1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
紅組 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
白組 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 6 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 早坂 | 4 | 1 | 0 |
2 | 遊 | 塀内 | 2 | 1 | 1 |
3 | 右指 | サブロー | 3 | 2 | 0 |
4 | 一 | 金泰均 | 3 | 1 | 2 |
5 | 三 | 今江 | 2 | 0 | 0 |
6 | 左右 | ムニス | 3 | 1 | 0 |
7 | 二 | 根元 | 3 | 1 | 0 |
8 | 指左 | 神戸 | 3 | 0 | 0 |
9 | 捕 | 的場 | 3 | 0 | 0 |
計 | 26 | 7 | 3 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 遊 | 西岡 | 4 | 1 | 0 |
2 | 中 | 荻野貴 | 4 | 1 | 0 |
3 | 二指 | 井口 | 3 | 0 | 0 |
4 | 一 | 福浦 | 3 | 1 | 0 |
5 | 三 | 今岡 | 3 | 0 | 0 |
6 | 右左 | 南 | 3 | 0 | 0 |
7 | 左右 | 竹原 | 3 | 3 | 1 |
8 | 捕 | 里崎 | 3 | 2 | 3 |
9 | 指二 | 渡辺正 | 3 | 1 | 2 |
計 | 29 | 9 | 6 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
成瀬 | 3 | 13 | 4 | 3 |
川越 | 1 | 3 | 1 | 0 |
小林 | 1 | 4 | 1 | 0 |
松本 | 1 | 7 | 3 | 3 |
荻野忠 | 1 | 3 | 0 | 0 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
渡辺俊 | 3 | 12 | 3 | 3 |
薮田 | 1 | 5 | 2 | 0 |
那須野 | 2 | 8 | 1 | 0 |
内 | 1 | 3 | 1 | 0 |
千葉ロッテ外野のレギュラーの一角を狙う竹原が紅白戦で3安打。成瀬の外角低めの直球を強振し、中堅手の頭を越える打球を放つと、その後はきっちりと右前打と右翼線二塁打を決めた。
パワーと共に、キャンプで取り組む右方向への打撃もアピール。「タイミングが取り切れない中でも結果が出るのは自信になる」と言う。全体練習前のアーリーワークでは井口と行動をともにしており、「いい手本が近くにいるのでありがたい」。「師匠」譲りの広角打法で確実性アップを目指す。
バンクーバー五輪で金メダルを量産する韓国勢のように、ロッテ金泰均内野手(27)のバットが20日、輝きを見せた。初回の第1打席、渡辺俊の内角低めスライダーを豪快にすくい上げた。高々と上がりながら、強烈な逆風にも負けず、打球は左翼席へ。悠々とダイヤモンドを1周する姿が頼もしかった。金の紅白戦第1号は、今後の本塁打量産を期待させるものだった。
渡辺俊のタイミングを外すスライダーにもついていった。「直球だとか変化球だとかヤマを張るタイプではない。タイミングで打っている」と、対応能力の高さを見せた。試験的に内角スライダーを投げた渡辺俊も「うまいですね。そんなに甘い球ではなかったんだけど」と脱帽した。
約1ヶ月のキャンプ生活でチームにもなじんできている。来日時には韓国ラーメンをナインに手みやげで持参し配ったが、頼れる主砲への期待感は、信頼感とともに高まりつつある。西村監督も「今の段階で、ああいう打撃をしてくれるのは大きい。コースなりに打てるのがテギュンのすごいところだね」と、新4番候補が見せた実力の片鱗に、頬を緩めた。
新守護神の小林宏が、1イニング3三振の快投を見せた。最速139キロながら、キレのある速球で見逃しで2奪三振。「直球がシュート回転しないように気をつけた。思っていたより感じが良かった」と感触を口にした。今季から投手陣のキャプテンも務めるが「チームの優勝のために自分が一生懸命やらないといけないし、投げる姿勢でついてきてくれるなら、嬉しいことです」と、投手陣を引っ張っていく。
成瀬がセットポジションのフォーム修正のため254球を投げた。紅白戦で3回を投げたが、クイックの際にバランスを崩し、突然連打を浴びて3失点。そのままブルペンで感触をつかめるまで延々と投げた。「この時期、いつも出る課題が出てしまった。でも悪いところを確認できたのはいいこと。オープン戦で結果を出して、開幕投手に指名してもらえるよう頑張りたい。唐川?まだ早いです。先輩の意地がある。譲りたくない」と開幕投手に向けての熱い思いも口にした。
ロッテ・成瀬善久投手(24)が20日、紅白戦に今キャンプ初登板した。紅組の先発で3回を投げ4安打3失点だったが、試合後、志願して185球の投げ込みを敢行。18日に後輩の唐川が開幕投手に名乗りを上げたが、「譲りたくない」と真っ向勝負するつもりだ。
2回までは2三振を奪い、パーフェクトに抑えたが3回、下位打線につかまった。「走者が出てバランスが崩れた」。味方が相手ということもあり、内角を厳しく突けなかった。「(オープン戦では)ぶつけるぐらいの気持ちでいきます」と左腕は“ケンカ投法”を予告した。
