わたしはかもめ2010年鴎の便り(4月)

便

4月23日

千葉ロッテ3−5福岡ソフトバンク(千葉マリン)

ソフトバンクの杉内が8回途中3失点でリーグ単独トップの5勝目。直球、変化球とも切れて13奪三振。打線は1回にオーティズの二塁打で先制、3回は小久保のソロ、6回は4連打などで3点を加えた。ロッテの大嶺は今季初黒星。

123456789R
福岡ソフトバンク1010030005
千葉ロッテ0000000303

◇井口が初アーチ

ロッテの井口が開幕26試合目でようやく初アーチ。昨季は4試合目で1号が出たが、「ホームランは欲しいと思っていない」と淡々と振り返った。8回2死一、二塁、ここまで2三振を喫していた杉内から外角高めのチェンジアップを左中間席に3ラン。13奪三振の好投を続けてきた杉内をマウンドから引きずり降ろしたが勝利には結びつかず、「もっと早い回に打っていればよかった」と悔やんでいた。

大嶺
「全体的に球が高かった。2ストライクからヒットを打たれたり、低めにボールを集めることができなかった。悔しい結果になってしまいました。寒さ?それは関係ないです。」(6回、被安打10、5失点)

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大嶺、今季初黒星

大嶺が6回5失点で降板し、今季初黒星を喫した。2試合連続完投中だったが、立ち上がりからボールが高めに浮き、初回から失点を許す苦しい展開。6回に四球から4連打を浴びるなど10安打と打ち込まれた。「2ストライクからヒットを打たれたり、低めにボールを集めることができなかった。寒さ?それは関係ないです」と悔いを残した。

◇井口、明日への3ラン

打線が杉内の前に7回まで毎回の13三振を喫した。それでも井口が8回2死一、二塁から意地の3ランで2点差まで詰め寄ったが及ばず。追撃弾を放った井口は「たまたまホームランになっただけ。(杉内は)次のカードでも当たる投手なので早い段階で打っておきたかった」とさばさばと話した。それでも西村監督は「8回の3点は明日につながる」と前を向いていた。

◇ドラ2大谷、完璧デビュー

ドラフト2位ルーキー大谷が1回1/3を無安打に抑える完璧デビューを果たした。7回2死一、二塁から3番手で登場して小久保を左飛に打ち取ると、8回は3者凡退に。この日にルーキー完封1番乗りを果たしたヤクルト中沢とはトヨタ自動車時代の同期生でもある。「ブルペンから緊張していた。ストライク先行を意識した。(中沢は)いい刺激になってここまできている。ライバルとしていいピッチングをしたい」と頼もしかった。

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大嶺、荒れ球の持ち味消え「真ん中」痛打[スポニチ]

制球が良くても甘い球は打たれる。荒れ球で打者に的を絞らせないのが持ち味でもあるロッテ・大嶺が、この試合はストライク先行のまとまった投球。だが、低めのボール球を投げるべき勝負どころで、ストライクゾーンに投げて痛打された。

「直球も変化球も高かった。2度あった2ストライク(2回の山崎、6回の小久保)でも真ん中にいって打たれたのは反省しないと」。初回、本多に1ストライクからの2球目を三塁打され、3回は2ストライク2ボールから小久保に真ん中直球を被弾。6回はこの試合唯一の四球後、さらに制球が甘くなって4連続長短打された。6回5失点で今季初黒星。わずか78球での降板は6四球を与え155球で1失点完投した前回14日の日本ハム戦(札幌ドーム)と比較しても無駄球が少なかったことを物語るが、それと同時に21歳右腕の持ち味も消してしまった。

雨で冷え込みが厳しく守備の時間を短くしたい状況。西本投手兼バッテリーチーフコーチが「勝負を急いで、体が突っ込んでいた」と指摘したように、大嶺に新たな課題が見えたソフトバンク戦7試合目の初黒星だった。

井口
「来週も対戦するし、もう少し早い回に打てれば良かった。ホームランはあまり欲しいと思わないし、今日たまたま出ただけです。」(8回に1号3ランも及ばず)

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大嶺、制球甘く初黒星「全部高かった」…ロッテ[報知]

ロッテの大嶺は6回5失点で今季初黒星を喫した。ブルペンでは今季1番調子が良かったと言うが、制球が甘く「全部高かった。低めに投げられなかった」とうな垂れた。

ソフトバンク戦は通算6試合で4勝無敗と得意にしていたが、この日は1回に早々と先制を許すと、0−2の6回には先頭への四球をきっかけに3失点。右腕は「体が突っ込んだり、開いたりした。次は修正します」と反省していた。

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ロッテ、杉内崩せず「もうちょっと早い段階で」[サンスポ]

好調なロッテ打線は杉内を崩せなかった。8回に1号3ランを放った井口も「制球が良かったし、狙い球を絞れなかった。もうちょっと早い段階で打てればよかった」と笑顔はなかった。

直球に差し込まれ、変化球にタイミングが合わない。7回まで毎回の13三振を喫した。西村監督は「8回の3点は次につながる」と気持ちを切り替えていた。

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井口3ランも反撃及ばず[ニッカン]

投打がかみ合わなかったロッテが追撃も及ばず惜敗した。先発の大嶺祐太(21)が6回5失点と序盤から苦しい展開に。打線も7回まで杉内を攻略出来ず無得点。8回に井口の3ランで2点差まで詰め寄ったが反撃が遅かった。それでも西村監督は「8回の3点は明日につながる」と前向きに話した。

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ロッテ、杉内崩せず「もうちょっと早い段階で」[サンスポ]

好調なロッテ打線は杉内を崩せなかった。8回に1号3ランを放った井口も「制球が良かったし、狙い球を絞れなかった。もうちょっと早い段階で打てればよかった」と笑顔はなかった。

直球に差し込まれ、変化球にタイミングが合わない。7回まで毎回の13三振を喫した。西村監督は「8回の3点は次につながる」と気持ちを切り替えていた。

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ロッテ、鷹・杉内の前に13K…大嶺6回KO[サンスポ]

ロッテ打線はソフトバンク先発の杉内の前に13三振を喫し完敗。先発した大嶺は6回表に集中打を浴びるなど、6回5失点でKOされた。

寒さと雨が、大嶺の調子を狂わせた。「低めにしっかり投げられればいい。スライド登板はファームでもやっているし、特に問題はない」。

先発予定だった22日の楽天戦(Kスタ宮城)が雨で中止。スライド登板で臨んだマウンドだったが、息が白くなるほどの寒さ。調子が上がる前に、立ち上がりからつかまった。

1回、本多に右中間への三塁打を浴び、続くオーティズに左翼線への適時二塁打であっさりと先制点を献上。3回には高めに浮いた直球を小久保に左中間席ヘ運ばれた。

4月7日のソフトバンク戦(ヤフードーム)は、9回4安打無失点と好投。今季初完封勝利を挙げた。

プロ入り後初完封勝利を挙げたのもソフトバンク戦。これまで6試合で対戦し、4勝負けなしと相性は抜群だったが、この日は6回10安打5失点で降板した。

打線も杉内の前に屈した。8回裏に井口が3ランを放ったが、三振を13個喫し、大嶺を援護することができなかった。

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根本俊一内野手が1軍昇格[ニッカン]

ロッテ根元俊一内野手(26)が1軍へ合流した。22日に左中臀部痛のため2軍調整となった小野に代わって登録された。今季公式戦初の1軍に「(調子は)まあまあです。頑張ります」と、寒さにも負けず張り切っていた。

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