と唐川。切磋琢磨が実る時、ロッテに投手王国が完成する。

◇また半ドン早退、テギュン

前日体調不良でリタイヤした金泰均内野手(27=ハンファ)が、2日連続の半ドン早退となった。ノック後にめまいを訴え早退。西村監督は「前日と同じと言ってきたので返した。明日は大丈夫だと思う」と、13日の紅白戦は出場する予定と話した。

◇フリーで不安一掃、薮田

薮田が初めてフリー打撃に登板した。低めへの制球もよく、91球を投げて安打性は7球のみ。第2クールで右足首を捻挫していたが、不安を一掃する投球だった。「まだ100%ではないけど、いい感じ。初めて打者に投げたわりには良かった。イメージ通り」と納得の表情だった。

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テスト生・テヘラに西村監督高評価…ロッテ[報知]

ロッテのキャンプにテスト生として参加しているキューバ出身の左腕マイケル・テヘラ投手(33)が12日、32球のブルペン投球を披露した。西村徳文監督(50)ら首脳陣の前で、メジャー通算11勝の片鱗を見せた。

スリークオーターからテンポよく投げ込んだ。「自分の持ち味はコントロール。カーブもカットボールも両コーナーに投げられるんだ」。決め球は縦に割れるカーブ。西村監督も「制球は良さそう。変化球のキレもいいんじゃない」と評価した。

身長は172センチだが、ガッチリした胸板に加え、顔もオリックス・カブレラにそっくり。「似てる?ありがとう。彼のように日本でプレーできるなら、生涯日本でやりたい。家族も文化を学べるからね」。13日に登板予定の紅白戦の結果で合否が決まる。米国のマイアミに残してきた家族のためにも、全力で“ジャパニーズドリーム”をつかみにいく。

マイケル・テヘラ(Michael Tejera)
1976年10月18日、キューバ生まれ。33歳。94年に米国へ亡命。95年、マーリンズにドラフト6巡目指名で入団。99年にメジャー初登板。2005年にレンジャーズで3試合投げて以降、メジャー登板なし。大リーグ通算111試合で11勝13敗、防御率は5.14。昨季はメキシカンリーグを含め、マイナー4球団を渡り歩き、7勝3敗。172センチ、80キロ。左投左打。

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唐川Vs大嶺、ロッテでGライバル伝説再現[サンスポ]

ライバル伝説を復活させる。ロッテの西本聖1軍投手兼バッテリーチーフコーチ(53)が沖縄・石垣島キャンプの12日、大嶺祐太投手(21)と唐川侑己投手(20)を互いにライバル視させる“教育プラン”を明かした。同コーチは1歳差の両右腕に、巨人の現役時代にしのぎを削り、同じく1歳差だった江川卓氏(54)=野球評論家=と自身を重ねた。大嶺が「江川」で唐川が「西本」。2人の強烈なライバル関係がロッテ浮上の力になる。

江川Vs西本。あの“構図”を若き2人の右腕にあてはめた。西本投手コーチが、投手陣再建に向けて推し進める“方針”を初めて明かした。「競う相手がいた方が強くなれるんだ。ブルペンに入る時間や練習内容が一緒なら、相手を意識することができる」。

若き日の記憶が鮮明に蘇った。エースとして活躍した巨人時代、1歳上の江川氏が最大のライバルだった。キャンプのブルペンで互いに意地になり、330球を投げ合ったこともあった。

自分を強くしてくれたのはライバルがいたから。だから決めた。大嶺を江川氏に、唐川を自身に重ねて競わせる。

実はこのキャンプ、これでもか!!というほど徹底している。宿舎(1人部屋)は当然、隣同士。常に行動をともにさせる。練習メニューも全く同じ。ブルペンも並んで投げ込ませる。かけるハッパも「唐川(大嶺)の方がいい球を投げているぞ」。

この日も同時にブルペン入り。キャンプ通算で大嶺の球数は「1541」、唐川も「1351」に達した。

そんな“チーム方針”を両右腕も理解している。「江川さんと西本投手コーチのような関係になれれば」と同じ言葉を口にした。

「江川さんが登板したときは、いつも“打たれろ”と思っていたけど、オフは一緒にゴルフに行ったり、私生活は仲が良かったよ」。大嶺よ、江川さんになれ。唐川はオレになれ−。今季、成績だけではなく、2人の“関係”に注目だ。

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テスト生のテヘラ、13日の紅白戦に登板へ[スポニチ]

ロッテのテスト生として11日から参加している元レンジャーズのテヘラが、ブルペン入り。変化球を交えて32球を投げた。メジャー通算11勝左腕は「自分の持ち味は両サイドへの制球力。チャンスを与えてもらって嬉しいし、頑張るだけ」。西村監督は「変化球の切れは良さそう」と評価。13日の紅白戦に登板予定で、翌14日の紅白戦と合わせて投球をチェックし、合否を決める。

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キューバ左腕テヘラをテス[ニッカン]

ロッテの入団テストを受けるキューバ出身左腕マイケル・テヘラ投手(33=元レンジャーズ)が12日、沖縄・石垣島でブルペン投球を披露した。約30球のブルペン投球に、西村監督は「球数が多くないので、今日は参考にならない。明日(13日)明後日(14日)の紅白戦で見てからだね」と評価を保留した。テヘラは「感じは良かった。明日、投げるのが楽しみだ」と話した。

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めまい…金泰均2日連続で早退[ニッカン]

ロッテの新外国人・金泰均(キム・テギュン)内野手(27)が、体調不良のため2日連続の半ドン早退となった。前日11日にめまいを訴え早退したものの、この日は最初から練習に参加。ただ、ノックを受けた後に、「前日と同じ症状」と訴えたため、大事をとって早退した。明日13日はキャンプ最初の紅白戦を行うが、西村監督は金を起用する予定と話した。

また、紅白戦はいきなり9イニング行う。「3月20日と開幕が早いからね」と西村監督。投手、野手ともに早めに実戦感覚を養うことが急務と意図を説明した。

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これなら歓迎!ロッテ汗だくキャンプに“恵みの雨”[スポニチ]

ロッテの石垣島キャンプは2度目の雨に見舞われた。1日の歓迎セレモニー中のスコールで室内練習場での始動を余儀なくされて以来、第3クール2日目にして2度目。それでも今回は小雨でグラウンドは使用できる状態。ここまで連日、少し動いただけで汗びっしょりになるほどの晴天が続いていただけに、アーリーワークの筋力トレーニングを終えた井口は「たまには、こういう天気もいい。暑すぎると体力の消耗が激しい。涼しければ練習もはかどります」。“恵みの雨” と歓迎していた。

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ロッテ、初日以来の雨…実戦練習は中止[サンスポ]

ロッテは12日、キャンプ初日以来の雨に見舞われた。13日に紅白戦が始まるが、シート打撃など実戦練習は中止となり、野手はフリー打撃で汗を流した。気温は前日に比べて9度も低い18度。井口は「寒いっすね〜。でも、これくらいの方がいいかな」と黙々とバットを振っていた。

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ロッテ・金泰均、またも吐き気で午後練パス[サンスポ]

前日11日に吐き気などを訴えたロッテ・金泰均(キム・テギュン)が12日も午前中で練習を切り上げて宿舎で静養した。午前中に行われた挟殺プレーの練習では一塁の守備についたが、午後のフリー打撃はパス。「昨日と同じ症状を訴えたので、大事をとらせた」と西村監督。13日の紅白戦出場は、当日の様子を見て判断する。

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