昨季はチーム唯一の2ケタとなる11勝。当然、開幕投手の最有力候補だ。「唐川?アイツにはまだ早いです。でもいい若手がくると刺激になる。開幕にピークがくるように調整したい」。エースの座を譲るつもりはない。
20日、ロッテの紅白戦で小林が3三振を奪って1回無失点、セットアッパー候補の薮田、内、荻野忠らも好投した。前日登板の上野やD2位・大谷(トヨタ自動車)らもおり、救援陣の枠の奪い合いは激しくなりそう。西村監督は「順調にきているが、これからでしょう。(救援陣が崩れた)去年と同じ失敗はしたくないから」と笑顔はなし。7年目で快速球が売りの内は「まだまだですよ」と浮かれる様子はなかった。
ロッテの新外国人・金泰均が今キャンプ4度目の紅白戦で来日初本塁打を放った。
初回1死一塁、渡辺俊がカウント1―1から投じた内角スライダー。やや体勢を崩されながらもしっかりとらえると、強い逆風を切り裂いて左翼フェンスを越えていった。2日前なら見逃していた球だった。「昨日(19日)から引っ張れる球は引っ張る意識でやっている。試合に出ながら少しずつ慣れていきたい」。
13日の紅白戦、15日のケース打撃ではいずれも右翼へ2安打。内角の球には一切手を出さず、外寄りの球を右方向に打ち返す打撃を繰り返していた。根底にあるのは「右方向にしっかりした打球を打つのが自分の打撃の基本」という意識。それが完成したことで引っ張る打撃を解禁したのだ。
実際はすり足打法だが、ティー打撃では軸となる右足だけで立ち、左足を浮かせたまま打ち返す練習を20分近く行うこともある。昨春WBCで松坂(レッドソックス)から左翼へ特大弾。内寄りの直球系に強いイメージがあるが、強じんな下半身にしっかりタメをつくって球を呼び込んで打つことで、変化球にも外角にも対応できるのだ。
フリー打撃では打撃投手に外角ばかり要求する日と全コースに要求する日がある。石貫打撃投手兼チーフスコアラーは「昨日から打つポイントを前に変えた。右方向への打撃が完成したからでしょう。重心が低いし体重が右足に残る。変化球が多い日本にも対応できる」と分析する。
夜間も選手宿舎の駐車場で素振りする勤勉助っ人。「元々球種を絞らず、タイミングが合った球を打つ」という金泰均の赤バットが、いよいよ全開モードに突入した。
ロッテの竹原が、紅白戦で3打数3安打。成瀬から中堅フェンス直撃の二塁打を放つなど、すべて中堅から右方向に打ち返した。これで紅白戦通算14打数9安打の打率.643。昨季から井口の一番弟子として球をギリギリまで引きつける金森打法に取り組む右の和製大砲候補は「結果は出た方がいいけど、シーズンで打たないと意味がない」と満足せず、いつも通り居残り特打に取り組んだ。
ロッテの新守護神・小林が紅組の3番手で登板。2死から西岡に右前打されたが、アウト3つは全て三振で仕留めた。直球の威力、変化球の切れ、制球も文句なしの出来。最終回を想定してマウンドに上がったという右腕は「今の段階ではいい仕上がり。気持ち良かった」と振り返った。
外野のレギュラーの一角を狙うロッテ・竹原が紅白戦で3安打。成瀬の外角低めの直球を強振し、中堅手の頭を越える打球を放つと、その後はきっちりと右前打と右翼線二塁打を決めた。
パワーと共に、キャンプで取り組む右方向への打撃もアピール。「タイミングが取り切れない中でも結果が出るのは自信になる」と言う。全体練習前のアーリーワークでは井口と行動をともにしており、「いい手本が近くにいるのでありがたい」。「師匠」譲りの広角打法で確実性アップを目指す。
ロッテは20日、沖縄県石垣市でのキャンプを打ち上げた後に、ヤクルトなどと沖縄本島で行う練習試合(23〜25日)のメンバーを発表した。唐川、大嶺ら若手が主体で、井口や里崎、左太もも裏を痛めた大松らは石垣島に残って調整する。
ロッテ里崎智也捕手(33)が20日、紅白戦で攻守に存在感を見せた。打っては2安打3打点、守備でも素早い反応で早坂の盗塁を刺した。連日、居残りで特打を行うなど精力的にキャンプでの練習をこなしてきた里崎は「(今キャンプは)いい練習ができました。肩もまだ7割くらいですけど、足がよく動いてくれた」と手ごたえを口にした。
ロッテ・小野晋吾投手(34)が20日、沖縄・石垣島キャンプで“家電芸人”ならぬ“家電投手”ぶりを発揮した。ブルペンで捕手を座らせ82球のピッチング。「投球動作の解析をするため」に購入した高速の連写機能のついたデジタルカメラで球団スタッフにフォームを撮影してもらった。
1月に家電量販店でイベントに参加した際、家電が好きで量販店にもよく顔を出すと明かしていたベテラン右腕。投球を終えると、「どこでも見られるから便利だよね」と、早速画面とにらめっこしていた。
7年目のロッテ内竜也投手(24)が20日、衝撃のコメントで今季の活躍を誓った。朝の体操を終え、指名された内は1歩前へ出ると「5年前に車を盗まれました。家は姉歯にだまされました。なので今年はそれを取り戻せるよう活躍して稼ぎたいと思います」。ナインは笑っていいのか、拍手していいのか、微妙な空気になった。
ロッテは沖縄本島で予定している練習試合、23日のヤクルト戦(浦添)、24日の韓国・SK戦(嘉手納)、25日の日本ハム戦(名護)に帯同するメンバーを発表した。投手は23日先発の唐川、25日先発の大嶺、新人・大谷、新外国人のマーフィーとコーリーら14人。野手は主将・西岡、今江、新人・荻野貴ら15人。登板予定のない成瀬や渡辺俊、野手では井口、今岡らのベテラン組に加え左太腿裏の違和感を訴えている大松らが石垣島に残留して調整を続け、26日に名古屋で1軍本隊に合流する。