1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 |
北海道日本ハム | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 遊 | 西岡 | 0 | 0 | 0 |
遊 | 塀内 | 2 | 0 | 0 | |
2 | 中右 | 荻野貴 | 3 | 1 | 0 |
3 | 三 | 今江 | 2 | 1 | 0 |
走二 | 根元 | 2 | 1 | 1 | |
4 | 一 | 金泰均 | 3 | 0 | 0 |
走一 | 神戸 | 1 | 1 | 2 | |
5 | 左 | 竹原 | 2 | 0 | 0 |
中 | 早坂 | 1 | 0 | 0 | |
6 | 右左 | 南 | 4 | 0 | 0 |
7 | 指 | ムニス | 3 | 0 | 0 |
8 | 捕 | 田中 | 3 | 2 | 0 |
9 | 二三 | 渡辺正 | 3 | 0 | 0 |
計 | 29 | 6 | 3 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 二 | 田中 | 2 | 1 | 0 |
二 | 高口 | 1 | 0 | 0 | |
打 | 今成 | 1 | 0 | 0 | |
2 | 指 | 坪井 | 2 | 0 | 0 |
打指 | 陽岱鋼 | 3 | 1 | 1 | |
3 | 中 | 糸井 | 3 | 0 | 0 |
4 | 一 | 高橋 | 3 | 0 | 0 |
遊 | 加藤政 | 1 | 1 | 0 | |
5 | 右 | 稲葉 | 2 | 1 | 1 |
右 | 村田 | 2 | 1 | 1 | |
6 | 三一 | 小谷野 | 2 | 0 | 1 |
7 | 左 | 中田 | 4 | 0 | 0 |
8 | 捕 | 鶴岡 | 2 | 0 | 0 |
捕 | 大野 | 2 | 0 | 0 | |
9 | 遊 | 金子誠 | 2 | 0 | 0 |
三 | 飯山 | 2 | 2 | 0 | |
計 | 34 | 7 | 4 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
上野 | 3 | 14 | 2 | 1 |
コーリー | 2 | 6 | 0 | 0 |
松本 | 2 | 6 | 0 | 0 |
内 | 2 | 13 | 5 | 3 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
八木 | 5 | 18 | 3 | 0 |
建山 | 1 | 3 | 0 | 0 |
武田久 | 1 | 3 | 0 | 0 |
多田野 | 2 | 9 | 3 | 3 |
ロッテ西村徳文監督(50)が25日、初めてのカミナリを落とした。対外試合3試合目となる日本ハム戦で、牽制死やライナーで飛び出す走塁死などミスが連発、さらに8回に登板した内が押し出しの四球などで3失点とあって、スキのない野球を実践したい同監督も厳しく言わざるを得なかった。「情けないのは内。1軍を保障された訳ではないんだから、気持ちを出してもらわないと。走塁面でも、しっかりやっていこうと話している中でのことだからね。たくさん課題が出た試合でした」と振り返った。27日からはオープン戦がスタート。中日戦(ナゴヤドーム)では主力も合流する。初黒星の反省を生かして初勝利につなげる。
ロッテの西村徳文監督(50)は25日、日本ハムとの練習試合(名護)終了後に初カミナリを落とした。3−4で敗れ、これで対外試合は1敗2分けと初白星はまたもやお預け。4番手・内のマウンドに臨む姿勢や、走塁、守備でのミスを厳しく指摘した。
温厚な西村監督の口調に怒りがにじんだ。「情けないのは内。1軍と決まった訳じゃない。甘い考えだと、2軍に行ってもらわないといけなくなる」。やり玉に挙がったのは、気持ちが入らないまま4安打を浴び3点を失った8回の投球。西本投手コーチも「勝負をなめてる」とバッサリと切り捨てた。
3回無死一塁から牽制で刺され、7回には二直で二塁走者が飛び出し併殺。守備でも記録に残らないミスが重なり、指揮官は「内容が悪い。課題がたくさん出たゲーム」と最後まで怒りが収まらなかった。27日からは主力も合流し、オープン戦開幕となる中日3連戦(ナゴヤD)。気持ちを切り替え、まずは初勝利を目指す。
対外試合3戦目も白星ならず、温厚な新指揮官が初めてキレた。
日本ハム戦後、西村監督は自ら切り出して吐き捨てた。「情けないのは内。考え方が甘いし気持ちを出してやらないと。今日のような投球をしたら下(2軍)に行ってもらう」。4番手の内は8回に4安打2四球3失点。簡単にストライクを取りにいって打たれ、簡単に歩かせる。その投球からは必死さが感じられなかった。
走塁では3回無死一塁で田中が牽制死。7回も1死二塁から南の二直で二塁走者・神戸が飛び出し、併殺とミスを連発。「牽制死は2試合続けてだし、こういうことをしっかりやらないと勝てない」。27日のオープン戦・中日戦(ナゴヤドーム)から石垣島で調整していた井口、里崎ら主力が合流。指揮官は「もう1回やり直す」と最後まで厳しい表情だった。
新外国人コーリーが先発候補に躍り出た。4回に2番手で登板して2回を完全。中田を3球三振に打ち取るなどストライク先行の投球をみせた。1勝に終わった04年の巨人以来6年ぶりの日本球界復帰。「実力を証明したい」とクイック気味の投球フォームに変え、シンカーにカットと球種も増やした。中継ぎで起用する方針だったが西村監督は「先発も考えている」と期待した。
ロッテは対外試合3試合目も白星はならなかった。今季から指揮を執る西村監督は「内容が悪い。たくさんの課題が出た試合だった」と珍しく声を荒らげた。3−4と点差は1点だが、牽制死や走塁ミスなどが相次ぎ「守備や走塁をもう1度やり直さないと」。26日には名古屋へ移動し、オープン戦に備える。「気持ちを切り替えて、また明後日からやり直したい」と前を向いた。
ロッテ神戸拓光外野手(25)が日本ハム多田野から2ランを放った。9回、右翼席にライナー性の強い当たりで運んだ。しかし、この日は守備範囲のゴロを捕れずに安打にしてしまったり、ハーフライナーで飛び出して、二塁走者としてアウトになるなど、不満の残る内容。「僕の課題は守備と走塁だと思っている。全然ダメです。ああいうところで評価を落とす。(本塁打も)全然嬉しくないです」と表情は硬いままだった。