わたしはかもめ2010年鴎の便り(2月)

便

2月27日

中日5−1千葉ロッテ(ナゴヤドーム)

ロッテ・成瀬、中日・山井の両先発は、ともに立ち上がりの制球に課題を残した。ロッテは注目の金泰均が緩急と内角攻めに崩され、4打数無安打。救援の小林と藪田は無失点。途中出場の中日の新人、大島は好守でアピールした。

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中日30002000x5

◇里崎、側頭部の打撲

千葉ロッテの里崎が2回、頭部に山井の投球を受けて交代。名古屋市内の病院で検査を受けた結果「左側頭部打撲」と診断された。28日の出場は様子を見て決める。

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成瀬は開幕指名お預け「やっちゃった」[ニッカン]

ロッテの左腕エース成瀬善久投手(24)が初の実戦登板で5回5失点と不安を残した。初回は上体が前に突っ込む投げ急ぎで制球が甘く3点を許すと、5回にはカウント2−0からの甘い直球をタイムリーされて手痛い追加点。「開幕投手はやりたいけど、やっちゃったなという感じ」と反省。試合前に内容が良ければ開幕投手に指名する予定だった西村監督も「この内容ではまだ言えない」と、次回登板での修正に期待した。

◇福浦がマルチ

4年ぶり打率3割復帰を目指す福浦が、チーム唯一のマルチ安打で好スタートを切った。「まだまだこれから。この状態が続けばいい」と順調な仕上がりを口にした。いずれも2ストライクと追い込まれてからファウルで粘った後の安打だった。青山コーチは「チーム全体で右打ちと共に、粘り強い打撃を目指している」とベテランの打撃を評価した。

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西村監督、遠い1勝、成瀬乱調5失点…ロッテ[報知]

ロッテ・西村監督の初勝利はまたもお預けとなった。開幕投手筆頭候補の成瀬が5回7安打5失点と乱調。打線も3度の満塁機でボークによる1点だけという内容に、指揮官も首をひねった。

頼みの成瀬が初回に3安打2四球で3失点。先頭の立浪に11球を要し、リズムに乗り切れなかった。「自分らしい球を投げようと、変なプレッシャーをかけてしまった」。試合前、この日の開幕指名をにおわせていた西村監督も「この内容では(開幕投手と)いえない」と白紙を強調した。

昨季2ケタ勝利を挙げたのは11勝の成瀬だけ。昨年の開幕投手の小林も抑えに転向し、左腕以外に有力な候補がいないのが現状だ。石垣キャンプでは計1312球を投げ込み、疲労はピーク。それでもエースは「体はきついけど、調整したい。同じことを繰り返しちゃいけない」と誓った。

対外試合は練習試合3試合を含め、これで4戦2敗2分け。西村監督は「まだまだこれから。出たミスを修正できるか」と前向きだ。28日はサブマリン右腕・渡辺俊が先発。初勝利で“春一番”を吹かせられるか。

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ロッテ成瀬5回5失点、開幕“指名”お預け[サンスポ]

開幕投手候補の成瀬が先発したが5回7安打5失点。1回に投げ急ぐ悪癖から3失点し「立ち上がりで空回りした。やっちゃったなというかんじ」とうつむいた。西村監督は試合前、この日の投球内容次第で開幕投手を発表すると言明していたが、「こういう内容じゃ当然言えない。次にどんな投球をしてくれるか見たいですね」と厳しい表情を浮かべていた。

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ロッテ、ファウルで粘る“金森流”浸透[スポニチ]

1球でも多く相手投手に投げさせる意識が西村ロッテに浸透している。2、4回の福浦はカウント2−2から2球ファウルで粘り、ともに7球目を遊撃内野安打と右前打。昨季は1打席平均4.2球だったが「簡単には打ち損じないという考えはある。今の状態を続けられれば」という。

初回の金泰均、2回のサブローの空振り三振もカウント2−2からファウルを挟んでのもの。昨季は2度も全員三振を喫するなど淡泊な攻撃が目立ったが、今季は凡打の内容も変わってきている。金森打撃兼野手チーフコーチの指導で、全打者がミートポイントを捕手寄りに変更。ギリギリまで引きつけることで球の見極めが良くなり、ボール球には手を出さない。際どいコースの球はファウルで逃げられる確率が上がってきた。

多く投げさせることで相手の球にアジャストでき、スタミナ切れも誘える。20日の紅白戦でサブローと早坂に7球粘られた渡辺俊は「しつこい。簡単に凡打しないし相手はイヤでしょうね」と振り返る。オープン戦初戦は完敗だったが、青山外野守備兼総合ベンチコーチも「チーム全体で右打ちとともにそういう(粘りの)野球を目指している」と確かな手応えを口にした。

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成瀬、開幕投手へ課題「やっちゃったな」[スポニチ]

自身初の開幕投手を狙うロッテ・成瀬が、5回5失点と課題を残した。生命線の制球が定まらず、初回に2四球が絡んで3失点。2回以降は立ち直ったが、5回に再びつかまり「初回は投げ急いだし、腕の振りも緩かった。久しぶりの実戦だったけど、ぼろが出過ぎ。やっちゃったなという感じ」とうなだれた。試合前に好投すれば開幕投手を公言する可能性を示していた西村監督も「こういう内容じゃあ(開幕投手は)言えないね」と結論を先送りにした。

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成瀬乱調、西村監督初陣飾れず[ニッカン]

ロッテ西村監督就任後初のオープン戦を白星で飾れなかった。開幕投手候補筆頭の左腕エース成瀬が5回5失点と乱調。「持ち味のゆったりとしたフォームが出来ず、投げ急いでしまった」と反省した。西本投手コーチは「初の実戦でまず5回投げることが課題だったから、そういう意味では問題ない。フォームの修正点が分かっているから次はやってくれると思う」と期待した。

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ロッテ開幕投手候補「やっちゃった」[スポニチ]

ロッテの開幕投手最有力の成瀬は5回で5失点。オープン戦初登板を「課題は何もクリアできなかった」とうな垂れて振り返った。

1回は2四球から崩れて3点を失い、5回は3連打などで2失点。2〜4回は緩急を使って走者を許さなかったが「久しぶりの実戦で楽しみだったが、ぼろが出過ぎ」と厳しい顔を見せる。

開幕投手については「やるからには目指したいけど、やっちゃいました」とぽつり。西村監督は「この内容では(開幕投手は)言えないな」と話した。

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空気読んだロッテ、立浪“最終打席”は…[スポニチ]

昨季限りで引退した中日の立浪和義氏がナゴヤドームでの引退試合に出場。「1番・指名打者」で最後の打席に入った。5球目に一塁のファウルフライを打ち上げたが、ロッテ・福浦が場の雰囲気を読んで、キャッチせず、場を盛り上げた。ファウルで粘ったが最後は二飛に終わり、“最終打席”に付き合ったマウンド上の成瀬に握手を求め、ベンチに下がった。

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西村監督が落合監督と談笑[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(50)がオープン戦初戦の試合前打撃練習で、元チームメートの中日落合監督と約20分間談笑した。現役時代は落合監督から打撃指導を受けたこともあるという。「川崎球場の室内練習場が狭くて、落合さんが入ると他の人が入れない雰囲気があった」と、当時を懐かしんだ。落合監督から監督業のアドバイスがあったか聞かれると「それは内緒です」とけむに巻いたが、就任6年で2度のリーグ優勝を成し遂げた名将から見習うところは多いようだ。

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