わたしはかもめ2010年鴎の便り(2月)

便

2月24日

練習試合…SK3−3千葉ロッテ(嘉手納)

123456789R
千葉ロッテ0000003003
SK0020100003

◇打撃成績

打順守備名前
1中左早坂411
2右中荻野貴400
3今江220
走二根元100
4竹原420
5ムニス300
111
6神戸411
7遊三塀内310
8斉藤410
9二遊渡辺正300
3393

◇投手成績

名前
荻野忠2600
那須野31853
香月1410
木村2600
伊藤1300

◇木村、2回完璧

2年目の先発候補左腕・木村がSK戦で2回を完璧に抑えた。4番手で登板すると、テンポよく打ち取った。西本投手コーチが「ブルペンでは悪かったのにびっくりした」と驚くほどの快投。木村は「開幕1軍を目指してやっている。オープン戦で結果を残していきたい。チャンスをつかめるように頑張りたい」と、やる気を見せた。

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唐川がマメで先発回避「シーズンが大事」[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(20)が25日の日本ハム戦(名護)の先発を回避することになった。24日、嘉手納で行われたSKとの練習試合の前にキャッチボールなどを行ったが、右手中指のマメの影響を感じたため、西本投手兼バッテリー総合コーチと話し合い、回避を決めた。「残念ですけど、悪化させてもしょうがない。シーズンで投げることが大事ですから」と焦りを封じ込めた。登板は3月3日の千葉マリンでの試合以降になるとみられる。

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西村監督「よく追いついた」[ニッカン]

ロッテが24日、韓国SKと沖縄・嘉手納で練習試合を行い、3−3で引き分けた。西村徳文監督(50)は初采配から2試合連続での引き分け。「負けなかったのが大きい。よく追いついた。最後まで諦めずにやってくれた」と3点差を追いついたことを評価した。この日、4番に入った竹原が盗塁を決めて同点への足がかりをつくるなど、相手のスキを突くことができたことを喜んだ。

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ロッテ、対照的な2人の左腕、ブルペンエースと度胸満点投手[スポニチ]

投手には色んなタイプがいる。ブルペンではもの凄いスピードボールでストライクをビシビシ投げ込むのに、いざマウンドに上がると別人。ストライクは入らない、打者に対する恐怖感から腕も全く振れない。いわゆる「ブルペンエース」だ。

一方、速い球を投げられずにブルペンでは全く目立たないが、いざマウンドに上がると打者を手玉に取る度胸満点の投球を見せる。実戦向きと言われる投手のことだ。

ロッテが24日に韓国・SKと行った練習試合で先発候補の両左腕がその典型だった。横浜からトレードで移籍した那須野は3回を5安打6四球3失点。ブルペンでは140キロ後半の速球を投げ込み、首脳陣の期待は大きかった。

だが、試合では四球連発で最速も138キロ止まり。西村監督、西本投手コーチは「ブルペンの姿とは違う。腕が振れずにボールを置きにいく」と口をそろえた。横浜時代から指摘された精神面の弱さは移籍しても克服されていないと感じた。

逆に木村は2回をパーフェクト。テンポ良く、ストライク先行で簡単に打者を打ち取った。最速136キロもフォークなど変化球を織り交ぜ、バットの芯を外す。ブルペンではストライクがなかなか入らない姿を見てきた西本コーチは「ビックリさせられた」と実戦向きな投球に驚きを隠せない。「打者が立つと投げやすい」と平然と言ってのける木村。その度胸たっぷりのマウンドさばきが今年は初めて1軍で見られそうだ。

那須野は昨年まで1軍で121試合投げた経験がある。能力の高さは誰もが認めるところなのだから、新天地で殻を破って欲しい。

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[我ら肉食系男子]ロッテ・西本コーチ[サンスポ]

ロッテの西本聖投手兼バッテリーチーフコーチ(53)が、「最近は(肉は)食べられなくなったけどね…」と言いつつ、食の思い出を聞かせてくれた。

江川卓氏(野球評論家)と共に一時代を築いた巨人の元エースは、遠征先では1人で行きつけの店に行っては、肉をほおばっていたという。チームメートだった王貞治氏(ソフトバンク球団会長)の食事の誘いを断ったことも…。それほど、スタミナをつける食の時間に集中したかった?ようです。

最近は肉の量が減ったというが、「『疲れた〜。じゃあ魚を食べよう』とはならないよね。疲労回復には、やっぱり肉だよ」。キャンプ中は焼酎を飲みながら豚肉のいため物などを食べ、体力をつけていた。

ブルペンでは大きな声で投手を叱咤激励する西本コーチ。体力、気迫は健在。その源は現役時代と同様に、やっぱりお肉でした。

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プロVSアマOK!4月から学生野球新憲章[ニッカン]

プロ対アマの試合が実現する。日本学生野球協会は24日、都内で評議員会を開き、プロアマ交流が大幅に緩和される学生野球憲章の最終案を全会一致で承認した。4月1日から施行する。1946年に制定されて以来、初めて全面改定となった新憲章では、これまで禁止されてきたプロアマの練習や試合などの技術交流を、一定の条件下で認めることになる。

新憲章の施行後、同協会はプロ野球を統括する日本野球機構(NPB)と合同の委員会を立ち上げ、両団体のトップが覚書を交わして具体的な規約の作成にあたる。その上で、プロ球団と高校、大学の単独チーム同士が、練習やオープン戦などで交流を図ることが可能になる。同協会・内藤雅之事務局長は「早くても秋のオープン戦ぐらいになる」と見通しを示した。

早大・斎藤佑樹投手(3年=早実)ら「ハンカチ世代」の在学中に実現する可能性はあり、プロアマの雪解けへ、大きな前進になった。新ルールの下、プロ対アマの有料入場が認められれば、収入の一部を当該連盟や全日本大学野球連盟で管理することで、アマ球界の育成費などが充実し、野球界全体の発展につながることも考えられる。

さらに、元プロ選手のアマ球界復帰期間短縮が検討される。現行制度では大学野球の監督就任には退団後2年、高校野球では退団後、高校の教諭として2年以上在職することが条件だった。内藤事務局長は「全て見直します」と、4月に立ち上げる新委員会で審議を開始する方針を示した。

また、過去に問題が起こった特待生制度は事実上認められ、今後の基準づくりは、日本高野連と全日本大学野球連盟に委ねられた。

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